調剤薬局事務の転職活動を考えるも
「志望動機になんて書いたらいいの?」
「選考で落とされない志望動機を書きたい!」
と考えていませんか?
結論から言いますと、以下の3点を入れることが転職活動における好ましい志望動機の書き方です。
- 調剤薬局事務を志望する理由
- 応募先の薬局を志望する理由
- あなたが貢献できる根拠
ただし、書く上でのポイントや例文がないとイメージしにくいと思います。
そこで、本記事では例文つきで志望動機の書き方やポイントについて以下の流れで解説します。
- 調剤薬局事務の志望動機の書き方3ステップ
- 調剤薬局事務が志望動機を書くときの3ポイント
- 調剤薬局事務の志望動機 | 例文4選
- 調剤薬局事務の志望動機NG例
- 調剤薬局事務の就職・転職面接で好印象を与えるための5ポイント
- 面接通過率を格段にアップさせる3つの方法
全て読めば、採用担当者に好印象を持たれる調剤薬局事務の志望動機が書けるようになり、選考通過率をグッと高めることができるでしょう。
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目次
1.調剤薬局事務の志望動機の書き方3ステップ
志望動機を書くときは、闇雲に書き始めるのではなく、以下のステップに分けて考えることで、構成の良い志望動機が書けます。
順に具体例を出しながら解説します。
Step1. 調剤薬局事務に惹かれている理由
まずはじめに、「なぜ調剤薬局事務として働きたいのか」を考えましょう。
つまり、調剤薬局事務に惹かれている理由のことです。
特に未経験からの転職を考えている方は、表面的ではない理由を書けるようにしましょう。
以前、病院のお世話になった際、併設されている薬局の清潔感や、顧客対応の丁寧さに感動したのが、調剤薬局事務に興味を持ったきっかけです。
調剤薬局事務に興味を持ったきっかけから考えることがおすすめです。
Step2. 応募先の薬局に惹かれている理由
次に調剤薬局事務としての職場が多くある中、「なぜ応募先の薬局を志望するのか」をわかりやすく書きましょう。
ここでは、応募先の薬局の強みや特性、あなたの実体験を書くことがおすすめです。
例:
現職では、営業事務として社内の営業担当の業務効率化やサポートについて考えてきましたが、次第に直接お客様に価値を届けたいと考えるようになりました。
特に貴社では、子供から高齢者まで幅広い年齢層のお客様がいるため、お客様一人ひとりにあったサポートを考える面白さが得られると感じています。
なお、待遇が良いから・家から近いからといった理由の方もいると思いますが、職務経歴書に書いたり、面接で話すのは避けるべきです。
というのも、「仕事内容よりも待遇ばかり気にする候補者」という印象を与えてしまい、選考通過率の低下につながってしまうからです。
Step3. 応募先の薬局に即戦力として貢献できる根拠
最後に、あなたが応募先の薬局に即戦力として貢献できる根拠について書きましょう。
ここでは、「現在の仕事で身に付けたスキルや経験、あなたの強み」が調剤薬局事務の業務で活かせることを伝えるのがポイントです。
一例を紹介すると、接客業で培ったコミュニケーション能力・営業事務で得たPCスキル、作業の正確さなどです。
例:
調剤薬局事務は未経験ですが、営業事務として培った効率的に事務作業をこなすスキルと、生まれつきのコミュニケーション能力で即戦力として貴社に貢献したいと思います。
調剤薬局事務が未経験だったとしても、「未経験のため即戦力は難しい」「働きながら勉強させてもらいたい」といった、マイナスな印象を与えてしまう話し方は避けましょう。
ここまでのまとめ
ここまで紹介した3ステップに沿って志望動機を作成すると、以下のような文章が完成します。
【Good例】
以前、病院のお世話になった際、併設されている薬局の清潔感や、顧客対応の丁寧さに感動したのが、調剤薬局事務に興味を持ったきっかけです。(Step1)
現職では、営業事務として社内の営業担当の業務効率化やサポートについて考えてきましたが、次第に直接お客様に価値を届けたいと考えるようになりました。
特に貴社では、子供から高齢者まで幅広い年齢層のお客様がいるため、お客様一人ひとりにあったサポートを考える面白さが得られると感じています。(Step2)
調剤薬局事務は未経験ですが、営業事務として培った効率的に事務作業をこなすスキルと、生まれつきのコミュニケーション能力で即戦力として貴社に貢献したいと思います。(Step3)
次章では、調剤薬局事務としての志望動機を書くときのポイントについて解説します。
2.調剤薬局事務が志望動機を書くときの3ポイント
1章で紹介したステップにそって書いたからといって、必ず好印象な志望動機が完成するわけではありません。
この章では、志望動機を書くときのポイントを以下の3つ紹介します。
上記を意識すれば、自然と好印象を持たれやすい志望動機が書けるようになるでしょう。
point1. 会社に貢献できる強みは自信を持ってアピール
「未経験だからアピールできる強みがない」「前職で大した成果を出せていない…」といった理由から、自信を持って自分をアピールできていない方が多くいらっしゃいます。
しかし、転職活動で選考通過率を上げるためには、謙遜しすぎないで、自信を持って自分をアピールする必要があります。
というのも、自信なさげな内容を書いてしまうと「この人は採用しても活躍してくれなそう」と面接官に思われて、選考通過率が下がってしまうからです。
話を盛って書いたり、ありもしない実績を作るのは問題ですが、そうでなければ、自分のやってきたことや強みに自信を持って書くようにしましょう。
point2.携わりたい業務内容を明確に伝える
携わりたいポジションや業務内容を明確に伝えることで、選考通過率を高めることができます。
なぜならば、あなたの希望する業務内容を明確に伝えることで、「仕事内容に興味を持ってくれている候補者」という良い印象を持ってもらえるからです。
特に調剤薬局事務は、覚えることが多く、専門性も高いため、仕事内容に関心があり、熱心に勉強できる人の方が適性もあるといえます。
当然、携わりたい業務以外の仕事もすることになりますが、特にやりたいと感じている仕事内容を伝えるようにしましょう。
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調剤薬局事務員の仕事内容
point3.文字数は200~300文字程度にする
志望動機の文字数は200~300字程度に抑えましょう。
志望動機を考えるうちに、盛り込みたい情報が増えて、かなりの文字数になってしまうことがあります。
その場合でも、本当に伝えるべき内容はどれか考えて、不要な箇所を削ぎ落としていくようにしてください。
また、回りくどい表現や意味が重複している箇所がないか確認することも大切です。
次章では、調剤薬局事務の志望動機の例文を紹介します。
3.調剤薬局事務の志望動機 | 例文4選
志望動機を書くための流れやポイントが理解できても、例文がないとイメージがつきにくいという方が多くいらっしゃいます。
この章では、調剤薬局事務の志望動機を「未経験者」と「経験者」にわけて紹介します。
3-1.調剤薬局事務「未経験者」の志望動機
調剤薬局事務未経験の方の志望動機の例文を紹介します。
業種・職種の経験の有無に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「同業種×異職種」の志望動機
以下の例は、医療機器メーカー の営業職から調剤薬局事務へ転職する方の「同業種×異職種」のケースです。
調剤薬局事務は、コミュニケーション能力が求められるため、営業としての経験は比較的活かしやすいといえます。
【Good例】
これまで医療機器メーカーの営業職として勤めてきましたが、次第に直接患者さんと接する仕事がしたいと考えるようになり、志望いたしました。
特に貴社は、ただ薬を届けるだけではなく、患者さんが安心して通える清潔感のある薬局という方針があるため、私の希望する患者さんのサポートを高いレベルで実現できると考えています。
調剤薬局事務は未経験ですが、前職で培った「相手の懐に入るコミュニケーション能力」「医療の基礎知識」を活かして即戦力として貴社に貢献していきます。
「異業種×同職種」の志望動機
以下の例は、営業事務から調剤薬局事務への転職を考える方の「異業種×同職種」のケースです。
調剤薬局事務は未経験とはいえ、事務職としての経験が評価されやすいため、営業事務の具体的な業務内容を記入することで即戦力をアピールすることができます。
【Good例】
以前、病院のお世話になった際、併設されている薬局の清潔感や、顧客対応の丁寧さに感動したのが、調剤薬局事務に興味を持ったきっかけです。
現職では、営業事務として営業担当の業務効率化やデータ管理、エクセル・ワードを用いた資料作成に勤めてまいりましたが、次第に直接お客様に価値を届けたいと考えるようになりました。
特に貴社では、子供から高齢者まで幅広い年齢層のお客様がいるため、お客様一人ひとりにあったサポートを考える面白さが得られると感じています。
調剤薬局事務は未経験ですが、営業事務として培った効率的に事務作業をこなすスキルと、生まれつきのコミュニケーション能力で即戦力として貴社に貢献したいと思います。
「異業種×異職種」の志望動機
最後に、業種も職種も未経験で、最も志望動機を書きにくく、選考通過率も低くなりやすいケースを紹介します。
選考通過率が低いとはいえ、十分な志望動機を書いた上で、多くの求人に応募すれば転職成功確率を高めることは可能です。
【Good例】
病気がちで落ち込んでいた時期に、近所の薬局の受付の方が丁寧に対応して、元気付けてくれたエピソードが調剤薬局事務に興味を持ったきっかけです。
特に貴社は、患者さんとのコミュニケーションを重視した運営方針と聞いており、私の希望する仕事を実現できると考えて志望しました。
現職では、アパレルの店舗販売員としてお客様とコミュニケーションを取りながら、最適な服を提案できるよう勤めております。
調剤薬局事務は未経験ですが、アパレル業界で培った接客スキルを活かして、即戦力として貴社に貢献したいと思います。
3-2.調剤薬局事務「経験者」の志望動機
調剤薬局事務としての経験がすでにある方の志望動機の例文を紹介します。
すでに経験がある場合は、即戦力であることが最大の強みになるため、それらを盛り込んだ志望動機を書くことがおすすめです。
【Good例】
これまで地方薬局で5年間、調剤薬局事務として、レセプト業務や患者さんの対応はもちろん、満足度を高めるための環境作りにも貢献してきました。
また、後輩の育成にも携わり、やりがいを感じることができましたが、私自身も今より幅広い業務に挑戦したいと考えるようになりました。
病院併設型の薬局で規模も大きい貴社でなら、それが実現できると考えています。
5年間の調剤事務経験と、幅広い業務に挑戦し吸収していく姿勢を活かして即戦力として貴社に貢献したいです。
4.調剤薬局事務の志望動機NG例
この章では、調剤薬局事務の志望動機のNG例を紹介します。
自分の考えている志望動機に問題がないか、ぜひ確認してみてください。
順に読み進めてみてください。
4-1. 待遇面や残業時間が最優先
待遇や残業時間ばかり気にしている志望動機だと、「仕事内容には興味がなさそう」「活躍は期待できなそう」といったネガティブな印象を採用担当に与えてしまいます。
それらが本音だったとしても、選考通過のためには書くのは避けるべきです。
【NG例】
調剤薬局事務の中でも、貴社は残業時間は短く、家事との両立がしやすいと考えて志望しました。
4-2. 地元に対する想いが強い
地元に対する想いが強く、働く地域ばかり気にしているのはおすすめできません。
というのも、「地域に貢献したいから」というのは、採用担当からしたら「自社で働きたい理由」にはならないからです。
地元に対する想いは聞かれたら補足する程度に抑えて、応募先の薬局のことを調べて、別の志望理由を考えましょう。
【NG例】
生まれ育った◯◯市に貢献したいという想いから、◯◯市で定評のある貴社を志望いたしました。
4-3. 経験を積みたい・勉強したい
意外と多いのが、「経験を積みたい・勉強したい」という姿勢を強調している志望動機です。
向上心があるように感じるかもしれませんが、中途採用で見られるのは基本的に「できるだけ早く戦力になってくれそうか」なので、受け身の姿勢はネガティブな印象を与えてしまいます。
【NG例】
規模が大きく、体制も整っている貴社でなら、未経験の私でも調剤事務としての経験を積みやすいと考えて志望しました。
4-4. 志望理由があいまい
準備が不十分な方に多いのが抽象的で印象に残りにくかったり、「あまり自社のことを調べてなさそう」と思われる志望理由を書いてしまうケースです。
企業理念への共感は大切ですが、それだけでは不十分なので、応募先の薬局について調べた上で志望理由を書きましょう。
【NG例】
貴社の理念に共感して、私も役に立つ仕事がしたいと考えて志望しました。
5.調剤薬局事務の就職・転職面接で好印象を与えるための5ポイント
面接官からの質問に答える際は、以下の点を押さえておくことで、より的確に伝えられるようになります。
それぞれ詳しく見てみましょう。
5-1.説得力のある伝え方「PREP法」で話す
「PREP法」と呼ばれるプレゼンテーションのフレームワークに沿うことで、伝えたい内容を的確に表現できます。
これは、まず結論を述べ、次にその理由を伝え、わかりやすく具体例を示したうえで、最後に再度結論を伝えるというものです。
質問への回答セオリー「PREP」
これにより自分の意見をわかりやすく相手に伝えることができます。
以下では実際に、「あなたの強みは何ですか?」という面接質問を受けた際の回答例を、PREP法に沿って解説していきます。
「P」Point:結論
最初の回答は「P」結論です。
面接者の質問に対して、一言で答えましょう。
ポイントは、最も伝えるべきことを端的に一言で言い表すということです。
また、「薬剤業界の未来を考えて、業界全体で取り組むべきことと、あなたが当院でやりたいことは何ですか?」といった複雑な質問だと詰まってしまう応募者も多いでしょう。
このような時は、話し始めながら考えるのでなく、「少しお時間頂けますか?」と断って10秒ほど考えた後に結論から話しましょう。
「R」Reason:理由
次の回答は「R」理由です。
「P」で答えた結論の理由・背景を簡潔に伝えます。
PRした部分がなぜ自分の強みと言えるのか、その背景を伝えるために、自身の仕事経験に沿った事実を話すようにしましょう。
「E」Example:例
理由を伝えた後の回答は「E」例です。
自身の回答に真実味を持たせるため、具体的な事例を伝えます。
ポイントは、自分の経験を1つに絞ってわかりやすく伝えることです。
複数のエピソードを話してしまうと、一つ一つの事例が薄くなってしまい、散漫な印象を与えます。
自分らしさが伝わる例を、じっくりと一つ話せば十分でしょう。
「P」Point:結論
回答の最後には「P」結論を再度伝えましょう。
回答の最後には再度結論を伝えることで、印象的なPRに繋がります。
5-2.頻出の質問は事前に回答を考えておく
薬剤師面接において、頻出の質問はある程度限られてきます。
上記で紹介したよくある質問に対する回答は、ある程度事前に考えておくと良いでしょう。
必要以上に緊張することなく、リラックスして面接に望めます。
ただし、丸暗記する必要はありません。
むしろ回答を一言一句覚えようとしてしまうと、質問に対して微妙に食い違った返しをしてしまったり、とっさの質問に答えられなかったりしてしまう恐れもあります。
「○○について聞かれたら、実体験のエピソードを添えて○○について話そう」のような、大まかな答え方の流れを考えておく方が望ましいです。
補足:「焦らずにゆっくり考えても良い」という心持ちでOK
ある程度回答を考えておいても、想定していなかった質問に対して「緊張で頭が真っ白になってしまいそう」という不安もあるでしょう。
緊張しやすいという方は、「焦らずにゆっくり考えても良い」という心持ちで面接に臨むことをおすすめします。
もし回答がすぐに浮かばなかった場合も、
- 「すみません、もう一度質問をお伺いしてもよろしいですか?」
- 「少し考える時間をいただいても良いでしょうか」
と断りを入れ、深く息を吸って落ち着きを取り戻すようにしましょう。
5-3. 態度や表情にも気をつける
面接は話す内容だけでなく、態度・表情も非常に重要です。
同じことを喋っていても、ハキハキとした態度で自信を持って話すか、おどおどと落ち着きなく話すかで、伝わる印象は全く異なります。
中でも、特に重要なのは、以下の3点です。
それぞれ簡潔に解説します。
笑顔
笑顔は好印象を与える最大の要素です。
口角を上げ、常に明るい表情でいることを意識してみてください。
緊張するとつい暗い表情になってしまうことも多いため、面接直前は鏡を見て、笑顔の練習をしておくのも良いでしょう。
姿勢
面接官と向き合ったときの姿勢も重要です。
背もたれに大きく寄りかかったり、浅く座ったりしてしまうと、だらしない印象を与えてしまいかねません。
背筋を伸ばし、顎を引くことを意識するだけでも、雰囲気は随分と変わります。
事前に鏡の前で姿勢を確認したり、座っている様子を動画で撮影したりして、自身の姿勢を一度客観視してみるのもおすすめです。
目線
「相手の目を見て話す」ことも、意識しておくべきポイントです。
目線が泳いだり、ずっと下を向いて話したりしてしまうと、どれだけ良い自己PRを伝えても、好印象には繋がりません。
特に薬剤師は他のスタッフ、患者さんとのやり取りが常に発生する仕事なので、「うまくコミュニケーションが取れない人なのではないか」と懸念される恐れもあります。
緊張で目を合わせるのが難しいという方は、「相手の眉間あたりに視線を向ける」ことを意識してみてください。
5-4. コミュニケーションスキル
患者さんと常にやり取りを行う薬剤師の面接では、コミュニケーションスキルの有無も重要な観点となります。
特に服薬指導では、相手に情報を適切に伝えるために、コミュニケーションスキルが何よりも重要です。
経験や業務レベルだけでなく、
- 質問に対して適切な返答が返ってくるか(会話がきちんと成立しているか)
- 自分の考えや意見をしっかりと持っていてそれを相手に過不足なく伝達できるか
といった点も採用を左右する要素となることを理解しておきましょう。
5-5. 社会人マナー
礼儀正しい言葉遣いと態度、服装で面接に臨み、社会人としてのマナーが身についていることを示しましょう。
また、以下についても気をつけましょう。
- 面接当日は遅くとも10分前には到着しておく
- やむを得ない理由で遅れる場合はできるだけ早く連絡する
- 面接場所までの道のりは、前日までに確認しておく
面接の内容が良かったとしても、マナーで減点されてしまうともったいないので、注意しましょう。
次章では、面接通過率を高めるための具体的な方法ついて解説します。
6.面接通過率を格段にアップさせる3つの方法
面接通過率をアップさせるためには、以下の3点を意識しておきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
6-1.情報収集を徹底する
面接の前には、必ず徹底して情報収集を行っておきましょう。
それにより、志望先の職場に合わせた志望動機を考えられるからです。
また、志望先に合わせた逆質問を行うことで、熱意や意欲のアピールにつながることもあります。
反対に、事前の情報収集が足りていないと、的はずれな自己PRをしてしまうこともあるでしょう。
公式サイトなどがあれば隅々までチェックして、情報収集しておくことをおすすめします。
6-2.時間をかけて自己分析を行う
効果的な自己PRを行うためには、一度時間をかけてしっかりと自己分析をしておくことが欠かせません。
これまで自身が経験した業務を振り返り、志望先の業務に活かせそうなものをピックアップしておきましょう。
また、経歴やキャリアビジョンなどを一度しっかりと考えておけば、予期せぬ質問に対しても、即座に返答しやすくなります。
6-3.事前に面接練習を行う
面接に慣れていない方にとって、緊張してしまうのは当然のことです。
そのため、まずは面接練習などを行い、場の空気感に慣れることも大切です。
例えば、転職サイトを利用することで、模擬面接などの選考対策を実施してもらうことができます。
転職サイトの担当者は、数々の薬剤師転職を支援してきた、いわば転職のプロです。
採用側の視点も踏まえた的確なアドバイスをしてくれます。
面接の振る舞いなどの改善点を聞き、場馴れすることで、次第に自信がつき、過度な緊張を避けることもできるでしょう。
まずは転職サイトに相談してみるのもおすすめ
調剤薬局事務としての転職を検討している方は、『マイナビコメディカル』『メドフィット』などの転職サイトに相談してみるのもおすすめです。
『ジョブメドレー』も求人数は多いですが、サポートは行っていないため、面接対策・書類添削を希望するなら「マイナビコメディカル」に登録するといいでしょう。
まとめ
ここまで調剤薬局事務の志望動機について解説しましたが、いかがでしたか?
志望動機を書く際は、以下の3点を入れることが重要です。
- 調剤薬局事務を志望する理由
- 応募先の薬局を志望する理由
- あなたが貢献できる根拠
経験者が優遇される仕事ですが、未経験の採用を行なっている薬局も十分にあります。
採用担当に好印象を与えられる志望動機を書いて、ぜひ選考通過率を高めてみてください。
本記事で紹介した転職サイト
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現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。