「中途採用で、神戸製鋼に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、神戸製鋼所(神戸製鋼)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、神戸製鋼への転職についてご紹介します。
- まとめ|神戸製鋼の特徴と転職のポイント
- 神戸製鋼の企業情報
- 神戸製鋼の採用情報
- 神戸製鋼の求人情報
- 神戸製鋼に関する口コミまとめ
- 神戸製鋼への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 神戸製鋼転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが神戸製鋼へ転職すべきか判断できるとともに、神戸製鋼への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|神戸製鋼の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「神戸製鋼に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
神戸製鋼の特徴
- 業界第3位の鉄鋼メーカーで、鉄鋼・銅から機械・電力まで幅広く事業を展開
- 2017年に発覚した品質データ改ざんを受けて、再発防止策の徹底に取り組んでいる
- 若手のうちから一定の裁量を持って任されるため、やりがいや成長を実感している人は多い
- 平均年収は540万円で、若手のうちは給与が低く、30代から伸びるという声が目立つ
- 平均残業時間は25〜30時間だが、事業部門ごとによって労働環境は大きく異なる
- まだまだ男社会であるが、女性も増えており、女性も働きやすい環境づくりを推進している
神戸製鋼への転職のポイント
- 中途採用は随時、積極的に行なっている
- 「技術系」「事務系」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 神戸製鋼の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 神戸本社:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通二丁目2番4号 東京本社:東京都品川区北品川五丁目9番2号 |
代表者 | 代表取締役社長 山口貢 |
設立 | 1911年6月(創立1905年9月) |
資本金 | 約2509億円 |
売上 | 連結1兆8811億円(2018年3月期) |
従業員 | 連結36,951人、単独11,034人(2017年3月) |
事業内容 | 鉄鋼関連事業、アルミ・銅関連事業、機械関連事業、電力関連事業 |
2-1. 事業内容
神戸製鋼は1911年に設立された業界第3位の大手鉄鋼メーカーで、同業と比べて鉄鋼事業の比率が低く、アルミ・銅などの素材から機械や電力事業まで幅広く手掛けています。
同業他社と比べると、規模拡大を目指すのではなく特殊用途など付加価値の高い商材の開発に注力しています。
神戸製鋼グループとして、以下8つの事業領域で展開しています。
事業部門 | 主なポイント | |
素材系 | 鉄鋼 | 鋼材、鋳鍛鋼、チタン、鉄粉、電力卸供給の製造販売など |
溶接 |
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アルミ・銅 | 自動車およびIT関連産業向けのアルミ・銅の製造販売 | |
機械系 | 機械 | 産業機械や圧縮機、エネルギー・原子力関連機器などの製造販売など |
エンジニアリング | 製鉄・エネルギー分野を中心に各種プラントエンジニアリング | |
コベルコ建機 | 油圧ショベルの専業メーカー | |
電力系 | 電力 | 電力の供給事業 |
– | その他 | 不動産や電子材料など |
2-2. トップメッセージと事業計画
神戸製鋼のトップメッセージでは、2017年に品質データなどの改ざんが発覚したことを受けて改めて謝罪しています。
(※製品強度などのデータ改ざんは1970年代から長年、自動車・新幹線・航空機など様々な部材で行われていました。不正が行われていたのは国内外23ヶ所の工場や子会社で、出荷先は計688に及びます。)
再発防止策として、「外部有識者の登用、全社的な品質保証部門の見直し、企業風土の抜本的な改革」などに取り組んでいます。
また、今後に関しては中期経営計画では以下を成長戦略として推進しています。
事業 | 成長戦略の柱 |
素材系 |
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機械系 |
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電力系 | 新規発電プロジェクトの推進 |
2-3. グローバル展開
神戸製鋼は16の国・地域に97の海外拠点を構え、海外事業は全社売上の約4割を占めています。
例えば、海外では主に以下の業務を行なっている他、国内拠点でも外国籍の社員が多数活躍しています。
- 技術系:プラント建設工事や海外で調達する機材の仕様・技術打合せなど
- 事務系:原材料・資材の調達や輸入、製品の海外営業、提携先との折衝など
海外従業員11000人のうち、年間の海外出張者は約2000人で計1万回以上、海外駐在者は約300名です。このように海外出張・海外駐在のチャンスは多いため、海外志向の人にもおすすめします。
神戸製鋼企業HP:https://www.kobelco.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 神戸製鋼の採用情報
業界大手の鉄鋼メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、神戸製鋼の採用情報についてお伝えします。
3-1. 神戸製鋼の採用職種
現在、神戸製鋼の中途採用ページでは以下の通り、「技術系」「事務系」ともに中途の募集があります。
区分 | 職種 | |
技術系 | 総合職 |
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基幹職(専門職) | 品質検査・品質機器管理 | |
事務系 | 総合職 |
|
※直近10年間の中途採用実績を見ると、毎年数百人規模で採用しています
上記のように、「技術系」「事務系」ともに求人がありますが、その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあります。
そのため、もし転職を検討している場合は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、新卒採用ページで事業部門ごとに募集している職種は、以下の通りです。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 500〜600万円
社員の平均年収 : 540万円(平均年齢39.2歳)
神戸製鋼の平均年収は540万円で、同業の中では低めと言えます。
社名 | 年収 | 平均年齢 |
日立金属 | 754万円 | 44.1歳 |
大同特殊鋼 | 737万円 | 39.1歳 |
新日鐵住金 | 597万円 | 37.4歳 |
神戸製鋼 | 540万円 | 39.2歳 |
また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:25〜30時間
神戸製鋼の平均残業時間は【25~30時間程度】で、競合の新日鐵住金などと比べると少ないと言えます。
ただし、神戸製鋼は幅広い分野で事業を展開しており、「事業部門が異なるとまるで別会社のように雰囲気が異なる」という口コミも多いです。
そのため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
神戸製鋼の採用HPでは、「固定観念にとらわれない新しい『力』を求めています』とメッセージしています。
また、神戸製鋼グループが定めている「あるべき人材像」は、以下の3つです。
キーワード | 詳細 |
誠実 | 真実を真摯に受け止め、誠意をもって行動する人材 |
協働 | 自分の考えを発信し、相手の意見を受診し、切磋琢磨しながら取り組む人材 |
変革 | 現状に満足せず、常に挑戦し、変革を目指す人材 |
神戸製鋼は、長年の品質データ改ざん発覚を機に、国内外の信頼を回復するための誠実な姿勢や変革などが求められています。
そのため、中途採用においては、前職までの経験を棚卸しした上で、「誠実・協働・変革」のキーワードに合った経験をいかに引き出せるかが重要と言えます。
※神戸製鋼の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- グループ会社:採用情報
4. 神戸製鋼の求人情報
神戸製鋼への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、神戸製鋼の求人情報をご紹介します。大手転職サイト『JACリクルートメント』『doda』を使って調べると、「技術系」「事務系」ともに中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、神戸製鋼の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 技術系は「各種エンジニア、設計開発、品質保証など」の求人あり
『JACリクルートメント』『doda』で検索すると、上記はほんの一例ですが、「技術系」として様々な職種で中途の募集がありました。
主なポイントをまとめると以下の通りです。
職種 | 主な業務 | 年収 |
各種エンジニア |
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600〜900万円 |
設計開発 (複数あり) |
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500〜900万円 |
品質保証 | 品質管理計画の策定など品質保証業務全般 | 400〜800万円 |
材料開発 | 線材条鋼の材料開発業務(冷間圧造用線材など) | 400〜700万円 |
いずれの職種でも基本的に「応募職種での実務経験」が必須条件とされています。想定年収は幅があり900万円を狙える職種もあるため、昇給での転職の可能性も十分あると言えます。
4-2. 事務系は「企画、営業など」様々な職種で求人あり
『doda』で検索すると、「事務系」として様々な職種で中途の募集がありました。
主な募集職種をまとめたのが以下の表です。
職種 | 主な業務 | 年収 |
企画 |
|
400万円〜 |
営業 | 国内外の鋼管メーカーや問屋へ薄板の営業 | 同上 |
海外営業 | 溶接材料などに関して海外事業の企画、海外グループ会社へのサポート業務など | 300〜750万円 |
経理 | 原価計算、業績管理、税務 | 同上 |
人事 | 採用・人材育成・評価など人事施策の企画、運用 | 同上 |
内部監査 | 内部監査の業務全般 | 400〜650万円 |
基本的に「応募職種での経験、業務に関連する資格」が必須条件とされていますが、営業職ではTOEIC600点以上が必須とされています。
5. 神戸製鋼に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、神戸製鋼の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
神戸製鋼に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、若手のうちは給与が低めで、係長(30代)くらいから大きく伸びるという声が目立ちました。
例えば、係長(30代)で約650万円、管理職(早くて30代後半)で約900万円が目安と言えます。
また、福利厚生は一般の大企業並に完備されており、住宅補助や大手福利厚生会社のプラン(宿泊費やレジャー費の割引)が手厚いと好評です。
5-2. 仕事のやりがい・成長
若手のうちから一定の裁量を持って任せる風土があり、やりがいや成長に繋がっている印象でした。
質問すれば上司や同僚のサポートも得やすい雰囲気という声は多いため、基本的に仕事は進めやすい印象でした。
また、研修制度は階層別・目的別に充実しており、必要に応じて知識・スキルを習得できると好評でした。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社全体としてトップダウンの傾向がやや強い印象でしたが、幅広い事業を行なっているため、事業部門によって雰囲気は大きく異なるという声が目立ちました。
例えば、「鉄鋼」は上下関係が厳しい体育会系、「溶接、電力」は保守的で堅実、管理部門は穏やかな雰囲気という声がありました。
また、関西が拠点なので明るい人も多いという声や、社員に優しい会社という声もあり働きやすい印象でした。
※神戸製鋼を志望する人におすすめな他の企業は?
神戸製鋼が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 川崎重工業株式会社
- 新日鐵住金株式会社
- 株式会社東芝
- 三菱重工業株式会社
- 三菱電機株式会社
- JFEスチール株式会社
6. 神戸製鋼への転職を成功に導くたった1つのコツ
神戸製鋼に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
神戸製鋼への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、神戸製鋼の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 神戸製鋼転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
神戸製鋼への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
神戸製鋼志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 神戸製鋼に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 神戸製鋼以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
神戸製鋼へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
神戸製鋼での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
神戸製鋼への転職はやりがい・成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは神戸製鋼の社風や求める人物像を理解する・神戸製鋼転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
神戸製鋼転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。