どんな経歴でも完璧!履歴書『退職理由』の正しい書き方

履歴書 退職理由

履歴書作成で退職理由をどのように書くべきか悩んでいませんか?

履歴書は人事担当者が最初に目にする書類なので、『マイナス評価にならないようにはどうすれば良いか』と悩む方はとても多いのです。

多くの場合、退職理由は履歴書の職歴欄に記載しますが、中には『退職理由』という欄が設けられている履歴書もあります。

このページでは転職エージェントとして多くの転職履歴書を添削してきた経験から、人事担当者が見ているポイントをおさえながら、履歴書における退職理由の書き方を職歴欄退職理由欄とでそれぞれ紹介していきます。

  1. 『職歴欄』退職理由の記載方法4パターン
  2. 人事のホンネから探る履歴書『退職理由欄』文章作成のコツ

全て読んでいただけば、どんな経歴でもバッチリな履歴書の退職理由を作成することができるでしょう。

<2019年12月:最新情報>

12月は、転職するには狙い目のタイミングです。

なぜなら、人員増強のための求人が出されやすく、期待の大きいポジションが出やすいためです。

ライバルに越されないよう準備をして、転職活動を有利に進めましょう!

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『doda』『パソナキャリア』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡にしっかりと対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。

1. 『職歴欄』退職理由の記載方法4パターン

先にお話ししたように多くの場合、退職理由は履歴書の職歴欄に記載します。

職歴欄の退職理由の記載方法のパターンは

  1. 「自己都合で退職をした場合」
  2. 「会社都合で退職をした場合」
  3. 「派遣・契約期間満了の場合」
  4. 「経歴に空白期間がある場合」

の4つです。それでは順番にご紹介していきましょう。

1-1. 自己都合で退職した場合の記載方法

平成23 4月 株式会社〇〇 入社
平成26 8月 一身上の都合により退職

自ら志願して退職をした場合は、いかなる理由でも「一身上の都合により退職」と記載しましょう。

介護や怪我で退職を余儀なくされた場合も一身上の都合となるので注意しましょう。女性の場合は出産や育児なども、退職理由は一身上の都合となります。

自己都合でも具体的に理由を書くべき場合とは?

人事担当者にマイナスの印象を与えたくないからといって、自己都合により退職をしたにも関わらず「会社都合により退職」と記載をすることは、経歴詐称となってしまいます。

ただ、職歴が多い方の場合、すべて「一身上の都合」と書かれても、人事担当者はその内容が気になるものです。「これだけ転職を繰り返しているのはなぜ?」と疑問に思われますよね。

なので、退職した中でも「これはやむを得なかった」と思うもの関しては理由を書くと良いでしょう。履歴書で伝えることが出来るので説明する手間を省くことも出来ます。

例:
親の介護のため退職
結婚のため退職
出産のため退職
キャリアアップのため退職

1-2. 会社都合で退職した場合の記載方法

平成23 4月 株式会社〇〇 入社
平成26 8月 会社都合により退職

リストラ・倒産など会社の都合で退職した場合は「会社都合により退職」と記載しましょう。

「会社都合退社」にならないか確認してみる

まずは、下記の4項目に該当するか確認しましょう。これらにどれかに該当すれば「会社都合退職」になります。

  • 会社が「倒産」した場合
  • 会社に「解雇」された場合
  • 会社に「退職勧告」をされた場合
  • 会社で「大量離職」が起こった場合

※大量離職の定義は職場で1ヶ月に30人以上の離職を予定、若くは被保険者の3分の1を超える人員が離職したこと。

ここで「懲戒解雇」や、「退職勧告後、自ら離職を切り出した場合」など例外となることがあります。

上記に加え、あなたが自己都合と思い込んでいても、実は会社都合のケースがあります。

下記の9点が主なケースです。その場合、ハローワークに相談することで、「会社都合の退社」であると認めてもらえることがあります。

①残業が多かった

離職直前の6ヶ月のうち残業が

  • 3ヶ月連続で45時間
  • 1ヶ月で100時間
  • 2~6ヶ月の平均が80時間

を超えていて、行政機関等から指摘があったのに改善されなかった時に当てはまります。

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 「タイムカード」や自身で作成した記録等残業時間がわかるもの
  • 賃金台帳
  • 給与明細など
②給料が減額した

今までの給料を85%未満に減らされた場合該当します。しかし、下記の場合は例外です。

  • 降格による減俸
  • 出来高払いの場合

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 賃金規定
  • 賃金低下の通知書
  • 労働契約書
  • 就業規則など
③給料が払われなかった、若くは遅延した

給料の1/3が支払われなかったことが2か月続いた、若くは退職前直前の6ヶ月で3回あったことが原因で離職した場合、該当します。

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 賃金規定
  • 賃金低下の通知書
  • 労働契約書
  • 就業規則
  • 給与明細
  • 給与振込み用の預金通帳など
④勤務地が遠くなった

事業所の移転により、勤務地と自宅が著しく遠く(往復4時間超え)なり、3ヶ月以内に辞職した場合がこれに当たります。

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 事業所移転の通知
  • 通勤経路の時刻表など
⑤仕事内容が当初の予定と大きく変わった

採用時の契約と仕事内容・勤務地が変わったことがきっかけで退職する場合、該当します。

主に下記の4点です。

  • 採用時結んだ、労働契約上の内容と変更があった場合にて仕事内容と違う仕事をすることとなり、それに伴い給料が下がり、職務転換後すぐにやめた場合
  • 仕事内容が変わったのに、雇用主が十分な教育訓練を行わなかったことによって、新たな職場に適応できず離職した場合
  • 労働契約上、勤務地が特定されていたのに、遠隔地(勤務地と自宅が往復4時間超え)への転勤を命じられたため離職した場合
  • 家族事情(両親の介護等)を抱えるのに、上記のような遠隔地への転勤を命じられた場合

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 採用時の労働契約書
  • 辞令
  • 賃金台帳など

⑥労働契約書が更新されなかった

労働契約書の内容が更新されないために離職した場合も会社都合に該当します。

主に下記の2点の場合適用されます。

  • 労働契約の更新で3年以上引き続き雇用されるのに、労働契約書が更新されないため離職した場合
  • 本来更新されるはずであった労働契約書が更新されないため離職した場合

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 労働契約書
  • 雇用通知書
  • 就業規則
  • 契約更新の通知書
  • タイムカードなど

⑦職場でパワハラ、セクハラがあった

職場でパワハラやセクハラがあったため仕事を続けるのが困難になり退職した場合該当します。

セクハラの場合は事業主や公的機関に訴えていても改善されなかった場合に該当します。

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 労働契約書
  • パワハラを受けた証となるものなど

⑧会社が長期間休業した

会社が会社の責任で3ヶ月以上連続し、休業手当を貰っていた場合該当します。

しかし、休業手当の支給が終了してしまうと基準に当てはまらなくなります。

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 賃金台帳
  • 給与明細など

⑨会社の業務が法令に違反していた

事業所が法令違反の製品を恒常的に製造もしくは販売していて、それを知ってから3か月以内に離職した場合該当します。

ハローワークへの相談に必要なもの

  • 会社が法令違反をした事がわかる資料など

以上9点に当てはまる場合は自己都合ではなく、会社都合での退職と見なされる場合があるのでハローワークで相談してみるのもいいかと思います。

しかし、転職の際に、会社都合の退職であった場合、「何か問題があって解雇されたのではないか」と疑う面接官もいるようです。

今後のキャリアを考えた上でどちらかを選びましょう。

1-3. 派遣・契約期間満了の場合の記載方法

平成23 4月 株式会社〇〇 入社
平成26 8月 契約期間満了のため退職

契約期間の節目で辞めた場合は、「契約期間満了のため退職」と記載します。

契約延長の話を断って退職した場合もこれにあたります。

契約期間満了よりも前に退職した場合は、自ら辞めたことになるので「一身上の都合により退職」と記載しましょう。

1-4. 経歴に空白期間がある場合の記載方法

退職してから半年以上の期間が空いてしまった場合、その間に何をしていたのか気にされます。

長い期間ブランクがあると、「社会人として働けるだろうか」と懸念される場合もあるため、状況に応じて退職理由を記載するようにしましょう。

病気の療養で退職をした場合

平成23 4月 株式会社〇〇 入社
平成26 8月 病気療養のため退職(1月15日現在完治)

資格取得・留学のため退職をした場合

平成23 4月 株式会社〇〇 入社
平成26 8月 一身上の都合により退職
語学習得のためワーキングホリデーにてカナダに1年間留学

フリーランスで活動していた場合

平成23 4月 株式会社〇〇 入社
平成26 8月 一身上の都合により退職。以後フリーランスにて活動

特別な理由がなく、転職活動が長引いてしまったという場合は、無理に理由付けをするのではなく、「一身上の都合」とし、職務経歴書の自己PR欄などでブランク期間中に習得を目指したものなど、ブランク期間を細かく振り返ってみて、アピールにつながる体験を入れておくと良いでしょう。

2. 人事のホンネから探る履歴書『退職理由欄』文章作成のコツ

先にお話ししたように、応募先から指定されたフォーマット、また履歴書によっては、職歴とは別に「退職理由欄」が設けられているものもあります。

その場合、「どこまで正直に書けば良いか」と悩む方は多くいます。一体人事は何を見ているのか気になりますよね。

好印象につなげるためには「人事がどこを見て何を考えているのか」をおさえることも重要です。

ここでは、人事担当者のホンネを参考に、退職理由欄のポイントをご紹介していきましょう。

2-1. 「転職に不利」な経歴 人事のホンネ

多くの人が悩む「転職に不利」であろう経歴の場合、マイナス評価になるのではないかと気になりますよね。

その経歴と「転職には不利」な人事のホンネをご紹介します。

職種人事がチェックするポイント
営業職「成果は何か?苦労話自慢なPRではないか?」「得た学びや学習は何か?成果が出た事で満足していないか?」
管理部門「幅広く経験を積んでいるか?」「専門職に留まらず、組織貢献/後進育成にも携わってきたか?」
技術職「専門スキルだけでなく、社会人スキルをどの程度習得しているか?」「専門職に留まらず、組織貢献/後進育成にも携わってきたか?」
販売職 「接客スキル以外に、どんな強みがあるか?」「個人力だけでなく、チーム力をどう高める事ができるか?」
一般事務職「実務能力だけでなく、組織の一員として活躍できるか?」

決して、上記経歴を持つ人が転職できない訳ではありませんよ。「転職には不利」だと思われる人事のホンネを覆すような書き方をすることがポイントなのです。

2-2. 退職理由は「ポジティブな表現」を意識して

「会社の経営状態が悪化したから」「人間関係がよくなかったから」など、例えそれが事実であったとしてもネガティブな理由はマイナス評価につながってしまいます。

退職理由の文章作成でのポイント

  • 応募先の職場で実現したいことは何か?
  • 応募先の企業で実現できることは何か?
  • 上記に対してどのように取り組んできたか?または、取り組もうとしているか?

以上を整理しながら先述で紹介した「人事のホンネ」を参考に、ポジティブな理由に変換して書くようにしましょう。

例:
「更なるキャリアアップを図るため、転職を決意いたしました。」
「〇〇の仕事に興味を持ち、チャレンジしたいと考え、転職を決意しました。」

退職理由は、転職活動の面接においては必ずと言っていいほど聞かれる質問ではありますが、「履歴書で書くのは避けたい」という場合は、応募先からの指定がない限り、記入欄のないJIS規格の履歴書用紙を選ぶと良いでしょう。

2-3. 書いた内容に自信がない時は?

自分が書いた内容に自信がない場合は、転職エージェントに添削してもらうことをおすすめします。

転職エージェントは、履歴書・職務経歴書の作成(添削)に加えて、以下のサービスを無料でやってくれます。

  • 求人探し
  • 求人の応募手続き
  • 面接の日程調整
  • 配属先の交渉
  • 給与・ポジションの交渉
  • 雇用契約書の確認
  • 入社関連手続き

転職活動で面倒なことは全て自分の代わりにやってくれて、本番面接以外で企業と直接やりとりすることはほぼありません。

しっかりとした内容を書くためにも、以下で紹介する転職エージェントのなかから2~3社ほど登録することをおすすめします。

順にご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

マイナビエージェント

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マイナビエージェント』は、中小企業の案件にも強い大手エージェントです。

それぞれの業界の基礎知識や、面接対策、履歴書の添削など、つまづきがちなポイントについて個別にアドバイスをくれますので、転職を考え始めた段階で必ず登録しておきたいエージェントです。

特に20代~30代向けの案件が多いので、該当の方は必ず登録したい一社です。

また、IT・Webエンジニア特化型の「マイナビエージェント×IT」もありますので、対象の方はそちらに登録してみてください。

マイナビエージェント公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/

マイナビエージェント×IT公式サイト(エンジニア特化型):
https://mynavi-itagent.jp/

パソナキャリア

手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方には特におすすめです。

人材派遣領域で業界最大手の『パソナ』が運営しており、16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実。例えば、年収700万円以上の非公開求人を多く取り扱う『ハイクラス向けサービス』など、幅広い層が満足できる求人がそろっています

そしてなにより、パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、「親身な転職者サポート」を実現しているようで、その結果として「アンケート満足度No.1」という実績を誇っています。

そのため、転職活動をするのであれば、まず登録すべき転職エージェントの一社です。

パソナキャリア公式サイト:
https://pasonacareer.jp

Point:転職エージェントは複数登録がおすすめ

転職エージェントは3社以上登録すると転職成功率がグッと上がるので、少しだけ面倒かもしれませんが、いくつか併用して自分に合うところを見つけましょう。

例えば、業界大手で好条件求人が多い『doda』や、20代に強い『マイナビエージェント』など、転職エージェントによって特徴が分かれるので、可能な限りたくさん登録することが、転職成功への最初の一歩です。

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方転職や、狭い業界での転職、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられました。

そのため、これから転職を始める全ての人におすすめできます。

doda公式サイト:
http://doda.jp/

※初回の登録に少し手間がかかりますが、一度登録してしまえば、質の高いサポートと好条件な求人を紹介してもらえるので、転職の成功がグッと近づきます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、『リクナビNEXT』の運営元であるリクルートが運用している、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

求人の数は業界トップレベルなので、キャリアに自信がなくても問題なく求人を探すことができます。

Uターン転職や、第2新卒、狭い業界での転職、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合も、リクルートエージェントであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられました

ただ首都圏では、サポート体制や求人の質を踏まえると、『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』のほうが優れているので、こちらと組み合わせて使うことをおすすめします。

リクルートエージェント公式サイト:
https://r-agent.com/

3. まとめ

履歴書作成における退職理由の書き方のご紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか?

ポイントは「人事担当者に分かりやすく伝える」「マイナスな事柄を変換してポジティブな印象につなげる」ということです。

履歴書は最初に人事の目に触れ、第一印象につながる重要な書類です。

今回ご紹介した内容を参考に、マイナス評価をさけ「落ちない履歴書」を目指しましょう。

また、上記以外についても職務経歴書や履歴書でお困りの方は、以下の転職エージェントに聞くのが手っ取り早くおすすめです。

あなたのが最高の転職活動ができることを陰ながらお祈りしております。