LITALICOワークス(リタリコ)の就労移行支援の評判は?口コミの真偽と利用前に知るべき全注意点

LITALICOワークス 評判

LITALICOワークス(リタリコ)を検討している方は、

他の就労移行支援と比べてどう?
利用するメリットはある?

といった疑問を持つことが多くあります。

結論から言うと、『LITALICOワークス』は、サポートの手厚さ、就労実績において、業界トップクラスに評価の良いサービスです。

しかし、サービスの合う合わないはあるので、デメリット面もしっかり理解したうえで利用するかどうか検討することをおすすめします。

そこでこの記事では、転職のプロとして多くの就職者をサポートしてきた私が、TwitterやYahoo知恵袋、Google検索での口コミを通して、LITALICOワークスの評判を調査していきます。

  1. LITALICOワークスの特徴と評判
  2. LITALICOワークスのメリット
  3. LITALICOワークスのデメリット
  4. LITALICOワークス以外の就労移行支援おすすめ
  5. 【FAQ】LITALICOワークスに関してよくある質問と回答

このページを全て読めば、LITALICOワークスがどんな会社かを知ることができ、利用すべきかどうか判断できるようになります。

1. LITALICOワークスの特徴と評判

LITALICOワークス

LITALICOワークス(リタリコ)」は、障がいのある方に向けて就労移行支援を行う事業所です。

LITALICOワークスが直接求人を紹介することはありませんが、ハローワークや障害者就業・生活支援センター、障害者職業センター等と連携することで、利用者により良いキャリアを提案してくれます。

運営会社である株式会社LITALICOは、『LITALICOワークス』の他にも、発達障害の子供を対象とした『LITALICOジュニア』を手がけているのも特徴です。

会社名株式会社 LITALICO
公式HPhttps://works.litalico.jp/
対象精神障害、発達障害、知的障害、身体障害、難病の方
就労実績1,300名(2020年度)
定着率88.0%
主な対応職種事務、サービス、専門職、軽作業、運搬、清掃、保安、保守、農林漁業等

同サービスに関しては、一部気になる口コミが散見されたものの、8割が良い内容の口コミで占めていたことから総じて評価の高いサービスであると結論づけることができます。

実際、悪い口コミが寄せられる傾向にあるグーグルマップの評価も【2.8~5.0】程度と高いことから、利用者満足度が高いサービスであることが理解できるでしょう。

ここまででリタリコワークスに興味を持った方は、是非就職への一歩を踏み出してみましょう。

リタリコワークス公式サイト:
https://works.litalico.jp/

そんなLITALICOワークスの評判と特徴を調査すると、以下のようなメリットとデメリットがあることがわかりました。

メリット
  • 個人に合わせたカリキュラムが組まれている
  • 企業インターンができる
  • 職場定着率が高い
デメリット
  • 事業所の合う合わないがある
  • 交通費は自己負担

次の2章・3章で詳しく解説していきます。

2. LITALICOワークスのメリット

LITALICOワークスのメリットには以下の3点が挙げられます。

以下で詳しく見ていきましょう。

2-1. カリキュラムがしっかりしている

LITALICOワークスのメリット1つ目は、その人の状況や目標、スキルに合わせたカリキュラムを用意している点です。

実際ネット上では、カリキュラムに関する口コミが複数寄せられていました。

カリキュラムの質が良い

口コミ・評判

A さん
リタリコワークスという所に通っていたんですが、スタッフさんがものすごく親切、
カリキュラムの質も高くて、とてもいいところでした!

出典:Twitter

プログラムが充実していてよかった

口コミ・評判

B さん

卒業生です。約半年間ほど利用させていただきました。
数多くの事業所の中からこちらを選んだのは、場所が新宿ということで
行きやすかったのと、所内の雰囲気の良さにありました。
また、プログラムが充実していたので色々学べたのが良かったです。
スタッフの皆さんが親身に優しく接してくださったおかげで、
無事卒業、そして就職することができました。お世話になりました!

出典:グーグルマップ

生活のリズムを整えながら、仕事をしていく上で必要なことを学ぶことができるのはメリットと言えます。

最低限の知識・マナーを身に着けると、自然と就業に対する意欲が湧いてくる可能性もあるため、自分に自信のない方はリタリコワークスのプログラムを受けてみましょう。

2-2. 企業インターンで自分に合う職場を知ることができる

LITALICOワークスのメリット2つ目は、企業インターンで自分に合う職場をしっかり知ることができる点です。

同サービスでは、2021年12月現在、全国に4,500ヶ所以上の企業インターン先があり、以下のような流れでインターンを進めていきます。

引用元:LITALICOワークス

ネット上では、企業インターンを目的に同サービスに申し込むかどうか迷っているという口コミも見られました。

企業インターンがあるのが利用したい理由の1つ

口コミ・評判

匿名 さん
リタリコワークスの就労支援、行くか迷ってるんですよね。今のところ月額9300円かかりそう。
自己分析したいのと企業インターン、応募時に発達障害の件etcを応募先に伝えてくれそうだから良いなとは思ってたんですけど…。

出典:Twitter

インターンで働きながら自分の適性を把握することができることは、 満足のいく就職・転職を実現する上で役立ちます。

自分に合う仕事はなにか、どういう職場だったら合いそうかをインターンを通じて明確化させていきましょう。

2-3. 職場定着率が88%と高い

LITALICOワークスのメリット3つ目は、就職6ヶ月後の職場定着率は88%である点です。

実際、障がいのある方の就職6ヶ月後の定着率は60~80%程度と比較すると、同サービス利用者の就職後定着率が88%というのは非常に高い数値であることがわかるでしょう。

出典:厚生労働省職業安定局

高い定着率をキープできているのは、就職後も就職者と企業の双方にヒアリング行い、働きやすい環境づくりを継続的に支援していることが理由として考えられます。

出典:LITALICOワークス

実際に、アフターフォローについて、以下のような口コミがネット上に寄せられていました。

就職後も支援してくれて悩みを聞いてくれる

口コミ・評判

匿名さん
私は今の就労移行支援事業所という場所のスタッフからお話して貰いました。
因みに全国にある就労移行支援事業所で名前がリタリコワークスといいその人の特性、家庭環境、病気の事を理解した上で就職斡旋もしてくれるそうです。
又就職後は3ヶ月ほど支援もしてくれて悩みとかも聞いてくれるそうです

引用元:Twitter

就職後のアフターフォローが充実しているため、不安に感じることや改善して欲しい部分などを『リタリコワークス』経由で会社に伝えることも可能です。

このような徹底的なサポートにより、定着率88%という他にはない数字をたたき出している点は、利用をするメリットの1つだと言えるでしょう。

ここまでは、LITALICOワークスのメリットについてお話してきました。

少しでもいいなと思った人、一歩踏み出してみたいと思った人は、是非以下から登録をしてみましょう。

リタリコワークス公式サイト:
https://works.litalico.jp/

ここまではメリット面ばかりを述べてきましたが、悪い面もしっかり知ったうえで利用すべきかどうか判断したい人も多いでしょう。

そこで以下からは、LITALICOワークスのデメリットについても解説していきます。

3. LITALICOワークスのデメリット

LITALICOワークスのデメリットには以下の2点が挙げられます。

以下で、詳しく見ていきましょう。

3-1. 事業所の合う合わないがある

リタリコワークスのデメリット1つ目は、事業所によって合う合わないがある点です。

LITALICOワークスの就労移行支援事業所は80ヶ所以上あり、事業所ごとに雰囲気やカリキュラムが異なります。

そのため、入所した事業所が自分にあっていないと感じることも往々にしてあります。

事業所毎にカラーが違うため見学は必須

口コミ・評判

C さん
リタリコワークスを利用してました。
良かった所以下2点になります。
①基本は福祉事業なので優しいスタッフが多い。愚痴を聞いてもらえる。
②他業界からの転職者も多く、色々な仕事の仕方を学べる。ただ事業所毎にカラーが割と違うため見学は必須
こんなところですかね。

引用元:Twitter

少し古い口コミですが、以下のような内容も寄せられていました。

自分に合う事業所を選ぶことが重要

口コミ・評判

D さん
某所のリタリコワークスに通っていた者です。
リタリコ自体はプログラム、設備などかなりまともな方だと思います(就労移行支援てもっとしょうもないとこが大半なのです。)
が、スタッフさんをどう感じるかは運と相性次第なので、どうしても今いる事業所のスタッフさんが合わないと感じるなら別の事業所を検討するのも手だと思います
これがいいって基準が設けられない問題だから難しいのですが、まあ、もうちょっと選んでくれよ〜って思うようなスタッフさんて居ますよね

引用元:Twitter

このように、就労移行支援事業所は場所によって雰囲気がかなり異なるので、スタッフや利用者、プログラムなどの様子をあらかじめ確認して、自分に合った事業所を選びましょう。

LITALICOワークスでは事業所の無料見学と体験通所を実施していますので、気になる方は「LITALICOワークス公式サイト」よりお問い合わせください。

3-2. 交通費は自己負担

リタリコワークスのデメリット2つ目は、交通費が自己負担である点です。

週3~5日通うとなると交通費がかなりかかりますが、同施設では交通費の助成を行なっていないため、金銭的にきついという口コミが複数寄せられていました。

交通費がもらえないのが痛い

口コミ・評判

E さん
リタリコワークスの相談に行ってきました。
色々なことが聞けたし、検討してみようと思います。
今は空きがないので通所は3月から4月になるそうです。
ただ交通費が痛いのと自分がきちんと通えるのかどうかだけが心配ですね。

出典:Twitter

どの就労移行支援事業所を利用しても、交通費を出してくれるケースは多くないため、同サービスに限ったことではありません。

ただ、お住まいの地域によっては自治体が交通費を助成してくれることもあるので、就労移行支援を利用する際に確認しましょう。

ここまでは、LITALICOワークスについてのメリット・デメリットについてお話してきました。

基本的には、デメリットよりもメリットが多いサービスであるのは確かであるため、注意点を頭に入れたうえで、登録を検討してみることをおすすめします。

リタリコワークス公式サイト:
https://works.litalico.jp/

ただ、LITALICOワークスのサポートは良いと評判であるものの、就労移行支援は事業所ごとに雰囲気やカリキュラムが異なり、合う合わないは存在します。

そのため、複数の事業所を比較し検討したうえで、ご自身にあった就労移行支援を選ぶことがおすすめです。

そこで以下からは、LITALICOワークス以外におすすめの就労移行支援サービスについてご紹介いたします。

4. LITALICOワークス以外の就労移行支援おすすめ

本章では、就職率・定着率の高いLITALICOワークス以外の就労移行支援をご紹介します。

4-1. ミラトレ|就職率98%

ミラトレ

ミラトレ』は、パーソルの子会社であるパーソルダイバーズ株式会社(旧・パーソルチャレンジ株式会社)が運営している就労移行支援事業所です。

ミラトレの平均就職率は98%であり、全国の就労移行支援事業所における平均就職率22.4%を大きく上回ります。

またミラトレ卒業生の職場定着率(半年間)は80%で、その大半は定着率が60%と低い精神障害のある方です。

ミラトレは、同じパーソルダイバーズが運営する障がい者向け転職・就職支援サービスdodaチャレンジ」とも連携し、多彩な就職先候補を紹介してくれます。

そのため、こうしたつながりを最大限に活用し、一人ひとりが満足できる就職・転職を実現することができるのです。

ミラトレ公式サイト:
https://mirai-training.jp/

4-2. Cocorport(ココルポート)|交通費・昼食支援あり

Cocorport(ココルポート)

Cocorport(ココルポート)』の最大の強みは、全500種以上もの豊富なプログラムを提供していることです。

Cocorportにはこれまで累計1,000名以上の方の就職を支援してきた実績があり、平均就職率も89.4%となっています。

またCocorportのもう一つの特徴としては、自宅から事業所までの交通費助成(上限1万円)、ランチ応援制度があることが挙げられます。

就労移行では給料がもらえず、週に4~5回通うことになるで、交通費や昼食代の助成は通所の大きな支えとなるでしょう。

Cocorport公式サイト:
https://www.cocorport.co.jp/

4-3. シゴトライ|定着率90%

シゴトライ

シゴトライ』は、長年障がい者転職支援を行っているゼネラルパートナーズが運営する、うつ症状専門の就労支援サービスです。

定着率は90%であり、就職後半年の間に辞めた人がほとんどいないということになります。

事業所は秋葉原と大阪にしかありませんが、障がい者の就職支援実績No.1のゼネラルパートナーズならではの企業ネットワークがあることは大きな魅力です。

またうつ症状専門の就労支援サービスを行なっているため、不安や気持ちの落ち込みがある方に向けたストレスマネジメントやコミュニケーション等の研修が充実しています。

うつ症状のある方で就職を目指しているのであれば、シゴトライは必ず確認しましょう。

シゴトライ公式サイト:
https://www.atgp.jp/training/course/utsu

4-4. welbe(ウェルビー)|業界2位の実績

welbe(ウェルビー)

welbe(ウェルビー)』は業界2番手の就労移行支援事業所で、全国に70ヶ所以上の事業所を展開しています。

定着率は87.2%で、これまで累計3,000名以上の方の就職を支援してきた実績があります。

welbeの大きな特徴の一つは、通常のオフィスを再現したセンターにて、パソコン研修や電話受付、ビジネスマナー研修等、必要な知識と能力向上のための訓練を行うことです。

また、個別キャリアカウンセリングと個別支援計画に基づいたきめ細やかなサポートで、一般企業が求める人材への成長、適性に合った職場探しを後押ししてくれます。

welbe公式サイト:
https://www.welbe.co.jp/

5. 就労移行支援を効率的に利用する6つのポイント

この章では、就労移行支援事業所をより効果的に利用するためのポイントを6つお伝えします。

良い就労移行支援事業所を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。

5-1. スタッフとの相性が合うか確認

就労移行を選ぶポイントとして一番重視したいのが「スタッフとの相性」です。

「スタッフが嫌い!」という口コミもしばしば見られますが、そのような状態では就職どころか通所も難しいので、スタッフとの相性が合うことはとても重要です。

ただスタッフとの相性は実際に会ってみないとわからないので、見学や体験通所を通して、スタッフと他の利用者の関わりを見てみましょう。

5-2. 就労実績・定着率を公表しているか確認

就労実績・定着率を公表しているか確認するようにしましょう。

就労実績・定着率を公表してる事業所は意外と少ないので、逆に公開している事業所は自信があるということになります。

ですので、就労実績・定着率をホームページで必ず確認しましょう。

また、載っていない場合は見学時に聞いてみてください。

5-3. 就労実績・定着率が高い事業所を選ぶ

就労実績・定着率が高い事業所を選ぶようにしましょう。

当然ですが、就職率や定着率が高い事業所は質の高い就労移行支援を実施していると言えます。

目安は、就労実績が1事業所につき1年あたり10人以上、定着率80%以上です。

ただし、数字のカラクリでごまかしてる場合もあるので注意が必要です。

5-4. プログラム内容を聞いておく

事業所によって強みとする障がい分野や職種が異なるため、事前に気になる事業所のプログラム内容を聞いておきましょう。

以下は、ある事業所の強みとしている職種と、その事業者が行なっている研修内容の例です。

事業所の強み研修内容
オフィスワーク系職種
  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • ビジネス文書作成
製造系職種
  • 仕分け
  • 組み立て
  • 清掃
  • ピッキング

その他、事業所の特徴に合わせてプログラミングや接客、調理補助、デザインなど様々なスキルアップ研修が行われています。

ですので、プログラム内容をホームページや見学、体験で必ずチェックし、ご自身の将来に繋がるプログラム・事業所を選びましょう。

5-5. 就業前後のフォロー体制を聞いておく

就労移行支援事業所による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。

例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。

その一方、就業後のフォロー体制については、「就職先への訪問頻度」や「就職先への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。

5-6. 近すぎず遠すぎない事業所を選ぶ

通いやすいという理由で近い場所を選びがちですが、通勤の訓練でもあるので最低でも交通機関を使う場所を選びましょう。

最も理想的なのは働きたい街にある事業所です。

ただし、必ず無理なく通所できる場所を選びましょう。

6. 就労移行支援利用の流れ

この章では、実際に就労移行支援を利用する場合の流れについてご説明します。

Step1. 問い合わせ

ヨツバノハ』という就労移行支援事業所を検索するためのサイトがあります。

下記のようにお住いの地域別に探せるので、お近くの事業所を調べてみましょう。

出典:ヨツバノハ

気になる就労移行支援事業所があれば、電話やメール、WEBサイトを通じて連絡を取ることをおすすめします。

不明点を質問できるほか、見学の予約を取ることもできます。

Step2. 事業所の見学

実際に就労移行支援事業所へ足を運び、スタッフの方とお会いしながらサービスの説明や実際のトレーニング風景を見学できます。

見学は予約制となっている事業所が多いので、事前にご確認ください。

見学では、就職への相談もできますので、事業所への通所でご自身の不安を解消できるかを確認しましょう。

Step3. 体験通所

見学を終えたら、事業所で提供しているトレーニングや就職支援メニューの体験を行いましょう。

体験通所は無料ですが、内容や日数は事業所によって異なり、体験が5日間の施設もあれば、1日だけの施設もあります。

ここで実際のトレーニングを体験し、通所することがご自身の将来に繋がるかどうかを検討しましょう。

また、既に通所している方々から積極的に情報を得たり、就職支援メニューの内容を職員に確認しておくことも施設選びの参考になるので大切です。

Step4. 受給者証申請・契約

申し込みたい事業所が決まったら、次は受給者証の申請手続きです。

受給者証申請の手続き方法については、就労移行支援事業所よりご案内があります。

申請手続きが完了したら事業所と個別の利用契約を締結し、利用開始です。

Step5. 利用開始・個別支援計画

就労移行支援事業所の利用が決まったら、事業所のスタッフがあなたの希望を聞いた上で、理想の就労生活を実現するための計画を立てます。

これを個別支援計画といい、 担当者と一緒に具体的な支援メニューやプログラムを決めていきます。

利用開始時に個別支援計画についての説明がありますので、ご自身の意向に合ったものかをきちんと確認しましょう。

なお、個別支援計画は3~6か月単位でスタッフが見直しをしていきます。

Step6. プログラムへの参加

一般の企業で働くために必要なビジネスマナーやスキルアップ研修、就職活動の研修が受けられます。

また、職業スキル向上だけでなく、「障がい」への対応策を身に着けることが長く働き続けるためには重要です。

就労移行支援では障がいへの対応策として、以下のような内容にも取り組みます。

  • 配慮の伝え方
  • 服薬・睡眠・食事等の生活リズムの安定
  • 体力向上
  • 報告・連絡・相談
  • 悩みを抱え込まない対策
  • 認識のズレを防ぐスキル方法

これらは一例であり、実際の内容は対象者によって様々ですが、就労移行にあたって障がいへの対応策を身につけることは非常に重要です。

Step7. 就職支援

就職に必要なスキルや障がいへの対応策を身に付けることができた方は、就職支援をスタートします。

就職支援の内容は下記の通りです。

  • キャリアカウンセリング
  • 選考ポイントを押さえた応募書類添削
  • 面接練習
  • 企業実習
  • ハローワークや人材会社との連携

事業所によっては、企業ネットワークがあり、そこから就職に繋がるケースもあります。

Step8. 就職後フォローを受ける

入社が無事に決まると、職場に定着するためのサポートが始まります。

就職決定後、「うまくやれるだろうか」「仕事をしているが体力が持たない」「たくさんの人から指示があり、パニックになる」などといった不安を抱えている利用者は多くいます。

そのため、そのような方々に対して、職場に適応できるようスタッフの職場訪問や相談対応が実施されることが一般的です。

出典: ヨツバノハ

7. 【FAQ】LITALICOワークスに関してよくある質問と回答

本章では、LITALICOワークスに関してよくある以下の質問に回答していきます。

Q-1. 障害者手帳がなくても利用できますか?

基本的には障がい者手帳が必要です。

しかし、医師の診断や定期的な通院があれば、障害者手帳をお持ちでない方でも利用可能な場合があります。

ただし、利用の際には行政が発行する受給者証が必要になるので、お住まいの市区町村の窓口(保健福祉部健康福祉課など)で、障害福祉サービスの支給申請の手続きを行う必要があります。

LITALICOワークスでは申請のサポートも行っていますので、まずは「LITALICOワークス公式サイト」よりお問い合わせください。

Q-2. 利用方法を教えてください

まず受給者証の申請を行ってください。

その後、申請手続き完了後、事業所と個別の利用契約を締結し利用開始となります。

LITALICOワークスのスタッフが手続きを丁寧にサポートしてくれますので、初めての方もご安心ください。

また受給者証の発行には1ヶ月ほどかかりますので、それまでに体験利用をすることをおすすめします。

Q-3. 利用料はどれくらいかかりますか?

福祉サービスであるため、9割以上の方が無料で利用しています。

ただ、人によっては利用料がかかる場合があるため、以下の表を参考にしてください。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)

※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム・ケアホーム利用者を除きます

9,300円
一般2上記以外37,200円

その他条件によって減免があるので、各行政に確認してください。

Q-4. どれくらい通えば就職できますか?

早い方で1ヶ月から3ヶ月、遅い方で1年半から2年で就職しています。

ただし、就労移行支援を利用できる期間は原則2年間です。

この2年間の中で、就職するためのスキルを身につけたり、自分にあった仕事や職場を見つけていきます。

Q-5. どのような仕事に就いていますか

福祉業界からIT業界、飲食業界まで様々です。

LITALICOワークスが直接求人を紹介することはありませんが、ハローワークや障害者就業・生活支援センター、障害者職業センター等と連携しているため、幅広い選択肢の提供が可能です。

またLITALICOワークスは、一人ひとりの得意・不得意、できることとできないことに合わせ、利用者により良いキャリアを提案します。

出典:LITALICOワークス

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9. おわりに

ここまで、LITALICOワークスの派遣の評判について詳しく説明してきましたがいかがでしたか?

LITALICOワークスは、サポートの手厚さ、就労実績において業界トップクラスです。

このページを読んで、『LITALICOワークス』に興味を持たれた方は、ぜひ登録をしてみてください。

公式サイトから登録する:
https://works.litalico.jp/

しかし事業所の合う合わないもあるので、少しでも気になった方は無料見学に参加してみることをおすすめします。

以下に、LITALICOワークス以外のおすすめ就労移行支援を改めて紹介します。

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あなたの就職・転職活動が上手くいくことを心から祈っています。