「中途採用で、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(日本日本TCS)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日本TCSへの転職についてご紹介します。
- まとめ|日本TCSの特徴と転職のポイント
- 日本TCSの企業情報
- 日本TCSの採用情報
- 日本TCSの求人情報
- 日本TCSに関する口コミまとめ
- 日本TCSへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- 日本TCS転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
すべて読んでいただければ、あなたが日本TCSへ転職すべきか判断できるとともに、日本TCSへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|日本TCSの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日本TCSに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
日本TCSの特徴
- インド最大の財閥タタグループと三菱商事の合弁IT企業
- 経営はタタグループ主導だが、日本側の考えも尊重される風土もあり
- 年功的な日系企業の雰囲気と、オープンなインド系の雰囲気が混在
- 年収は業界平均並みで、基本給の占める比率が大きい(平均年収661万円/口コミベース)
- 働き方は職種・部署によっても大きく異なる(残業は月平均28時間)
- 男女関係なく活躍できる環境で、産休育休から復職して続ける女性も多数
日本TCSへの転職のポイント
- 中途採用は随時、積極的に行なっている
- 「コンサルタント職、各種エンジニア職」など様々な職種で求人あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 日本TCSの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都港区芝公園4-1-4(メソニック38MTビル) |
代表者 | 取締役会議長 ラジェシュ ゴピナタン 代表取締役社長 アムル ラクシュミナラヤナン |
設立 | 2014年 |
資本金 | 6000万円 |
売上 | 単体約747億円(2019年3月期) |
従業員 | 単体約2,900名(2019年4月) |
事業内容 | ITサービス、コンサルティング、ビジネスソリューション |
2-1. 事業内容
日本TCSは、アクセンチュア・IBMと並ぶ “グローバルIT企業BIG3″と称されるTata Consultancy Services(TCS)の日本法人です。
インド最大の財閥タタグループと三菱商事グループの合弁企業として2014年に設立されました。(出資比率はそれぞれ66% : 34%)
また、日本TCSは「エンジニアリング」「デジタルトランスフォーメーション」などの領域でコンサルティング&インテグレーションなどのサービスを提供しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
日本TCSは、近年の熾烈な競争環境を勝ち抜くためには「いかに迅速にアジャイル(*)な事業体制を構築できるかが鍵になると確信しています」とメッセージしている他、2020年までに全ての案件をアジャイルにすることを目指しています。(*従来のウォーターフォール開発では考えられないような短納期でのシステム・サービス開発)
日本TCSは、現代はBusiness4.0 (第4次産業革命/”デジタルの時代”)という認識のもと、足元ではアジャイル案件が1,500件以上で、そのうち大型案件が100以上を占めています。
2-3. グローバル展開
日本TCSは、親会社であり世界有数のコングロマリットであるタタ・グループ(総従業員数は70万人以上。世界100カ国以上に進出)や、三菱商事の海外ネットワークも活かして事業を展開しています
また、職種・部署などによっては、インドへの出張のチャンスもある他、インドオフショアを活用するシステム開発/運用もあります。
さらに、社内外で英語を使う機会も多いことから、海外志向の人も前向きに検討するのも良さそうです。
日本TCS企業HP:https://www.tcs.com/jp-ja/home
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 日本TCSの採用情報
インドを代表するタタグループ傘下のコンサルティングファームなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、日本TCSの採用情報についてお伝えします。
3-1. 日本TCSの採用職種
現在、同社の採用HPでは、以下の通り様々な職種で中途の募集があります。
- 営業職、コンサルタント
- 各種エンジニア職(インフラ職種、アプリケーションなど)
- バックオフィス(営業アシスタントなど)
その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。(なお、日本TCSの組織図は以下の通りです)
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 600~700万円
社員の平均年収 : 661万円(平均年齢36.9歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
日本TCSの平均年収は661万円(口コミベース)で、年収は業界平均並みという声が目立ちます。
給与はグレード制で、裁量労働制が適用される場合は、平日22時以降の残業代と休日手当は別途支給されるようです。
また、福利厚生はコンサルティング会社としては比較的充実しており、財形貯蓄、確定拠出年金、大手福利厚生会社のプラン(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。(社宅・独身寮はありません)
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:28時間
日本TCSの平均残業時間は【月28時間程度】で、例えば競合のアビーム コンサルティングなどと比べて少なめです。(インド系のカルチャーとして、残業が多いと生産性が低いと見られやすいです)
多様性を尊重する風土もある他、インド人を中心に話しかけ易い社員も多く、チームとしての一体感もあるようです。
また、日本TCS全体のカルチャーとして「オープンドアポリシー」があり、時間があれば上司に自分の意見や要望を直接言うことができる風土もあります。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは新卒・中途向けに、「これからも、私たちには未知数の伸び代(のびしろ)があります。その伸び代をさらに開拓する仲間として、皆さんをお迎えする日を楽しみにしています。」とメッセージしています。
また、同社の社風や大切にしている価値観などを知るためには、「8つのキーワードで知る日本TCS」も参考になるでしょう。
- Big3(ITサービスブランド|ACCENTURE、IBM、TCS)
- 三菱商事
- TCS Pace(TCSが蓄積した知見やネットワーク、研究開発の成果などを融合させる取り組み)
- Business4.0(最新技術を使っていち早く形にし、高い価値を提供している先進的な企業のあり方)
- Enterpirse Agile(2020年までに全案件をアジャイルにする方針)
- Machine First(ビジネスのあらゆる面にマシン(クラウド、AI、アナリティクス)を導入することで、人間はクリエイティブな仕事に集中できるという考え方)
- COIN(クライアントと共にまだ解決されていない課題を、ネットワークが持つ最先端の技術を駆使することで解決する取り組みのこと)
- Nakajima Racing (F1などのスポーツスポンサーシップ)
中途採用でも、これらも踏まえて自己PRを組み立てるとともに、同社を通じて未来を切り拓いていきたいという熱い想いもしっかりアピールするのも良さそうです。
※日本TCSの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 日本TCSの求人情報
日本TCSへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「各種エンジニア職、ビジネスコンサルタント職」で求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、日本TCSの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 各種エンジニア・プロジェクトマネージャーの職種で求人あり
dodaでは、上記はほんの一例ですが、インフラエンジニアなどの各種エンジニア職や、プロジェクトマネージャー職で中途の募集があります。
いずれの職種も国内外の大企業向けがメインで、必要に応じて海外拠点とも連携してプロジェクトを推進するやりがいのある仕事です。(必須要件は主に「応募職種の経験」で、職種によっては2~5年以上の経験が必須です)
年収はエンジニア担当者クラスで480~740万円、プロジェクトマネージャークラスで850~1,300万円で、経験などに自信のある人は十分高給も狙えます。
4-2.「ビジネスアナリスト職」などで中途の求人あり
dodaでは、銀行・保険業界向けのビジネスアナリスト職でも中途の募集があります。
具体的には、タタ・グループのグローバルリソースも活用しつつ、大手日系・外資系の顧客に対してソリューションパッケージの設計・構築・導入や、上流工程における要件定義などを担当するやりがいある仕事です。
必須要件は「銀行の海外拠点向けソリューション設計〜導入の経験など」に加えて、英語中級レベルも必要で、年収は850~1,300万円です。
5. 日本TCSに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日本TCSの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
日本TCSに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与はグレード制で、競合と比べると年収ベースでは同程度ですが、賞与の占める比率は小さめという声が目立ちます。
例えば年収は30歳で700万円前後、プロジェクトマネージャークラスで850万円前後が目安です。中途の場合は、同年代の新卒と比べると年収は高めの傾向もあるようです。
特に30代以降は昇給カーブは緩やかなようで、入社時の給与交渉が重要と言えるでしょう。また、福利厚生はコンサル企業としては比較的充実しています。
5-2. 仕事のやりがい・成長
経営の方向性はタタグループが主導ですが、日本での営業活動・デリバリーについてはインド側からのいわゆる外資的な押し付けはなく、ある程度ローカルスタッフの考えも尊重される風土もあります。
日本TCSにはタタからの派遣社員も多数在籍しており、インド側とのやりとりもあるため、一定の英語力は必須と考えて良いでしょう。また、eラーニングでは最新のテクノロジーなどの情報も充実していると好評です。
ちなみに人事評価は5段階の相対評価ですが、評価基準が曖昧という声が目立つなど、職場の士気は上がりづらい面もあるようです。(例えばインドオフショアとのやりとりの有無に関わらず一律での相対評価が適切なのか疑問視する声もありました)
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
年功序列的な日系企業の文化と、風通しの良さやオープンであることを大切にするインド系の文化が混在した雰囲気があるようです。
良い悪いは別として日本とインドで文化的な違い(時間感覚、ビジネスマナーなど)もあり、相手に合わせて柔軟に対応する姿勢も欠かせないようです。
また、女性にとっても働きやすいと好評です。例えば男女関係なく活躍できる環境で、周囲の理解もあり、育休産休などもとりやすく復職して続ける女性も多いようです。
※日本TCSを志望する人におすすめな他の企業は?
日本TCSが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- アビームコンサルティング株式会社
- 日鉄ソリューションズ株式会社
- シンプレクス株式会社
- SAPジャパン株式会社
- 株式会社電通国際情報サービス
6. 日本TCSへの転職を成功に導くたった1つのコツ
日本TCSに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
日本TCSへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、日本TCSの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 日本TCS転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
日本TCSへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
日本TCS志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 日本TCSに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 日本TCS以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | 全員必須◎ | 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。 |
doda | 全員必須◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
マイナビエージェント | 20,30代なら◎ | 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
リクルートダイレクトスカウト | 外資・技術系は◎ | ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
7-3. マイナビエージェント|都心で人気
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
9【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
さいごに
日本TCSでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
日本TCSへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・日本TCS転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
日本TCS転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。