トリンプに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント

「中途採用で、トリンプに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、トリンプへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、トリンプへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|トリンプの特徴と転職のポイント
  2. トリンプの企業情報
  3. トリンプの採用情報
  4. トリンプの求人情報
  5. トリンプに関する口コミまとめ
  6. トリンプへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. トリンプ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがトリンプへ転職すべきか判断できるとともに、トリンプへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|トリンプの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「トリンプに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

トリンプの特徴

  • スイスに本社を置くグローバルメーカートリンプの日本法人
  • 国内下着メーカーでは第2位の規模で、人気ブランドを複数持つ
  • 平均年収は約400万円台、平均残業時間は10~20時間と、アパレル業界として平均的待遇
  • 現在はグローバル本社の権限が強く、企業風土への評価はさほど高くない

トリンプへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. トリンプの企業情報

 社名 トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社
 本社所在地東京都中央区築地5-6-4 浜離宮三井ビルディング5・6階
 代表者代表取締役社長 ヴァンサン・ネリアス
 設立1964年10月10日
 資本金1億円
 売上非公開
 従業員非公開
 事業内容ファンデーション、ランジェリー、ストッキング、ナイトウェア、下着、水着などの製造・販売

2-1. 事業内容

1964年に設立されたトリンプは、スイスに本社を置く世界最大級の女性用下着メーカーの日本法人です。

日本国内下着業界では、ワコールに次ぐ第2位のメーカーで、「天使のブラ」「恋するブラ」など多くの有名ブランドを扱っています

また、日本での技術力や新製品開発力は高く評価されており、グローバルでも中核的存在となっています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:トリンプ企業HP

トリンプは、「お客様は、私たちのブランド・製品を信頼し、購入、着用することで、自分の魅力を実感し、ポシティブなイメージを描き、幸福感や自尊心を高め、より自分に自信を持つことができます。」というメッセージを企業ビジョンとして掲げています。

また今後の経営戦略としては、製品の企画から製造、販売を一貫しておこなうSPA型店舗「AMO’S STYLE by Triumph」の拡大と、市場拡大を続けるインターネットチャネルを通して、幅広い女性層に向けた豊富なブランド展開を進めていきたいとしています。

2-3. グローバル展開

親会社であるトリンプ・インターナショナルは、ヨーロッパ諸国を中心に、アジア太平洋地域でも広く事業展開をする、売上高においては世界最大級テキスタイルメーカーの1つです。

ただし日本法人であるトリンプ・インターナナショナル・ジャパンは、もちろんスイス本社とのコミュニケーションは職種によっては発生しますが、あくまで日本国内市場をターゲットとしているため、国内業務が中心となります。

グローバルな環境で活躍したい人は・・

海外赴任や、グローバルなビジネスに携わる仕事をしたい人には、海外展開に積極的な日系企業への転職をおすすめします。

一見、外資系企業に転職した方が希望に沿った仕事が出来ると考えがちですが、外資の日本支社はあくまで一つの支社にすぎず、日本国内をターゲットとした業務が中心となります。

日系メーカーの多くはすでに海外市場に舵を切っており、グローバル市場において即戦力となる人材を積極的に採用している企業も多くあります。

トリンプ企業HP:https://www.triumph.com/corporate/ja/

見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. トリンプの採用情報

業界大手の下着メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、トリンプの採用情報についてお伝えします。

3-1. トリンプの採用職種

トリンプでは、生産管理、製品開発、リサーチ、Eコマース関連職など、事務系・技術系ともに複数の職種で中途採用を募集しています。

表記は英語ですが、採用HPでは募集中の各職種について、業務内容、応募要件など詳細が記載されています。参照すると良いでしょう。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 約550万円~

社員の平均年収 : 486万円(35.9歳)

(※年収情報非公開のため、口コミ等による参考値)

トリンプの給与は、ワコールやピーチ・ジョンといった競合他社と比較しても平均的な給与水準だと言えます。

アパレル業界は全体的に給与水準は高くない傾向にありますが、現場の販売員の給与水準が全体に影響を与えているという点も注意が必要です。

総合職などで入社した場合、上記の給与水準より高い場合も多々あるため、転職を検討しているが給与面がネックだと感じている場合は、一度コンサルタント等に相談すると良いでしょう。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:10〜20時間

トリンプの平均残業時間は【10〜20時間程度】です。

同業界のワコールやピーチ・ジョンなどと比較して平均的な残業時間だと言えます。

フレックス、ノー残業を企業としても推奨し、プレミアムフライデーをいち早く導入したことでも知られるなど、WLB推進は進んでいるようです。

ただし、裁量労働制となるマネージャー職以上や、小売業スケジュールに対応しなければならない営業職等ではその限りではない場合もあるため、事前に希望職種の働き方等についてもしっかりと確認しておくことをおすすめします。

3-4. 社員メッセージ

引用:トリンプ採用HP

トリンプのキャリア採用HPでは、実際に中途入社した社員のインタビューを紹介しています。

ファイナンス部門の社員1名のみなので情報量としてはやや少ないですが、前職内容、入社動機、現在の職務内容、カルチャーについてなど、転職を検討する際や、また実際の選考においても参考となる情報ではないでしょうか。

転職活動の際に希望企業の社員に実際に話を聞ける場合はそれが一番ですが、そうでない場合はこういった情報も活用し、少しでも生の声を集めるよう心掛けましょう。

※トリンプの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. トリンプの求人情報

トリンプへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、トリンプの求人情報をご紹介します。

大手転職エージェントであるdodaリクルートエージェントJACリクルートメントを使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。

4-1. 事務系職種では、商品管理職、需給予測担当職の求人あり

おすすめ転職サイト各社で検索すると、外資系企業への転職に強いJACリクルートメントで、トリンプ中途採用の求人が見つかりました。

今回公開求人に出ているのは、商品管理職と需給予測担当職の2つの求人ですが、どちらも業務経験は必須となるものの、英語力は職種により異なります

外資系企業といっても、必要とされる語学力のレベルは様々で、中には実際は対国内業務が大半でほぼ英語を使わないという企業や職種もあります。

想定年収は、職種により異なりますが、約550万円~で、アパレル業界としてはまずまずの水準です。

ただし、中途採用の場合は、入社前の交渉次第で当初の提示年収よりアップでの転職も可能なため、ぜひコンサルタント等を活用し年収交渉を行うことをおすすめします。

4-2.トリンプ企業採用サイトではの技術系職種の求人あり

引用:トリンプ企業採用サイト

3章でもお伝えした通り、トリンプ採用HPでは、複数の職種で中途採用を募集しています。

技術系職種としては、製品デザイン技術職において、マネージャーポジションでの募集があります。

応募要件としては、「10~12年のアパレル業界での経験」「5年以上の製品デザインの経験」「マネジメントスキル」「ビジネスレベルの英語力」と高い専門性を求められるポジションであり、募集年齢も30~45歳とマネージャー層を想定した求人となっています。

5. トリンプに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、トリンプの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

トリンプに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 総合職の評価は悪くないが、販売員の評価が低い
  • 外資系だが、給与体系等は日系企業に近い
  • 新卒と中途採用では昇給等に差あり
仕事のやりがい・成長
  • 若手の裁量は大きいので、風土に合う人はやりがいを感じる
  • グローバル基準の評価制度はあるが、基準は不明確
  • 体系的な研修制度はないが、OJTで学ぶものは大きい
人間関係・社員の雰囲気
  • 外資のドライさと内資の風通しの悪さが混在している
  • 現在は本社の権限が強く、外資らしい風土が強くなっている
  • 転職者も多く、社内の雰囲気は良いとは言えない。
その他
  • 女性も主導権を持ち長く働ける企業で、管理職登用も盛ん

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、待遇面への満足度は良いとは言えませんが、福利厚生面については各大手企業と比較しても悪くない評価です。

下着メーカーの中では平均的な評価でしょう。

給与水準について、口コミサイト等の評価では、主に本部勤務となる総合職社員の評価はさほど低くなく、アパレル業界としては高水準で、どちらかと言えばメーカーの給与テーブルに近いという意見も多くありました

一方、販売職の評価はかなり低いものも多く、他社販売職と比較しても待遇は良くないという意見も複数みられ、全体の評価を下げているようです。

また、総合職についても、中途入社の場合は総合職での入社ではないため、新卒採用者とは昇給スピード、体系が異なるようです。

そのため、特に入社時の年収交渉が重要だという意見が見られました。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については企業全体、業界内どちらと比較してもまずまずの高評価です。

やりがいについては、どの職種においても、比較的若手のうちから裁量が大きく、現場の意見を取り入れる風土もあるため、自分で裁量を持って仕事をしたい人にはやりがいのある職場という意見が複数見られました。

販売職についても同様の意見が多くあります。

育成環境については、大手日系企業のように体系的な研修制度等確立されていないものの、OJTにより学べるものは大きく、加えて自己研鑚も怠らなければ転職等においても十分に通用するのではないかという意見が複数見られました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については可もなく不可もなくというところで、大手下着メーカーの中では平均的な評価です。

企業風土としては、外資系のドライな面と日系企業のような風通しの悪さが混在しており、あまり良い風土とは言えないという意見が複数ありました。

ただし、カリスマ経営者と知られ、2006年までトップを務めた吉越氏の社長就当時については、日本市場に根付いた効率的な経営がされており、業績も好調であったため、風土も非常に良かったという意見が多く見られます。

その当時と比較すると、現在はグローバル本社の権限が強く、トップも数年ごとに交代するため、日本の慣習と合わず無駄が発生することも多々あり、現場社員としては苦労も多いようです。

また、女性向け下着メーカーということもあり、女性社員も多く男女差を意識せず働ける環境と風土のようです。

実際に産休・育休をとりながら第一線で活躍する女性も多いようですが、その他の社員にしわ寄せがいく場合も多いという意見も複数見られました。

※トリンプを志望する人におすすめな他の企業は?

トリンプが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社ワコール
  • 株式会社ピーチ・ジョン
  • ルイ・ヴィトン・ジャパン株式会社
  • プラダジャパン株式会社

6. トリンプへの転職を成功に導くたった1つのコツ

トリンプに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

トリンプへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。

転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、トリンプの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。

なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. トリンプ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

トリンプへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

トリンプ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • トリンプに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • トリンプ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。トリンプ同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

トリンプへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

トリンプの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。

担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。

担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

トリンプでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

トリンプへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るトリンプ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

トリンプ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。