住友電気工業に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 住友電気工業

「中途採用で、住友電工に転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、住友電工への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、住友電工への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|住友電工の特徴と転職のポイント
  2. 住友電工の企業情報
  3. 住友電工の採用情報
  4. 住友電工の求人情報
  5. 住友電工に関する口コミまとめ
  6. 住友電工への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 住友電工転職で必ず登録すべき転職サイト5選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが住友電工へ転職すべきか判断できるとともに、住友電工への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|住友電工の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「住友電工に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

住友電工の特徴

  • 非鉄金属メーカーの国内最大手(業界シェア首位級の製品多数)
  • 創業120年以上の歴史があり、古き良き日本企業という声も目立つ
  • 大型案件/海外案件に携わる機会も多く、やりがいや自己成長も実感されている
  • 平均年収は804万円で、大手メーカーの中でもトップクラス
  • ワークライフバランスは部署によっても大きく異なる(残業は月平均30時間)
  • またまだ女性総合職は少ないが、産休育休などの制度は完備されている

住友電工への転職のポイント

  • 中途採用は随時行なっている
  • 「技術職、事務職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 住友電工の企業情報

  概要
本社所在地 大阪府大阪市中央区北浜四丁目5番33号(住友ビル本館)
代表者 代表取締役社長 井上治
設立 1920年(株式会社住友電線製造所)
資本金 997億円
売上 連結3兆822億円、単独1兆842億円(2018年3月期)
従業員 連結255,133人、単独5,100人(2018年3月)
事業内容 自動車、情報通信、エレクトロニクス、電線・機材・エネルギー、産業素材などに関する事業

2-1. 事業内容

住友電工は、非鉄金属メーカーの国内最大手(売上3兆円以上)で、もともと電線御三家とも呼ばれ電線や光ケーブルなど世界シェアトップクラスの製品を多数持っています。

現在までに多角化を進め「自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材」の5つの事業を展開しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

住友電工企業HPより

1887年に創業した住友電工は、「これからも『Glorious Excellent Company』の実現に向けて、ステークホルダーの皆さまをはじめ、広く社会から信用、信頼され、豊かな未来社会の構築に貢献できるよう、グループ一丸となって邁進してまいります。」とメッセージしています。

ここで言う “Glorious”とは、「住友グループに脈々と受け継がれている住友の精神(信用を重んじ確実を旨とする)や、それを踏まえて制定した『住友電工グループ経営理念』を具現化した姿、という意味で用いられています。

また、中期経営計画では、重点取り組み事項として「モノづくり力のさらなる強化」「グローバルプレゼンスの向上」「トップテクノロジーの創出・強化」を軸に事業を推進しています。

2-3. グローバル展開

住友電工企業HPより

住友電工は、アジア・欧米を中心に約40ヵ国に多数の海外グループ会社(約280社)を擁する一大グローバル企業です。

海外売上比率は約6割にまで上昇しており、部署によっては国内勤務でも英語を使う機会は多い他、海外の拠点/取引先などへの海外出張・駐在のチャンスも十分あります

海外志向の人も、他社と比較しながら前向きに検討することをおすすめします

住友電工企業HP:https://sei.co.jp/company

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 住友電工の採用情報

非鉄金属メーカーの国内最大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、住友電工の採用情報についてお伝えします。

3-1. 住友電工の採用職種

現在、住友電工の中途採用ページでは、以下の通り様々な職種で募集があります。

職種別 募集中の職種
研究
  • 電気:各種製造設備、光半導体モジュール、光ケーブルなど
  • 機械:情報配線用ケーブル、車載ポンプなど
  • 材料:光ファイバ生産技術、フッ素樹脂関連製品など
  • 情報:IoT(モノのインターネット)システム、サイバーセキュリティなど
開発
  • 電気:パワー半導体、電力ケーブルなど
  • 機械:加工技術など
  • 材料:電池用タブリード、半導体製造装置用ヒータなど
  • 情報:エネルギー機器のシステム設計、車載系システムなど
  • その他:ワイヤーハーネスシステムの研究開発など
製品設計
  • ギアの設計開発
  • 水処理膜装置の電気系エンジニア
生産技術 電線・ケーブル、半導体デバイス、フレキシブルプリント基盤など
設備技術 光ファイバーケーブル製造設備、フレキシブルプリント基盤など
施工管理 海底ケーブル工事、CATV工事の施工管理
知財 知的財産権技術者など
社内SE システムエンジニア、先端ITシステム開発技術者など
営業
  • 水処理膜装置の営業・セールスエンジニア
  • 特殊金属製品の営業

同社は事業分野の拡大により、直近数年間で数百人規模の中途採用を実施しているため、今後も他の職種で求人がでる可能性は十分あります。

採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。ちなみに、主な職種をまとめると以下の通りです。

技術
  • 研究開発系:研究、開発
  • 生産系:生産技術、製造技術など
  • 管理系:品質管理、品質保証、知的財産
  • 情報システム系:社内システムエンジニアなど
事務
  • 開発サポート系:購買
  • 営業系:営業(国内、海外)
  • 管理スタッフ系:経理、税務、法務、人事、経営企画など

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 600~700万円

社員の平均年収 : 804万円(平均年齢42.0歳)

会社四季報より

住友電工の平均年収は804万円で、例えば大手メーカーの中で比べても業界トップクラスです。

社名 平均年収 平均年齢
住友電工 804万円 42.0歳
富士通 790万円 43.3歳
NEC 789万円 43.4歳
村田製作所 744万円 40.1歳

給与は年功序列で、総合職の場合、役職は「専門職→管理職補佐→主査(係長クラス)→主席(課長クラス)→主幹(部長クラス以上)」で、主査以上が管理職扱いのようです。

年収は残業代によっても大きく左右されるようで、残業代もしっかり支給される他、福利厚生も一般の大企業と比べても手厚いホワイト企業です。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30時間

住友電工の平均残業時間は【30時間程度】で、大手メーカーの富士通・NECなどと比べても同程度です。

全社的に働き方改善も推進中ですが、5つの事業本部ごとに様々な事業を行なっているため、ワークライフバランスも部署・職種などによって大きく異なるという声が多数です

事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

採用HPでは中途向けに、『 Glorious Excellent Companyへと飛躍していくために、基本指針として「Global Presenceの向上」、「Global Best3作戦」、「Top Technology の強化」を定めています』とメッセージしています。

特に「Global Best3作戦」とは、製品群の選択と集中を徹底し、売上(または技術力、収益力など)が世界ベスト3を目指すというもので、ベスト3に入らない製品は撤退も視野に入れるという基本方針です。

同社は自社の強みを発揮できる製品に特化しているため、中途採用でもあなたの強み(高い専門性・海外勤務経験など)を発揮して同社の更なる成長に向けてどのように貢献できるのかもしっかりアピールするのも良さそうです。

※住友電工の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 住友電工の求人情報

住友電工への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「研究開発系、生産系、情報システム」などの中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、住友電工の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. 研究開発系は「材料、機械、電気」など様々な分野で求人あり

dodaでは、事業分野の拡大に伴い上記はほんの一例ですが、研究開発系では「材料、機械、電気」など様々な分野で中途の募集があります。

同社が誇る業界シェアトップクラスの製品を支える重要な仕事である他、同社は多数の製品を扱うため1つ1つの開発チームは小規模なことも珍しくないため、技術者としてやりがいや自己成長も実感されています。

必須要件は基本的に「応募職種に関する知見/経験(経験年数は不問)」で、年収も450~800万円と同社の平均年収から見ても好条件なので、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。

4-2. 生産系は「電池用タブリード、架空送電線」などの職種で中途の求人あり

dodaでは、生産系では「電池用タブリード、架空送電線」などの職種で中途の募集があります。

いずれの職種も、主に担当分野における設計/製品開発/製法開発/改良などを担当します。同社は生産技術も業界トップクラスの技術を有しているため、技術者として経験の幅を広げたい人にもおすすめします。

必須要件は基本的に「応募職種の経験」ですが、中には生産技術などの実務経験3年以上が条件のこともあります。年収は450~800万円で同社の平均年収から見ても好条件なので、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。

4-3. 情報システム系は「社内システムエンジニア」の中途の求人あり

dodaでは、情報システム系では「社内システムエンジニア」の職種で中途の募集があります。

グローバル企業である同社事業のIT環境(ネットワークを含む)を提供するため、最新ITなども取り入れてIT環境の企画・開発を担当します。特にサイバーセキュリティ対応及びそのための体制構築、対策などが重視されているようです

必須要件は「ネットワーク設計、運用技術経験」「CSIRT活動・SOC業務の経験&セキュリティ技術知識」です、インシデント対応知見もある即戦力が求められています。

年収は450万円以上で経験などに自信のある人は比較的高給も狙えるため、ぜひ一度検討してみるのも良いでしょう。

5. 住友電工に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、住友電工の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

住友電工に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与は年功序列で、満足している人も多数
  • 福利厚生は一般の大企業と比べても手厚いと好評
仕事のやりがい・成長
  • 大型案件/海外案件に携わる機会も多い
  • やりがいや自己成長を実感している人も目立つ
  • 頑張って結果を出しても、同年代では昇進・賞与はほとんど横並び
人間関係・社員の雰囲気
  • 歴史ある大企業で、堅実・年功序列の風土という声が目立つ
  • 部署によっても雰囲気は大きく異なる
  • 安定志向の人にはおすすめの環境
その他
  • まだまだ女性総合職は少ないが、産休育休などの制度は完備
  • 管理スタッフ部門を中心に産休育休をとって続ける女性も目立つ

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は年功序列で、「競合と比べて同水準あるいは高め」「昇進には一定の時間がかかるが、長く働けば年収1,000万円近くもらえる人が大半」という声もあるなど、年収に満足している人も多数です。

(※基本的に30代前半までは同年代ではほとんど横並びですが、管理職クラス以上になると昇給/昇格にも差がつき始めるようです。)

例えば年収は30代(主査/係長クラス)で約800万円、40代(課長クラス)で約1,000万円が目安です。賞与は年2回で、年間100~200万円程度が目安のようです。

また、福利厚生は一般の大企業と比べても手厚いと好評で、社宅・独身寮・住宅手当に加えて、財形貯蓄、社員持株会、大手福利厚生会社のプラン(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。(なお、横浜・大阪・伊丹の3事業所では託児所もあります。)

5-2. 仕事のやりがい・成長

大企業向けの取引も多く、若手のうちから大型案件や海外案件に携わる機会も多い他、高い技術力も有している会社なので、やりがいや自己成長を実感している人も目立ちます。

「石橋を叩いて渡る(石橋を叩いて壊す)」という声も目立つなど、良くも悪くも堅実な企業文化で、自社にとってまったく新しい製品分野や技術を目指すよりも、既存ビジネスや技術を応用して事業拡大を目指す風土もあるようです。

安定志向の人や腰を据えてキャリアを築いてきたい人には非常に良い環境(平均勤続年数は約17年)ですが、上昇志向の人には向かない可能性もあります。

ただし、昇進も年功序列で、頑張って結果を出しても同年代では昇格/賞与にほとんど差はつかない他、人事評価の基準が曖昧という声も目立つため、優秀な若手ほどモチベーションを維持しづらいようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

創業120年以上の歴史ある大企業なので、「堅実・年功序列の風土」「古き良き日本企業」という声も目立つ他、様々な事業を展開しているため、部署によっても雰囲気は大きく異なるという声も目立ちます。

社員についても真面目な人、穏やかな人も多い他、コツコツ努力できる人もきちんと評価される風土もあるようです。縦割り組織で、隣の事業部がどのような事業をしているのかわからないような雰囲気もあるようです。

また、業種的にもまだまだ女性総合職は少なめですが、近年は女性の登用も積極的に推進中です。管理スタッフ部門を中心に産休育休をとる人も目立つようです。

※ただし営業職では女性も少なく、キャリアアップのためには海外駐在(主に30代)も重要なこともあって、結婚を機に退職する人も多いようです。

※住友電工を志望する人におすすめな他の企業は?

住友電工が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 住友電装株式会社
  • 古河電気工業株式会社
  • ダイキン工業株式会社
  • 三菱電機株式会社
  • 株式会社神戸製鋼所

6. 住友電工への転職を成功に導くたった1つのコツ

住友電工に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

住友電工への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、住友電工の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 住友電工転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

住友電工への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

住友電工志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 住友電工に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 住友電工以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント 全員必須◎ 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。
doda 全員必須◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
マイナビエージェント 20,30代なら◎ 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
リクルートダイレクトスカウト 外資・技術系は◎ ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

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7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

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7-3. マイナビエージェント|都心で人気

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

※マイナビのプロモーションを含みます。

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7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

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現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

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7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1

リクルートダイレクトスカウト トップ画面

リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです

ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。

レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。

また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます

レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。

8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

9【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

さいごに

住友電工での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

住友電工への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る住友電工転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

住友電工転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。