仕事でやりたいことが分からずに悩んでいる20代は決して少なくありません。
「懸命に働いているけど、自分のやりたいことなのか分からない」
「今の会社で働き続けても、やりたいことが見つかる自信がなくて不安」
「憧れの会社に入社できてうれしかったけれど、思っていた仕事と違った」
記事を読んでいる方の中にも、同じような悩みを抱えている人がいるのではないでしょうか。
新卒や第二新卒で入社した会社で働いていることの多い20代。
まだまだキャリアのスタートラインに立ったばかりですが、だからこそやり直しが効くという大きなメリットもあります。
今回は、今の仕事に不満や悩みを抱えている20代に向けて、天職を見つける9つの方法を紹介します。
何がしたいか分からないと悩んでいる20代の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読むとわかること
仕事で何がしたいか分からない20代の特徴
転職活動する前にやりたいことを決めたほうがいい理由
何がしたいか分からない20代がやりたい仕事を見つける方法
何がしたいか分からない20代が仕事探しをするときに確認すべきこと
20代で何がしたいか分からないまま仕事を続けた末路
20代でやりたい仕事が分からないときの対処法
仕事で何がしたいか分からない20代は多い
仕事でやりたいことが分からずに悩んでいる20代は決して少なくありません。
実際、dodaが実施した男女別満足度のアンケートによると、仕事内容に満足していると答えた20代は全体の6割程度。
3人に1人が何かしらの不満や悩みを抱えていることが分かります。
また、厚生労働省が公表する「新規学卒就職者の離職状況」 によると、大卒就職者の3年以内の離職率は31.2% に上ります。
したがって、仕事にやりがいを感じられず悩みを抱えている20代は決して珍しい存在ではないといえるでしょう。
仕事で何がしたいか分からない20代の特徴
ここでは、現在の仕事に迷いや不満を抱えている20代の特徴を紹介します。
順番に解説します。
挑戦することを恐れる
仕事で何がしたいか分からない20代の人の中には、挑戦することを恐れる人が多いです。
これは、失敗や批判を恐れ、能力や可能性を十分に発揮できないことと関係しています。
ときには過去のネガティブな経験や環境、周囲の期待などが、足枷となってしまうこともあるでしょう。
しかし、チャレンジすることで、新しい能力や知識を身につける機会を増やせます。
自分の興味や能力が広がることで、キャリアに幅が生まれるでしょう。
失敗をしてもまだまだ巻き返せる20代。
一番挑戦しやすい時期なのだと前向きにとらえましょう。
自己理解が浅い
20代はキャリアの初期段階であり、経験不足なことも多いため、自分自身を十分に理解できていないのも無理はありません。
しかし、自己理解が浅いと何がしたいか分からなくなってしまい、仕事選びやキャリアプランに悩んでしまうことが多いです。
自己理解を深めるには、自己分析やキャリアカウンセリング、職業診断テストをおこなうことで、自分の価値観や興味のあることを理解するのが効果的でしょう。
20代のうちに自己理解を深め、自分に合った仕事と出会うことで、長期的なキャリアプランもイメージしやすくなるはずです。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと、他人からの批判や否定的な意見が正しいのだととらえがちです。
そのため、自分の長所が分からなくなり、仕事をしていても不安に感じることが増えるでしょう。
ときには、人間関係や仕事での評価が気になって仕事に集中できなくなり、パフォーマンスに影響が出ることもあるかもしれません。
そのような場合は、自分を客観視してよい部分を探しましょう。
どれだけ小さな点でも、自分を認めることが大切です。
自分を褒め続けることで、徐々にポジティブマインドが身についてきます。
固定観念が強い
「大卒なら正社員で働かなければならない」「女性は出産したらキャリアが停滞する」などといった固定観念が強い人も、仕事で何がしたいか分からなくなってしまうことが多いです。
自分の考えや信念を柔軟に変えられないために、成長のきっかけを逃してしまうからです。
しかし、このような固定観念は一部の常識に基づいて形成されるものであり、本人の意思や考えは反映されていません。
そのため、自分の中で凝り固まった常識で物事を判断してしまうと、自分の頭で考える機会が減ってしまいます。
これは、新しい価値観や考え方に出会いにくい点においても非常にもったいないことです。
固定観念にとらわれず、自分の意志で行動するようにしましょう。
他人と比べてしまう
最近はSNSが普及していることもあり、リアルタイムで友人や知人の近況が分かります。
ちょっとしたことで他人と自分に差を感じ、ネガティブな気持ちになることもあるでしょう。
他人との比較が習慣化すると、自分の内面や本質に目が向かなくなり、自己成長や満足感を味わう機会が減ってしまいます。
過去の自分より、成長した部分や変化した点に注目できないのはもったいないです。
得意なことや好きなことは人それぞれ。
他人との比較に固執せず、自分の内面に注目しましょう。
目先のことだけで判断する
目先のことだけで判断してしまうと、自分には向いていない仕事に就いてしまい、将来の成長やキャリア形成に影響が出る可能性が高いです。
なんとなくのイメージで仕事を選んでしまい、実際には自分のスキルや興味に合わなかったり、将来的な成長やスキルアップの機会が少なかったりすることはよくあります。
仕事を選ぶ際は、長期的な視点を持って判断することが重要です。
将来的に身につけたいスキルや労働環境から逆算して考えることで、自分にとってベストなキャリアに近づけるはずです。
転職活動する前にやりたいことを決めたほうがいい理由
転職活動を始める前に、やりたいことを決めておくべき理由を紹介します。
1つずつ解説します。
やる気を持って取り組める仕事と出会う確率が下がる
やりたいことがはっきりしていない状態で転職活動を進めると、自分が本当に興味を持ち、情熱を持って取り組める仕事に出会うチャンスが減少してしまいます。
このような状況では、転職後も自分の仕事に対するモチベーションは上がりにくいでしょう。
自分のやりたいことを明確にしておくことで、企業選びの際に、興味や価値観に合った仕事をピックアップできます。
また、面接でも自分の意欲や適性をアピールできるため、採用担当者からも好印象を持たれやすくなります。
譲れないポイントをはっきりさせておくことで、やりがいを感じる仕事に出会える可能性がアップします。
転職活動に時間がかかる
やりたいことが分からないまま転職活動をおこなうと、興味のある業界や活かせるスキル・経験がはっきりしないため、求人情報の選定やエントリー先の絞り込みに時間がかかります。
将来のキャリアプランもはっきりしていないため、面接でも志望動機や自己PRをうまく伝えられないでしょう。
エージェントを利用する場合も、やりたいことがはっきりしている人と比べて、自分の条件にマッチする仕事を紹介してもらいにくいです。
やりたいことを明確にするのは、転職活動をスムーズに進めるためにも不可欠です。
自分に合わない業界や企業を選ぶリスクがある
何がしたいのか分からないまま転職活動をおこなうと、求人情報や企業のイメージだけでなんとなく仕事を選んでしまう可能性が上がります。
結果的に、自分に合わない業界や企業を選んでしまい、モチベーションも下がるでしょう。
中には「転職したのに、仕事にやりがいを感じられなくてつらい」と自己嫌悪に陥ってしまう方もいるかもしれません。
悔いの残らない転職活動をするうえでも、やりたいことは明確にしましょう。
何がしたいか分からない20代がやりたい仕事を見つける方法
「なんとなく毎日働いているけれど、本当はもっとやりがいを感じる仕事に取り組みたい」
と考えている20代に向けて、やりたい仕事を見つける方法を紹介します。
まだまだキャリアチェンジが可能な20代。
体力や成長の可能性に恵まれ、失敗してもリスクヘッジができるのは、他の世代にはない強みといえるでしょう。
迷っている今の段階から一歩前進するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
好きなことから逆算する
好きなことや興味のあることは、自分自身の強みに直結しやすいです。
自分の好きなことからやりたい仕事を逆算するプロセスは、以下のとおりです。
紙とペンを用意する
紙に、普段やっていて楽しいと思うことをできるだけたくさん書き出す
(読書や運動、おいしいご飯を食べることなどパッと思いつくもので構いません)
1でピックアップしたことがなぜ好きなのかを要素分解して考える
(「何が好きなのか」「どういうところが好きなのか」など5W1Hの視点を持つことが大切)
2〜3回繰り返しておこなう
具体例として、以下の写真では自動車の好きなことについて要素分解しています。
出典:dodaキャンパス
自動車に関する好きなこととして「運転すること」「メンテナンスすること」「改造すること」 を挙げており、それを構成する要素をさらに分解していきます。
今回の場合は「メンテナンスすること」から派生する「組み立てる」 に注目してみましょう。
「組み立てる」が他の楽しいと感じることにも共通している場合、「組み立てることが好き」 が強みや軸になります。
「運転すること」や「改造すること」に関しても同様にいえることです。
このようなプロセスで発見した強みは、仕事を探す上で有力な判断材料です。強みを活かせる仕事が見つかれば、モチベーションが向上するでしょう。
やりたくないことを考える
好きなことから逆算することと同じくらい、やりたくないことや苦手なことから考えるのも有効な手段です。
自分に合った仕事を探す際に、適切な選択肢を絞り込むためです。
このような消去法を、ネガティブにとらえてしまう人もいるかもしれません。
しかし、苦手なことを避けて考えることで、向いている仕事に出会う可能性はグッと高まります。
例えば、不特定多数の人と関わることが苦手な場合、営業や接客業は選択肢から外れます。
体力に自信がない人の場合は、デスクワークを中心に検討したほうがよいでしょう。
このように、やりたくないことや苦手なことをピックアップすることで、探す仕事内容のスコープが絞られ、より効率的に仕事を見つけられます。
将来どうなりたいか考える
何がしたいのか分からなくても、理想の将来像から逆算することでやりたい仕事が見つかる可能性があります。
理想の働き方だけでなく、プライベートでどうなっていたいのかも合わせて考えるとよいでしょう。
細かく設定しなくても構いません。
大まかにでも設定することで、進むべき道が少しずつ見えてくるはずです。
理想の将来像がある程度固まったら、今度はそれを実現するために小さな目標を立ててみてください。
いきなり大きな目標を立ててしまうと、意欲が薄れてしまい、苦しくなってしまうかもしれないからです。
小さな目標は、「定時で仕事を終わらせて、夜は自分の好きなことに時間を使う」「毎日英語の勉強をする」などで問題ありません。
ひとつずつ達成することで自信がつき、理想の将来像を実現する糧になるでしょう。
できる前提で考える
やりたい仕事を見つける際に「自分には無理だ」と決めつけて、早々に諦めてしまう人は少なくありません。
しかし、それは非常にもったいないです。
無理だと諦める前に、できることを前提に考えてみましょう。
例えば、未経験からエンジニアへの転職は難しいと考えられがちですが、実現している人は意外と多いです。
最近では、オンラインのプログラミングスクールやエンジニア志望者向けの書籍が多数出版されています。
仕事の休憩時間や帰宅後を活用して勉強し続ければ、未経験でもエンジニアの仕事にチャレンジできる機会を見つけることが可能です。
初めは誰でも未経験だからこそ、根拠のない自信は大きな強みになります。
「今は難しいけど、できるようになる」と信じることで、新たなチャレンジにも勇気を持って取り組めるでしょう。
充実している人の真似をする
あなた目線で充実していると思う人を見つけ、その人の行動や考え方を参考にすることも、やりたい仕事を見つける有効な手段です。
充実している人は、自分の価値観に合った仕事や生き方をうまく見つけています。
その人から成功している要因や失敗しないコツを学び、積極的に真似しましょう。
充実している人が身近にいるのならその人にアプローチするのがよいですが、いない場合は著名人や過去の偉人を参考にするのがおすすめです。
著名人や過去の偉人を参考にする際は、彼らの執筆した本や取材されている雑誌などを手に取るとよいでしょう。
彼らの経験や思考プロセスをリサーチし、自分の状況に合わせて取り入れてみてください。
違う業種で働く友人の話を聞く
違う業種で働く友人や知人の話を聞くことで、これまで縁のなかった仕事について知見を深められ、興味の幅が広がるでしょう。
できるだけ多くの人の話を聞くことで、自分がどのような業界や業務内容に魅力を感じるか傾向が見えてくるはずです。
知り得た情報や経験談をもとに、自分が働きたい環境やそこで働くために身につけるべきスキルについて考えてみましょう。
過去の充実していた経験を振り返る
過去の充実していた経験を思い返し、自分が何に楽しさを感じていたか振り返ることで、自分のやりたい仕事に出会えるかもしれません。
とくに、以下の経験は、仕事の適性を見出すうえで重要なヒントになるでしょう。
学生時代の思い出や社会人になってからの日々の中で、どのようなことに楽しさを感じていたか思い出してみましょう。
身につけたいスキルを考える
興味のあるスキルや社会的にニーズの高いスキルを考えることで、自分とマッチする業界や仕事に出会える可能性がアップします。
スキルは勉強して身につけるものなので、現時点でどれくらい身についているかは気にする必要はありません。
向上させたいスキルをリストアップしてから、実際にスキルが活かせる仕事をリサーチするとよいでしょう。
どんな仕事があるのかリサーチする
仕事に関する本を読んだりセミナーに参加したりすることで、さまざまな業界の情報や今後の展望をリサーチするのもよい方法です。
自分がこれまで知らなかった業種や業界に関する理解を深めることで、選択肢を広げられます。
また、業界の動向や求められるスキルについて情報収集することで、実現したいキャリアパスが見えてくるでしょう。
何がしたいか分からない20代が仕事探しをするときに確認すべきこと
新たな仕事を探すうえで、確認すべきことは6つあります。
転職してから「今の仕事もやりたいことではない」と悩んでしまってはもったいないですよね。
ぜひここから解説する内容を参考にしてみてください。
自分の関心のある業務内容か
自分の興味や関心がある分野を選ぶことで、スキルや知識を積極的に吸収でき、モチベーションアップや成果にもすぐに結びつきます。
業務内容について確認すべきことは、以下のとおりです。
どのような業務を担当するのか
どのような働き方になるのか
ノルマの有無
求人や企業のWebサイトを綿密にチェックすることで、これらの情報を得られます。
もしリサーチしても分からない場合は、説明会やOB訪問、選考などの場で積極的に聞いてみましょう。
聞きにくいこともあるかもしれませんが、入社後のミスマッチを防ぐには不可欠です。
人間関係や職場の雰囲気があっているか
仕事を長く続けるためには、人間関係や職場の雰囲気が自分に合っているかどうかを確認することが大切です。
よい人間関係や職場環境に身を置くことで、ストレスなく働けます。
職場の雰囲気を知るためには、面接時や選考過程で直接職場を訪れてみるのが効果的です。
また、社員の口コミや評判を調査することで、より具体的な職場の様子を把握できます。
将来性のある会社・事業か
長期的に働くことを考えると、将来性のある会社や事業かどうかも着眼点になるでしょう。
以下のような観点で見ることをおすすめします。
世の中のニーズに合う事業か
長期的なビジネスモデルが築けているか
会社として新しいことを取り入れようとしているか
業界の将来性があるか
やりたい仕事と出会えたとしても、衰退していく会社や事業に身を置くのはもったいないです。
業界動向や企業の業績・戦略を調査し、将来性についても入念に調べましょう。
待遇や給与に満足できるか
20代のうちにしっかりとした給与や待遇を得られる職場に出会うことは、将来の安定につながります。
求人情報や企業の公式サイトで、給与・昇給制度・福利厚 生などの情報は必ずリサーチしましょう。
同業界の平均給与と比較して、自分が満足できるレベルかどうかも検討するのがおすすめです。
また、給与だけでなく、働く時間・休日・労働環境 なども考慮して、自分にとって適切な待遇を提供しているかどうかも合わせて確認してみてください。
そこで働く自分の姿がイメージできるか
自分が働きたいと思う企業や職種に出会えたら、そこで働く自分の姿を具体的にイメージしましょう。
このときにイメージすべき項目は、以下のとおりです。
具体的な業務内容
働く環境
チームの雰囲気
上司との関係
これらを想像してみて、自分がそこで働くことに前向きに取り組めるかどうかを確認します。
イメージができない場合は、説明会やOB訪問を通じて、現場の雰囲気や業務内容 を実際に確認してみましょう。
すでに働いている人の満足度が高いか
企業の評判や働いている人の満足度 をリサーチすることも重要です。
従業員の満足度が高い企業は、働く環境や待遇が整っていることが多いため、働きやすい環境である可能性が高いです。
実際に働いている人とコンタクトが取れる場合は、リアルな話を聞いてみることをおすすめします。
20代で何がしたいか分からないまま仕事を続けた末路
20代で仕事に迷いや悩みを抱えたまま仕事を続けるとどうなるのでしょうか。ここでは、具体的なデメリットを紹介します。
悲観的に物事を考えるようになる前の段階で当てはまるものがないかチェックしてみてください。
仕事が苦痛に感じようになる
やりたい仕事に取り組めていないことで、目の前の業務に対するモチベーションが低下し、苦痛や喪失感が引き起こされるかもしれません。
やりがいを持って取り組めない仕事は単純作業になってしまうため、成果に結びつきにくいです。
成果が得られないと評価も上がらないので、モチベーションは低迷したままになってしまうでしょう。
このような負のループに陥る前に、自分のやりたいことを見極め、行動を起こす必要があります。
心身のストレスが増加する
自分に合わない仕事や環境で働き続けることで、精神的なストレスが溜まり、身体的な不調や病気 を引き起こすことが想定されます。
実際、メンタルヘルスの不調により退職する人は増加傾向にあります。
ストレスを減らすには仕事以外で楽しめる趣味を見つけるのもよいですが、そうすると仕事から逃げる思考が強くなってしまいます。
また、ストレスが溜まっている状態から、やりがいを持って仕事ができるメンタルを取り戻すのは簡単なことではありません。
身体の不調から回復するにも、お金や時間が必要なことが多いです。
心身の健康を守るためにも、ストレスの増加が著しい業務や仕事は避け、場合によっては転職も検討しましょう。
悲観的に物事を考えるようになる
自分だけでなく周りに対してもネガティブな感情を抱きがちになり、プライベートにも支障をきたしてしまうかもしれません。
仕事への不満が原因で日常生活に悪影響が出るのは非常にもったいないことです。
このような場合は、転職活動を検討した方がよいでしょう。
20代でやりたい仕事が分からないときの対処法
こちらでは、20代でやりたい仕事が分からないときの対処法を紹介します。
取るべき行動が分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析をする
自己分析とは、過去の経験や自分の思考のプロセスを分析することで、自分の強みや弱み・価値観・能力・キャリアプランへの理解を深めることです。
自己分析のメリットは、以下のとおりです。
自分の強みや長所が分かる
仕事選びの軸を決められる
就職後のミスマッチが軽減する
また、どのような業種や業務内容で満足感を感じるのかを把握するうえでも、非常に効果的です。
就活中にやったことがある方も、働く中で感じたギャップを解消するためにあらためてやってみましょう。
自己分析はオンライン上で利用できる自己分析ツールや適性検査を活用することで、簡単に行えます。
以下の記事から、現役の転職コンサルタントが監修する自己分析ツール もダウンロードできます。ぜひ活用してみてください。
転職タイプ診断を受ける
転職タイプ診断 は、どの業界に適合しているのかを分析できるツール です。
インターネット上で無料で利用できるものも多く、手軽に自己分析ができます。
転職タイプ診断を通して理想的な働き方や労働環境が明確になるでしょう。
また、自分のスキルや適性に基づいた診断結果が見られるので、これまで意識していなかった業界に目を向けるきっかけにもなるはずです。
転職タイプ診断の結果をもとに、自分の適性や興味に沿った求人情報を検索し、実際に応募してみましょう。
信頼できる家族や友人に相談する
家族や友人ならではの経験や視点から、仕事の情報やアドバイスが得られるはずです。
自分が経験したことのない業種や仕事について、理解を深めるきっかけにもなるでしょう。
また、家族や友人に、自分に向いていそうな仕事を聞いてみるのもおすすめです。
身近な存在だからこそ、的確な意見がもらえるかもしれません。
身近な人たちの意見をもとに、自分がどのような仕事に向いているのか、どのような環境で働きたいのかといったことを明確にしましょう。
受け身の転職活動に挑戦する
転職することで、理想のキャリアに近づける可能性が高まります。
「20代で転職なんて」と思う人もいるかもしれませんが、今は20代の3割が転職する時代。
決してマイナーなことではありません。
受け身の転職活動とは、積極的に求人情報を探すのではなく、自分のプロフィールや希望条件をスカウト型の転職サイトやエージェントに登録し、求人情報が届くのを待つ方法です。
受け身でいることで、自分からは探しに行かないような業界や会社と出会える可能性がアップします。
また、スカウト型の場合、業務内容を熟知している企業側やヘッドハンターが、求職者の経歴を見て活躍できるか判断するため、入社後のミスマッチを防ぎやすいです。
20代におすすめの転職エージェント については以下の記事にまとめているので、ぜひ活用してください。
ハローワークに行く
ハローワークでは多様な業界の求人情報が提供されているため、興味のある仕事や業界に出会うチャンスが広がります。
ハローワークでは、キャリアコンサルタントによるコンサルティングを受けることが可能です。
専門的なキャリアアドバイスを受けることで、自分に合った仕事やキャリアを見つけられるかもしれません。
また、ハローワークでは、定期的な就職・転職セミナーや企業説明会 も開催されています。
求人企業の雰囲気をリアルに体感できるため、企業の雰囲気を理解するうえで効果的です。
仕事で何がしたいか分からない20代がすべきことのまとめ
仕事を探すときは、やりたいことや好きなこと、キャリアプラン などを考慮する必要があります。
闇雲に転職活動に取り組んでも、やりがいを感じる仕事に出会えずに同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。
もしやりたいことが分からない場合は、自己分析をしたり信頼できる人に相談したりするのがおすすめです。
自分の過去の経験や適性を客観的に見る機会を設けることで、仕事につながるやりたいことの見極めができるはずです。
20代はより多くのことにチャレンジできる時期。
やりたいことを見極めて、自分の好きや得意を活かせる仕事を見つけましょう。
業界大手ということあり、こちらの要望に対しての求人数や質は大変満足のいくものでした。
初回のキャリア面談においては、これまでの経歴や今後のキャリア形成について、親身になって対応してくださり、自己のこれまでのキャリアを深掘りすることができました。
面接練習は電話での対応で不安もありましたが、修正点を指摘してくださり、本番の面接でも役に立ったのではないかと思います。
転職先も自分の希望通りのところに転職することができ、この転職活動に大変満足しております。
出典:アンケート