学童保育士におすすめの転職サイト・エージェントランキング

「学童保育士(学童指導員)におすすめの転職サイトってどれが良いの?」と悩んでいませんか?

結論、1社の利用だけで満足できるほど豊富に学童保育士向けの求人を取りそろえている転職サイトは、現段階では存在しません。

そのため、理想の職場を見つけるためには、学童保育士向けの求人を保有する複数の転職サイトに登録して求人をかき集める必要があります。

そこでこの記事では、転職のプロである私が、3つの選考軸をもとに「学童保育士におすすめの転職サイト」を厳選してご紹介します。

  1. 全ての学童保育士におすすめの転職サイトランキング
  2. 【目的別】学童保育士におすすめの転職サイト
  3. 【重要】学童保育士の求人を探すなら、複数利用は必須!
  4. 転職前に知っておきたい!学童保育士の年収事情
  5. 【FAQ】学童保育士の転職に関してよくある質問

全て読めば、どの転職サイトを選べば良いか分かるでしょう。

1.全ての学童保育士におすすめの転職サイトランキング

当サイトでは、保育士・幼稚園教諭・学童保育士100人にアンケートを実施し、転職サイトに関するリアルな意見・評価を集めました。

その結果をもとに、以下の基準で評価し、本当におすすめできる学童保育士向けの転職サイトを厳選しました。

転職サイトを選ぶ軸

  • 学童保育士の求人数
    …学童保育士の求人数がどれほど多いか
  • サポート力
    …親切丁寧に寄り添ったサポートを行ってくれるか
  • 情報量
    …学童施設内の裏事情をどれぐらい把握しているか

実際に登録してよかった、役に立ったという口コミが集まった、上位7サイトは以下の通りです。

転職サイト公開求人数 | 総合評価
1位.
マイナビ保育士
約2,100件 | ★★★★☆4.2
人材会社最大手マイナビが運営
2位.
ジョブメドレー保育士
約1,700件 | ★★★★☆4.1
地方の求人数が他社に比べて多い
3位.
保育士ワーカー
約1,000件 | ★★★★☆4.4
総合評価がNo.1
4位.
保育士バンク
約600件 | ★★★★☆4.0
マーケティングリサーチ6部門でNo.1
5位.
保育のお仕事
約400件 | ★★★☆☆3.5
包み隠さず施設情報を教えてくれる
6位.
保育Fine!
約300件 | ★★★☆☆3.3
エージェントに頼らず1人で転職を進めることができる
7位.
ほいてんサーチ
約150件 | ★★★☆☆3.0
非公開求人が豊富

※求人数は2021年8月時点の数値

それぞれ見ていきましょう。

1位. マイナビ保育士|人気法人の求人も多数保有

マイナビ保育士アイキャッチ

マイナビ保育士』は、人材会社最大手のマイナビが運営する転職サイトです。

全体の求人数が多いだけでなく、学童保育士向け求人の取り扱いも2,000件以上と多いのが特徴です。

また、求職者への丁寧なサポート体制も好評で、「担当者が良かったので、転職するならまた使いたい」という利用者からの声も散見されました。

地方求人もそれなりに保有しているサービスであるため、他サイトで求人があまり見つからなかった方は、是非一度利用してみましょう。

マイナビ保育士公式サイト:
https://hoiku.mynavi.jp/

求人数2,000件以上
地域全国

関連記事:
マイナビ保育士の評判は?口コミをもとに徹底分析

2位. ジョブメドレー保育|地方の求人数が他社に比べて多い

ジョブメドレー保育士アイキャッチ

ジョブメドレー保育』は、利用満足度96%と利用者から高い評価を受ける転職サイトです。

多くの転職サイトでは、担当者との二人三脚で転職活動を進めていきますが、ジョブメドレー保育は希望者のみ電話でキャリアサポートスタッフに相談できる仕組みとなっています。

そのため、「担当者とやり取りするのは面倒」「まずは自分で仕事を探してみて、困った時は相談したい」という方におすすめです。

またジョブメドレー保育は、学童保育士の地方求人数がNo.1であるため、地方転職を希望されている方は特に利用を検討してみましょう。

ジョブメドレー保育士公式サイト:
https://job-medley.com

求人数1,700件以上
地域全国

3位.保育士ワーカー|利用者満足度が高い

保育士ワーカーアイキャッチ

保育士ワーカー』は、総合評価がNo.1の転職サイトです。

特にサポート体制で高評価を得ており、担当者が園に出向いて、内部情報を直接収集してくれたり、面接の同行まで行ってくれます。

総全体求人数が3.5万件以上、学童保育士の求人が1,000件以上とバランス良く豊富なので、保育園、幼稚園で働くか学童保育士として働くかを迷っている人にとくにおすすめできるでしょう。

1人での転職に不安を感じる方は、是非保育士ワーカーのサポートを活用しましょう。

保育士ワーカー公式サイト:
https://hoikushi-worker.com/

求人数1,000件以上
地域全国

関連記事:
保育士ワーカーの評判は?アンケートをもとに転職のプロが徹底分析

4位.保育士バンク|保育士転職サイトにおけるランキング6部門でNo.1

保育士バンクアイキャッチ

保育士バンク』は、国内最大級の転職サイトです。

日本マーケティングリサーチ機構の調査にて、「保育士がおすすめするNo.1」「認知度No.1」など6部門でNo.1を獲得した実績があります。

実際、アンケート結果を見てみても「求人数が豊富で、友人にもおすすめしたいと感じた」などの声が複数寄せられていました。

ただ、学童保育士求人数は600件ほどと若干心もとないので、マイナビ保育士などの学童保育士の求人数が多いサービスとの併用は必須となってくるでしょう。

保育士バンク公式サイト:
https://www.hoikushibank.com/

求人数600件以上
地域全国

関連記事:
保育士バンクの評判は?口コミをもとに徹底分析

5位.保育のお仕事|包み隠さず施設情報を教えてくれる

保育のお仕事

保育のお仕事」は、サポート体制で高評価を得ている転職サイトです。

給料や福利厚生、学童の内部情報まで包み隠さず教えてくれるという観点で求職者から信頼を得ています。

また、非公開求人を多く保有していると評判であるため、一度登録してみてどんな求人があるのかを確認してみると良いでしょう。

保育のお仕事公式サイト:
https://hoiku-shigoto.com/

求人数400件以上
地域全国

関連記事:
保育のお仕事の評判は?転職のプロが保育士100人の口コミをもとに徹底分析

6位.保育Fine!|エージェントに頼らず1人で転職を進めることができる

保育Fine!

保育Fine!」は、保育士・幼稚園教諭特化型の転職サイトです。

「ジョブメドレー保育士」と同様、他の転職サイトとは違って希望しない限りは担当者がつかず、自分1人で転職を進めていくスタイルである点が特徴です。

同サービスは応募から面接まで自分1人でできるので、「担当者からの連絡がしつこい」などと感じる必要はありません。

そのため、自分のペースで転職活動を進めていきたいという方におすすめできるサイトだと言えるでしょう。

保育Fine!公式サイト:
https://hoiku.fine.me/

求人数300件以上
地域全国

7位.ほいてんサーチ|非公開求人が豊富

ほいてんサーチ

ほいてんサーチ」は、非公開求人が豊富な転職サイトです。

すぐに採用が必要な案件や、公開すると応募が集まりすぎてしまう好条件案件など、様々な事情により公開出来ない非公開求人を多く保有しています。

好条件で転職活動をしたい方は、一度同サービスに登録してみて、どんな非公開求人があるのかチェックしてみましょう。

ほいてんサーチ公式サイト:
https://hoiten-search.jp/

求人数150件以上
地域全国

保育士・幼稚園教諭としての転職も検討している場合は、以下記事も参考にしてみてください。

ここまでは、すべての学童保育士におすすめの転職サイトについてご紹介してきました。

次は、目的別にさらに絞ってご紹介していきます。

2.【目的別】学童保育士におすすめの転職サイト

本章では、目的別に学童保育士におすすめの転職サイトを紹介していきます。

ご自身の指向性に合った項目をお読みください。

2-1.未経験・ブランクがあるが学童保育士として働きたい方におすすめ

保育業界は人手不足であるため、未経験の方やブランクがある方でも学童保育士に転職することが可能です。

ここでは、サポート力が高く、未経験からの学童保育士の転職におすすめな転職サイトを2社ご紹介します。

転職サイト名未経験への
サポート力
学童保育士
求人数
1位.
マイナビ保育士

(4.3点)
約2,100件
2位.
保育士バンク

(4.0点)
約600件

マイナビ保育士』は、大手が運営しているサービスであるため、支援実績が他社よりも豊富です。

未経験者からベテランまで幅広い学童保育士のサポートを長年経験しているサービスなので、他社よりも未経験者の支援に慣れている傾向にあります。

保育士バンク』も、求人数は少ないものの、未経験OK・ブランクありの求人に強い点が魅力です。

未経験やブランクに不安を感じる方は、是非、上記2社を利用して学童保育士への一歩を踏み出しましょう。

2-2.地方の学童で働きたい方におすすめ

地方の転職活動では「希望通りの求人がない…」と悩まれる方も多いでしょう。

そこで、ここでは地方の求人数が特に多い転職サイトを紹介します。

転職サイト名地方求人数
(首都圏以外)
全体求人数
1位.
ジョブメドレー保育士
約600件約1,700件
2位.
マイナビ保育士
約300件約2,100件
3位.
保育士ワーカー
約250件約1,000件

ジョブメドレー保育士』は、学童保育士の地方求人数のみで絞ってみるとNo. 1です。

ただ、どのサービスも1,000件以下とそこまで求人数が多くないため、地方在住の方はこの3社全てに登録しておくようにしましょう。

2-3.パート・派遣の学童保育士として働きたい方におすすめ

女性の場合、結婚や出産を見越して「正社員じゃなくてもいい」と考える場合もあるかと思います。

そのように考える女性に人気な働き方が、パートや派遣です。

パート・派遣として働きたい学童保育士の方は、以下の転職サイトの利用がおすすめです。

転職サイト名パート・派遣求人数
1位.
ジョブメドレー保育士
約800件
2位.
保育士ワーカー
約450件
3位.
マイナビ保育士
約400件

ジョブメドレー保育士』は、学童保育士の総求人数が多いだけでなく、パート・派遣で絞っても求人保有数がNo.1であることがわかりました。

このことから、正社員、またはパート・派遣などどの働き方を選ぶにしろ、ジョブメドレー保育士への登録は必須だと言えるでしょう。

ここまでは、学童保育士の転職におすすめのサイトを紹介してきました。

転職活動を効率的に進めていくためには、転職サイトの複数利用がおすすめです。

気になるサイトがいくつかあるなら、全て登録しておきましょう。

3.【重要】学童保育士の求人を探すなら、複数利用は必須!

学童保育士で転職を考えている方は、複数の転職サイトの利用をおすすめします。

なぜならどのサイトを見てみても、学童保育士の求人は保育士に比べて少なく、1つのサイトだけで希望に合った求人を見つけることは難しいからです。

下記の保育士と学童保育士の求人数を比較した表を見てみると、求人数に大きな開きがあることがわかります。

保育士と学童指導員の求人数比較

表を詳しく見てみると、学童保育士の求人は、どのサイトも保育士求人の15%未満と極めて選択肢が少ないことが理解できるでしょう。

このため、学童保育士として転職を希望する場合は、複数の転職サイトを併せて利用しておくことが重要です。

実際、保育士・学童保育士へ実施したアンケートを見てみた結果、学童保育士の80%以上が2.3社の転職サイトを併せて利用していることがわかりました。

学童保育士の転職を希望される方は、利用必須のマイナビ保育士含む複数の転職サイトを利用して、転職を成功させましょう。

4転職サイトをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

5【図解】転職サイト利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

6.転職前に知っておきたい!学童保育士の年収事情

転職活動前に学童保育士の働き方の実態を知っておきたいという方に向けて、この章では、学童保育士のリアルな働き方を分かりやすく説明していきます。

それでは見ていきましょう。

6-1.学童保育士の平均データ

学童保育士の年収や年齢など、平均的なデータが気になっている方も多いと思います。

そこで、当サイトでは、学童保育士の平均データを調査しました。

平均月収平均年収平均年齢
学童保育士約20万円約380万円約42歳
保育士(保育園勤め)約21.6万円約375万円約37.6歳
幼稚園教諭約20.7万円約383万円約36.3歳

※参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

施設によって大きな差があるものの、学童保育士は、保育系以外の他業種に比べると給料が低い傾向にあります。

その理由として、国からの補助金が不十分で、低賃金労働が慢性化していることや、勤務時間が3時間〜6時間未満という短いケースもあり、月収や年収が低く出ているようです。

月収や年収は施設によって異なりますが、もし給料を上げたいという方は、放課後児童支援員という資格の取得や、管理職に就くことで給料アップが見込めるでしょう。

6-2.学童保育士の全国別年収ランキング

年収を都道府県別にみると、200万円以上の差が生じています。

以下は、都道府県別の学童保育士の年収を高い順に並べた表です。

都道府県年収月収
1位.和歌山県466万17.8~23.7万
2位.東京都435万20.7~25.4万
3位.愛知県434万20.2~24.9万
4位.京都府429万18~24.6万
5位.大阪府427万19.8~24.4万
6位.香川県426万17.6~22.7万
7位.富山県419万17.3~22.4万
8位.兵庫県410万18~21.9万
9位.滋賀県408万18.9~24万
10位.群馬県394万18.6~23.2万
11位.栃木県387万18.2~24.7万
12位.広島県387万18.5~22.9万
13位.埼玉県381万19.1~22.8万
14位.神奈川県374万20.6~26.7万
15位.奈良県370万19.2~21.9万
16位.三重県368万17.6~21.8万
17位.岐阜県367万18.5~25.8万
18位.愛媛県365万17.1~19.8万
19位.福井県358万17.6~26.6万
20位.山梨県354万16.6~23.5万
21位.千葉県346万19.2~25.7万
22位.茨城県340万18.9~24万
23位.宮城県338万17.4~22.9万
24位.新潟県336万17.5~21.3万
25位.徳島県335万15.2~19.2万
26位.福島県333万17.1~21万
27位.静岡県327万19.5~24万
28位.石川県326万16.8~19.4万
29位.岡山県324万18.1~22.2万
30位.鳥取県321万18.3~24.7万
31位.福岡県319万18~22.7万
32位.秋田県318万16.1~20.8万
33位.大分県316万17 ~23.8万円
34位.長野県314万17~22.6万
35位.青森県311万15.1~17.9万
36位.宮崎県307万16.7~20.5万
37位.熊本県306万16.4~22.6万
38位.北海道303万17.2~20.4万
39位.島根県300万16.2~19.1万
40位.佐賀県298万17.8~22.8万
41位.岩手県287万15.7~19.3万
42位.山形県285万16~18.7万
43位.鹿児島県284万16.3~19.4万
44位.山口県281万17.7~21.4万
45位.長崎県270万16.4~19.3万
46位.沖縄県268万16.2~23.8万
47位.高知県256万15.8~20.1万

※参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

東京・愛知・大阪・京都などの都市部は、上位10県にランクインしています。

ただ必ずしも都市部ほど収入が高いというわけではなく、和歌山・滋賀・富山など、中部・近畿エリアの県が上位に入っていました。

転職を希望する地域がどのくらいの平均年収なのか、知っているだけで求人を絞りやすくなるため、ぜひこの表は見ておきましょう。

7.【FAQ】学童保育士の転職に関してよくある質問

学童保育士の転職時によくある質問をまとめました。

それぞれ見ていきましょう。

Q-1.なぜ転職サイトは無料で使えるのでしょうか

求職者が内定して転職を決めた時に、園から転職側へ報酬が支払われるという「成果報酬型」のビジネスモデルをとっているからです。

そのため、どのサイトであっても、利用する求職者から料金をもらうことは一切ないです。

Q-2.未経験から学童保育士に転職することは可能ですか

結論、学童保育士は資格が必要ないため、未経験からでも転職可能です。

そのため、学童保育士には、学生アルバイトやパート、非常勤で働いている人が多いです。

ただ、学童保育で正規に働きたい場合には、放課後児童支援員の資格を取ることが推奨されています。

高卒から目指される方は、文部科学省認定の教職課程のある短大・大学・専門学校に進学し、所定の単位の履修が必要です。

社会人から学童保育士を目指したい方は、短大や専門学校などの通信制に通い、免許を取得しましょう。

Q-3.学童保育士と児童指導員の違いを教えてほしいです

学童保育士と児童指導員の違いは、以下の通りです。

学童保育士児童指導員
施設学童乳児院
児童養護施設
重症心身障害児施設
児童発達支援センター
放課後等デイサービス
指導の対象となる人小学生0〜18歳の子ども
仕事内容昼間に保護者が不在となる子どもを指導する保護者に代わって療育や支援、指導をする

学童保育士は、昼間に保護者が不在となる小学生を指導し、児童指導員は、保護者に代わって0~18歳の子どもに指導をしている点が、違いとなります。

8.まとめ

学童保育士におすすめできる転職サイトについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。

学童保育士向け転職サイトは便利ですが、なんとなくで選んでしまうと、転職サイトを使っても満足のいく転職ができずで、「むしろ、前職の方がよかった…」なんてことになりかねません。

失敗を回避するため、この記事で紹介した「学童保育士の求人数」「サポート力」「情報量」の3点を満たす転職サイトに登録しましょう。

全ての学童保育士におすすめの転職サイト7選

あなたの転職活動が上手くいくよう、心から願っています。