「中途採用で、オリエンタルコンサルタンツに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、オリエンタルコンサルタンツへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、オリエンタルコンサルタンツへの転職についてご紹介します。
- まとめ|オリエンタルコンサルタンツの特徴と転職のポイント
- オリエンタルコンサルタンツの企業情報
- オリエンタルコンサルタンツの採用情報
- オリエンタルコンサルタンツの求人情報
- オリエンタルコンサルタンツに関する口コミまとめ
- オリエンタルコンサルタンツへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- オリエンタルコンサルタンツ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
すべて読んでいただければ、あなたがオリエンタルコンサルタンツへ転職すべきか判断できるとともに、オリエンタルコンサルタンツへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|オリエンタルコンサルタンツの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「オリエンタルコンサルタンツに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
オリエンタルコンサルタンツの特徴
- 国内大手の建設コンサルタント企業で、ACKグループの中核企業
- 海外進出にも積極的で、150カ国でプロジェクト実績あり
- 平均年収は40代で600万円台、平均残業時間も50~60時間と待遇面は要検討
- 非常に激務で厳しいという意見もあるが、挑戦的な社風を評価する声もあり
オリエンタルコンサルタンツへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. オリエンタルコンサルタンツの企業情報
社名 | 株式会社オリエンタルコンサルタンツ |
本社所在地 | 東京都渋谷区本町13番12号-1 住友不動産西新宿ビル |
代表者 | 代表取締役社長 野崎秀則 |
設立 | 1957年12月24日 |
資本金 | 5億95万円 |
売上 | 連結:47,074百万円(2017年9月期) |
従業員 | 単体:1,038名(2018年3月) |
事業内容 | 建設コンサルタント |
2-1. 事業内容
1957年に設立されたオリエンタルコンサルタンツは、国内大手の建設コンサルタント会社です。
親会社であるACKグループの中核企業として、インフラ整備事業を中心に、グループ企業とも連携しながら幅広い事業を展開しています。なお、ACKグループ全体としては、売上高で国内第4位の建設コンサルタント企業になります。
特に、橋梁や道路、交通、トンネルの分野を強みとしています。
また、分野の垣根を超え、社会的要請が高まっているテ8つのテーマに沿った事業分野にも注力しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
オリエンタルコンサルタンツは、創業以来60年間「安全、安心、快適、活力」とい価値を提供することに重きを置いてきましたが、今後はさらに持続可能な社会を創造する「社会価値創造企業」を目指したいとメッセージしています。
グループ全体の経営計画としては、「変革」と「挑戦」を課題として、各戦略を進めていく方針です。
引用:ACKグループ企業HP
2-3. グローバル展開
オリエンタルコンサルタンツの海外事業は、グループ会社の(株)オリエンタルコンサルタンツグローバルが展開しています。
同社はオリエンタルコンサルタンツの海外部門が分社化され設立した企業で、現在は東南アジアを中心に7つの海外法人の他、8ヶ所の海外事務所も設け、グループの海外売上高比率は約34%にのぼります。
これまでに150カ国以上でプロジェクトを展開しており、分社はしましたが、オリエンタルコンサルタンツ本体としても海外事業部を立ち上げており、今後も海外事業拡大を進める方針です。
オリエンタルコンサルタンツ企業HP:https://www.oriconsul.com/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. オリエンタルコンサルタンツの採用情報
業界大手の建設コンサルタント会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、オリエンタルコンサルタンツの採用情報についてお伝えします。
3-1. オリエンタルコンサルタンツの採用職種
オリエンタルコンサルタンツでは、下記の通り、技術系職種を中心に国内、海外ともに多くの職種で中途採用を実施しています。
募集職種 |
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保全・防災・河川/港湾・上下水道・設備/電気/機械・鉄道・空港・建築・農業/農村開発/地域開発支援・情報・海外・施工管理・営業 |
募集職種の詳細等については採用HPより確認出来るので、参照すると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約500万~1000万円(職種により大きく異なる)
社員の平均年収 : 632万円(平均年齢41.1歳)
オリエンタルコンサルタンツの給与は、競合のパシフィックコンサルタンツや日本工営と比較してやや給与水準は低いでしょう。
基本的には年功序列で昇進し、また賞与も年3回支給されるなど決して待遇は悪くなく安定性もあるようですが、平均年収だけで見ると競合他社よりは劣っているため、特に年収アップを狙っての転職をお考えの方は、よく検討する必要があります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:50〜60時間
オリエンタルコンサルタンツの平均残業時間は【50〜60時間程度】です。同業界のパシフィックコンサルタンツや日本工営などと比較しても労働時間は多いと言えます。
業界全体として長時間労働は当たり前でしょうが、その中でも他社より月20~30時間労働時間が長いようです。近年はさすがに労働時間削減の取り組みがされているものの、休日出勤や深夜残業等も避けられず、ノー残業デーなども形骸化しているようです。
ただし、海外部門や事務系職種など、部署によって働き方も大きく変わってくるため、転職を検討する際には事前にコンサルタント等にしっかりと確認することをおすすめします。
3-4. 採用メッセージ
オリエンタルコンサルタンツでは、『何事にも果敢に挑戦し、その挑戦に積極的に取り組める人材』を採用したいとメッセージしており、その要素として次の3つを挙げています。
- リーダーシップを持っている人。受け身になることなく、主体的にものを考え、行動できる人です。
- 協働ができる人。コミュニケーションをしっかりとり、協働して仕事ができる人です。
- 粘り強い人。果敢に挑戦して、成功するまで諦めない、粘り強い人です。
新卒採用と共通メッセージのためやや抽象的ではありますが、中途採用の場合では前職までのスキルや具体的な経験をエビデンスとして、これらの要素を兼ね備えている人材であることをしっかりとアピールする必要があります。
ぜひ自己分析と企業分析を入念に行って、選考に臨みましょう。
※オリエンタルコンサルタンツの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. オリエンタルコンサルタンツの求人情報
オリエンタルコンサルタンツへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、オリエンタルコンサルタンツの求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職エージェント『doda』『JACリクルートメント』を使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1.技術系職種では国内外コンサルタント職の求人あり
dodaとJACリクルートメントで調べると、技術系職種では複数の中途採用求人が見つかり、国内外でのコンサルタント職の求人が多くありました。
国内では、同社が得意とする道路や環境など分野別のコンサルタント職で求人が出ています。また、グローバルポジションに強いJACリクルートメントでは、海外コンサルタント職の求人も出ており、広く中途採用での人材を募集しています。基本的に応募要件は募集業務経験者となっています。
想定年収は約500万~1000万円となっており、スキルと経験次第では年収アップでの転職も期待できるので、ぜひしっかりとアピールして年収交渉を行いましょう。
4-2.事務系職種では国内営業職、海外コンサルタント職の求人あり
同じくdodaとJACリクルートメントで調べると、事務系職種では国内営業職、また海外コンサルタント職の求人も見つかりました。
国内営業職の求人はdodaに掲載されていて、今回は四国地域での求人で原則四国外への転勤はないようです。また、顧客は官公庁や自治体がメインですが、近年は民間企業への受注活動も積極的に行っておりやりがいを感じられる業務でしょう。
海外コンサルタント職はJACリクルートメントで見つかり、技術系ではハード分野での海外コンサルタント職募集でしたが、経営企画職として、国内企業の海外進出支援事業等のアドバイザリー業務を担当し、海外出張ベースでの対応となります。
5. オリエンタルコンサルタンツに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、オリエンタルコンサルタンツの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
オリエンタルコンサルタンツに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は可もなく不可もなくという評価ですが、建設コンサルタント業界の中ではやや低水準となっています。
給与水準については、決して低く不満という意見はほぼ見られません。ただし、残業時間が非常に長く、残業代での年収アップとなっている場合が多いため、そういった労働環境を考えると不満という意見や、基本給があまり高くないので、賞与が少ないという意見が見られます。業績悪化時には賞与額もかなり減額となるようです。
福利厚生については、一般的な制度はもちろん、住宅手当なども整備され大きな不満意見は見られません。ただし、残業食手当など、金額的に大きくはありませんが経費削減の一環として削られたものもあり、今後もそういった傾向が続くのではという意見もありました。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については企業全体、また同業他社どちらと比較しても高評価で、特に成長環境への評価が高くなっています。
プラス意見としては、評価制度と、育成制度への評価が高くなっています。評価については、上司による評価の他、年に1度同僚からの評価をされる機会があり、比較的公平性が高いという意見が多くありました。また育成制度としては、技術士などの資格取得への金銭面での補助や合格祝賀会開催など、企業全体としてスキルアップに意欲的な点が評価されています。また、海外研修等も若手を中心に活用されているようです。
一方でマイナス意見としては、やはりあまりに長時間労働が続くと、どれほどやりがいのある仕事内容でも、モチベーションが低下してしまい、ただ業務に追われていたという意見が退職者を中心に複数見られました。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、平均的な評価だと言えるでしょう。
これまでにも何度か触れましたが、やはりかなりの激務、長時間労働のようで、社内の雰囲気も部署によっては疲弊感が漂っているという意見もありました。また、コンサルという業界柄もありますが、個で仕事を回していくイメージで、そういった面でもかなりのタフさが求められるでしょう。
一方で、既存のインフラ整備事業のみでなく、新規事業にも積極的に参入しており、そういった挑戦的な社風を評価する意見も多く見られました。また経営層が技術職出身者が多いこともあり、技術者としては自由度が高く仕事をしやすい環境のようです。
※オリエンタルコンサルタンツを志望する人におすすめな他の企業は?
オリエンタルコンサルタンツが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 日本工営株式会社
- 株式会社建設技術研究所
- 八千代エンジニヤリング株式会社
- パシフィックコンサルタンツ株式会社
6. オリエンタルコンサルタンツへの転職を成功に導くたった1つのコツ
オリエンタルコンサルタンツに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
オリエンタルコンサルタンツへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、オリエンタルコンサルタンツの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. オリエンタルコンサルタンツ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
オリエンタルコンサルタンツへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
オリエンタルコンサルタンツ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- オリエンタルコンサルタンツに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- オリエンタルコンサルタンツ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | 全員必須◎ | 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。 |
doda | 全員必須◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
マイナビエージェント | 20,30代なら◎ | 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
リクルートダイレクトスカウト | 外資・技術系は◎ | ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
7-3. マイナビエージェント|都心で人気
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
9【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
さいごに
オリエンタルコンサルタンツでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
オリエンタルコンサルタンツへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・オリエンタルコンサルタンツ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
オリエンタルコンサルタンツ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。