「グッドスタッフに派遣登録しても大丈夫?」
「グッドスタッフの仕事はNHKしかない?」
と心配している方が多くいます。
結論として、グッドスタッフは派遣の求人情報が非公開となっており、自信をもっておすすめできません。
できれば、他の派遣会社に登録することも同時に考えた方がいいでしょう。
この記事では、元派遣会社の営業担当として多くの求職者の悩みを聞いてきた私が、 「Twitter」「2ch」「Yahoo知恵袋」などのインターネット上の口コミをもとに、グッドスタッフの評判の真偽を検証します。
(目次)
- グッドスタッフの評判|総評
- 悪い口コミの調査結果
- グッドスタッフと併用したいおすすめ派遣会社4選
- 派遣会社を効果的に利用する8ポイント
- 派遣会社利用の流れ
- 【FAQ】グッドスタッフの派遣に関してよくある質問と回答
この記事を読むことで、「グッドスタッフの評判の真偽」と「自分はどんな派遣会社を利用したらいいか」が詳しくわかるようになります。
目次
1.グッドスタッフの評判|総評
グッドスタッフの基本情報となる企業情報と特徴をまとめました。
ひとつずつ見ていきましょう。
1-1.グッドスタッフの企業情報
グッドスタッフは、一般派遣業や有料職業紹介業、NHK放送受信料契約収納業務等の事業を展開している会社です。
会社名 | 株式会社グッドスタッフ |
本社 | 東京都板橋区中丸町11-2 ワコーレ要町ビル7F |
公式ホームページ | https://gstaff.co.jp/ |
設立 | 2005年 |
事業内容 |
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グループ会社・事業部 |
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主な対応職種 | サービス業を中心とした一般派遣/携帯電話販売・PC販売・一般事務・飲食スタッフ・キャンペーンスタッフ など(グループ会社「株式会社シティクリエイションホールディングス」のHPより抜粋) |
派遣登録方法 | 公式サイトから登録 |
グッドスタッフの派遣先情報は、「株式会社シティクリエイションホールディングス」のホームページに記載があり、サービス業を中心とした派遣業務となっています。
1-2.グッドスタッフの特徴
グッドスタッフの特徴は以下の2つです。
NHK受信料回収がメイン事業
グッドスタッフのメイン事業はNHKの放送受信料や契約に関する業務です。
放送受信契約が確認できていないお宅を一軒一軒訪問し、受信契約のお願いや契約内容の説明、契約変更手続き、未納分の集金などを行っています。
NHK受信料や契約に関する業務は、基本的に正社員と契約社員が行う業務です。
一般派遣は派遣先の登録情報が非公開
グッドスタッフは一般派遣の内容について、公式サイトに詳しい派遣先の情報などを掲載していません。
子会社等の経営管理事業を行う「株式会社シティクリエイションホールディングス」のホームページにグッドスタッフの一般派遣についての記述がありましたので、ご紹介します。
一般労働者派遣業/サービス業を中心とした一般派遣を行なっております。他社と比べ離職率が低いのも特徴です。 【職種一覧】携帯電話販売・PC販売・一般事務・飲食スタッフ・キャンペーンスタッフ など(一般労働者派遣事業許可番号:般13-301407) |
2.悪い口コミの調査結果
ウェブ上でグッドスタッフの評判について調べると、悪い口コミが多数みつかります。
どんなことが書かれていたのか分析したところ、大まかに以下の2つのことがわかりました。
ひとつずつ、実際の口コミも交えて解説します。
2-1.ほとんどがNHK受信料回収に関するトラブル
グッドスタッフの口コミで圧倒的に多いのは、NHK受信料回収・契約に関するトラブルです。
- 深夜21時過ぎなど、訪問する時間が遅い
- かなり強引な口調で受信契約を迫ったり対応が悪い
などが、主なトラブル内容です。
NHKの受信料回収や受信契約の業務を行っているのは、グッドスタッフの正社員や契約社員です。
深夜21時過ぎなど、訪問する時間が遅い
かなり強引な口調で受信契約を迫ったり対応が悪い
2-2.派遣に関する悪い口コミは少数
派遣業務に関する悪い口コミも少数ですが見受けられました。
それらの内容の多くは、
- 派遣求人について非公開である
- 派遣登録しなければ派遣先企業がわからない
この2つでした。
上記以外にも悪い口コミは見つかりますが、注意したいのは、「グッドスタッフ」という同じ名前の派遣会社が数社あり、これらの口コミも含まれているということです。
とはいえ、グッドスタッフの派遣も不明点が多く、自信を持っておすすめできないので、他の派遣会社にも登録を行いましょう。
次章では、おすすめの派遣会社を詳しくご紹介します。
3.グッドスタッフと併用したいおすすめ派遣会社4選
グッドスタッフと併用したいおすすめの派遣会社をご紹介します。
以下の表におすすめの総合型派遣会社と単発・短期求人に特化している派遣会社をまとめました。
総合型派遣サービス | |
単発・短期特化型派遣サービス |
|
できれば、2社以上登録するのがおすすめです。
3-1.テンプスタッフ|常時30,000以上の求人数
『テンプスタッフ』は、人材業界大手の「パーソルグループ」が運営する派遣会社です。
紹介可能求人の数は、常時5万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルです。
また、会社としての教育体制も整っており、利用者から「担当者の対応がよかった」と高評価の声もあがっています。
業界最大手で利用満足度の高い『スタッフサービス』と併せて利用すれば、希望にぴったりの求人をスムーズに見つけられるでしょう。
公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp
※スキルに不安な方向けに「テンプオープンカレッジ」といったスキルアップ支援制度もあります。
3-2. スタッフサービス|求人数は派遣業界No.1
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スタッフサービスは、派遣業界No.1の求人数を保有する大手派遣会社です。
実際、職種・業種ともにほぼ全ての派遣領域をカバーしており、2万件ほど保有しています。
相談できる事業所があり、登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。
担当者の質に関しては評判は分かれるものの、求人数は業界No.1であり選択肢を増やすために、ぜひ一度登録することをおすすめします。
<スタッフサービスの派遣サイト>
3-3. フルキャスト|柔軟なシフトの案件多数
フルキャストは短期アルバイトや日雇い、単発、日払い案件を保有している人材派遣会社です。
雇用先の条件によっては給与前払いのサービスを利用できるので、最短で翌日に給与を受け取ることもできます。
1日3時間~といった短時間から働くことができるので、柔軟なシフトで働きたい方には特におすすめできる派遣会社です。
公式サイト:
https://fullcast.jp/
3-4. バイトレ|自分らしい格好で働きたい方に
株式会社バイトレは、短期人材派遣をメインに事業を展開する、人材派遣会社です。
「アルバイト感覚でできるお仕事を通してスキルや経験を積んでいく」ことを目的にしていて、イベントスタッフやオフィスワークなど、様々な職種に挑戦することができます。
髪型や服装が自由な案件が多いので、自分らしく働きたい人にはおすすめの派遣会社です。
ほとんどが未経験OKの業務なので、単発の派遣は初めて、という人も安心して働くことができます。
公式サイト:
https://81100.jp
4.派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 4-1. 派遣会社に複数登録する
- 4-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 4-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 4-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
- 4-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 4-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 4-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 4-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
4-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
4-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
4-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
4-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
4-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
4-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
4-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
4-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
5.派遣会社利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. 派遣会社に登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. 派遣会社に登録する
派遣会社公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
6.【FAQ】グッドスタッフの派遣に関してよくある質問と回答
Q1.グッドスタッフの主な派遣先について教えてください
グッドスタッフは公式サイトで派遣先企業を公開していません。
ウェブ上に派遣先の社名が公開されている「株式会社グッドスタッフ」の募集要項が数件確認できますが、これはまったく同じ社名の別会社の案件です。
間違わないように気を付けてください。
Q2.派遣にもNHKに関連した仕事がありますか
Q1.のとおり、派遣先企業は非公開となっています。
調べてみると過去にはコールセンター業務の募集があったようですが、現在は募集が行われていません。
グッドスタッフのメイン事業である「NHK 放送受信料契約収納業務」も過去には派遣社員を募集していたようですが、直近で募集をおこなっているのは、正社員もしくは契約社員です。
Q3.グッドスタッフのアルバイト募集について知りたい
グッドスタッフではアルバイト募集をしていません。
全く同じ社名の人材サービス会社がアルバイトの募集を行っているケースがほとんどなので、よく確認するようにしましょう。
7.まとめ
グッドスタッフは、派遣先企業についての情報が非公開になっているので、派遣登録することは自信を持っておすすめできません。
できれば、グットスタッフだけでなく複数の派遣会社に登録した方がいいでしょう。
派遣登録するのであれば、以下の4社がおすすめです。
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