「中途採用で、大正製薬に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、大正製薬への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、大正製薬への転職についてご紹介します。
- まとめ|大正製薬の特徴と転職のポイント
- 大正製薬の企業情報
- 大正製薬の採用情報
- 大正製薬の求人情報
- 大正製薬に関する口コミまとめ
- 大正製薬への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 大正製薬転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが大正製薬へ転職すべきか判断できるとともに、大正製薬への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|大正製薬の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「大正製薬に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
大正製薬の特徴
- 「リポビタンD」でも知られる国内大手製薬メーカーで、OTCと医療用両方を手掛ける
- OTC医薬品やドリンク剤を主力としてASEAN諸国を中心に海外展開を拡大中
- 平均年収は800万円台と高待遇だが、大手製薬メーカーの中では平均的な水準
- 企業に対する社員の評価は厳しいため、事前にコンサルタント等にしっかり確認が必要
大正製薬への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 大正製薬の企業情報
社名 | 大正製薬株式会社 |
本社所在地 | 東京都豊島区高田三丁目24番1号 |
代表者 | 代表取締役社長 上原茂 |
設立 | 1928年5月5日 |
資本金 | 298億4百万円 |
売上 | 205,164百万円(2018年3月期) |
従業員 | 3,188人 |
事業内容 | 医療用医薬品、OTC医薬品等の研究開発・製造・販売など |
2-1. 事業内容
1928年に設立された大正製薬は、国内大手の製薬会社です。
あの『リポビタンD』を販売する企業として一般的に良く知られていますが、医療用医薬品とOTC(一般向け)医薬品の両事業をバランス良く展開している企業です。
主力事業は、OTC医薬品や特定保健用食品、健康食品などを展開するセルフメディケーション事業になります。
2-2. トップメッセージと事業計画
引用:大正製薬グループ企業HP
大正製薬は「生活者の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献する」ことを企業理念として掲げており、病気の予防から治療まで幅広い製品ラインアップを強みしています。
今後もOTC医薬品と医療用医薬品を両輪として持続的な成長と競争力強化を図りたいとしていますが、具体的に両事業で以下の戦略を発表しています。
セルフメディケーション事業【国内】需要の創造と強いブランド作りのための活動強化
セルフメディケーション事業【海外】進出している地域におけるプレゼンスの向上医薬事業:新薬の売上最大化および継続的な新薬上市に向けた取り組みの強化
2-3. グローバル展開
大正製薬は、1963年にあのリポビタンシリーズを海外進出させたのを機に、現在も積極的に海外進出を進めています。
リポビタンシリーズは現在香港、台湾・マレーシア・フィリピン・タイ・ベトナム・中国・米国に現地法人を設立し、台湾・マレーシア・フィリピン・ベトナム・上海では、現地に生産拠点も構えています。
またOTC医薬品にについては2009年より海外事業をスタートさせ、東南アジアを中心に現地製薬会社を買収することで事業を拡大しています。製薬業界でグローバルに活躍したいという人にも今後チャンスが多い企業だと言えるでしょう。
大正製薬企業HP:https://www.taisho.co.jp/
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 大正製薬の採用情報
業界大手の製薬メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、大正製薬の採用情報についてお伝えします。
3-1. 大正製薬の採用職種
大正製薬では、財務や法務、海外事業推進などの事務系職種や、研究開発などの技術系職種どちらでも複数の職種で中途採用を実施しています。
採用HPでは各職種の応募要件等も確認でき、また「キャリア登録制度」という現在希望職種で募集がない場合に、あらかじめエントリーしておく制度も利用できるため、転職を検討している場合はぜひ参照すると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約600万~1000万円
社員の平均年収 : 875万円(平均年齢44.6歳)
大正製薬の給与は、競合の第一三共や興和、また小林製薬などと比較して給与水準は高い方だといえます。
5大製薬メーカー等と比較すると給与水準は劣りますが、大正製薬の場合セルフメディケーション事業が主力であり、日用品メーカー業界の中では給与水準は良い方だと言えます。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜40時間
大正製薬の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。
同業界の小林製薬や興和、ロート製薬などと比較しても平均的な労働時間です。
ただし、メーカーは職種により労働環境に大きな違いがあり、営業職等は激務という場合もしばしばあるため、転職を検討する際には事前にしっかりとコンサルタント等に確認することをおすすめします。
3-4. 採用メッセージ
引用:大正製薬企業HP
大正製薬では、セルフメディケーション事業、医薬事業ともに様々な経験・能力、高度な専門性を有した多様な人材の力を必要とし、社外で経験を培った人材も積極的に採用したいとメッセージしています。
求める人材像として、上記7要件を挙げていますが、基礎能力だと思われる方もいるでしょう。
しかし、中途採用の場合即戦力となる実務スキルを身に付けていることはもちろん、これらの能力を前職でどう身に付け、発揮してきたのかを具体的な経験とともにアピールすることも重要になります。
ぜひ自己分析、そして企業分析で大正製薬で求められる人材、スキルを把握し、ご自身のアピール内容をしっかりと整理しておきましょう。
※大正製薬の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 大正製薬の求人情報
大正製薬への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、大正製薬の求人情報をご紹介します。大手転職エージェントの『DODA』で調べると以下のような特徴があることが分かりました。
4-1.事務系職種ではグローバルポジションでの求人あり
DODAで調べると、事務系職種ではグローバルでの活躍が期待されるポジションの求人が複数見つかりました。
今回は財務部門での海外子会社等を担当するポジションと、海外事業推進部門の求人をご紹介しています。
海外赴任を前提としているポジションもありますが、国内本社で海外事業を担当する場合もあります。
ASEAN諸国が中心となり、語学力もTOEIC800点レベルと中国語が堪能な方も有利でしょう。
また、当該地域での事業経験がある方も歓迎されています。
想定年収は約600万~1000万円と、専門性の高い求人だけに好条件での転職が期待できるでしょう。
4-2.技術系職種は研究開発職、品質保証業務等で求人多数あり
同じくDODAで調べると、技術系職種でも多数の求人が見つかり、研究開発職が最も多く出ていますが、その他品質保証部門での求人もありました。
研究職、開発職では、セルフメディケーション部門でのOTC医薬品の他、食品・化粧品など幅広い領域で募集があり、もちろん医療医薬品でも研究職、開発職の求人が出ています。
また、上記でもご紹介していますが、化粧品開発では新規事業の募集として、化粧品メーカーの商品開発担当経験者の募集もあります。
品質管理業務も国内外の製造所を管理するため、海外出張も定期的に発生します。
想定年収は事務系同等600万~1000万円と好条件ですが、中途採用の場合入社時の年収交渉次第で変動する可能性も十分にあるため、コンサルタント等を活用してしっかりと希望を伝えることが重要です。
5. 大正製薬に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、大正製薬の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
大正製薬に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、企業全体と比較しても高評価とは言えず、待遇面への満足度の高い製薬業界内ではかなり低水準となっています。
給与水準については製薬メーカーとしてはやや低いという意見が複数ありました。
不満意見として多い者は、近年業績連動の賞与が満額支給されることがなく、以前は6ヶ月分の賞与だったものが徐々に削減されているというものです。
また、40歳頃に管理職になると、その後昇格しなければほぼ昇給しないものの、ポストも少なく実質40歳で昇給がストップしてしまうという意見も多くありました。
福利厚生については、大企業らしくそれなりに充実しているという意見がありました。
金銭面については住宅手当は同業他社よりも少ないものの、その他制度は手厚いようです。
ただし、金銭面以外の制度は年々削減されており、あまり魅力的でないという意見が複数見られました。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長についても企業全体、そして同業他社との比較でも厳しい評価となっています。
やりがいについては、売上の7割を占めるOTC部門ではトップブランドも多いためやりがいを実感できるという意見が複数ありました。
ただし、社内評価制度への不満意見が非常に多く、モチベーションダウンの大きな原因となっているようです。
成長環境については、研究職では比較的プラス意見が多くありました。幅広い製品群を取り扱っており経験を積むことが出来る点が評価されているようです。
ただし、営業職など他職種についてはあまり良い意見は見られず、長期育成が前提といない、数字ありきでスキルアップにつながらないという不満が多いようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気についても残念ながら決して良い評価とは言えません。
特に多く見られた意見は、法令遵守・失敗しないことを重視するあまり、守りの姿勢となってしまい自由闊達な発想が全く評価されないという意見でした。
社員からすると無駄だと感じる業務も多く旧体質だと不満に感じているようです。
また、オーナー経営かつ評価制度が減点方式で管理職に厳しいものに変更されたため、現場の声を経営層に上げること、さらにトップに伝えることが出来ないという口コミも複数ありました。
ただし、その分社員同士の仲は良く、現場は働きやすい雰囲気のようです。
※大正製薬を志望する人におすすめな他の企業は?
大正製薬が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 第一三共株式会社
- 沢井製薬株式会社
- 中外製薬株式会社
- 小林製薬株式会社
6. 大正製薬への転職を成功に導くたった1つのコツ
大正製薬に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
大正製薬への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。
転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、大正製薬の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。
なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 大正製薬転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
大正製薬への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
大正製薬志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 大正製薬に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 大正製薬以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
DODA | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『DODA』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
大正製薬へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. DODA|求人数No.2・転職サポートが評判
『DODA』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
DODA公式サイト:https://doda.jp/
※DODAは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『DODA』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・DODAと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。
担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。
担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。
しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
大正製薬での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
大正製薬への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・大正製薬転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
大正製薬転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。