転職履歴書の写真をキレイに撮るには?好印象を与えるポイントをプロが解説

転職履歴書写真

「転職履歴書の写真ってどうすればいいのだろう」
「スピード写真や自撮りでも良いのかな」

と考えていませんか。

結論、転職履歴書の写真は、スピード写真で手早く撮影して問題ありません。

ただ、ポイントを意識せずに撮影してしまうと、人相悪く写ってしまい、書類選考でマイナスとなるうえ、仮に書類が通過したとしても面接でマイナススタートとなってしまう可能性があります。

転職履歴書の写真は、採用担当者にあなたの第一印象を決定づける大切なものですので、表情や姿勢、髪型などの要点を押さえて撮影することが重要です。

この記事では、転職のプロとして多くの求職者を転職成功に導いてきた私が、受かる転職履歴書の写真について解説します。

  1. 転職履歴書の写真であなたの印象は大きく変わる!
  2. 転職履歴書写真の基本ルール
  3. 転職履歴書の写真は証明写真機(スピード写真)撮影でOK!
  4. 転職履歴書の写真撮影時に押さえるべきポイント【採用担当者から好印象を得るために】

この記事を読めば、転職履歴書写真の全てが分かります。

1.転職履歴書の写真であなたの印象は大きく変わる!

結論、転職履歴書の写真は、あなたの第一印象を決める重要なものです。写真1枚であなたの印象や雰囲気などの人柄が伝わり、その後の書類審査や採用面接に大きな影響を及ぼします

企業の新卒採用担当者442人を対象とした調査結果によると、会ったことのない人の写真から受ける印象を「第0印象」、直接対面したときを「第1印象」とした場合、その関係性は非常に大きいものであることが分かりました。

転職面接の写真

出典:株式会社マンダムが実施した『就活における「第0印象」』についての調査

上記の通り、80.7%の採用担当者から「第0印象は第1印象に影響する」(図1)、73.5%から「第0印象が良いと第1印象も良い」(図2)との回答があり、第0印象によって第1印象の評価が左右されていることがわかります。

注意!写真写りが悪いとマイナススタートになる可能性も

上記の調査では、なんと採用担当者の51.6%が「第0印象が悪いと第1印象で挽回するのは難しい」と回答しています。

つまり、履歴書の写真によって悪印象となってしまった場合、仮に書類審査を通過しても、面接でマイナスからのスタートとなってしまうのです。

逆に、写真の表情や写り方から「明るい対応ができそう」「聡明で仕事ができる人に見える」などの良い印象を与えることが出来れば、採用面接時にライバルに差をつけることもできるでしょう。

このように転職履歴書の写真は、写真1枚で採用の合否が大きく変わる重要な要素であることを認識し、撮影に臨むことが大切です。

2.転職履歴書写真の基本ルール

この章では転職履歴書写真の基本ルールを紹介します。写真をしっかりと準備していても、以下のルールから外れてしまうと、採用担当者によっては面接に進ませてもらえないこともあるため、必ず押さえるようにしましょう。

それでは、ご紹介します。

写真のサイズ|縦40mm×横30mm

証明写真

出典:スタジオファン

JIS規格の一般的な履歴書の場合、貼るべき写真のサイズは縦40mm×横30mmです。写真の枠にサイズが書かれていない場合であっても、このサイズの写真を用意すれば良いでしょう。

スピード写真の場合、履歴書用を選択して撮影すると間違いはありません。誤って運転免許証用など他のサイズを選択してしまった場合、なるべく自分でカットすることは避け、撮影し直すことがおすすめです。

採用担当者は多くの履歴書写真を見ているため、写真のバランスが悪いことにすぐ気づきます。その結果「手を抜いている」と伝わってしまい、あなたの印象が悪くなってしまう可能性があるからです。

有効期限|撮影から3ヶ月以内のものを使用

履歴書に貼付する写真は、撮影から3ヶ月以内のものを使用しましょう。

撮影してから長い時間が経過すると、その間に髪型や体型が変化し、外見の印象が変わってしまうことがあるからです。「以前に撮影した写真が残っているから使いたい」という気持ちは理解しますが、新たに撮り直すようにしましょう。

採用担当者に好印象を与えるだけでなく、きちんと写真を撮り直して転職活動に臨むことで、自分を律する機会にもなります。

ただし、3ヶ月以内に撮影していたとしても、女性がロングヘアをショートにするなど印象が大きく変わった場合は、面接時に写真と実物のギャップに採用担当者が戸惑わないよう、撮り直すことがおすすめです。

履歴書の写真は、自分の姿や印象を正しく伝えることが重要であるため、一社会人としての配慮を忘れないことが大切です。

背景の色|ブルー・白・グレーが望ましい

証明写真背景色

出典:カメラのキタムラ

履歴書写真を撮影する際の背景色は、ブルー・白・グレーのいずれかを選ぶようにしましょう。

写真館や証明写真機(スピード写真)で撮影する場合、背景色はブルーか白に設定されているため、そのまま撮影に臨んで問題ありません。

ブルーやグレーは、顔の色や表情がはっきりと写る傾向にあります。白はこの3色の中で一番あっさりした印象になりますが、写真機によっては背景の明るさから顔がぼやけて見えてしまうことがあるため、注意が必要です。

また、応募先の企業や業種によっては、上記3色とは異なる背景色を設定し、自分だけの印象を与える工夫をしてみても良いでしょう。

3.転職履歴書の写真は証明写真機(スピード写真)撮影でOK!

結論、転職履歴書の写真撮影は、証明写真機(スピード写真)で良いでしょう。写真撮影の方法は大きく分けて「写真館」「スピード写真」「自撮り」の3種類があります。

スピード写真写真館自撮り
クオリティ
価格600円~5,000~1万円無料
所要時間約10分約1時間人による
メリット安く手早く撮影できる
手軽に撮影可能
撮影後、写真をすぐに受け取れる
プロに撮影してもらえる
好印象を与えやすい
焼き増し可能
写真データを受け取れる
手軽に撮影可能
自分でデータ加工が可能
デメリットデータを受け取れない機器がある
焼き増しができない場合、再撮影が必要
予約が必要など、時間がかかる
撮影後、すぐに写真を受け取れない
写真の質が低くなりやすい

それぞれにメリット・デメリットがあるものの、価格や仕上がり、手軽さを総合的に判断して、証明写真機(スピード写真)での撮影をおすすめします。

この章では、転職履歴書の写真にスピード写真を活用することを前提に「写真をきれいに撮影するコツ」や「転職履歴書をパソコンで作成する際の写真データの入手方法」について紹介します。

スピード写真で履歴書写真をきれいに撮影するコツ

ここでは、スピード写真でも好印象を与える履歴書写真撮影のコツを紹介します。以下のコツを押さえて撮影することで、他の候補者とは差がつく仕上がりになるでしょう。

印象が良くなる写真撮影のコツ

  • ボックスに入ったらカーテンを閉め、荷物を後ろまたは横に置く
  • ガラスを拭きキレイにする
  • 白いハンカチをひざの上に広げる
  • 椅子の高さを調節する
  • 撮影後モノクロでコピーして写真を確認してみる

スピード写真機は、写真館と異なり撮影時のカメラマンによる指導はないものの、基本的に撮影ボックスにガイダンスの記載や見本写真があるため、そちらを参考に撮影するときれいな写真が撮れやすくなります。

また、履歴書は企業側でコピーされたものを使用されることも多いため、モノクロコピーをした場合に写真がどのように見えるのかを確認しておくと安心です。

転職履歴書をパソコンで作成する際の写真データの入手方法4選

手書きではなくパソコンで履歴書を作成し、PDF化して提出する場合、履歴書写真のデータが必要となります。このとき写真欄に載せる写真データの入手方法は以下4つです。

写真データの入手方法

  • データ転送に対応しているスピード写真機で撮影をする
  • 写真館で撮影をし、CD-Rなどで受け取る
  • 証明写真撮影アプリで自撮りする
  • (番外編)履歴書写真をスマホで撮影する

スピード写真機で撮影をする場合、機種によってデータ転送サービスがついていないものもあるため、事前にスピード写真機の機種と場所を確認しておくことがおすすめです。

また、写真をデータで受け取ることで、スピード写真機であっても焼き増しが可能となり、写真が不足した際の再撮影の必要が無くなります。

写真撮影と同時に写真データを受け取れるスピード写真機

  • 証明写真機Ki-Re-i
    撮影時に「証明写真データWithスマホ」を選択すると、QRコード付の写真を受け取れる
  • 証明写真ボックス
    撮影時に「データとプリントを受け取る」を選択すると、データダウンロード用の受付番号とパスワードが発行される

(補足)履歴書写真を自撮りする場合、撮影後コンビニ印刷がおすすめ

履歴書写真の自撮りは基本的におすすめしていませんが、時間がないときの最終手段として使うことがあるかもしれません。やむを得ず自撮りで対応する場合、以下のコツを押さえることで、きれいな写真に仕上がりやすくなります。

自撮りできれいな写真を撮るコツ

  • 白やベージュの壁を背景にして撮影する
  • 部屋の照明を可能な限り明るくしておく
  • 背もたれのない椅子に座り、カメラを固定する(三脚などが望ましい)
  • カメラは2~3m離し、ズームで撮影する
  • 高画質モードで光沢紙に印刷またはコンビニプリントで印刷する

自分でシャッターを押すと手が写り込んだり、身体のバランスが崩れてしまうことがあるため、セルフタイマーを使用することがおすすめです。他の人に頼んで撮影してもらうことも良いでしょう。

撮影後は、履歴書写真用のコンビニプリントを活用することがおすすめです。また、履歴書写真撮影用のアプリなどを活用すると、ガイドに沿って撮影するだけできれいな証明写真に仕上がりやすくなります。

履歴書写真の自撮りツール

  • コンビニ証明写真「ピクチャン
    撮影した写真データをコンビニで印刷できる
  • 「Bizi ID – コンビニ証明写真」AppStore/GooglePlay
    スマホで証明写真を撮影するアプリ

4.転職履歴書の写真撮影時に押さえるべきポイント【採用担当者から好印象を得るために】

この章では、転職履歴書の写真撮影時に押さえるべきポイントを紹介します。以下のポイントを押さえることで、採用担当者から好印象を得ることができるでしょう。

一つずつ見ていきましょう。

ポイント1.表情・姿勢|リラックスした笑顔で背筋を伸ばす

履歴書写真撮影時の表情・姿勢のポイントを紹介します。表情や姿勢によって印象の伝わり方は大きく変わるため、意識するようにしましょう。

写真撮影時の表情・姿勢のポイント

  • 口を閉じて口角をきゅっと上げる
  • 正面を向いて、背筋をピンと張る
  • 首を前に出さず耳と肩の位置で直線に揃える
  • わきの下に少し隙間を空ける
  • 事前に鏡で姿勢のゆがみを把握しておき、調整する

笑顔は「ウィ」と言ったときの口元のまま閉じるようにすると、自然でリラックスした表情に近づきやすくなります。

履歴書写真表情

出典:銀座三越伊勢丹写真室

また、上から吊られるイメージや、横から見たときに耳と肩の位置が縦に揃っている状態を意識すると、きれいな姿勢が作りやすくなるためおすすめです。

履歴書写真姿勢

出典:NTTコミュニケーションズ

眼が充血した状態や目のクマなどで疲れた表情に写らないよう、前日はしっかりと睡眠を取ることも重要と言えます。眼鏡をかけている人は、撮影前にレンズを忘れずに拭いておきましょう。

ポイント2.服装|男女ともにスーツを着用、ネクタイは与えたい印象で色を選ぶ

履歴書写真を撮影する際は、男女ともにきちんとスーツを着て撮影しましょう。普段着などのラフな格好で撮影すると、マナーがない人と伝わってしまいます。

服装からもその人の在り方が伝わるため、ポイントを押さえしっかりとした履歴書写真に仕上げましょう。

男性|スーツとネクタイで印象が決まる

まず、スーツやワイシャツのサイズが合っていないとだらしない印象を与えやすくなるため、ジャストサイズを選ぶことはとても重要です。

<男性>履歴書写真の服装のポイント

  • 黒または紺のスーツに白地のワイシャツ
  • ネクタイの色は赤・青・グレーを選ぶと間違わない
  • スーツのボタンの位置と、ネクタイやシャツの中心線を縦に揃える
  • 自分にピッタリのサイズを着用する

スーツの色は、保守的な会社なら濃い色、自由な社風や業界なら明るめのグレーでもOKなど、転職希望先によっても異なります。ご自身が希望する転職先に合わせることを忘れないようにしましょう。

また、ネクタイの色はご自身の印象をどのように伝えたいかによって選ぶこともおすすめです。

履歴書写真ネクタイ

出典:Aoki

ネクタイの色が与える印象

  • ブルー系:知的さ、勤勉さ、真面目さ、爽やかさ
  • レッド系:エネルギッシュ、情熱的
  • イエロー系:コミュニケーション力、協調性、親近感
  • グレー系:知的さ、穏やかさ、大人っぽさ

また、スーツとネクタイを完璧に準備しても、ジャケットが中心からずれていると目立つため、必ずボタンの位置が中心に揃っているかをチェックしましょう。

女性|しっかりとスーツを着用する

女性もしっかりとスーツを着用して撮影に臨むことが重要です。

<女性>履歴書写真の服装のポイント

  • 黒やネイビー、グレーのスーツ
  • 白や水色のワイシャツもしくはカットソーを着用する
    …襟付きのインナーの場合、ボタンは上まで止める
  • ピアスやネックレスなどのアクセサリー類は、外しておく
  • ジャケットは必ず着用する

女性履歴書写真

出典:スタジオファンスタジオファン

スーツやジャケットは、基本無地のものか、細かいストライプなどの落ち着いた印象のものがおすすめです。Tシャツなどのラフな印象の素材は避けるようにしましょう。

インナーは白や明るいベージュなどを着用すると、光が反射して顔が明るく見えやすくなります。

小ぶりのネックレスやピアス、イヤリングであればつけても構いませんが、迷うようであれば外しておいたほうが無難です。

ポイント3.髪型・メイク|清潔感のある健康的な顔を目指す

写真撮影の際は、髪型やメイクも重要です。「ぜひ会ってみたい」と思われるような良い印象を残すために、清潔感のある健康的な顔を目指しましょう。

男性|髪をすっきり抑えて見せることがポイント

男性は、髪はワックスなどで耳の周りのボリュームを抑えてすっきり見せることがポイントです。髪型を整え、自然なツヤ出しをします。

履歴書写真男性

出典:スタジオファン

また「BBクリーム」を使用すると健康的で清潔感のある肌に写りやすく、履歴書の写真全体が明るい印象となりやすいため、おすすめです。

BBクリームは写真写りに大きな効果アリ!

BBクリームとは、メイク感を出さずに肌をきれいに見せることができるアイテムです。

  • 目のクマやヒゲなどの色ムラをカバーする
  • 毛穴やニキビ跡などの凸凹を整える
  • 紫外線カットやスキンケア効果も期待できる

BBクリームの色を選ぶときは、首の色に合わせて選ぶと、顔の色とマッチしやすくなります。テスターで試せない場合は、肌の色よりやや暗めのものを選ぶと良いでしょう。

女性|ナチュラルメイクが基本

女性はナチュラルメイクが基本です。特に証明写真は色が濃く写りやすいため、色を乗せすぎないように注意しましょう。あくまで写真撮影用のメイクと割り切ることが重要です。

履歴書写真女性

出典:photo studio selfit 

女性のメイクのポイント

  • 長い髪は結ぶ、ミディアム~ショートの場合はハーフアップにするなど耳を出す
  • メイクはオレンジやコーラル系でまとめ、明るい色を薄めに乗せる
  • アイシャドウやチーク、リップの色は乗せすぎない

ファンデーションは、崩れやすい目元、口元には薄く塗り、眉毛の形を整えてすっきりと見せましょう。撮影直前は、最終チェックとして、手鏡などでメイクや髪の乱れを確認することも大切です。

さいごに

転職履歴書の写真について全解説しました。

転職履歴書の写真は、採用担当者にあなたの第一印象を決定づける大切なものであり、写真によってその後の面接や合否に大きく影響することもあります。

表情や姿勢、髪型などの紹介したポイントをぜひ押さえていただき、好印象を与える写真撮影にぜひチャレンジしてみてください。

あなたの転職が成功し、理想のキャリアを実現されることを祈っています。