【コロナ禍】パイロットから転職できる?|目的別おすすめ転職エージェント11選

パイロット 転職

「パイロットからの転職って本当にできるの?」
「スキルがないけど大丈夫かな」

などとパイロットからの転職を考えていませんか。

結論、【パイロットから他業界への転職は可能】です。

ただし、転職を成功させるためには自身に合った転職エージェントを見つけ、サポートを受ける必要があります。

そこで当記事では、転職コンサルタントの私が、パイロットからの転職を検討する上で重要なポイントをご紹介します。

※以下目次

  1. 【目的別】パイロットからの転職を目指す方におすすめの転職エージェント
  2. パイロットから転職する【メリット・デメリット】
  3. パイロットから転職するための3Step
  4. パイロットから転職をするなら転職エージェントを活用すべし
  5. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
  6. 【図解】転職エージェント利用の流れ
  7. パイロット転職によくある【Q&A】

全て読めば、パイロットからの転職方法と、あなたが本当に使うべき転職エージェント・サイトがわかり、転職を成功させることができるでしょう。

1.【目的別】パイロットからの転職を目指す方におすすめの転職エージェント

ここでは、パイロットからの転職におすすめの転職エージェントを目的別で以下のように紹介させていただきます。

それぞれ詳しく紹介していきます。

1-1.すべての方におすすめ

ここでは、すべてのパイロットからの転職をしたい方におすすめの転職エージェント3社を紹介します。

エージェント名求人数提案力サポート体制
マイナビエージェント
17,190

4.1

4.3
doda
60,055

3.9

4.0
リクルートエージェント
97,140

3.6

3.5

※求人数は2021年12月現在のものです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

マイナビエージェント|20代、30代の案件が豊富

マイナビエージェント』は、提案力に定評のある大手エージェントです。

20代~30代向けの案件が豊富で、それぞれの業界知識や、面接対策、履歴書の添削など、つまづきがちなポイントについて個別にアドバイスをくれるので、転職を考え始めた段階で必ず登録しておきたいエージェントです。

案件についても未経験OKのものからミドルクラスの案件まで豊富にありますから、紹介を断られることは少ないとの評判があります。

また、IT・Webエンジニアに強い『マイナビIT AGENT』もあるので、エンジニアへの転職を考える方はそちらに登録してみてください。

マイナビエージェント公式サイト:
https://mynavi-agent.jp

doda|国内最大級の転職エージェント

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

リクルートエージェント|求人数豊富。地方にも強い

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

1-2.大手企業を目指す方

ここでは、大手企業を目指す方におすすめの転職エージェントを2社ご紹介します。

ここでは、すべてのパイロットからの転職をしたい方におすすめの転職エージェント3社を紹介します。

エージェント名求人数提案力サポート体制
doda
60,055

3.9

4.0
マイナビエージェント
17,190

4.1

4.3
リクルートエージェント
97,140

3.6

3.5

※求人数は2021年12月現在のものです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

doda|国内最大級の転職エージェント

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

マイナビエージェント|20代、30代の案件が豊富

マイナビエージェント

マイナビエージェント』は、提案力に定評のある大手エージェントです。

20代~30代向けの案件が豊富で、それぞれの業界知識や、面接対策、履歴書の添削など、つまづきがちなポイントについて個別にアドバイスをくれるので、転職を考え始めた段階で必ず登録しておきたいエージェントです。

案件についても未経験OKのものからミドルクラスの案件まで豊富にありますから、紹介を断られることは少ないとの評判があります。

また、IT・Webエンジニアに強い『マイナビIT AGENT』もあるので、エンジニアへの転職を考える方はそちらに登録してみてください。

マイナビエージェント公式サイト:
https://mynavi-agent.jp

リクルートエージェント|求人数豊富。地方にも強い

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

1-3.高年収を目指す方

ここでは、高年収を目指す方におすすめの転職エージェントを4社ご紹介します。

エージェント名求人数提案力サポート体制
リクルートダイレクトスカウト
58,060

4.0

3.9
ランスタッド
6,638

3.9

3.7
ビズリーチ
43,240

3.7

3.7
JAC
4,330

3.7

3.5

※求人数は2021年12月現在のものです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

リクルートダイレクトスカウト|リクルート運営のヘッドハンティング型転職サービス

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けの転職支援サービスです。

経験が豊富な人ほどレベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)から声がかかり、高年収を実現できたとの声も多いです。

まずはレジュメを登録して、好条件のスカウトを期待して待つのも良いでしょう。

リクルートダイレクトスカウト公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp

ランスタッド|日本最大級の外資系エージェント

ランスタッド

ランスタッド』は、オランダに本社を置き、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。

保有求人全体の約半数が「年収800万円以上」の求人で、中には年収2000万円以上のハイクラスな求人も見つけることができます。S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。

またランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も多く、特にグローバル企業や外資系企業のハイクラスポジションの仕事を見つけられます。

公式サイト:
https://randstad.co.jp

※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらを利用してみてください。

ビズリーチ | CMで話題のヘッドハンティング型サイト

ビズリーチ

ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

約1,700名のヘッドハンターが登録しており、数では約600名のリクルートダイレクトスカウトを圧倒しており、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位となっています。

最近では年収500万円前後のミドル層への求人も豊富で、高年収を目指す全ての人におすすめできる転職サイトです。

ビズリーチ公式サイト:
https://bizreach.jp/

JACリクルートメント|ハイクラス転職実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、ハイキャリア案件に強いという特色があり、基本的にキャリアに自信のある人向けのサービスです。

実際、取り扱っている求人も、高年収・ハイキャリア向けのものが多いので、自分のさらなるレベルアップを目指そうという人に最適です。

キャリアを積んでいないと相手にされないものの、担当コンサルタントの提案力はずば抜けて高く、登録者からの評判は非常に良いです。

何か秀でたスキルを持っていたり、誰にも負けない成約件数を達成した方は、力試しのつもりで登録してみると良いでしょう。

JACリクルートメント公式サイト:
https://www.jac-recruitment.jp/

1-4.IT/Webベンチャーへを目指す方

ここでは、IT/Webベンチャーへの転職を目指す方におすすめの転職エージェント3社を紹介します。

エージェント名求人数提案力サポート体制
マイナビIT AGENT
6,071

4.2

4.0
レバテックキャリア
10,034

3.9

3.9
ワークポート
8,829

3.7

4.2

※求人数は2021年12月現在のものです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

マイナビIT AGENT|豊富な求人とサポートが好評

 

マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENT』は、提案力に定評のある大手エージェントです。

元ITコンサルタントのエージェントが多く在籍し、ITコンサルタント転職に必要な基礎知識や、面接対策、履歴書の添削など、つまづきがちなポイントについて個別にアドバイスをくれますので、初期の段階で必ず登録しておきたいエージェントです。

案件についてもIT・Web系のベンチャー企業から手堅い大手企業まで豊富にあるため、幅広い選択肢の中で転職活動を進めることができます。

IT・Webベンチャーへの転職を考える方は、ぜひ登録してみてください。

マイナビIT AGENT公式サイト:
https://mynavi-agent.jp

レバテックキャリア|エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェント

レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントです。

IT・WEB業界を専門に転職支援を行っているため、担当者は業界情報に詳しく、技術や専門用語、希望の職場環境などを伝えるのも苦労しません。

また、年間7,000回以上の現場ヒアリングを実施しているため求人にはないリアルな情報から希望に合う求人を提案してもらえます。

「WEBエンジニア・クリエイター」の転職にはレバテックキャリアがおすすめです!

ワークポート|第二新卒や未経験から転職を目指すなら

ワークポートTOP

ワークポート』は、IT・WEB業界を始めとした各業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントです。

IT・WEB業界が今ほど大きくない頃から、IT分野での転職サポートを行ってきた実績があり、その分企業との信頼関係を築いています。

求人数や取引企業数、転職サポート実績はトップクラスで、ワークポート経由でしか応募できない企業も少なくありません。

また、コンシェルジュ(転職サポートの担当者)の専門性が高く、業界・職種の知識を熟知した担当者がつく仕組みとなっています。

利用者からは「コンシェルジュの対応が非常に丁寧で、履歴書対策から面接対策まで徹底的につきあってくれた」との声が寄せられています。

未経験・第二新卒向けの求人を多く扱っている特徴もあるので、新たな業界に挑戦したいという方におすすめです。

1-5.とにかく多くの求人を見たい方

ここでは、多くの求人を見たい方におすすめの転職エージェント4社を紹介します。

エージェント名求人数提案力サポート体制
リクルートエージェント
97,140

3.6

3.5
doda
60,055

3.9

4.0
パソナキャリア
27,300

3.9

3.9
マイナビエージェン
17,140

4.1

4.3

※求人数は2021年12月現在のものです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

リクルートエージェント|求人数豊富。地方にも強い

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

doda|国内最大級の転職エージェント

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

パソナキャリア | サポート充実で満足度No.1

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

マイナビエージェント|20代、30代の案件が豊富

マイナビエージェント

マイナビエージェント』は、提案力に定評のある大手エージェントです。

20代~30代向けの案件が豊富で、それぞれの業界知識や、面接対策、履歴書の添削など、つまづきがちなポイントについて個別にアドバイスをくれるので、転職を考え始めた段階で必ず登録しておきたいエージェントです。

案件についても未経験OKのものからミドルクラスの案件まで豊富にありますから、紹介を断られることは少ないとの評判があります。

また、IT・Webエンジニアに強い『マイナビIT AGENT』もあるので、エンジニアへの転職を考える方はそちらに登録してみてください。

マイナビエージェント公式サイト:
https://mynavi-agent.jp

2.パイロットから転職する【メリット・デメリット】

この章ではパイロットから転職するメリット・デメリットを解説していきます。

それぞれ詳しく紹介していきます。

2-1.パイロットから転職する2つのメリット

パイロットから他の業界へ転職するメリットは以下の2つです。

詳しく紹介していきます。

自分のやりたかった仕事ができる

パイロットからの転職に限らず、転職をすることで自分のやりたい仕事ができるようになります。

実際、「年収が高いからパイロットを選んだ」「パイロットになってからやりたいことが見つかった」という方がいます。

周りとの温度差がきつかった

口コミ・評判

N Uさん
パイロットの仕事は楽しかったし、同期や人にも恵まれました。
ただ、周りとの温度差はどうしても拭いきれなかったんです
飛行機のことを勉強するよりもビジネスを学ぶほうが楽しかったんです。

このようにパイロットの仕事に対して、「やりがいのなさ」「周りとの温度差」を感じる人は、一度転職を検討してみることがおすすめです。

ストレスやプレッシャーから解放される

転職することで、日ごろのパイロットの業務をする上で感じるストレスやプレッシャーから解放されるでしょう。

パイロットは人の命を預かる仕事であるため、他の業界の仕事に比べ、精神的な負荷がかかりやすいです。

うつ病になるくらい過酷な仕事

口コミ・評判

匿名
教官に パイロットほど苦しくて楽しい仕事はない って、いただきましたけどまだ楽しいと思えません。
教官に怒られるからとかではなく 自分の求めているレベルにいないとショックだし、それはストレスです。

出典:Twitter

上記の口コミの通り、パイロットとして完全に活躍できるようになる前に、うつ病や精神的に参ってしまい辞めてしまう人が多いようです。

ただ転職する際の注意点として、パイロットよりもストレスが溜まりやすい職種があるため、転職する企業は慎重に選びましょう。

2-2.パイロットから転職する2つのデメリット

パイロットから他の業界へ転職するデメリットは以下の2つです。

詳しく紹介していきます。

アピールできるスキルが少なく、転職が難しい

アピールできるスキルが少ないために、他の業界への転職が難しいです。

実際パイロットのスキルは、飛行機の操縦に特化しすぎていて他の仕事に生かすことができません。

また中途採用では、即戦力であることが求められるため、「スキルなし」「未経験」だと厳しいです。

大手は軒並み門前払いだった

口コミ・評判

匿名
転職活動をしている時、どこに行っても「空を飛べるのはすごいし面白い。でも、何ができるの?」と聞かれました。
大手にエントリーシートを出しても軒並み門前払いでした。

そのため、パイロットからの転職を考える際は、何かアピールできるスキルを身に付けておくことが肝要です。

高確率で年収が下がる

パイロットからの転職をすると、高確率で年収が下がります。

以下に「年収ラボ」の平均年収のデータをグラフにまとめました。

年収ラボ 平均年収

上記のグラフ見れば分かる通り、パイロットの平均年収が1,500万円であるのに対して、日本の平均年収は450万円と約3倍の差があります。

そのため、パイロットから他の業界へ転職すると年収が下がってしまうことは、覚悟しておきましょう。

3. パイロットから転職するための3Step

パイロット 転職

業界に転職するには、以下3Stepを踏む必要があります。

それでは、順にご説明します。

Step1. 転職目的となりたい姿を明確にする

まず、転職目的となりたい姿を明確にしましょう。

「将来どうありたいのか、これからなにがしたいのか」と「その企業、職種でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、転職後に活躍することは難しいです。

内定獲得のためだけでなく、転職後の伸び代にも直結しますので、転職の必然性に関しては、明確に言語化しておくようにしましょう。

《具体策》

自己分析、キャリアの振り返りを行い、以下ポイントを具体化しておきましょう。

  • 転職の目的・理由(なぜ転職したいのか)
  • 転職後の将来像(仮に転職に成功したとして、5年後、10年後にどんな自分になっていたいか)
  • 転職の必要性(今の会社では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか)
  • 転職に求める条件(仕事内容・社風・年収など)

なお、自己分析の方法に関しては「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」コラム内でシート付きにてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Step2. 企業・職種に求められる能力を理解する

自身に明確な軸が定まった後、企業・職種に求められる能力を理解しましょう。

いくら自分の状況を客観的に整理できたからといって、企業・職種に求められる能力を理解していなければ、面接官に自身の活躍イメージを伝えることができません。

そのため、ここが疎かになると、企業側から「活躍するイメージがわかない」と判断されて、お見送りになることも多いです。

転職活動は「相互理解」が肝となりますので、企業側の視点に立って分析も行うようにしてください。

《具体策》

業界に詳しい人から直接話を聞くことをおすすめします。

もし、周囲に業界に詳しい人がいない場合は、「転職エージェント」からも話を聞くことができますので、活用しましょう。

なお、話を聞く際には、自身が業界で働いている姿が具体的にイメージができるように、業務内容や求められる仕事の質についてきめ細かく質問できるよう、質問項目の洗い出しを行いましょう。

質問項目の洗い出しに関しては、以下の逆質問例が使えますので、参考にしてみてください。

Step3. 徹底的な選考対策を行い、内定を獲得する

求められる能力理解を行った後、徹底的な選考対策を行って内定獲得を目指します。

転職活動では「自分が企業で活躍する人材である」と相手に納得してもらうことが必要です。

相手に納得してもらうためにも、これまで積み上げてきたご自身のスキル・経験をもとに、入社後「どんなことができるのか」「企業にどう貢献できるのか」を筋道を立てて説明することが求められます。

《具体策》

書類対策と面接対策の2つが必要です。

一般的に、書類選考の通過率は25〜30%、面接通過率は30〜40%と言われていますが、事前準備をしなければ通過率が0%…もない話ではありません。

せっかく可能性があるのに、選考対策を怠ったことでお見送りにならないよう、事前準備は徹底的に行いましょう。

書類、面接それぞれの対策は、以下の記事にて詳しくまとめていますのでご確認ください。

4. パイロットから転職をするなら転職エージェントを活用すべし

パイロット 転職

ここまで業界に転職するための方法を述べてきましたが、まずは一人で悩まずに転職エージェントを活用することをおすすめします。

その理由は以下3つです。

順にご説明します。

理由1. 最適なキャリア提案をしてくれる

全ての職種には踏むべきステップがありますが、転職エージェントは求職者一人ひとりの要望に合わせたキャリア提案を行ってくれます。

自身の希望条件と、会社の要望を踏まえて「転職のプロ」の視点でアドバイスが無料でもらえるのですから、活用しない手はありません。

この点だけでも、転職エージェントを活用する価値は大いにあると言えるでしょう。

理由2. 独自の非公開求人をもらえる

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていないの「非公開求人」を大量に保有しており、登録者に紹介しています。

なお、非公開求人は登録者にしか出回りません。

登録しないことで自身の可能性を狭めないためにも、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。

給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

理由3. 目指す業界・職種に特化した対策が可能

多くの転職エージェントでは「業界別」「職種別」の対策に力を入れており、その対策によって内定を獲得できた方も数多くいます。

このような対策が行える理由は、転職エージェントが企業選考を熟知して突破するノウハウを多く保有していることにあります。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを保有しており、選考前に教えてくれるのです。

これらのメリットがあるので、転職を考えるすべての方にとって転職エージェントをおすすめしています。

5転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

6【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

7.パイロット転職によくある【Q&A】

ここで、パイロットの転職でよくある質問に対して回答していきます。

  1. 海上保安庁パイロットから民間のパイロットへの転職はできますか?
  2. 海上・航空自衛隊から民間のパイロットへの転職はできますか?
  3. パイロットに就職・転職する方法はありますか?
  4. 未経験からのパイロット転職はできますか?
  5. パイロットの平均年収はどれくらいですか?
  6. パイロットへの転職に必要な資格はありますか?

それぞれ詳しく紹介していきます。

Q1.海上保安庁パイロットから民間のパイロットへの転職はできますか?

海上保安庁からの民間のパイロットへの転職はできません

なぜなら、海上保安庁では民間の資格である事業用操縦士のライセンスが取得できないからです。

そのため、海上保安庁から民間パイロットへの転職を目指す場合は、まずは資格取得をすることから目指しましょう。

Q2.海上・航空自衛隊から民間のパイロットへの転職はできますか?

海上・航空自衛隊からの民間のパイロットへの転職はできます。

事業用操縦士、定期運送用操縦士のパイロットに必要な資格を持っていて、採用条件を満たしていれば転職可能です。

ただ、自衛隊から民間のパイロットに転職することについて、政府が自衛隊の数を減らさないために、今後規制が厳しくする可能性があることは覚えておきましょう。

Q3.パイロットに就職・転職する方法はありますか?

パイロットに就職・転職する方法は以下の2つです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

航空会社の自社養成パイロットに応募する

パイロットに就職・転職する方法として、航空会社の自社養成パイロットに応募する方法があります。

以下に航空会社の自社養成パイロットの情報をまとめました。

会社名採用条件
JAL
  • 2017年4月〜2020年11月までに4年制大学または大学院を卒業
  • 2020年11月〜2021年3月までに4年制大学または大学院を卒業見込み
  • 各眼の矯正視力1.0以上
ANA
  • 2020年11月から2021年3月までに4年制大学または大学院卒業見込み
  • 2017年4月から2020年11月までに4年制大学または大学院卒業
  • 各眼の矯正視力が0.7以上
  • エントリー時に就業していないこと

※令和2年(2020年)のパイロット採用条件です。

年度によって異なりますが、会社によっては就労経験があっても応募可能で、幅広くチャンスを提供していると言えます。

ただし採用条件の基準に満たない方は、海外のフライトスクールに通ってライセンス取得を目指すのがおすすめです。

転職エージェントを利用する

パイロットに就職・転職するなら、転職エージェントを利用する方法がおすすめです。

以下にパイロットの就職・転職におすすめの転職エージェントを紹介していきます。

GP パイロット専門エージェント|パイロットに特化した転職エージェント

GP パイロット専門エージェント

GP パイロット専門エージェント』は、パイロットへの就職・転職を目指すなら登録しておきたい転職エージェントです。

パイロット業界の内部事情に精通した担当者が、転職すべきかの相談から具体的な転職戦略までを一緒に考えてくれると好評です。

非常におすすめの転職エージェントとなっていますので、ぜひ登録してみてください。

GP パイロット専門エージェント公式サイト:
https://gloptn.com/pl/

Q4.未経験からのパイロット転職はできますか?

結論、未経験からのパイロット転職は可能ですが「30歳以上の方は厳しい」と考えるべきです。

なぜなら、未経験からだと航空大学校やパイロット養成コースのある4年制大学に通う必要があるからです。

一般的に、日本のパイロット養成学校に入れるのは25歳までとなります。

しかし、海外でのパイロット転職を目指す際は日本ほど年齢制限が厳しくなく、40歳を超えてから仕事に就く方もいます。

未経験からパイロットになる方法は以下の3つです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

航空大学校に入学し、ライセンスの受講資格を得る

一つ目の方法として、航空大学校に入学してライセンスの受講資格を得て、パイロットになる方法があります。

航空大学校は、宮崎、仙台、帯広にあり、どれも試験に合格しなければ、入学することができません。

令和3年度航空大学校学生募集【概要】」によると、行われる試験の概要は以下の通りです。

  • 第一次試験|総合的な英語力
  • 第二次試験|身体的に適性
  • 第三次試験|面接と飛行操縦適性

また航空大学校に通うとなると、最低でも100万円以上かかることを知っておきましょう。

パイロット養成コースのある4年制大学に入学し、ライセンスの受講資格を得る

二つ目の方法としては、パイロット養成コースのある4年制大学に入学してライセンスの受講資格を得て、パイロットになる方法です。

学校名費用(納入金)偏差値所在地
桜美林大学285万4,000円48~50〒194-0294 東京都町田市常盤町3758
崇城大学246万円52.5〒860-0082 熊本市西区池田4-22-1
東海大学196万4,200円47.5〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
法政大学221万円56~58〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
帝京大学356万2,660円40〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1

上記の他にも養成コースのある大学はあるので、偏差値や学費を見て、自身に合ったものを選ぶようにしましょう。

海外のフライトスクールに通い、免許を取得する

三つ目の方法として、アメリカやカナダにあるフライトスクールに通って、ライセンスを取得する方法があります。

以下にバンクーバーへのパイロット留学の例についてまとめました。

期間
  • 3~5ヶ月
    (自家用操縦士)
  • 6ヶ月
    (事業用操縦士)
料金
  • 約130~150万円
    (自家用操縦士)
  • 約170~180万円
    (事業用操縦士)
年齢18歳以上

上記のバンクーバーの例から見ると、航空大学校よりも4分の1ほどの期間でライセンス取得を目指すことができます。

また年齢制限に関して、特に記載は無かったので、25歳以上の方は海外のフライトスクールに通うことを検討してみましょう。

Q5.パイロットの平均年収はどれくらいですか?

年収ラボ」のパイロット平均年収データによると、航空機操縦士(パイロット)の平均年収は1,530万円となっています。

ただパイロットといっても、企業や、どのような役職や年齢かによって平均年収は異なります。

下記の表に「年収ラボ」の企業ごとのパイロット平均年収データをまとめました。

会社名平均年収
ANA1,900万円
JAL1,600万円
スカイマーク750万円

大手航空会社であるANA,JALのパイロットの平均年収はともに1,600~1,900万円で、スカイマークは750万円です。

パイロットの平均年収は1,530万円ですが、国内のパイロットで高収入を目指すのであれば、ANAかJALといった大手航空会社への就職がカギになるでしょう。

Q6.パイロットへの転職に必要な資格はありますか?

結論として、「国土交通省のパイロットになるには」によるとパイロット転職に必要な資格は以下の3種類です。

  • 自家用操縦士
    …報酬を受けないで、無償の運航を行う航空機の操縦を行うこと
  • 事業用操縦士
    …報酬を受けて、無償の運航を行う航空機の操縦を行うこと。
  • 定期運送用操縦士
    …機長として、航空運送事業の用に供する航空機であって、操縦のために二人を要するものの操縦を行うこと。

路線を定めて定期に運航している日本航空、全日本空輸等の定期便の機長となるには、操縦士の中で最上位の定期運送用操縦士の資格が必要となります。

以下に上記3種類の資格を取るための条件をまとめました。

資格年齢総飛行時間
自家用操縦士17才以上40時間以上
事業用操縦士18才以上200時間以上
定期運送用操縦士21才以上1,500時間以上

また国家試験は、学科試験と実地試験からなり、年6回ある学科試験に合格しなければ実地試験は受けられません。

8.さいごに

いかがでしたか?

まずは一人で抱え込まず、初めの一歩を踏み出すことが大切です。

あなたの目的や現状にあわせて、今回ご紹介したおすすめの転職エージェント3社程度からまずは話を聞いてみてください。

♦すべてのパイロットからの転職を目指す方

♦大手企業への転職を目指す方

♦高年収を目指す方

♦IT/Webベンチャーへの転職を目指す方

♦とにかく多くの求人を見たい方

あなたの人生がより明るいものになることを心から祈っています。