- 「ファルマスタッフの派遣は登録すべき?」
- 「利用者の評判を知りたい」
と、気になっていませんか。
ファルマスタッフの派遣は、頼れるアドバイザーに支援をしてもらえる派遣薬剤師に特化した魅力的なサービスです。
ただ、利用者が多い分さまざまな口コミ評価があるため、メリットとデメリットを知った上で活用することで、転職をグッと有利に進めることができます。
そこでこの記事では、転職のプロとして薬剤師転職をサポートしてきた私が、ファルマスタッフの派遣について詳しく解説します。
- ファルマスタッフ派遣の特徴
- ファルマスタッフ派遣の福利厚生と教育制度
- ファルマスタッフ派遣のメリット・デメリット
- ファルマスタッフ派遣がおすすめな人
- ファルマスタッフと併用すべき薬剤師向け派遣会社4選
- 派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
- 派遣会社利用の流れ
この記事を読めば、ファルマスタッフ派遣がどんなサービスなのか、活用すべきかどうかが分かります。
目次
1.ファルマスタッフ派遣の特徴
『ファルマスタッフ』は株式会社メディカルリソースが提供する、薬剤師転職支援サービスです。
運営母体が日本調剤グループ企業である安心感や、サービス開始から20年という実績から、『薬剤師に選ばれる転職サイトNo.1 』(参考:日本マーケティングリサーチ機構)に選ばれるほど、評判の良い転職サイトです。
ファルマスタッフは、派遣転職支援にも強みがあり、2,100件以上の派遣求人を保有しています。(2021年8月)
また、福利厚生や教育制度が非常に充実していることから、派遣初心者・転職初心者の薬剤師さんでも安心して利用できるサービスとなっています。
ファルマスタッフ公式サイト:
https://38-8931.com
2.ファルマスタッフ派遣の福利厚生と教育制度
ファルマスタッフは福利厚生と教育・研修制度が充実しているのが特徴です。
本章ではそれぞれについて更に詳しく解説していきます。
2-1.充実した福利厚生
ファルマスタッフは、運営母体である株式会社メディカルリソースに属することで、充実した福利厚生を受けることができます。
ファルマスタッフの派遣薬剤師として就業すると「東京薬業健康保険組合」に加入することになります。
東京薬業健康保険組合では以下の内容の福利厚生を受けることができます。
- 雇用保険
- 社会保険
- 労災保険
- 薬剤師賠償保険
- 産休・育休
- 有給休暇
- 交通費支給
- 健康診断
- 提携施設・保養所の利用
- 教育研修
東京薬業健康保険組合 ホームページ:
http://www.toyaku-kenpo.or.jp/
2-2.豊富な教育制度
ファルマスタッフでは福利厚生と同じく、教育制度も充実しています。
日本調剤監修の教材を使って以下のような研修や支援を受けることができます。
研修・支援 | 内容 |
入職時導入研修 | 入職前に患者接遇を学習 |
スキルアップ講座 | 最新の症例や薬剤情報を給与明細に同封 |
キャリア支援研修 | 薬品、疾患をベースに実務から法律や保険制度まで様々なジャンルをe-Learningで学習 |
ファルマスタッフDI室 | くすりに関する疑問を専任の担当者が回答してくれる |
ファーマシーセミナー | 認定薬剤師の単位取得対象である勉強会の参加費補助 |
スキルアップしたい薬剤師だけでなく、ブランクがある方も安心して働くことができます。
3.ファルマスタッフ派遣のメリット・デメリット
ファルマスタッフ派遣のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
まずはメリットから紹介します。
3-1.ファルマスタッフ派遣のメリット
ファルマスタッフには以下の3つのメリットがあります。
ひとつずつ解説していきます。
(1).全国12拠点を展開し、ニーズに合った転職が可能
ファルマスタッフは全国に12ヶ所もの拠点が存在し、各地域の拠点に在籍するコンサルタントが徹底的に情報収集を行っています。
実際にその地域の薬局や病院といった派遣就業先に訪問し、職場の雰囲気や忙しさ、人間関係などをリサーチしているため、薬剤師一人ひとりのニーズに合った転職が可能なのです。
また、地域に根差した訪問を行っていることで、転職希望の薬剤師だけでなくその地域の就業先にも信頼を得ています。
(2).高収入の求人情報が豊富
ファルマスタッフでは、1.300件以上の派遣求人を保有しており、高時給の求人が見つけやすいというメリットがあります。(求人数は2023年10月時点)
実際、時給3,000円を超える求人も多く、中には時給4,000円にも達するような高時給派遣求人も掲載されていました。
そして、ファルマスタッフを運営する株式会社メディカルリソースが日本調剤のグループ会社ということもあり、調剤薬局の求人が多いのも魅力の一つです。
また、高収入なだけでなく、スキルアップ・キャリアアップが可能な求人も多く掲載されており、自分自身が成長できる環境を見つけることができます。
非公開求人や限定求人などの取り扱いも多いため、担当コンサルタントに対して、希望条件などをしっかりと伝えておくことで、自分に合った職場に出会えるでしょう。
(3).コンサルタントの手厚いサポート
ファルマスタッフはコンサルタントのサポートが手厚く丁寧という口コミが多く、様々な転職サポート制度があります。
詳しく見ていきましょう。
対面キャリア相談
電話やメールの対応だけの派遣会社も多いですが、ファルマスタッフでは全国12カ所の事業所での面談が可能です。
コンサルタントは求人紹介だけでなく、派遣転職するべきか否かという悩みや、キャリアプランの整理まで一緒に考えてくれます。
実際に対面で話すことで、担当コンサルタントとの信頼関係を築き、希望の条件に合った求人に出会える可能性が高まるでしょう。
出典:アンケート
出典:アンケート
面接同行サービス
ファルマスタッフには『面接同行サービス』というサービスも存在します。
面接に担当コンサルタントが同席してくれることで、緊張や不安に襲われることなくリラックスした状態で面接を受けられます。
そのため、転職初心者の薬剤師でも安心して転職活動を進めることができます。
面接場面ももちろんだが、受付や働く職場を一緒に紹介頂き、「ここの職場はあまり良くないかも」といったアドバイスがもらえたのが本当によかったと思う。
出典:アンケート
3-2.ファルマスタッフ派遣のデメリット
メリットがある一方で、ファルマスタッフには以下のようなデメリットも存在します。
早速、見ていきましょう。
(1).担当コンサルタントの質にばらつきがある
担当となったコンサルタントの対応の質にばらつきがあり、転職が順調に進まない場合があります。
担当コンサルタントから「面談時にも同じ質問を受けた」「話はしっかり聞いてくれるが、希望とは違った内容の求人を紹介された」などという口コミが見受けられました。
が、電話を何度か頂いた時に、他の転職者と混乱してしまったのか、前に話した事が全然伝わっていないと感じた時がありました。それをきっかけに、転職は他の転職コンサルタントに相談する事にしました。。
出典:アンケート
ただ、コンサルタントの質のばらつきは、他の転職サイトでも見られます。
不安な点がある場合は別のコンサルタントに変更してもらうなどの対応を取りましょう。
(2).就業までに時間がかかりやすい
ファルマスタッフは丁寧な対応が故に、就業するまでに時間がかかってしまうケースがあります。
担当コンサルタントと基本的に対面で面談を行うため、他の派遣会社と比べて就業するまでに時間を要します。
この対面キャリア相談はファルマスタッフの魅力の一つですが、日程調節などに時間がかかり、想定していた転職時期からずれてしまう可能性もあります。
そのため、スピード感を持って転職を進めたい方にはおすすめできません。
希望者にはWeb転職説明会も開催
2021年12月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ファルマスタッフ支店での来社面談に加え、電話/メール/Webツール等を利用した面談にも対応しています。
希望する場合は登録後、面談に進む際に担当コンサルタントに相談すると良いでしょう。
4.ファルマスタッフ派遣がおすすめな人
ここまでファルマスタッフの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。
それをふまえ、ファルマスタッフの利用をおすすめする薬剤師は以下の2つの希望がある方です。
本章では上記の特徴について説明していきます。
4-1.高時給で効率よく稼ぎたい
ファルマスタッフは、高時給派遣で効率よく稼ぎたい薬剤師におすすめです。
前述の通り、ファルマスタッフには高収入の求人情報が多数掲載されています。
その中から更に条件を比較できることで、希望に合った職場で今よりも年収・給料を上げることが可能となるのです。
派遣社員として働く場合、業務内容や薬剤師としてのスキル次第で、時給の交渉もできます。
4-2.派遣で働くのがはじめて
ファルマスタッフは手厚いサポートに強みがあるため、派遣で働くのがはじめての方に特におすすめです。
転職希望者一人ひとりに、薬剤師転職に関する知識が豊富なコンサルタントが付くことで、派遣転職から就職後まで、一貫してサポートしてくれます。
出典:アンケート
5.ファルマスタッフと併用すべき薬剤師向け派遣会社4選
これまでにお伝えしてきた通り、ファルマスタッフには様々なメリットがある一方で「担当コンサルタントの質にばらつきがある」「就業まで時間がかかりやすい」といったデメリットもあります。
そのため複数の派遣会社に登録し、転職活動を進められることがおすすめです。
転職サイトを評価する3つの基準
- 派遣求人の質・量
…派遣求人の質や量は十分かどうか - 提案力
…求職者のニーズに合ったベストな提案をしてくれるかどうか - サポート力
…必要な時に必要なサポートを受けられるか
上記の評価基準を元に、薬剤師派遣に強い転職サイトを4つピックアップしました。
転職サイト | 派遣求人の質・量 | 提案力 | サポート力 |
薬キャリエージェント | ◎ 4,003件 |
◎ 4.3 |
◎ 4.1 |
アプロドットコム | ○ 673件 |
○ 3.8 |
◎ 4.1 |
お仕事ラボ | ○ 580件 |
△ 3.4 |
◎ 4.1 |
ファルメイト | ◎ 4,521件 |
○ 3.9 |
△ 3.4 |
※2024年5月7日時点
転職サイトは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします。
どこに登録すればいいかわからない方は 、本記事の『ファルマスタッフ』と、口コミ評判が高く求人の幅が広い『薬キャリエージェント』の2社を試しに面談を受けてみるとスムーズに転職活動が進むでしょう。
面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ありません。
登録自体は3分程度で、費用等は一切かかりません。
5-1. 薬キャリエージェント|スピーディで丁寧な就業サポート
『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)
運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。
また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。
業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。
公式サイト:
https://agent.m3career.com/
5-2. アプロドットコム|派遣求人No.2 独立系 希望求人を紹介
『アプロドットコム』は1998年に設立された薬剤師転職支援サービスです。
独立系の転職サイトとしてスタートしたので調剤薬局などの後ろ盾が無く、「転職希望者のニーズを徹底的に聞いて求人を探す」事をモットーに成長してきました。「XX駅の近くで」と要望があった時は、XX駅周辺の薬局に全てコンタクトを取って求人を探す姿勢が高評価を受けています。
独立系ですので、特定の求人を強くおすすめされる事もありません。今の職場に満足しておらず、フラットに次の働き方を考えている人は、必ず登録しておきましょう。
公式サイト
https://apuro.com/
5-3. お仕事ラボ|全国対応・利用満足度90%以上
お仕事ラボは、薬剤師特化の選任コンサルタントが転職をサポートしてくれる転職サイトです。
派遣やパートなど、具体的な要望が固まってない段階でも、ライフスタイルに即した働き方を提案してもらえるので、気軽な気持ちで相談しにいけることが特徴です。
また、利用者からの評判だと、満足度は90%、定着率も95.6%と高水準なので、ぜひ利用してみることをおすすめします。
公式サイト
https://www.oshigoto-lab.com/
5-4. ファルメイト|高時給派遣に特化
『ファルメイト』は関東・関西圏に絞った派遣求人を行っており、「高時給派遣」に特化している珍しい転職サイトです。
関東エリアでは2,800円以上、関西エリアでは2,700円以上を最低保証しているため、派遣求人数自体は少ないのですが、「高時給で働きたい!」という薬剤師派遣の方には打ってつけと言えるでしょう。
大都市での高時給派遣は数が少ないため、関東・関西エリアの薬剤師はぜひ『ファルメイト』への登録をおすすめします。
ファルメイト公式サイト:
https://www.pharmate.jp/
6.派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 6-1. 派遣会社に複数登録する
- 6-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 6-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
- 6-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
6-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
6-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
6-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
6-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
7.派遣会社利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. 派遣会社に登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. 派遣会社に登録する
派遣会社公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
8.さいごに
ファルマスタッフの派遣について紹介してきましたが、いかがでしたか。
『ファルマスタッフ』は高収入求人数と担当コンサルタントの手厚いサポートが期待できるため、間違いなく使うべき派遣会社であると言えるでしょう。
無料で利用できるため、まずは気軽に利用してみることをおすすめします。
ファルマスタッフ公式サイト:
https://38-8931.com
薬剤師派遣に強く、必ず登録しておくべき転職サイト4選
薬剤師が転職する時の注意点
薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。
「薬剤師転職の落とし穴!失敗談から学ぶ「後悔しない転職」の極意」を見て、後悔しない転職を実現してください。
特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職サイト・エージェントを活用することをおすすめします。
「薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!」を参考にすると良いでしょう。
転職活動は、将来のキャリアや待遇などに悩み、すぐに決められるものではありません。
しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
転職は3回目です。二人目が生まれたタイミングで、正社員として働くのは難しくなりそうだなと思い、派遣薬剤師として登録しました。
前回の転職でもファルマスタッフを使ったので、今回もファルマスタッフに登録する事に。調剤薬局が母体だからか、本当に仕事に詳しくて、キャリアと子供の事に悩んだらいつも相談しています。次正社員として転職する機会があっても、ファルマスタッフにお願いすると思います。