「中途採用で、大広に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、大広への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、大広への転職についてご紹介します。
- まとめ|大広の特徴と転職のポイント
- 大広の企業情報
- 大広の採用情報
- 大広の求人情報
- 大広に関する口コミまとめ
- 大広への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 大広転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが大広へ転職すべきか判断できるとともに、大広への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|大広の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「大広に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
大広の特徴
- 大手広告代理店の一角を占める(博報堂DYグループの一員)
- 大手代理店の中では「アットホームな雰囲気」という声もあり
- 穏やかな人も多数で働きやすい反面、人によっては物足りない可能性もあり
- 給与は年功序列的で満足している人も目立つ(平均年収650万円/口コミベース)
- 近年、ワークライフバランスは改善傾向(残業は月平均50時間)
- 男女関係なく活躍できる環境/周囲の配慮もあり産休育休などもとりやすい
大広への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「営業職、企画職、ディレクター職」などいずれも専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 大広の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 大阪本社: 大阪市北区中之島2-2-7(中之島セントラルタワー) 東京本社: 東京都港区芝2- 14-5 (オリックス芝2丁目ビル/2019年に移転した新オフィス) |
代表者 | 代表取締役社長 落合 寛司 |
設立 | 1944年 |
資本金 | 約28億円 |
売上 | 連結1,598億円(2018年度) |
従業員 | 連結811名(2019年4月) |
事業内容 | 広告代理店事業全般 |
2003年に大広・読売広告社・博報堂が経営統合し「博報堂DYホールディングス(“持株会社”)」が誕生したことで、これら3社は兄弟会社の関係にあたります。
2-1. 事業内容
大広(1944年設立)は大阪を基盤とする大手広告代理店の1社で、広告代理店業界の第4位(売上ベース)と称されることが多いです。(直近2018年度の売上ベースでは業界第6位)
大広は、4マス広告(テレビ, 新聞, 雑誌, ラジオ広告)をはじめ、Webマーケティングからブランド戦略策定まで広告代理店業務を幅広く展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
大広は、「我々は、得意先のロイヤル顧客を育成する『アクティベーションデザイン』の推進により、顧客にとっての価値を知り、顧客にとっての価値を見極める力をつけてきました。」とメッセージしています。
大広は『Brand Activation』を新たに事業戦略の1つと位置付け、クライアントの「顧客育成」「事業育成」の両方を実現することで顧客価値の創造を目指しています。
ちなみに、博報堂DYグループは2019年を初年度とする新中期経営計画を公表したため、中途採用を受ける前に一度目を通しておくと良さそうです。
2-3. グローバル展開
大広は、顧客の海外市場におけるマーケティング支援も行なっており、中国・ベトナム・インド・ASEAN諸国など海外6拠点を有している他、世界有数の広告会社グループ(The Interpublic Group of Companies, Inc./”IPG”)等とも提携しています。
職種/部署によっては海外赴任・海外出張のチャンスも十分あるため、海外志向の人も前向きに検討するのも良さそうです。
ちなみに、おすすめ大手転職サイトで「中途採用2年目以降の海外赴任を視野に入れた求人(※語学力不問)」もありましたので、後ほど紹介します。
大広企業HP:https://www.daiko.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 大広の採用情報
海外事業も積極的に展開している大手広告代理店の1社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、大広の採用情報についてお伝えします。
3-1. 大広の採用職種
現在、同社の中途採用HPでは以下の通り、「営業職、企画職、ディレクター職、コーポレート職」の様々な職種で募集があります。
その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 550~700万円
社員の平均年収 : 650万円(平均年齢33.3歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
大広の平均年収は650万円(口コミベース)で、業界の中では電通・博報堂を別にすれば決して給与は低くありません。
給与はどちらかと言えば年功序列的で、一定の役職以上は労働裁量制を採用している他、昇給のチャンスは年1回(7月)、賞与は年1回(6月)支給されます。
また、福利厚生は一般の大企業と比べても手厚いようで、例えば地域手当、財形貯蓄、社員持株会、社内融資制度もなどもあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:50時間
大広の平均残業時間は【月50時間程度】で、競合の読売広告社(残業月平均 約60時間)などと比べても残業はやや少なめです。
一昔前は長時間残業や土日出勤も当たり前の雰囲気だったようですが、近年の働き方改革によりワークライフバランスも改善してきています。
ただし営業職などは激務の傾向があるなど労働環境(残業時間など)は部署・職種によっても大きく異なります。事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
大広採用HPより(一部抜粋)
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには「世の中を変える”ヤルーキー”が、ほしい」とメッセージしています。
ますます競争が激化している広告業界で勝ち残っていくための、世の中を動かすような突破力のある人材を求めていることが読み取れます。
中途採用でも前職までの経験はもちろん、今までにないような新しいプランなどを具体的にアピールするのも良さそうです。
※大広の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:中途採用、採用メッセージ、Brand Activation
- グループ会社:採用情報
4. 大広の求人情報
大広への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「アカウントエグゼクティブ職」「ストラテジックプランナー職」の中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、大広の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. “アカウントエグゼクティブ職”で中途の求人あり
dodaでは、大手企業の案件を担当する「アカウントエグゼクティブ職」で中途の募集があります。
具体的には、様々な業界(食品・飲料・薬品・健康食品・化粧品・金融・保険等)の大手クライアント向けに4マス広告(テレビ, 新聞, 雑誌, ラジオ広告)をはじめ、WEBプロモーション、イベントプロモーションなどの広告営業全般を担当するやりがいのある仕事です。
必須要件は「広告業界での実務経験2年以上」で、年収は500~800万円で同社の平均年収から見ても条件は良いと言えます。
4-2. “ストラテジックプランナー職”でも求人あり
dodaでは、「ストラテジックプランナー職 (マーケティング戦略)」でも中途の募集があります。【想定年収500~800万円】
具体的には、大手クライアントも含む顧客とのヒアリングや各種データ分析などを通じて、最適なブランド戦略・マーケティング戦略などを立案するやりがいのある仕事です。
ちなみに、入社2年目以降は海外赴任の可能性もあるため「海外勤務に抵抗がないこと(語学力は不問)」が求められる他、必須要件は「マーケティング調査、リサーチ、コンサルティングの経験(業種や経験年数は不問)」です。
5. 大広に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、大広の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
大広に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与(年功序列の要素が強め)は業界平均並みですが、福利厚生は一般の大企業と比べても手厚いようです。(給与に対する大きな不満の声は特に見当たりませんでした)
職位ごとの給与テーブルは社内で公開されており将来設計もしやすいようです。例えば年収は30歳(担当クラス)で600万円前後が目安です。賞与は業績連動で、年1回まとめて支給されます。
5-2. 仕事のやりがい・成長
新卒採用者が多いこともあり、若手を育てる風土もある他、大手広告代理店の1社として大手クライアントを担当するチャンスなどもあるため、やりがいも実感されています。
定期的に社内講座(外部講師の招聘もあり)も開催されていますが、長期的なキャリアについては自身で主体的に切り拓いていくことが求められます。
また、人事評価に関して、例えば営業職ではどれだけ結果(数字)を出しても直属上司から一定の評価を得られない場合には昇級/昇格級は難しいようです。(なお、中堅クラスの優秀な人ほど電通・博報堂に転職するケースも多いようです)
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
もともと大阪が基盤ということもあり関西出身者も多く(東京本社でも関西弁が飛び交うような雰囲気)、大手広告代理店の中では「アットホームな雰囲気」という声もあります。
社員については穏やかな人、人当たりの良い人も多数で働きやすい反面、ガツガツ働きたい人にとっては”緩い”、”モチベーションが低い”と感じる可能性もあります。
ちなみに、近年は博報堂からの出向者が社長に就任している他、女性比率は3割程度で、案件/職種などによっては「女性らしさ」も活かして活躍できます。
※大広を志望する人におすすめな他の企業は?
大広が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社読売広告社
- 株式会社東急エージェンシー
- 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
- 株式会社デルフィス
- 株式会社ファインドスター
6. 大広への転職を成功に導くたった1つのコツ
大広に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
大広への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、大広の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 大広転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
大広への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
大広志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 大広に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 大広以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
大広へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
大広での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
大広への転職はやりがい・自己成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは大広の社風や求める人物像を理解する・大広転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
大広転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。