「中途採用で、カルビーに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、カルビーへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、カルビーへの転職についてご紹介します。
- まとめ|カルビーの特徴と転職のポイント
- カルビーの企業情報
- カルビーの採用情報
- カルビーの求人情報
- カルビーに関する口コミまとめ
- カルビーへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- カルビー転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがカルビーへ転職すべきか判断できるとともに、カルビーへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|カルビーの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「カルビーに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
カルビーの特徴
- 国内大手菓子メーカーで、スナック菓子で圧倒的シェア1位を誇る
- 今後海外進出を加速する計画で、現在は11カ国で展開
- 平均年収700万円台、平均残業時間20~30時間とまずまずの高待遇
- ダイバーシティを推進する変革的な企業だが、内情が伴わないという意見もあり
カルビーへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. カルビーの企業情報
社名 | カルビー株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館 |
代表者 | 代表取締役会長兼CEO 松本晃 |
設立 | 1949年4月30日 |
資本金 | 12,020百万円(2017年3月31日現在) |
売上 | (連)252,420百万円(2017年3月期実績) |
従業員 | (連)3,860人(2017年3月31日現在) |
事業内容 | 菓子・食品の製造、販売 |
2-1. 事業内容
1949年に設立されたカルビーは、国内大手の菓子メーカーで、主にスナック菓子の分野でトップシェアを誇り、菓子業界全体でも、江崎グリコに次ぐ第2位の売上高となっています。
創業以来初の全国的ヒット商品となった「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」「じゃがりこ」などヒット商品を挙げればきりがありませんが、近年では「フルグラ」など新しい分野の開拓にも成功しており古参企業の多い菓子業界の中で非常に勢いのある企業だと言えます。
2-2. トップメッセージと事業計画
カルビーは、「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します」という企業理念を掲げています。
これまで徹底した品質管理と市場を開拓するユニークな商品開発に特に注力していますが、今後は、「海外事業拡大」「新製品開発」「国内シェア拡大」「ペプシコとの連携強化」「ライセンスと買収」「新事業開発」という6点を成長戦略としています。
2-3. グローバル展開
カルビーは現在、北米、中国、韓国、タイ、香港、台湾、インドネシア、フィリピン、シンガポール、英国、オーストラリアの11カ国で海外事業を展開しており、海外売上高比率は約10%となっています。
まだまだ海外事業については発展途上ですが、近い将来海外売上比率を30%まで引き上げることも目標にしており、食品業界でのグローバル事業携わりたい人にとってもチャンスが広がる企業だと言えるでしょう。
カルビー企業HP:https://www.calbee.co.jp/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. カルビーの採用情報
業界大手の菓子メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、カルビーの採用情報についてお伝えします。
3-1. カルビーの採用職種
カルビー採用HPでは、キャリア採用の実施は現時点ではありませんが、「既卒採用」という形で新卒約5年以内の第2新卒の採用を行っています。
募集職種については明記されていませんが、新卒採用では生産統括、研究開発、国内営業、海外事業、その他の職種が募集されています。
採用実施時期などは採用HPに随時掲載されているので、転職を検討している方は一度採用HPを参照すると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 非公開(おすすめ転職サイト公開求人なし)
社員の平均年収 : 761万円(平均年齢39.7歳)
カルビーの給与は、菓子業界全体で見ると高水準だと言えますが、食品・菓子大手の味の素、江崎グリコ、明治等と比較するとやや水準が低くなります。
ただし給与制度の透明性は高いという社員の意見もあり、待遇面への満足度は悪くないようです。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:20〜30時間
カルビーの平均残業時間は【20〜30時間程度】です。同業界の味の素や明治、江崎グリコなどと比較すると平均的な労働時間となっています。
ただし、メーカーは職種により大きく労働環境も異なるため、希望職種や職場の環境について事前にしっかりとコンサルタント等に確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
カルビー既卒採用では、「自ら学び、自ら困難な課題にチャレンジし、自ら育つ自立的実行力ある人財」を採用したいとメッセージしています。
あらゆる場面での「自立性」が重視されていることが分かりますが、既卒採用で重要なのは、たとえ社会人経験が浅くとも、その社会人経験から何を学んだのか、また同社で言えばいかに「自立性」を身に付け、発揮してきたのかという点です。
具体的な経験を裏付けとして同社にかなう人財であることをしっかりとアピール出来るよう、入念な事前準備をしておきましょう。
※カルビーの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:カルビー・募集職種・カルビーの中途入社社員メッセージ
4. カルビーの求人情報
カルビーへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、カルビーの求人情報をご紹介します。現時点では、おすすめ大手転職エージェント各社でカルビーの公開求人は掲載されていないため、採用HP等からの情報を紹介します。
4-1. 既卒採用を随時実施予定
カルビー採用HPで調べると、随時既卒採用という形で社会人経験約5年以内の第2新卒者の採用を行っています。
2018年4月時点で、同4月入社の既卒採用社員が若干名、また同6月からも夏期採用に向けてエントリーが始まると掲載されています。
新卒採用の場合でも毎年約15名程度しか採用しないことを考えると、既卒採用にとても積極的な企業だと言えるでしょう。
4-2.自立的なキャリア形成が可能
入社後の情報になりますが、カルビーの人事制度を見ると、転職を機に自主的にキャリアアップしていきたいと考える方に非常におすすめの企業だと言えます。
例えば新卒採用の場合も、入社前配属時、またその後の異動のタイミングにおいても、本部長クラスの役員の前で各社員が自己PRプレゼンを行い、それらを参考に配属が決まるという仕組みがあります。
転職面接の際にも、自身がカルビーに入社してどのようなキャリアプランを歩みたいのかということを明確にしておくと同時に、入社後新たな職種や部署への興味がわいた場合にでもチャンスが広がっている環境のようです。
5. カルビーに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、カルビーの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
カルビーに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度はまずまずの評価で、菓子メーカーの中では平均よりやや上程度となっています。
菓子メーカー全体の中では給与水準は良い方という意見が多くありました。残業代もしっかりと支給されるため待遇面の不満意見はあまり見られません。ボーナスについては、職位とボーナス額が完全に一致しているため、属人的でない分透明性が高いという口コミが複数見られました。
福利厚生については、社長がWLB推進に力を入れているため、各制度が非常に充実しているという意見が多くあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については企業全体、業界内どちらで見ても平均的な評価です。
評価制度が変更され、個々人の目標達成度合いによる実力主義の査定への変化したようです。営業職など数字で表しやすい部署にとっては強いプレッシャーもありつつ前向きな意見が多くありましたが、間接部門などでは長期的なタスクへの評価が低く、納得がいかないという意見も複数見られました。
成長環境については、全社的に自発的な姿勢が強く歓迎されることもあり、社外の研修や資格取得に対して会社から補助が出ます。そのため、自らキャリアアップの意欲が高い人間にとっては非常に好環境だと言えます。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については企業全体、業界内どちらにおいてもあまり良い評価とは言えません。
トップ交代もあり、一中堅メーカーから大手グローバルメーカーへ変革の最中といった段階のようですが、ベテラン社員も多く中途入社社員などからすると保守的な面も多く残っているという印象を受けるようです。ただし、社員全体は穏やかな雰囲気で働きやすさの面では特に不満意見は見られませんでした。
また、ダイバーシティを強く推進し、特に女性活用では社外的にも知名度がありますが、内情が伴っていないという意見もありました。やはり数を意識して女性の管理職などを増やした結果、実力が伴わないと疑問視する意見も複数あります。
※カルビーを志望する人におすすめな他の企業は?
カルビーが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社明治
- 味の素株式会社
- 江崎グリコ株式会社
- 森永乳業株式会社
6. カルビーへの転職を成功に導くたった1つのコツ
カルビーに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
カルビーへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、カルビーの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. カルビー転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
カルビーへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
カルビー志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- カルビーに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- カルビー以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
カルビーへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
カルビーでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
カルビーへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・カルビー転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
カルビー転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。