日本冶金(やきん)工業に転職すべき？口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、日本冶金(やきん)に転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日本冶金工業（”日本冶金”）への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日本冶金への転職についてご紹介します。

まとめ｜日本冶金の特徴と転職のポイント
日本冶金の企業情報
日本冶金の採用情報
日本冶金の求人情報
日本冶金に関する口コミまとめ
日本冶金への転職を成功に導くたった1つのコツ
日本冶金転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

すべて読んでいただければ、あなたが日本冶金へ転職すべきか判断できるとともに、日本冶金への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

当サイトで人気の転職エージェントランキング

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1. まとめ｜日本冶金の特徴と転職のポイント
2. 日本冶金の企業情報
3. 日本冶金の採用情報
4. 日本冶金の求人情報
5. 日本冶金に関する口コミまとめ
6. 日本冶金への転職を成功に導くたった1つのコツ
7. 日本冶金転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
さいごに

1. まとめ｜日本冶金の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日本冶金に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

日本冶金の特徴

ステンレス素材専業大手(東証一部上場企業)
良くも悪くも古い体質、年功序列という声が目立つ
若手のやりがいなどは部署/上司によっても大きく異なる
基本給は低めで残業代でカバーする風潮もあり(平均年収は612万円)
働き方は職種・部署によっても大きく異なる(残業は月平均20時間)
業界的にもまだまだ女性は少なめ／産休育休などの制度は完備されている

日本冶金への転職のポイント

現状、採用HPでは中途の募集は見当たらない
おすすめ大手転職サイトの公開求人にも中途の募集は見当たらない
非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 日本冶金の企業情報

	概要
本社所在地	東京都中央区京橋1-5-8
代表者	代表取締役社長久保田尚志
設立	1925年
資本金	243億円
売上	連結1,191億円（2018年12月期）
従業員	連結2,048名、単体1,081名（平均年齢40.6歳／2018年12月）
事業内容	ステンレス鋼、耐熱鋼および高ニッケル合金鋼の鋼板などの製造販売

2-1. 事業内容

日本冶金は日本唯一のステンレス素材専業大手メーカーで、ニッケル精錬から圧延まで一貫生産体制が強みです。

日本冶金のブランドである「NAS」は、日本を代表する高品質のステンレス鋼として知られており、強度や耐熱性などの高い「高機能材事業」と、各種ステンレス鋼などの「一般材事業」を行なっています。

2-2. トップメッセージと事業計画

日本冶金企業HPより

日本冶金は、「新しいアングルから、革新的なステンレスと高機能材づくりに挑戦する／日本冶金工業の姿勢です」とメッセージしています。

同社を取り巻く環境が激変する中で（国内業界再編によるステンレス市場構造の変化。高機能材のグローバル市場での競争激化。ロシア/インドなど新興国市場での需要増加）、足元の中期経営計画では以下3つを軸に事業を推進しています。

アジアの高機能材市場において、卓越した QCD 競争力で市場をリードするトップサプライヤーの地位を確立する。
国内ステンレス市場において、お客様の信頼に応え得る存在感のあるサプライヤーの地位を確立する。
地域環境に配慮し、リサイクル・省資源・省エネルギーにより、社会に貢献する企業であり続ける。

2-3. グローバル展開

日本冶金企業HPより

日本冶金は、2003年に上海に駐在員事務所を開設し、現在ではアジア・欧米に海外グループ会社5社を有しています。

海外売上比率は約2割ですが、海外拠点への駐在、ISSF(国際ステンレススチールフォーラム)のフェローとして海外勤務のチャンスもある他、近年は販売や調達に関連した海外出張の機会も増えてきています。

海外志向の人も、他社と比較しながら前向きに検討することをおすすめします。

日本冶金企業HP：https://www.nyk.co.jp
見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 日本冶金の採用情報

日本唯一のステンレス材専業メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、日本冶金の採用情報についてお伝えします。

3-1. 日本冶金の採用職種

現在、同社の採用HPでは中途の募集は見当たらないため、ここでは主な職種を紹介します。

技術職	研究開発、設備(電気、機械)、製造技術など
事務職	生産管理、物流、営業(国内、海外)、経理、総務、企画など

その他の職種でも今後募集される可能性もゼロではありません。採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　350~450万円
社員の平均年収　：　612万円（平均年齢40.6歳）

会社四季報より

日本冶金の平均年収は612万円で、鉄鋼・非鉄金属業界の中ではほぼ標準的です。

給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回、賞与は年2回支給される他、残業代もしっかり支給されるようです。

また、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：20時間

日本冶金の平均残業時間は【月20時間程度】で、競合と比べて少なめです。

残業時間などの労働環境は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

日本冶金企業HPより(一部抜粋)

採用HPでは中途向けは見当たりませんが、新卒向けには次の通りメッセージしています。

国内と海外のマーケット。幅広い人材の育成こそが成長の源泉。
ステンレス鋼と高機能材。世界に類を見ない兼業メーカーとしての挑戦。

同社は海外市場や高機能材に特に注力しているため、これらの分野でどのような新しい価値を生み出せるかもしっかりアピールするのも良さそうです。

※日本冶金の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：採用トップ、採用メッセージ

4. 日本冶金の求人情報

日本冶金への転職を検討しています。どんな求人がありますか？

現状、日本冶金の中途の求人は、採用HPでも、おすすめ大手転職サイトの公開求人でも見当たりませんでした。

ただし、日本冶金グループ会社で中途の募集がありましたので、この後すぐ参考までに紹介します。

数少ない求人を得るためには・・

日本冶金は中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ない日本冶金の求人を得られる可能性が増えます。

さらに、日本冶金の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

グループ会社では「建築施工管理職」で中途の求人あり

dodaでは、グループ会社のナスエンジニアリング(株)で「建築施工管理」の職種で中途の募集があります。【未経験者も歓迎】

総合エンジニアリング企業として官公庁・民間企業の施設新築、改装工事などを行っている会社で、具体的には工事現場における各種管理業務(品質、工程、安全など)を担当します。（入社後一定期間は先輩社員のもとでOJTとなります）

年収は410~590万円で、日本冶金と比べても条件は決して悪くないため、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。

5. 日本冶金に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日本冶金の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

日本冶金に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	基本給は低めで、各種手当や残業代でカバーする風潮もあり福利厚生は一般の大企業並みに完備
仕事のやりがい・成長	若手のやりがいなどは部署/上司によっても大きく異なる頑張って結果を出しても、同年代では昇格・賞与はほとんど横並び
人間関係・社員の雰囲気	良くも悪くも古い体質社員については真面目な人、穏やかな人も多い
その他	業界的にもまだまだ女性は少なめ産休育休などの制度は完備されているつ

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

給与は年功序列で、特に若手のうちは基本給が低めで、交代勤務の手当(工場勤務の場合)や残業代でカバーする風潮もあるようです。

また、多くの人が課長代理クラスまでは昇格できるようで、例えば年収は30代(課長代理クラス)で500万円前後、40代(課長クラス)で800万円前後が目安です。

また、福利厚生は一般の大企業並みに完備されており、社宅・独身寮に加えて、社員食堂、財形貯蓄、保養所などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

若手にも責任ある大きな仕事を任せる部署もあれば、年配社員が多く若手にやりがいのある仕事が回ってきにくい部署もあるなど、部署/上司によってもやりがいなどは大きく異なるようでした。

また、人事評価の基準はあいまい、上司との人間関係によって大きく左右されるという声も目立つため、職場の士気は上がりにくいようです。

ちなみに、業界環境が厳しいこともあって業績は伸び悩んでいることから、取引銀行の発言力が強く、経営層に銀行出身者が入ることもあるようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

社風については、良くも悪くも古い体質で、上司を立てることが求められるような年功序列の雰囲気もあるようです。

同社は鉄鋼業の中でも素材系であまり目立たないこともあって、全体的に真面目な人・穏やかな人も多いようです。

ちなみに、業種的にもまだまだ女性は少なめで、男性と比べると女性はサポート業務を期待されるような風潮もあるようなので、バリバリ働きたい女性には合わない可能性もあります。

※日本冶金を志望する人におすすめな他の企業は？

日本冶金が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
株式会社ナステック
株式会社フルヤ金属
三菱アルミニウム株式会社
新日本電工株式会社
昭和電線ホールディングス株式会社

6. 日本冶金への転職を成功に導くたった1つのコツ

日本冶金に転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

日本冶金への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、日本冶金の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 日本冶金転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

日本冶金への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

日本冶金志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

日本冶金に関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
日本冶金以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	全員必須◎	業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。
doda	全員必須◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
マイナビエージェント	20,30代なら◎	業界最大手で親身なサポートから満足度が高い
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
リクルートダイレクトスカウト	外資・技術系は◎	ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。