「中途採用で、ナブテスコに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ナブテスコへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ナブテスコへの転職についてご紹介します。
- まとめ|ナブテスコの特徴と転職のポイント
- ナブテスコの企業情報
- ナブテスコの採用情報
- ナブテスコの求人情報
- ナブテスコに関する口コミまとめ
- ナブテスコへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- ナブテスコ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
すべて読んでいただければ、あなたがナブテスコへ転職すべきか判断できるとともに、ナブテスコへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
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目次
1. まとめ|ナブテスコの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ナブテスコに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
ナブテスコの特徴
- 産業ロボット用精密減速機で世界シェア約6割
- 圧倒的シェアを持つ製品も多数で、比較的のんびりした社風
- 平均年収は734万円で、大手精密機器メーカーの中でも首位級
- カンパニーごとに働き方や雰囲気は大きく異なる(残業は月平均20~25時間)
- 女性は比較的少なめだが、産休育休をとって長く続ける女性も目立つ
ナブテスコへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 採用HP・おすすめ大手転職サイトの公開求人では「技術職」で様々な募集あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. ナブテスコの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区平河町2丁目7番9号(JA共済ビル) |
代表者 | 代表取締役社長 寺本克弘 |
設立 | 2003年 |
資本金 | 100億円 |
売上 | 連結2,824億円(2017年12月期) |
従業員 | 連結7,591人、単体2,256人(2017年12月末) |
事業内容 | 精密機器事業、輸送用機器事業、航空・油圧機器事業、産業用機器事業 |
2-1. 事業内容
ナブテスコは、「モーションコントロール技術」(=位置、速度、加速度などを制御する技術) を核とする大手精密機器メーカー(東証一部上場)です。
鉄道・航空機・産業機械などの分野で動きを制御するための製品を供給しています。
産業ロボット用精密減速機で世界シェア6割を誇り、以下の通り、その他にも国内外でシェア50%以上の製品も多数取り扱っています。
※ナブテスコは2003年に帝人製機(1944年設立)とナブコ(1925年設立)が統合して誕生した会社です。
2-2. トップメッセージと事業計画
ナブテスコは、「これからも信頼性の高い製品とサービスの提供を通じて、社会を支え続ける企業として使命を果たしてまいります。」とメッセージしています。
また、長期ビジョンとして「グローバルに成長し続けるベストソリューションパートナー」と掲げると共に、中期経営計画では「①新事業の創出、②新たなソリューションの創造、③収益性や効率性の向上による企業価値の向上」を軸に事業を推進しています。
2-3. グローバル展開
ナブテスコはアジア・欧米を中心に展開しており、主要生産拠点11ヶ所、海外グループ会社約45社を有しているグローバル企業です。
海外売上比率は4割強まで伸びてきており、中期経営計画の柱の1つとして海外事業の加速も挙げている他、海外で活躍できる人材の育成にも積極的取り組んでいます。
海外出張や駐在のチャンスも十分あるため、海外志向の人も、他社と比較しながら前向きに検討することをおすすめします。
ナブテスコ企業HP:https://www.nabtesco.com
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. ナブテスコの採用情報
精密機器の大手メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、ナブテスコの採用情報についてお伝えします。
3-1. ナブテスコの採用職種
現在、ナブテスコの採用HPでは以下の通り、「技術系」の様々な職種で中途の募集があります。
募集中の職種 | |
開発設計 |
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生産技術 | 精機カンパニーの生産技術総合職 |
研究開発 | 技術本部の電気電子エンジニアリング部(モータ駆動回路、モータ制御、制御ソフト) |
情報システム | 情報システム部の総合職 |
技術本部 | CAEエンジニアリング部の総合職(技術系IT分野) |
その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、転職を検討中の人は大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、主な職種をまとめると以下の通りです。
技術職 |
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事務職 |
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3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 550~650万円
社員の平均年収 : 734万円(平均年齢42.4歳)
ナブテスコの平均年収は734万円で、例えば大手精密機器メーカーと比べてもトップクラスです。
社名 | 平均年収 | 平均年齢 |
日本精工 | 762万円 | 40.7歳 |
ナブテスコ | 734万円 | 42.4歳 |
NTN | 714万円 | 40.6歳 |
THK | 634万円 | 40.1歳 |
給与は年功序列で、残業代は15分単位でしっかり支給される他、福利厚生も一般の大企業と比べても手厚いとホワイト企業です。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:20~25時間
ナブテスコの平均残業時間は【20~25時間程度】で、例えば日本精工などと比べても同程度で、THKと比べると少なめです。
同社はカンパニー制(独立採算制)を採用しているため、カンパニーごとに業種・働き方・雰囲気などは大きく異なります。例えばほとんど残業の少ない部署もあれば、慢性的に残業が多めで忙しい部署もあるようです。
そのため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けに、『未来に向けて、新たなテーマに続々と挑戦中。そこにぜひ、みなさんの力をお借りしたいのです。』とメッセージしています。
また採用ページでは、以下の3つがキーワードとして挙げられています。
「Think Global」
ユニークな事業ポートフォリオが、ナブテスコの特徴。
安定した企業基盤のもと、新製品や新事業を創出していく。「Act Local」
キャリア採用する人財の多様なアイデアに期待。
ナブテスコなら、大きな裁量を持って開発や営業を担える。「For the Second Decade(10年)」
キャリア入社でも、能力のある方は正当に評価。
入社してすぐに重要なポジションに就いている社員も。
中途採用でもこれらのキーワードも意識して自己PRを組み立てるのも良さそうです。
その上、新しいことに挑戦したいという熱い気持ちや、即戦力として活躍できる高い専門性も有していることもしっかりアピールできるとなお良いでしょう。
※ナブテスコの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. ナブテスコの求人情報
ナブテスコへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「研究、開発設計、生産管理」の職種で様々な求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
ちなみに、上記転職サイトでは、ナブテスコオートモティブ株式会社、ナブテスコサービス株式会社、株式会社ナブテックなど同社グループでも様々な職種で求人があるため、ぜひ一度チェックしてみるのも良いでしょう。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、ナブテスコの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 技術職/開発系では「開発設計職」で様々な求人あり
dodaでは、開発系は「モーター駆動回路の研究開発および設計」の他に、「開発設計職(※)」でも様々な中途の募集があります。(※油圧バルブ、油圧ピストンポンプ、アクチュエーター、制御ソフトなどの開発設計職など)
いずれの分野でも同社は高い技術を有しており、非常にやりがいのある環境なので、技術者として経験の幅を広げたい人にもおすすめします。
年収は500~700万円が目安で、大手メーカーの平均年収から見ても比較的好条件なので、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。
4-2. 技術職/管理系は「品質管理職」の求人あり
dodaでは、管理系では「生産管理職」で中途の募集があります。
具体的には「鋳物を含む部品認定検査や購入先の品質指導」「社内工程不具合品の原因調査分析など」を担当します。業界シェアトップクラスの製品多数でやりがいもある仕事です。
(※将来的に、本人の希望や適性などに応じて海外の生産拠点に転勤のチャンスもあります。)
年収は500~630万円で、必須要件は「部品認定検査の経験、特に鋳物への知見」なので、特に鋳物を中心に前職までの経験を活かして活躍したい人におすすめします。
4-3. 技術職/IT系は「社内システムエンジニア」などの職種で求人あり
dodaでは、 IT系では「社内システムエンジニア(SE)職」で中途の募集があります。
同社が現在検討中の基幹システムの入れ替えに関して、PDM(Product data Management)やPLM(Product Lifecycle Management)など技術情報管理システムの導入/開発/運用を担当します。
年収は500~700万円で、メーカーの社内SEの相場から見ても好条件なので、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。
※必須要件は「PDMやPLMの利用経験」「BOM(Bill of Materials)や後工程の理解」です。
5. ナブテスコに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ナブテスコの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
ナブテスコに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、満足している人も多数です。例えば「基本給はそこまで高くないが、賞与が多い」「役職が上がると給与もグッと伸びる」「各種手当も充実している」という声も目立ちます。
また、年収は30代で約600万円(係長クラス)、管理職クラスで約1,000万円が目安です。賞与はカンパニーの業績連動(前期の営業利益率)で、近年は業績好調ということもあり年間約6ヶ月でほぼ安定しているようです。
また、福利厚生は一般の大企業と比べても手厚いと好評で、社宅/独身寮/住宅手当に加えて、食事手当、家族手当、財形貯蓄、持株会、選択型福利厚生サービス(レジャー・宿泊費補助等)などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
新しい技術を取り入れるのも早く、若手も自主性が尊重される風土もあるようで、やりがいや自己成長にも繋がっています。一方で、人によっては会社の方向性が定まっていないと感じ、モチベーションが維持しづらいという声もあります。
職種別に見ると、「新しい技術を取り入れるのも早い」「研究開発のレベルが高い」「製品力で持っている会社」という声も目立つため、技術者として腰を据えて取り組みたい人にも向いています(同社の平均勤続年数は約17年)。
ちなみに、人事評価は同年代では差がつきにくいようで、昇級試験を受験するには上司の推薦も必要なようです。そのため日頃から上司と良い関係を築いておくのを意識するのが無難です。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
同社はカンパニー制を採用しているため、カンパニーごとにまるで別会社のような雰囲気という声が目立ちます。基本的に各カンパニーで国内外で一定のシェアを持つ製品も扱っていることもあり、全体としては保守的でのんびりした雰囲気という声もあります。
社員は真面目な人、穏やかな人も多いようで、アットホームな雰囲気もあり働きやすいようです。近年は新しい風を期待してか中途採用にも力を入れてきているようで、徐々に雰囲気が変わりつつあるという声もあります。
ちなみに、男性メインの職場なので女性の中には働きづらさを感じる人もいるようですが、女性も一定の働きやすさは実感されているようで、産休育休などをとって長く続ける女性も目立つようです。
※ナブテスコを志望する人におすすめな他の企業は?
ナブテスコが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- ナブコシステム株式会社
- 日機装株式会社
- 住友重機械工業株式会社
- 日本精工株式会社
- 株式会社クボタ
6. ナブテスコへの転職を成功に導くたった1つのコツ
ナブテスコに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
ナブテスコへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、ナブテスコの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. ナブテスコ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
ナブテスコへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
ナブテスコ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- ナブテスコに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- ナブテスコ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | 全員必須◎ | 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。 |
doda | 全員必須◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
マイナビエージェント | 20,30代なら◎ | 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
リクルートダイレクトスカウト | 外資・技術系は◎ | ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
7-3. マイナビエージェント|都心で人気
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
9【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
さいごに
ナブテスコでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ナブテスコへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・ナブテスコ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
ナブテスコ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。