「中途採用で、長大に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、長大への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、長大への転職についてご紹介します。
- まとめ|長大の特徴と転職のポイント
- 長大の企業情報
- 長大の採用情報
- 長大の求人情報
- 長大に関する口コミまとめ
- 長大への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 長大転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが長大へ転職すべきか判断できるとともに、長大への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|長大の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「長大に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
長大の特徴
- 国内第5位の建設コンサルタントで、橋梁や道路を得意とする
- 海外6拠点に海外事務所を設立し、橋梁・道路・鉄道事業を展開するグローバル企業
- 平均年収は40代で700万円台とやや低いが、業界内ではWLBを取りやすい方
- 待遇面や企業風土への社員の評価は厳しい、実情をコンサルタント等に確認しよう
長大への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 長大の企業情報
社名 | 株式会社長大 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目20番4号 |
代表者 | 代表取締役社長 永冶 泰司 |
設立 | 1968年2月21日 |
資本金 | 31億750万円 |
売上 | 26,661百万円(2017年9月期) |
従業員 | 744名(2018年6月30日現在) |
事業内容 | 建設コンサルタント事業・サービスプロバイダ事業・プロダクツ事業 |
2-1. 事業内容
1968年に東京都にて設立された長大は、国内大手の建設コンサルタントです。
国内では売上高第5位の建設コンサルタントで、道路や橋梁などの『国土基盤整備・保全事業』を得意としますが、その他『環境・新エネルギー事業』、また『地方創生事業』なども手掛けています。
「国土基盤整備・保全」,「環境・新エネルギー」,「地域創生」の3つの事業軸をもとに、ITやPPP/PFI、金融・財務といった技術で各事業を融合することで、サービスそのものを提供する新しいコンサルタントを目指している企業です。
2-2. トップメッセージと事業計画
引用:長大企業HP
長大は、「豊かな自然を生かしながら人が『夢』を持って暮らすことのできる生活基盤を創造し、支えること、さらに安全に、安心して暮らせる社会の実現」を目指したいとメッセージしています。
以下8項目を中期経営計画達成のための基本方針として、持続的な成長を目指しています。
- 国内受注の維持・拡大
- 海外受注と利益の安定化
- 新領域事業の成長加速
- 業務の進め方改革の徹底
- 重大ミス、事故をゼロへ
- 働き方改革
- グループシナジーを新しい段階へ
- 目標達成へのコミット
引用:長大企業IR情報
2-3. グローバル展開
長大では、道路・橋梁事業から海外事業をスタートし、2015年からは鉄道事業でも海外展開を進めています。
現在海外事業所は北京・ハノイ・マニラ・ジャカルタ・イスタンブール・パプアニューギニアの6拠点にになります。
中期経営計画の基本方針でも海外事業の受注拡大と利益の安定化を挙げており、転職後グローバルに活躍したい人にとってもチャンスは広がるでしょう。
長大企業HP:https://www.chodai.co.jp/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 長大の採用情報
業界大手の建設コンサルタントなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、長大の採用情報についてお伝えします。
3-1. 長大の採用職種
募集分野 | 勤務地 |
構造分野 | 札幌、仙台、総合研究所、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡 |
道路設計分野 | 総合研究所、東京、大阪、名古屋、福岡 |
交通計画分野(都市計画分野含む) | 東京、名古屋、大阪、広島(その他応相談) |
インフラマネジメント分野 | 札幌、仙台、総合研究所、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄 |
情報分野 | 札幌、東京、大阪 |
電気通信分野 | 札幌、東京、大阪 |
港湾・河川・水工分野 | 東京 |
環境分野 | 東京、大阪、広島(その他応相談) |
PFI/PPP分野 | 東京、大阪 |
建築分野 | 東京 |
海外PFI/PPP分野 | 上野オフィス |
新エネルギ―分野 | 上野オフィス |
引用:長大採用HP
長大では、技術系総合職の各分野で中途採用を多く実施しており、各職種の職務内容、応募資格、待遇などの詳細は採用HPから確認出来ます。
また、現在希望職種で採用がない場合でも、同じく採用HPからキャリア登録をしておくことも出来るので、活用すると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約400万~800万円
社員の平均年収 : 703万円(平均年齢45.8歳)
長大の給与は、競合の日本工営やパシフィックコンサルタンツ、オリエンタルコンサルタンツなどと比較するとやや給与水準は低いと言えます。
賞与についても年2回の支給はあるものの支給額にばらつきもあるため、転職を検討する際には安定性なども前職とも比較し考慮しておく必要があるでしょう。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜40時間
長大の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。
同業界の日本工営やパシフィックコンサルタンツ、オリエンタルコンサルタンツと比べると労働時間はやや少ないでしょう。
技術職の繁忙期などは泊まり込みや休日出勤も発生しますが、その他の期間や事務系職種では毎週水曜日の定時帰宅なども設定されており、今後の働き方改革も含めWLB改善も期待できるでしょう。
3-4. 中途採用メッセージ
長大では、「新たな技術、新たな仕組みなどを前向きに考え、取り組む姿勢を持った人材」を採用したいとメッセージしています。
同社はこれまで培ってきた技術を活用し、国内外問わずあらゆる生活基盤に関わるサービスを提供出来る企業へと変化することを目指しています。
中途採用の場合、前職までの経験とスキルはもちろんですが、今の同社にはない新たな視点で業務に取り組むことが出来る人材が求められています。
そういった視点で実際の面接等の対策を練ると良いでしょう。
※長大の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:長大・募集職種・長大の採用メッセージ
4. 長大の求人情報
長大への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、長大の求人情報をご紹介します。
大手転職エージェントの『DODA』で調べると以下のような特徴があることが分かりました。
4-1. 各技術者ポジションの求人複数あり
DODAで調べると、様々な分野での技術者の求人が多く見つかりました。
同社が得意とする橋梁設計や交通計画、インフラ施設全般など、主力事業を中心に業務経験者を対象として募集しています。
経験年数など詳細は出ていませんが、専門性の高い分野だけに相応の経験値が求められるでしょう。
想定年収は約400万~800万円と幅を持たせた設定となっています。
中途採用の場合は入社時の待遇が非常に重要になり、交渉次第で年収アップとなることもあるため、コンサルタントなども活用し有利に転職活動を進めましょう。
4-2.他業界からの転職歓迎の求人あり
同じくDODAで調べると、他業界からの転職実績がある、または歓迎という求人が見つかりました。
PFIコンサルタントについては、公共サービスの提供を民間主導で行うPFI事業全般での募集のため、広い分野での知見が必要となり、建設・金融・経理など様々な業界からの転職者が活躍しているようです。
情報システム技術者では、IT業界からの転職者を歓迎しており、入社後はインフラ分野での情報システムの計画・設計・構築・運用保守、さらに公共分野での次世代情報政策など大規模プロジェクトに携わることが出来ます。
実務経験豊富な人材が応募要件です。
5. 長大に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、長大の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
長大に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、企業全体、また建設コンサルタント他社と比較しても良い評価とは言えません。
給与水準が同業他社と比較して低いという意見は複数見られました。
また、賞与は年2回支給されますが、会社業績により大きく変動するため年収の上下が激しい点も不満意見として出ています。
福利厚生については、住宅手当や家族手当などの金銭的な制度は少なく、以前あった資格手当等も廃止の方向に進んでいるため、特に近年の経費削減がネガティブに捉えられています。
待遇面よりも「橋梁分野トップ企業で働きたい!」といったモチベーションで転職を希望する人に向いている企業です。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長についてはまずまずの評価ですが、建設コンサルタント業界の中ではやや低水準です。
公共事業に携わることが多く成果がダイレクトに社会貢献になるためやりがいが大きい、橋梁分野では世界トップレベルの実績と技術なので多くを学べるという意見が多くありました。
ただし、社内評価制度については上司1人の評価で決まる部分が大きく、公平性・透明性に欠けると不満意見が多く見られます。
成長環境としては、企業が個人の育成にさほど熱心ではなく、基本的にはOJTで自らスキルアップを図る社員が多いようです。
ただし業務量も非常に多いため、意識して勉強する時間などを作らなければ日々の仕事に忙殺されてしまうという口コミも一定数ありました。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については企業全体、業界内どちらとの比較でも非常に厳しい評価となっています。
企業全体はトップダウンで意見を上げられず、部門間の連携もあまりとれていないという意見が多く見られました。
ベテラン層の社員も多く、特に過去の橋梁分野での実績や技術には非常にプライドがあるため、現在も保守的な仕事の進め方となり、若手社員は違和感を感じる場合もあるようです。
※長大を志望する人におすすめな他の企業は?
長大が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社オリエンタルコンサルタンツ
- 八千代エンジニヤリング株式会社
- 株式会社建設技術研究所
- 日本工営株式会社
6. 長大への転職を成功に導くたった1つのコツ
長大に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
長大への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、長大の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。
なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 長大転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
長大への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
長大志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 長大に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 長大以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
長大へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。
担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。
担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
エージェント内でよく話題にあがるのが、「3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
長大での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
長大への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・長大転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。
これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
長大転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。