「中途採用で、ジャパンネット銀行に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ジャパンネット銀行への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ジャパンネット銀行への転職についてご紹介します。
- まとめ|ジャパンネット銀行の特徴と転職のポイント
- ジャパンネット銀行の企業情報
- ジャパンネット銀行の採用情報
- ジャパンネット銀行の求人情報
- ジャパンネット銀行に関する口コミまとめ
- ジャパンネット銀行への転職を成功に導くたった1つのコツ
- ジャパンネット銀行転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
すべて読んでいただければ、あなたがジャパンネット銀行へ転職すべきか判断できるとともに、ジャパンネット銀行への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|ジャパンネット銀行の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ジャパンネット銀行に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
ジャパンネット銀行の特徴
- 日本初のインターネット専業銀行(三井住友銀行・ヤフーのグループ会社)
- 銀行寄りの非常に保守的な企業文化
- 経営層から部長クラスまでは上記2社からの出向者も多い
- 給与は年功序列/業界では平均的あるいは高め(平均年収638万円/口コミベース)
- 全体としてワークライフバランスは調整しやすい(残業は月平均25時間)
- 男女関係なく活躍できる環境/産休育休などをとって長く続ける女性も多い
ジャパンネット銀行への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「事務職」「技術職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. ジャパンネット銀行の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1(新宿三井ビル) |
代表者 | 代表取締役社長 田鎖智人(たくさり ともひと) |
設立 | 2000年 |
資本金 | 約373億円 |
売上 | 連結284億円(2018年3月期) |
従業員 | 328名(2018年3月) |
事業内容 | 通常銀行業務、投資信託、外国為替証拠金取引(JNB-FX PLUS)など |
2-1. 事業内容
ジャパンネット銀行は2001年に設立された日本初のインターネット専業銀行で、ヤフー・三井住友銀行のグループ会社です。
ジャパンネット銀行のメインターゲットは個人やスモールビジネスで、ネット決済・Visaデビット・個人無担保ローン・ビジネスローンを戦略商品として下記サービスを展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
ジャパンネット銀行は、主要株主である三井住友銀行の銀行経営ノウハウと、Yahoo! JAPANの集客力・ネット運営ノウハウを取り入れて事業を推進しているのが特長です。
同社の事業戦略に関しては以下のキーワードを軸に事業を展開しており、足元の業績は好調で4期連続で収益増加しています。
2-3. グローバル展開
ジャパンネット銀行HPなど私が調べた限りでは、海外展開に関する情報は特に見当たりませんでした。
将来海外展開する可能性もゼロではありませんが、少なくとも現時点ではジャパンネット銀行の事業は国内メインです
グローバルに活躍したい人は・・
外資系企業の場合、キャリアステップによっては海外の他支社で働くチャンスもあります。
しかし、結局日本支社は支社のひとつに過ぎないので、日本国内のビジネスに関わることが中心となります。
もし海外赴任等グローバルに活躍することを望むなら、積極的に海外進出をしている例えば日系金融機関やメーカーなどへの転職をおすすめします。
ジャパンネット銀行企業HP:https://www.japannetbank.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. ジャパンネット銀行の採用情報
日本初のネット専業銀行なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、ジャパンネット銀行の採用情報についてお伝えします。
3-1. ジャパンネット銀行の採用職種
現在、同社の採用HPでは以下の通り、「技術職」「事務職」ともに様々な職種で中途の募集があります。
技術職 |
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事務職 |
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その他の職種でも今後募集される可能性はあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、同社の組織図によると、主な部署は以下の通りです。
技術職 | IT統括部、IT本部 |
事務職 | 事業本部、住宅ローン事業部、業務本部、モニタリング本部、資金運用部、コーポレート本部(人事部、リスク管理部、経営企画等)など |
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 600~650万円
社員の平均年収 : 638万円(平均年齢36.0歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
ジャパンネット銀行の平均年収は638万円(口コミベース)で、業界の中では平均的あるいは高めです。
給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回、賞与は年2回支給される他、残業代もしっかり支給されるようです。
また、福利厚生も一般のIT企業と比べて手厚いと好評です。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:25時間
ジャパンネット銀行の平均残業時間は【月25時間程度】で、競合の楽天銀行などと比べても同程度です。
近年は残業削減も積極的に推進中(残業は原則22時まで)で、有給も比較的とりやすいことから、全体としてワークライフバランスは調整しやすいと好評です。
ただし部署によっては残業が慢性的に多いこともあるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには『ジャパンネット銀行は、成長したい人に成長できる「場」を提供します。ともに成長したい方との出会いをお待ちしています。』とメッセージしています。
また、同社の求める人物像のイメージをより掴むためには、同社の「ミッション」「約束」も参考になるでしょう。
中途採用でも、これらを踏まえて自己PRを組み立てるとともに、ジャパンネット銀行が提供する「場」をどのように活かして活躍できるのか、前職までの経験なども交えてアピールするのも良さそうです。
※ジャパンネット銀行の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. ジャパンネット銀行の求人情報
ジャパンネット銀行への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「技術職、事務職」ともに中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、ジャパンネット銀行の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 技術職は「システム企画担当」に関する中途の求人あり
dodaでは、技術職では「システム企画担当」に関する中途の募集があります。
具体的には商品・サービスに関する各種企画の実現に向け、主にシステムに実装するための業務要件定義などを担当します。1人あたり2~3つのプロジェクトに参画し、チームメンバーと協力して進めることになります
必須要件は「要件定義など上流工程に関わりたい人」「営業企画・自社システム部門などでの企画経験」のいずれかです。年収は500~750万円で、同社の平均年収から見ても条件は良いと言えるでしょう。
4-2. 事務職は「経理、コールセンター」の職種で中途の求人あり
dodaでは、「決算業務メインの経理職」「コールセンターでの住宅ローンの受電業務(一般事務職)」の職種で募集もあります。
ともに事業拡大に伴い人員体制強化のための募集です。今後さらなる成長が見込まれるインターネットバンキング業界で、新たにチャレンジしてみたい人には絶好のチャンスです。
それぞれ必須要件と年収は「決算業務の経験(業種や経験年数は不問)/年収550~700万円」「住宅ローン業務全般の経験(経験年数は不問)/400万円以上」です。
5. ジャパンネット銀行に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ジャパンネット銀行の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
ジャパンネット銀行に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、「ネット銀行としては平均的あるいは高め」という声ももあるなど、年収に満足している人も目立ちます。
例えば年収は30歳で650万円前後、40代(管理職クラス)で1,000万円前後が目安です。
また、福利厚生は一般のIT企業と比べて手厚いと好評で、交通費、各種社会保険、退職金、健康管理(人間ドック補助、歯科検診)、大手福利厚生会社のプラン(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
実店舗の銀行と同様にコンプライアンス重視の業務フローを構築している他、新サービスなどは同銀行と事前調整が必要になることもあるようです。(中にはジャパンネット銀行の位置付けは、”三井住友銀行のネットバンキング部門”という声もあるほどです)
近年事業は拡大傾向で、やりがいや自己成長も実感されています。足元ではまだ数百人規模なので全体の動きも比較的把握しやすい他、ネット銀行・IT企業それぞれの面で経験できるメリットもあります。
会社として人材育成にはそれほど力を入れていないようで、各自で自己研鑽に努めキャリアを築いていく意識も欠かせません。(ちなみに、経営層から部長クラスまでは三井住友銀行やヤフーからの出向者も多いため、プロパー社員が部長クラス以上に昇格しづらくなっています。)
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
ネット専業銀行とはいえ、もともと複数の銀行が出資して設立された経緯もあり、銀行寄りの非常に保守的な企業文化です。
社員についても安定志向の人が多いようで、ガツガツ仕事をするようなタイプは少なく、与えられた業務をそつなくこなすようなタイプも多いようです。
ちなみに、男女関係なく活躍できる環境で、女性管理職(課長クラスなど)も比較的多い他、競合と比べても産休育休・時短勤務もとりやすいという声が多数です。
※ジャパンネット銀行を志望する人におすすめな他の企業は?
ジャパンネット銀行が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社セブン銀行
- 株式会社じぶん銀行
- 住信SBIネット銀行株式会社
- ソニー銀行株式会社
- 野村信託銀行株式会社
6. ジャパンネット銀行への転職を成功に導くたった1つのコツ
ジャパンネット銀行に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
ジャパンネット銀行への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、ジャパンネット銀行の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. ジャパンネット銀行転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
ジャパンネット銀行への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
ジャパンネット銀行志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- ジャパンネット銀行に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- ジャパンネット銀行以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | 全員必須◎ | 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。 |
doda | 全員必須◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
マイナビエージェント | 20,30代なら◎ | 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
リクルートダイレクトスカウト | 外資・技術系は◎ | ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
7-3. マイナビエージェント|都心で人気
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
9【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
さいごに
ジャパンネット銀行での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ジャパンネット銀行への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・ジャパンネット銀行転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
ジャパンネット銀行転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。