オープンドアに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

オープンドアのロゴ

「中途採用で、オープンドアに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、オープンドアへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、オープンドアへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|オープンドアの特徴と転職のポイント
  2. オープンドアの企業情報
  3. オープンドアの採用情報
  4. オープンドアの求人情報
  5. オープンドアに関する口コミまとめ
  6. オープンドアへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. オープンドア転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
  8. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

すべて読んでいただければ、あなたがオープンドアへ転職すべきか判断できるとともに、オープンドアへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|オープンドアの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「オープンドアに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

オープンドアのレーダーチャート

オープンドアの特徴

  • 格安旅行関連の大手比較サイト『トラベルコ』の運営会社
  • 社長によるトップダウンの傾向が強く、ネット企業としては現場の裁量が限定的
  • 新しいことに挑戦するよりも社長や上司の指示をこなすことが求められる風土
  • 平均年収は529万円で年功序列の要素が強め
  • 全体としてワークライフバランスは調整しやすいと好評(残業は月平均25時間)
  • 男女関係なく活躍できる環境で、産休育休から復職して続ける女性も多い

オープンドアへの転職のポイント

  • 中途採用は随時行なっている
  • 採用HP・おすすめ大手転職サイトの公開求人ともに「技術職」を中心に様々な職種で募集あり
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. オープンドアの企業情報

  概要
本社所在地 東京都港区赤坂2-17-7(赤坂溜池タワー6F)
代表者 代表取締役社長 関根大介
設立 1997年
資本金 約6億円
売上 連結50億円(2019年3月期)
従業員 連結166名、単体157名(平均年齢35.7歳/2019年3月)
事業内容 旅行比較サイト「トラベルコ」「Travelko」などの運営

オープンドアの本社

2-1. 事業内容

オープンドアは格安旅行関連の比較サイト『トラベルコ』の運営会社(東証一部上場企業)です。ほぼすべてのシステム開発を内製化しており、700以上の旅行サイトを比較できるのが強みです。(ビジネスモデルの詳細は以下参照)

オープンドアが運営するトラベルコのビジネスモデル

トラベルコの主な収入源は、①旅行会社からの従量課金収入成果報酬型収入(=同サイト経由で旅行商品を購入した場合の成果に応じて受け
取る手数料収入)、②固定課金型掲載料収入(=同サイトに掲載する旅行商品数に応じて受け取る月額固定の掲載料収入)、③広告料収入です。

ちなみに、その他には伝統工芸品紹介サイト「ギャラリー ジャパン」も運営しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

オープンドアのトップメッセージ

オープンドア企業HPより

オープンドアのトップメッセージでは、企業理念である「新たな挑戦を恐れず、たゆまぬ革新性をもって、社会の豊かさ、喜び、未来に貢献し続ける」を掲げています。またオープンドアのミッションは「変化する市場ニーズに迅速に対応し、最速のスピードと最高のクオリティをもって顧客満足No.1を達成する」です。

少なくとも4期連続で売上・営業利益ともに最高を更新中で、足元では新テレビCMによる認知度向上を図るとともに、旅行関連会社との新規連携、新サービスなども積極的に推進中です。以下の通り、引き続き堅調が成長を見込んでいます。

オープンドアの中期計画

2-3. グローバル展開

オープンドアの海外版トラベルこ

オープンドア企業HPより

オープンドアは、2014年から海外およびインバウンド(海外からの訪日観光客)市場向けに「海外版トラベルコ(多言語旅行比較サイト)」も運営しており、足元では5ヶ国語(英語、韓国語、中国簡体字、繁体字(台湾)、繁体字(香港)/2019年12月時点)に対応しています。

海外事業は「グロ―バル市場でユーザ選択肢のNo.1となるサイト」を中長期目標としていることからも、今後ますます海外やインバウンド向けビジネスの拡大が見込まれています。

海外志向の人も前向きに検討することをおすすめします

オープンドア企業HP:https://www.opendoor.co.jp

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. オープンドアの採用情報

旅行関連比較サイトの大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、オープンドアの採用情報についてお伝えします。

オープンドアの採用トップ

3-1. オープンドアの採用職種

現在、同社の採用HPでは、以下の職種で中途の募集があります。

  • Webディレクター
  • Web運営担当
  • Webエンジニア
  • ネイティブアプリエンジニア
  • デジタルマーケティング(アクセス解析)
  • WEBマーケティング(SEO/Web広告)

その他の職種でも今後募集される可能性はあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。

ちなみに、主な職種は以下の通りです。

技術 各種エンジニア、ディレクター、デザイナーなど
事務 知的財産、営業(国内、海外)、管理スタッフ系(経理、税務、法務、人事、経営企画)など

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 400~550万円

社員の平均年収 : 529万円(平均年齢35.7歳)

有価証券報告書より

オープンドアの平均年収は529万円で以下の通り、東証一部上場のインターネットサービス大手としては平均的です。

社名 平均年収 平均年齢
エニグモ(BUYMAの運営会社) 536万円 33.5歳
オープンドア 529万円 35.7歳
メルカリ 502万円 30.2歳

給与(年俸制)はweb業界では珍しく年功序列の要素が強めで、昇給のチャンスは年1回です。

業績好調時には特別賞与(年1回/寸志程度)がある他、会社への貢献度が高いと認められた人には特別報奨金(年2回)も支給されることもあるようです。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:25時間

オープンドアの平均残業時間は【月25時間程度】で、例えば近年人気のインターネット企業であるメルカリなどと比べても同程度です。

採用HPによれば月の残業時間は月30時間以内を目指している他、全体として有休は比較的とりやすいようです。その反面、いわゆるインターネット企業としては勤務時間の自由度は低め(定時は10~19時で、フレックス制度などは採用していない)です。

残業時間などの労働環境は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

当社が一緒に働く人に求めることは「私たちと夢を共有できること」です。企業における夢とは見るだけではなく叶えるものですから、そこに向かう使命感、行動力、妥協せず諦めない強い意志も含め、同じレベルで共有できる人を求めています。

その上で、この仕事をしてもらうならこの人しかいない、この人に任せるのが他の誰より一番だと、同僚から、上司から、会社から、お客様から、市場から信頼される、そんな人材に育ってくれれば心強く思います。

当社を牽引していく、皆さんの可能性に大きな期待を寄せています。

オープンドア企業HPより(一部抜粋)

採用HPで中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには上の通りメッセージしており、同社の求める人物像として「私たちと夢を共有できること」を挙げています

中途採用でも、オープンドアの企業理念やミッションへの共感はもちろん、高い専門性を活かして、社内でも取引先からも信頼され活躍できる素養もあることをしっかりアピールするのも良さそうです。

※オープンドアの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. オープンドアの求人情報

オープンドアへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「Web運営担当、Webディレクター」「企画提案営業」などの職種で中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、オープンドアの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. 技術職は「Web運営担当、Webディレクター」などの職種で中途の求人あり

オープンドアの中途採用の求人

オープンドアの中途採用の求人

dodaでは、技術職ではトラベルコなどのサイトに関する「Web運営の担当職」「Webディレクター職」などで中途の募集があります。

ほとんどの社内システムを内製化しているため、業界の中でも幅広く経験できるチャンスのあるやりがいある仕事です。必須要件はそれぞれ「BtoC向けサイト運営経験(経験年数は不問)」、「WEBサイトのディレクション3年以上」です。

いずれの職種も年収は400~600万円が目安です。なお、その他にもWeb運営(部長候補/想定年収1,000~1,200万円)の職種でも募集があるため、経験などに自信のある人もぜひ一度チェックすることをおすすめします。

4-2. 事務職は「営業職(企画提案)」で中途の求人あり

オープンドアの中途採用の求人

dodaでは、旅行比較サイト「トラベルコ」の企画提案営業職でも中途の募集があります。業界未経験者も歓迎

具体的には、既存顧客(旅行会社、ホテル、航空会社、官公庁など)を中心にツアー/宿泊/航空券などの掲載を提案するとともに、よりユーザーに選ばれやすくするためのサービス向上施策までフォローするやりがいのある仕事です。

必須要件は「社会人経験3年以上、旅行業界経験」で、年収は350~500万円なので、条件に合う人はぜひ一度検討することをおすすめします。

5. オープンドアに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、オープンドアの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

オープンドアに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

オープンドアのレーダーチャート

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与はネット業界では平均的
  • ベンチャー企業の割に年功序列の要素が強め
  • 福利厚生は一般のベンチャー企業並みに完備
仕事のやりがい・成長
  • 仕事の進め方は社長による強いトップダウン
  • ベンチャー企業の割に現場の裁量は小さめ
  • 人気のネット企業と比べると、やりがいや自己成長を実感している人が少なめ
人間関係・社員の雰囲気
  • 旅行好きの人も多く、人間関係は良いと好評
  • 仕事同様に、プライベートも充実させたい人にもおすすめ
その他
  • 男女関係なく活躍できる環境
  • 周囲の一定の配慮もあり、産休育休などはとりやすいと好評

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与については、「ネット業界では平均的」「ベンチャー企業の割に年功序列」という声も目立ちます。

例えば年収は30代で550万円前後が目安です。業界的に昇給のチャンスが年2回という会社も多いですが、オープンドアは年1回なので、短期間で昇給をどんどん目指していきたい人には合わない可能性もあります。

また、福利厚生は一般のベンチャー企業並みに完備されており、フリードリンク、スポーツクラブ利用補助に加えて、交通費(全額支給)、各種社会保険、保養施設などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事の進め方は社長からのトップダウンの傾向が非常に強く、比較的細かい点も社長に確認を取りながら進めるため、担当者レベルでは設計の自由度などが限定されるケースも少なくないようです。

良くも悪くも社長や上司からの指示をこなすことがメインになりがちで、主体的に仕事に取り組みたい人には向かない可能性もあります。また、会社による体系的な研修はないため、他社でも通用するようなスキルを習得するためには、日頃からキャリア開発を意識することが欠かせません。

ちなみに、社長の意見によって方針が突然変更され、現場が振り回されることも珍しくない他、人事評価はMBO制度を採用していますが、最終的に社長評価によっても大きく左右されることもあって、インターネット企業の割に職場の士気は低めです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

もともと旅行好きな人が多いこともあって人間関係は良い他、20代の若い人も多いなど会社のクラブ活動などに参加している人も多いようです。

ともと旅行好きの人も多いこともあり有給は比較的取りやすい他、インターネット企業としては福利厚生も充実していることから、プライベートも重視したい人には特におすすめします

女性比率は全社員の約4割で男女関係なく活躍できる環境で、、産休育休はもちろん復職後の時短勤務もとりやすいと好評です。

※オープンドアを志望する人におすすめな他の企業は?

オープンドアが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社一休
  • 株式会社インタースペース
  • 株式会社セブン&アイ・ネットメディア
  • 株式会社エアトリ(旧 DeNAトラベル)
  • ジー・プラン株式会社

6. オープンドアへの転職を成功に導くたった1つのコツ

オープンドアに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

オープンドアへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、オープンドアの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. オープンドア転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

オープンドアへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

オープンドア志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • オープンドアに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • オープンドア以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント 全員必須◎ 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。
doda 全員必須◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
マイナビエージェント 20,30代なら◎ 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
リクルートダイレクトスカウト 外資・技術系は◎ ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

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7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

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7-3. マイナビエージェント|都心で人気

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

※マイナビのプロモーションを含みます。

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7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

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現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

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7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1

リクルートダイレクトスカウト トップ画面

リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです

ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。

レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。

また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます

レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。

8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

9【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

さいごに

オープンドアでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

オープンドアへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るオープンドア転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

オープンドア転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。