プロシップに転職すべき？口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、プロシップに転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、プロシップへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、プロシップへの転職についてご紹介します。

まとめ｜プロシップの特徴と転職のポイント
プロシップの企業情報
プロシップの採用情報
プロシップの求人情報
プロシップに関する口コミまとめ
プロシップへの転職を成功に導くたった1つのコツ
プロシップ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがプロシップへ転職すべきか判断できるとともに、プロシップへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜プロシップの特徴と転職のポイント
2. プロシップの企業情報
3. プロシップの採用情報
4. プロシップの求人情報
5. プロシップに関する口コミまとめ
6. プロシップへの転職を成功に導くたった1つのコツ
7. プロシップ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
さいごに

1. まとめ｜プロシップの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「プロシップに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

プロシップの特徴

固定資産管理システムの国内最大手(独立系, 東証一部上場企業)
手を上げ続ければ若手も挑戦する機会が与えられる風土／自己成長も実感されている
風通しも良いと好評である他、いわゆる”体育会系のような雰囲気”もあり
平均年収は547万円(競合並み)／”残業時間なども考慮すると割に合わない”という声もあり
競合と比べて残業は多めで働き方は調整しづらいという声も目立つ(残業: 月平均70時間)
男女関係なく活躍できる環境／産休育休などの制度も完備

プロシップへの転職のポイント

中途採用は随時、積極的に行なっている
採用HP・おすすめ大手転職サイト(公開求人)ともに「営業職、エンジニア職」で様々な職種で募集あり
非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. プロシップの企業情報

	概要
本社所在地	東京都文京区後楽2-3-21（住友不動産飯田橋ビル）
代表者	代表取締役社長　鈴木勝喜
設立	1969年
資本金	約5億円
売上	連結44億円（2019年3月期）
従業員	連結186名、単体177名（平均年齢34.3歳/2019年3月）
事業内容	ソフトウエアパッケージ開発・販売

2-1. 事業内容

プロシップは主に会計パッケージを手掛ける独立系のシステム開発会社で、特に固定資産管理システム国内シェアNo.1を誇ります。（1969年設立／東証一部上場企業）

プロシップの主なサービスは、固定資産システム・リース遺産管理システムをはじめ、賃貸借契約管理システムやグローバルソリューションも提供しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

プロシップ企業HPより

プロシップは、「パッケージシステム”ProPlus“シリーズを軸に、高い”Speciality”による高付加価値なサービスを提供していくことで、高度化、複雑化、広域化するシステムニーズに応えるとともに、価値のあるシステムソリューション展開を進めてまいります。」とメッセージしています。

上記のProPlusシリーズは4,500社以上の導入実績があり、例えば上場企業の20%以上、年商1,000億以上の大企業の約50%で導入されているほどです。財務面も良好であるなど、経営基盤が安定しているのも強みです

また、足元(2019年度)では今後の方向性について、①国内で培ったノウハウを活かした海外事業の強化、②固定資産管理以外の分野への事業展開を軸に事業を推進中です。

2-3. グローバル展開

プロシップ企業HPより

プロシップの海外事業に関して、2012年から海外パッケージも提供しており、例えばProPlusは国産の固定資産システムで唯一、海外税務標準に対応しているパッケージです。

このようにプロシップは日系企業の海外進出なども積極的に支援しており、例えば中国・米国に海外拠点を有しています。

職種/担当案件などによっては海外出張のチャンスも十分ある他、海外経験や語学力(英語など)を活かして活躍できる環境です。

プロシップ企業HP：https://www.proship.co.jp
見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. プロシップの採用情報

固定資産管理システムの国内最大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、プロシップの採用情報についてお伝えします。

3-1. プロシップの採用職種

現在、同社の採用HPでは以下の通り、「営業職」「エンジニア職」ともに様々な職種で中途の募集があります。

職種	募集中の職種
営業職	コンサルティング営業職
エンジニア職	製品開発エンジニアパッケージ導入エンジニア製品サポートエンジニアインフラエンジニアデータ・サイエンティスト ITスペシャリスト
その他	総務・人事経理・財務

その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。（なお採用HP(社員インタビューもあり)によれば主な部署は以下の通りです）

主な職種

コンサルティング営業職
パッケージ導入エンジニア職、製品開発エンジニア職
インフル構築エンジニア職、サポートエンジニア職
コーポレート職（人事、総務、経理、財務など）

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　400~500万円
社員の平均年収　：　547万円（平均年齢34.3歳）

会社四季報より

プロシップの平均年収は547万円で以下の通り、例えば競合と比べて給与は平均的です。

社名	平均年収	平均年齢
ジャステック	551万円	35.5歳
プロシップ	547万円	34.3歳
フォーカスシステムズ	544万円	35.7歳

給与は年功序列的(実力主義の要素も一部採用)で労働裁量制も採用しており、給与はみなし残業代込み(月約40時間分)です。昇給のチャンスは年1回(4月)、賞与は年2回(7月, 12月／業績連動賞与3月)支給されます。

また、福利厚生は一般企業並みには完備されており、例えばストックオプション制度、慶弔見舞金、退職金制度、各種福利厚生施設、自己啓発支援制度などもあります。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：70時間

プロシップの平均残業時間は【月70時間程度】で、例えば競合のフォーカスシステムズやジャパンシステム(残業: 月平均30時間程度)などと比べて残業は相当多めです。

全体として”ワークライフバランスは調整しづらい”という声も目立ち、例えば口コミを見る限りでは部署/案件の納期などによっては深夜残業や土日出勤や、月100時間以上の残業も珍しくはないようです。

一方で、コーポレート職では比較的残業は少なめであるなど、労働環境(残業時間など)は部署/職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

プロシップ採用HPより(一部抜粋)

中途採用ページでは上の通り「あなたの”Specoality”は何ですか？」とメッセージしている通り、プロフェッショナル志向の方を求めています。また、同社の企業理念は「Speciality for Customer」です（詳細以下の通り）

中途採用でも企業理念などへの共感はもちろん、同社の今後の方向性も踏まえ、前職までの経験や海外経験なども活かして「新しい価値をどのように生み出せるのか」などもしっかりアピールするのも良さそうです。

※プロシップの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：採用トップ&採用メッセージ、中途採用、企業理念、今後の方向性
グループ会社：グループ会社一覧

4. プロシップの求人情報

プロシップへの転職を検討しています。どんな求人がありますか？

おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「コンサルティング営業職」「各種エンジニア職」で中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、プロシップの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. “コンサルティング営業職”で中途の求人あり

dodaでは、「コンサルティング営業職」で中途の募集があります。

具体的には、大企業・上場企業（経理・財務部・情報システム部などの部課長クラス）に対して、特に固定資産領域のパッケージシステムなど自社ソリューションの提案営業を担当するやりがいのある仕事です。

ちなみに、必須要件は「法人営業/提案型営業の経験者で、会計分野への興味・学習に抵抗がない方」で、年収は450~650万円です。

4-2. 様々な”エンジニア職”で求人あり

dodaでは、自社サービスの開発エンジニア職【第二新卒も歓迎／年収350~500万円】や、ソリューションエンジニア職【年収550~650万円】などでも募集があります。

いずれの職種も、業界シェアNo.1という高い技術力も有している他、例えば最上流工程から開発、導入、リリースまで幅広い経験できるチャンスも十分あります。

さらに職種(例. 開発エンジニア職)によっては第二新卒も歓迎で、入社時研修も充実しているため安心して仕事をスタートできます。

ちなみに必須要件は、開発エンジニア職は「ITシステムに携わった経験(開発経験・言語不問)」、ソリューションエンジニア職は「①業務系もしくはWebアプリの開発経験あるいは ②業務系アプリの導入経験」です。

5. プロシップに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、プロシップの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

プロシップに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	給与は年功序列的で、競合並み “残業時間も考慮すると割に合わない”という声もあり福利厚生は一般企業並みに完備
仕事のやりがい・成長	手を上げ続ければ若手にも挑戦するチャンスも与えられる風土やりがいや自己成長を実感している人も多数
人間関係・社員の雰囲気	風通しもよく働きやすいと好評いわゆる”体育会系の雰囲気”という声も目立つ
その他	男女関係なく活躍できる環境産休育休などの整備も完備されている

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

給与(年功序列的)は競合と比べて平均的ですが、全体として残業は多めで「みなし残業時間を超えた分については支給されない」「給与を時給換算すると割に合わない」という中途の声もあります。

例えば年収は20代(担当者クラス)で450万円前後、30代(主任クラス)で550万円前後が目安です。（賞与に関して、例えば営業職では個人目標が相応にストレッチしており、目標の大幅達成は難しいこともあり、賞与額はあまり期待できないという声もありました。）

また、福利厚生は一般企業並みに完備されていますが、例えば住宅手当が支給されない点について不満の声も一部ありました。

5-2. 仕事のやりがい・成長

ニッチな分野(固定資産管理)で業界シェアNo.1で高い技術力を有している他、手を上げ続ければ若手にも挑戦する機会が与えられる風土もあると好評です(例. 大企業向け案件、海外案件など)。

全体的に仕事は多めで、難易度の高い案件などを通じて特に自己成長も実感されています。また、システム開発では協力会社の常駐SEが行うケースも多いようで、若手も比較的早い段階から上流工程にも携わるチャンスもあるようです。

ちなみに、人事評価(年1回)については、特に担当者クラスの場合は評価基準があいまいで、直属の上司の評価によって大きく左右されやすいという声もありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

若手も上司に対して意見を伝えやすいなど風通しも良いと好評である他、精神論や長期残業を是とするような”体育会系のような雰囲気”という声も目立ちます。

社長が営業出身者ということもあり、社内的には”営業職の方がエンジニア職より立場が強い”という声もあります。これらから、人によって企業文化に合う合わないが分かれやすい可能性もあります。

ちなみに、男女関係なく活躍できる環境で、女性も実力次第で昇格のチャンスもある反面、全体的に仕事が多めなので結婚/妊娠を機に退職する女性も多いようです。

※プロシップを志望する人におすすめな他の企業は？

プロシップが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
ジャパンシステム株式会社
株式会社ジャステック
株式会社フォーカスシステムズ
株式会社ランドコンピューター
株式会社NTTデータNJK

6. プロシップへの転職を成功に導くたった1つのコツ

プロシップに転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

プロシップへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、プロシップの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. プロシップ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

プロシップへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

プロシップ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

プロシップに関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
プロシップ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	全員必須◎	業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。
doda	全員必須◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
マイナビエージェント	20,30代なら◎	業界最大手で親身なサポートから満足度が高い
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
リクルートダイレクトスカウト	外資・技術系は◎	ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。