アスクルに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、アスクルに転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、アスクルへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、アスクルへの転職についてご紹介します。

まとめ｜アスクルの特徴と転職のポイント
アスクルの企業情報
アスクルの採用情報
アスクルの求人情報
アスクルに関する口コミまとめ
アスクルへの転職を成功に導くたった1つのコツ
アスクル転職で必ず登録すべき転職サイト4選
転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがアスクルへ転職すべきか判断できるとともに、アスクルへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜アスクルの特徴と転職のポイント
2. アスクルの企業情報
3. アスクルの採用情報
4. アスクルの求人情報
5. アスクルに関する口コミまとめ
6. アスクルへの転職を成功に導くたった1つのコツ
7. アスクル転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
さいごに

1. まとめ｜アスクルの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「アスクルに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

アスクルの特徴

アスクルは文具業界の最大手で、企業向けオフィス用品から個人向け通販などを運営
自主性を尊重したのびのびした雰囲気で、中途採用者も多く活躍しているという声が多数
若手のうちから一定の責任と裁量を持ってチャレンジしたい人にはおすすめ
平均年収は676万円だが、中途採用は前職の年収がほぼスライドされるが、その後の昇給は小幅
平均残業時間は30〜35時間で、社員数は増えているものの一人当たりの業務量は多くハード
女性も増えており、周囲の理解もあって産休育休を取りやすく、復職して続ける女性は多い

アスクルへの転職のポイント

中途採用は随時行なっている
「事務系」「技術系」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. アスクルの企業情報

	概要
本社所在地	東京都江東区豊洲三丁目2番3号
代表者	代表取締役社長岩田彰一郎
設立	1963年11月2日（大手文具メーカーであるプラス株式会社の完全子会社「プラス工業株式会社」として設立された）
資本金	211億円
売上	連結:3,150億円単独:2,883億円（2016年5月期）
従業員	連結1,711人単独636人（2016年5月）
事業内容	オフィス向け用品などの通信販売

2-1. 事業内容

アスクルは1963年に設立された文具業界の最大手で、企業向けのオフィス用品販売を主力とする通信販売会社です。

社名は翌日配達の「明日来る」が由来で、1993年に首都圏の小規模事業所向けに事業開始すると、ペン1本から注文できる手軽さも受けて急速にシェア拡大しました。

アスクルの事業は、いわゆる街の文房具店を代理店（エージェント）として取り込み、独自の「エージェント制度」を実現したのが大きな特徴です。

	役割分担
アスクル	カタログ発注、注文の受付、配送、問合せ対応など
代理店	顧客の新規開拓、債権管理、代金回収

さらに、2012年にはyahooと共同で個人向け通販サイト「LOHACO」をオープンし、近年は個人向け事業にも力を入れています。直近の業績は、増収増益（営業利益ベース）で堅調に推移しています。

参考：文具業界の主要メーカー一覧

文房具は「総合文具」「事務ファイル」「筆記具」に大別され、主要メーカーをまとめると以下の通りです。

総合文具	事務ファイル	筆記具
アスクルコクヨプラス	キングジムリヒトラブ	パイロットコーポレーション三菱鉛筆ぺんてるゼブラトンボ鉛筆

2-2. トップメッセージと事業計画

アスクル企業HPより

アスクルは、「お客様のために進化する」を企業理念として、既存のシステムに捉われずに新しいビジネスモデルを常に模索している会社です。

近年は、レンタルパソコンなど企業向けITサポートの強化や、工事店との連携によるなどセキュリティシステム工事（防犯カメラなど）の内製化にも取り組んでいます。

また、中期経営計画では、「商品ラインナップの拡充」と「販売チャネルの拡大」により、2022年に売上高100億円を目指しています。（2017年2月期売上71億円）

重点項目	主なポイント
商品ラインナップの拡充	セキュリティ関連商品の拡充（防犯カメラ、セキュリティソフトなど）セブン&アイ・ホールディングスと共同で生鮮食品の取り扱い開始ペット用品通販大手「株式会社チャーム」を完全子会社化
販売チャネルの多様化	法人顧客を有する文具販売店や工事店との提携セブン&アイ・ホールディングスと通販事業で提携（2017年）

2-3. グローバル展開

アスクルの事業はほぼすべて国内向けで、特に海外で目立った動きは見当たりませんでした。

過去には、2006年に上海に販売拠点を開設しましたが、大幅な赤字が続いたため2013年に撤退しています。

そのため、海外で働きたい人は文具業界では海外展開に積極的なコクヨやパイロットコーポレーションなどを検討することをおすすめします。

アスクル企業HP：https://www.askul.co.jp

見るべきポイント

事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。

採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。

会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. アスクルの採用情報

業界大手の文具販売事業者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、アスクルの採用情報についてお伝えします。

3-1. アスクルの採用職種

現在、アスクルの採用HPで募集されている中途採用の職種は、以下の通りです。

分野	職種
IT	社内SE (データ分析基盤/管理会計システムプロジェクトマネージャー）
	ITセキュリティリーダー
	WEBアプリケーションエンジニア (Java)
	スマホアプリエンジニア (iOS)
	スマホアプリエンジニア (Android)
	ECシステム企画/サービス企画 (管理職候補)
マーケティング	WEBマーケティング
物流	物流設備メンテナンス【東京・大阪】
商品開発・販売計画	マーチャンダイザー (家具・インテリアなどの商品開発や販売計画を担当)
営業	大企業向けソリューション営業
営業	代理店営業
事業開発	EC事業開発

特にマーチャンダーザーとは商品開発から販売計画、予算管理などを総合的に管理します。

上記のようにITやマーケティングから営業まで、幅広い職種で募集されています。

仮に上記にない職種であっても、今後募集される可能性があるため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

参考：アスクルの主な部署と業務内容

アスクルにはどんな部署があるのか全体像がわかるように、主な部署を業務内容をまとめたのが以下の表です。

部署	主な業務内容
管理部門	経理、法務、経営管理など
ITシステム	システム開発・運用・保守など
マーケティング	ビッグデータの分析市場調査・商品選定販売戦略・WEBページ作成 PR・集客
調達	商品の発注・在庫管理など
営業	アスクル代理店の営業戦略などの提案
物流	物流サービスの運営
お客様サポート	お客様サービスデスクの運営管理

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　550〜650万円

社員の平均年収　：　676万円（平均年齢40.4歳）

会社四季報より

アスクルの平均年収は676万円で、業界の中ではやや高めと言えます。

上記年収には月30時間のみなし残業代が含まれており、平均残業時間は30〜35時間となっているので残業代で大きく稼ぐことはできません。

特に中途に関しては、前職の年収がほぼスライドされるという声や、役職が上がっても昇給幅が小さいため転職時の給与交渉が大切という声が目立ちました。

そのため、より良い待遇を引き出すためには、大手転職エージェントを活用して第三者的な立場からもしっかりアピールしてもらうことをおすすめします。

文具業界大手メーカーの平均年収ランキング

文具業界大手メーカーの平均年収をまとめたのが、次の表です。

社名	平均年収	平均年齢
三菱鉛筆	772万円	41.4歳
コクヨ	767万円	43.9歳
アスクル	676万円	40.4歳
パイロットコーポレーション	639万円	44.7歳
キングジム	637万円	43.3歳
リヒトラブ	564万円	45.2歳

アスクルは業界トップクラスの三菱鉛筆とコクヨには大きく引き離されていますが、業界全体でみればほぼ標準的と言えます。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：30〜35時間

アスクルの平均残業時間は【30～35時間程度】です。競合のコクヨなどと比較しても同程度と言えます。

会社全体として残業削減に取り組んでおり、社長自ら社員に対してワークライフバランスをしっかりとることを伝えています。

ただし、職種などによって残業時間などは大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

ちなみに、職場のダイバーシティ（多様性）にも力を入れているため、産休育休に対する周囲の理解もある他、男性でも育休を取得することができます。

3-4. 中途採用メッセージ

アスクルの中途採用HPでは、中途採用向けのメッセージは見当たりませんでしたが、新卒採用HPでは「お客様のための挑戦が最も自分を進化させる」とメッセージしていますので参考までに紹介します。

また、求める人物像としては、「既存の枠組みや常識にとらわれることなく、新しい価値を創造できる人材」を挙げています。

そのため、中途採用においては、過去の経験やスキルを活かして、どのような新しい価値を創造できるのか具体的にしっかりアピールすることが重要です。

※アスクルの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：アスクル、職種一覧
グループ会社：採用情報（ASKUL LOGIST株式会社、株式会社アルファパーチェス）

4. アスクルの求人情報

アスクルへの転職を検討しています。どんな求人がありますか？

ここから、アスクルの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントである『doda』を使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ないアスクルの求人を得られる可能性が増えます。

さらに、アスクルの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. 事務系職種は「Webアプリケーションエンジニア」求人あり

『パソナキャリア』で検索すると、「Webアプリケーションエンジニア」の募集がありました。

主な業務は、個人向けネット通販サイトの「LOHACO」の技術面における企画・開発です。年収は経験に応じて400〜1000万円と幅があるため、経験やスキルに自信のある人は給与アップでの転職も十分に可能と言えます。

より良い条件を引き出すためにも、大手転職エージェントを活用して第三者的な立場からもしっかりアピールしてもらうことをおすすめします。

参考. グループ会社では、「営業、一般事務」の求人あり

『doda』で検索すると、アスクルグループ会社として、「営業職、一般事務」の募集がありました。

基本的にグループ会社からアスクルへの異動はほぼありませんが、アスクルグループ会社としての安定性を求める人は検討してもよいでしょう。

営業職の募集は下記2件あり、いずれも法人営業経験が必須とされており、特に業界経験者は歓迎されます。それぞれの年収は400〜500万円前後です。

製造業の大手顧客に対する間接材の販売や購買代行業務などの提案
関東エリアの施設管理会社とメンテナンス業者をマッチングさせるための営業活動

また、一般事務は「電子購買システムを使った問合せ対応」が主な業務で、「納品出荷管理、カスタマーサポート、見積もり」のうちいずれかのチームに配属されます。給与は月給22万円以上で、必要条件はありませんが、特にPCでの正確な入力やコミュニケーションに自信のある人は歓迎されます。

ただし、グループ会社の求人も随時更新されるため、転職候補先を効率的に見つけるためには大手転職エージェントに登録することをおすすめします。

5. アスクルに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、アスクルの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

アスクルに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	給与は年俸制で、給与への満足度は業界の中でほぼ標準的中途採用者の給与は、前職の年収がほぼスライドという声が多い役職が上がっても昇給は小幅なので、転職時の給与交渉が重要
仕事のやりがい・成長	業界の最大手として、世の中へのインパクトは多きくやりがいがある仕事量は多く業務はハードだが、成長したい人にはおすすめ
人間関係・社員の雰囲気	自主性を尊重したのびのびとした雰囲気で、コミュニケーションも比較的フラット全体として社員の仲が良く、社内イベントも多いただし、新卒採用者の間では、高給で転職したものの結果を出さない中途採用者には不満あり
その他	近年は、個人向け通販を展開していることもあり女性が増えている産休育休や時短勤務は取りやすいため、復職して続ける女性が多い

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

給与は年俸制で、給与への満足度は業界の中ではほぼ標準的となっています。

ポジションが上がっても昇給は小幅で、年収が下がることもないという声が多数で、特に中途の場合は前職の年収がほぼスライドされるという声が目立つため、給与交渉が特に重要です。

また、福利厚生の満足度は必ずしも高くはありませんが、改善に力を入れているという声が多く、社員食堂やカフェは安く、快適な休憩フロアなどは好評でした。

5-2. 仕事のやりがい・成長

自分から動けば上司や周囲がサポートしてくれる風土なので、若いうちから一定の責任や裁量を持ってチャレンジしたい人には向いています。

業界最大手として業界に与えるインパクトが大きくやりがいがあるという声や、先端テクノロジーを積極的に検討するので刺激があるという声が多数でした。

努力次第で役職は上がりますが、かなりインパクトのある結果を残さないと評価されないという声が目立ちました。加えて、年配社員も多くポストの空きがなくて詰まっているという声もありました。

また、個人のスキルアップは各自に任されており、研修制度や資格取得支援などはほとんどありません。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気は、個人の自主性を重視したのびのびした風土で、例えば服装はジーパン、スニーカーもOKで、昼休憩は11〜15時頃の好きな時間にとることもできます。

実際の業務については、社員数を増やしているものの、一人当たりの業務量は多く仕事はハードという声が目立ちました。

また、人事評価が良くても給与にほとんど反映されないことや、前職の高年収をスライドした中途採用者が結果を出さなくても給与が下がることはないことが、新卒採用者のモチベーションを下げる一因になっているようでした。

※アスクルを志望する人におすすめな他の企業は？

アスクルが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

コクヨ株式会社

プラス株式会社

パイロットコーポレーション株式会社

株式会社カカクコム

株式会社スタートトゥデイ

株式会社千趣会

6. アスクルへの転職を成功に導くたった1つのコツ

アスクルに転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

アスクルへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、アスクルの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. アスクル転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

アスクルへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

アスクル志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

アスクルに関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
アスクル以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	すべての方に◎	業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda	すべての方に◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント	外資・技術系は◎	スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。

7-1. リクルートエージェント｜求人数No.1・コンサルタントが優秀

『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

内部に圧倒的なノウハウの蓄積
信頼による非公開求人の獲得

アスクルへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト：https://r-agent.com/

Career Theory｜最高の転職を実現するメディア

7-2. doda｜求人数No.2・転職サポートが評判

『doda』は、パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト：https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

Career Theory｜最高の転職を実現するメディア

doda(デューダ)は転職に使うべき？dodaの評判とサービス・使い方を徹底解説

Career Theory｜最高の転職を実現するメディア

7-3. パソナキャリア｜最高評価のサポート体制

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

親身に転職相談にのってくれる
誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト：https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

Career Theory｜最高の転職を実現するメディア

パソナキャリアは利用すべき？500人の口コミ評判からわかる特徴と全注意点

Career Theory｜最高の転職を実現するメディア

7-4. JACリクルートメント｜ハイキャリア転職で実績No.1

『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

Career Theory｜最高の転職を実現するメディア

JACリクルートメントは利用すべき?500人の評判とその真偽を検証した結果

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」（＝最後にコンタクトを取った日）なのです。

「更新日が古い＝もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか？」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。