「第二新卒女性におすすめの転職エージェントや転職サイトが知りたい」
と考えていませんか。
より多くの選択肢の中から理想の転職先を選び、転職を成功させるためには、第二新卒女性の転職に強みを持つ転職エージェント・転職サイトの利用が欠かせません。
そこでこの記事では、キャリアアドバイザーとして多くの女性の転職を支援してきた私が、第二新卒女性の転職におすすめの転職エージェント・転職サイトをランキング形式でまとめました。
また、転職エージェントを使う際の注意点や転職成功に必要なポイントも併せて解説します。
- 第二新卒女性に強い転職エージェント・サイトランキング
- 第二新卒女性が転職エージェントを使う際の注意点
- 第二新卒女性が転職エージェントを利用して転職先を選ぶ際に考えたいこと
- 【図解】第二新卒女性が転職エージェントを利用する流れ
- 第二新卒女性が転職を成功させるコツ5選
- 【QA】第二新卒女性の転職エージェント利用に関するよくある質問
- まとめ
すべて読めば、第二新卒女性に有用な転職エージェントがわかり、転職成功に向けた第一歩を踏み出せます。
目次
1. 第二新卒女性に強い転職エージェント・サイトランキング
Career Theory編集部では『転職エージェント利用者500人へのアンケート』を通して取得した口コミ評判をもとに、数ある転職エージェントを比較し、第二新卒女性におすすめの転職エージェントをランキング形式でご紹介します。
転職エージェントの評価基準は以下の通りです。
- 求人数・ 質:
第二新卒女性に最適かつ質の良い求人を多数保有しているか - 提案力:
求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか - サポート力:
第二新卒の女性向けにキャリアの築き方や求人の選び方など、求職者に合わせたサポートをしてくれるかどうか
結果をランキング形式でまとめると、第二新卒女性の転職に強いおすすめの転職エージェントは以下の通りとなりました。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
1位:マイナビジョブ20’s 公式サイト 詳細を見る |
約4,000件|4.4 第二新卒・既卒特化型の転職エージェント。 若手の就職支援実績と、手厚いフォローで20代からの圧倒的高評価を得ている。 |
非公開|4.3 第二新卒・既卒特化の転職エージェント。 一人一人に寄り添う手厚いフォローに定評あり。未経験からIT業界への転職支援サービスにも強みをもつ。 |
|
約4.5万件|4.3 女性の転職支援に特化した転職エージェント。 女性の支援経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート。 |
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約34.7万件|4.1 圧倒的な求人数が強み。 転職支援実績豊富で、第二新卒や女性向けも幅広くサポート。 |
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約18.6万件|4.0 豊富な求人数と、サポート・提案力に定評あり。 |
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約6.5万件|3.9 未経験から営業職やIT業界への転職支援実績が豊富。 |
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約3,000件|3.8 第二新卒、特に既卒やフリーターから正社員を目指す人向けの転職支援サービス。 |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月14日時点
それでは、順にご紹介します。
1位:マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sはこんな人におすすめ
- 第二新卒で初めての転職に手厚いサポートが欲しい
- 信頼できてかつ実績のある大手転職エージェントを利用したい
- 20代に特化した未経験OKの求人を多数見たい
『マイナビジョブ20’s』は20代・30代の若手に強みを持つ大手人材会社マイナビが運営する、20代・第二新卒・既卒に特化した転職エージェントです。
なかでも20代専門の転職エージェントである『マイナビジョブ20’s』は、第二新卒女性の抱えるキャリア・転職の悩みにぴったりのサポートを提供してくれると高い評判を得ています。
『マイナビジョブ20’s』なら、女性が活躍しやすい風土・制度を持つ企業の見分け方や、自身が描くライフプランをふまえたキャリアプランニングの方法など、将来を見据える若手女性がキャッチしておきたい有用なアドバイスを提供してもらえます。
たとえば女性管理職や中堅・ベテラン年代の女性正社員が多い企業であれば、継続的なキャリアアップもイメージしやすいですよね。
また生理休暇や婦人科健診会社負担など性差をふまえた制度が充実・積極活用されているような企業であれば、働きやすさや健やかな生活にも大きなプラスです。
そして妊娠・出産のようなライフイベントを経てもキャリアを継続できる環境を得たいという第二新卒女性も多いでしょう。
『マイナビジョブ20’s』なら求人企業の内部事情にも詳しいので、そうした企業探しをアシストしてもらうことができます。
たとえば公開求人のみでも4,000件以上を保有しており、さらに女性社員が5割以上や女性管理職の実績がある企業の求人だけでも、370件以上を保有しています(2023年10月14日時点)。
加えてマイナビグループは20代・30代の働く女性向けメディア(マイナビウーマン)や育児メディア(マイナビ子育て)などを運営しており、若い世代・女性のライフスタイルやキャリアについてとても詳しい企業です。
転職活動・内定獲得のみに留まらず、女性のライフプランニング・キャリアプランニング全般に関する相談先としてもたいへんおすすめです。
『マイナビジョブ20’s』なら、1対1でキャリアアドバイザーと面談ののち、質の高い求人を紹介してもらえるため、第二新卒女性も安心して利用できるでしょう。
随時開催の個別転職相談会でキャリア全般の悩みから相談することも可能です。
第二新卒で転職を考えている女性の方は、まず『マイナビジョブ20’s』に登録することをおすすめします。
2位:キャリアスタート
『キャリアスタート』は、第二新卒・既卒など10代~20代を中心に就職・転職サポートを提供している転職エージェントで、特に20代前半の転職支援に強みを持っています。
力強いサポートによって内定率80%以上を実現(同社発表)しており、特に面接トレーニングの徹底ぶりがサービスの特色です。
応募先の企業や利用者の特徴に合わせた面接トレーニングをすることで、高い内定率につなげています。面接に苦手意識がある方はぜひ『キャリアスタート』を活用してみてください。
若手のキャリアアドバイザーによるマンツーマンでのサポートを受けることができるため、同年代の悩みに寄り添った転職サポートを受けられるのが特徴です。
このため、転職が初めての第二新卒女性も安心して利用できるでしょう。
採用面接に自信がない・面接選考通過率に悩む第二新卒女性は、『キャリアスタート』にぜひ相談してみてください。
3位:マイナビエージェント 女性の転職
マイナビエージェント 女性の転職はこんな人におすすめ
- 女性としてキャリアアップできる職場で働きたい
- 一つの会社で長く働くことを見据えて転職したい
- 女性の転職支援実績豊富なキャリアアドバイザーにサポートしてもらいたい
『マイナビエージェント 女性の転職』は、大手人材会社マイナビが運営する女性の転職に特化した転職エージェントです。
営業、経理など、女性に人気の職種への転職に強みがあり、女性が管理職として就任した実績のある企業の求人なども取り扱っているのが特徴です。
このため、20代・30代とキャリアアップを目指したいと考えている方や、一つの企業で長く働いてステップアップしたいという女性の方におすすめです。
また、各業界専任のキャリアアドバイザーによる書類添削・面接対策など、徹底した転職サポートを行っています。
女性の転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーのフォローを受けながら転職活動を進めたい方は、『マイナビエージェント 女性の転職』をぜひ活用してみてください。
4位:リクルートエージェント
リクルートエージェントはこんな人におすすめ
- 圧倒的な求人のなかから自分に最適な1社を見つけたい
- 幅広い業界や職種の求人をチェックしたい
- 信頼できる大手転職エージェントを利用したい
『リクルートエージェント』は、求人数No.1(2023年10月14日時点)の総合転職エージェントで、圧倒的な求人数が強みです。
非公開求人も合わせると約60万件(2023年10月14日時点)の求人を保有、なかでも「未経験でも可」の求人数は、公開求人だけで6万3,000件以上(2023年10月14日時点)も確認することができます。
女性に特化したサービスは展開されていないものの、それにまさる求人数と転職支援実績を保有するため、第二新卒の女性の方にとって理想の転職先に出会えるでしょう。
圧倒的な求人数は、あなたに最適な転職先と出会う可能性を高めます。
このため、『リクルートエージェント』は転職を考えている第二新卒女性にぜひ登録をおすすめする転職エージェントです。
5位:dodaエージェント
『dodaエージェント』は大手人材会社のパーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。
『dodaエージェント』も求人数は豊富で、担当者の質も高いと好評を得ています。
担当者の当たり外れが少ないと言われており、信頼できるキャリアアドバイザーのサポートを受けたい第二新卒女性におすすめです。
首都圏はもちろん地方での転職にも有用で、他のエージェントでは案件がなかったものの『dodaエージェント』で見つかったという評判もあるほどです。
このため、地方での転職を考えている方もぜひ活用してみてください。
「Woman Career」という女性転職希望者向けコンテンツを運営するなど、女性向け支援が充実していますので、第二新卒女性の方が安心して利用できる転職エージェントと言えるでしょう。
地方在住の第二新卒女性や選考対策ノウハウに自信がない第二新卒女性は、『dodaエージェント』に相談してみてください。
6位:ワークポート
『ワークポート』は、未経験の業界・職種への転職に強みをもつ転職エージェントです。
主にITエンジニアの求人を数多く取りそろえており、ポテンシャル採用枠がある企業の求人も多く取り扱っています。
このため第二新卒や20代など、異業種からIT・Web業界への転職を目指す人にもおすすめです。
また業界・職種に精通した転職コンシェルジュによるマンツーマンサポートで、その転職決定人数が1位に輝いた実績があることから(リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2023年度上半期~』(2023年10月~2023年10月)にて、『転職決定人数部門 第1位』を受賞)、そのサポート力にも定評があります。
初めての転職で不安な第二新卒女性も『ワークポート』を利用すれば安心して転職活動を進められるでしょう。
また自社でITエンジニア向けのスクールである『みんスク』も運営しており、未経験からプロのエンジニアを目指すためのサポート環境が用意されています。
IT業界にチャレンジしてみたい第二新卒女性は、『ワークポート』の転職コンシェルジュに相談すると良いでしょう。
7位:ハタラクティブ
『ハタラクティブ』は、レバレジーズ株式会社が運営する、第二新卒・既卒を含む若手の正社員就職に特化した転職エージェントです。
就業経験が無い方が転職を成功させた実績を多数保有し、未経験からの就職に特化した手厚いフォローを強みとしています。
このため就職経験自体が無い、あるいは短期で離職してしまうなど、キャリアに自信がない方でも安心して利用できるのが特徴です。
転職活動全般における悩みや自分に最適な業界・職種の相談も可能で、自分の強みを引き出してもらいながら納得のいく転職活動に繋げられることが、『ハタラクティブ』の魅力と言えます。
第二新卒を含む20代・未経験転職の分野では利用者の数も多い人気のエージェントですので、転職を機に新しい業界・職種に挑戦してみたい第二新卒女性には『ハタラクティブ』を強くおすすめします。
2. 第二新卒女性が転職エージェントを使う際の注意点
第二新卒女性が転職エージェントを使う際には、以下のような点に注意して利用しましょう。
各注意点を詳しく紹介します。
注意点1:職歴や経歴のアピール方法を相談する
第二新卒で転職する際は、職歴や経歴のアピール方法を転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
第二新卒は社会人としての経験が少ないため、経験を積んでいるキャリア人材と比較すると、短期間の業務経験を伝えるだけではアピール不足になりやすいからです。
まずは過去の業務に対してどのような意思を持って取り組んだ結果、どのような評価を受けたのかを明確にしましょう。
具体的なエピソードから、あなたの人となりや仕事への取り組み方や応募先企業でどのように活躍できるかをイメージできるように伝えるのが鍵です。
ただ、これらの作業を自分だけで行うことに難しさを感じる方もいるでしょう。そこであなたのキャリアを棚卸しし、転職活動時のアピールポイントになるよう転職のプロであるキャリアアドバイザーの力を借りながらしっかりと固めることが重要です。
現時点での仕事内容や経験をどのように活かせるかを相談し、綿密な選考対策を行うようにしましょう。
注意点2:転職理由や志望動機を明確にする
第二新卒で転職する際は、転職理由や志望動機を明確にした状態で選考に臨みましょう。
特に第二新卒の転職では、「採用しても、またすぐに辞めるのでは無いか」と採用企業側に懸念される可能性があります。
そのため、転職理由や志望動機などは、しっかりと準備しておきたいところです。
転職理由が「前職での人間関係や労働環境が悪かったから」や「前職の仕事が自分には合わないと感じた」などのネガティブな理由であったとしても、その理由を「より切磋琢磨できる人間関係や労働環境で働きたい」「自身の能力を最大限活かしたい」など、前向きな転職理由に変換しましょう。
採用担当者が「これなら入社後の活躍が期待できて、かつ長く働いてくれそうだ」と太鼓判を押せるような転職理由や志望動機を準備することは非常に重要です。
注意点3:紹介された求人は詳細をしっかり確認する
転職エージェントから求人紹介を受けたら、詳細内容をしっかりと確認することが大切です。
第二新卒は新卒採用とは訳が違います。
第二新卒で転職した場合、その多くは社会人経験が少ないなかでポテンシャル採用されるものの、最低限の社会人マナーやOAスキルがあることを前提としている企業が多いです。
このため研修などの育成期間が設けられていなかったり、入社直後から即戦力のような動きを求められたりする可能性もあるため注意しましょう。
ご自身が入社後にどのような過程を経て仕事をすることになるのかを選考期間中に確認しておくことは重要です。
また、福利厚生や育休制度、子育てと仕事の両立などワークライフバランスに対してどの程度の理解がある職場なのかといった点が気になる方も多いでしょう。
この場合、産休育休制度を含む福利厚生が手厚い会社を探したり制度として用意されているだけでなく活用実績がある会社を選んだりすることが重要です。
転職先で早く活躍し長く働くためにも、求人の採用要件詳細はあらかじめ確認しておきましょう。
3. 第二新卒女性が転職エージェントを利用して転職先を選ぶ際に考えたいこと
第二新卒女性の多くが、仕事におけるキャリアアップと女性としてプライベートを充実させることの両面で転職先探しを行います。
そこでこの章では、第二新卒女性が転職エージェントを利用して転職先を選ぶ際に考えたいことを紹介します。
では、順にご説明します。
考えたいこと①:安定して長く働ける会社に入るためには
転職活動をする際に「安定して長く働ける会社に入りたい」という希望をされる第二新卒女性はとても多いです。
せっかく転職をするなら、次の職場では安心できる環境で長く働きたいですよね。
しかし長く働くということについて、転職先に入社してからいつまで・何歳になるまで・今から何年間など、将来の働き方を具体的にイメージしている方は意外と少ないものです。
そこで次の転職先で安定して長く働きたいと考える方は、ご自身のなかで安定とはどのような状態か、長くとはどの程度の期間なのかを考えてみることをおすすめします。
例えばひと口に安定して長く働くと言っても、以下のようにさまざまなパターンが考えられます。
- 産休育休をフルに活用して、子どもが3歳くらいのときに復職したい
- 出産後1年間は育児休業をして、子どもが小学校を卒業するまでは時短勤務で働きたい
- 出産してからできるだけ早く復職し、フルタイムで活躍し続けたい
このように、長期的な視点で考えたときに希望する働き方や歩みたいキャリアが異なると、今の転職活動で取るべき選択肢が変わる可能性が出てきます。
応募先企業の産前産後休暇制度の詳細を確認することが必要となるのはもちろん、転職先となる企業に入社してからの働き方や、キャリアパス・昇進昇給制度も確認が必要かもしれません。
あなたにとって安定して長く働ける会社とはどのような働き方をする勤務先なのか、ぜひ検討してみてください。
考えたいこと②:結婚・出産しても続けられる仕事を見つけるには
安定して長く働くことと同様に「結婚・出産しても続けられる仕事を見つけたい」という希望をされる第二新卒女性も多くいらっしゃいます。
今日では「ワークライフバランス」という単語が、転職活動を進めるなかで目にしない日はないくらい、男女ともに転職先を探すうえで欠かせないワードとなりつつあります。
特に第二新卒の女性にとっては、これからの社会人生活で仕事と家庭の両方を充実させたいと考えて転職活動をされている方は多いでしょう。
しかしそのワークライフバランスを重視するあまりに、転職活動が難航してしまうことがある点には注意が必要です。
例えばライフ=プライベートを重視したいと考えて、「残業は月に5時間までの職場がいい」「休日出勤は何としても避けたい」など条件面を最優先に求人選びをしてしまうケースがあります。
希望を出すことに問題はないものの、条件面を譲歩する姿勢があまりになさすぎると「仕事する気があるのかな?」とキャリアアドバイザーや企業の採用担当者から疑いの目を向けられてしまうかもしれません。
結婚・出産しても仕事を続けることの前提には、企業から、あなたが組織の戦力であり活躍し続けて欲しいと思われている存在であることが挙げられます。
希望を出すことに問題はありませんが、まずあなたが会社の戦力となるのが先であることを念頭に置き、転職先探しを行いましょう。
考えたいこと③:女性が働きやすい環境で仕事をするには
「女性が働きやすい環境で仕事をしたい」という希望で、求人探しをされる第二新卒女性の方もいらっしゃいます。
働きやすい環境と言ってもさまざまであり、その定義は人によって異なるでしょう。
そこで、あなたにとっての働きやすさは何かをまず明確にすることが大切です。
働きやすさの例
- 社内の人間関係が良い
- 残業が少なめでプライベートの時間を取りやすい
- 産前産後休業暇・育児休業を含む福利厚生を利用しやすい
- 有給休暇を取得しやすい
- 給料や昇進制度など、待遇に納得できる
- 仕事内容や業務量が自分に合っている
- 風通しがよく意見を発言しやすい
このように、何をもって働きやすさとするのかをリストアップしてみると良いでしょう。
リストアップした内容に当てはまる職場を探しつつ、同時に忘れてはならないことがあります。
それは、企業が求めているのは会社に寄りかかる人材ではなく会社に貢献してくれる人材であるという点です。
妊娠・出産を経て復職する際に、会社がポジションを残してくれるのか、子育てと仕事を両立できるのか、社内で上手くやっていけるかなど、さまざまな不安を感じることでしょう。
そんなときに不安を払拭できる材料が1つあるとすれば、あなたがそこに至るまでに積み上げたキャリアと実績です。
そのため産前産後休業制度や育児休業制度を利用してお休み期間に入る前までにしっかりと仕事をして結果を残し、会社にとって不可欠な存在となることが大切です。
その仕事ぶりを周囲が評価し、早く戻ってきて欲しいと思われるほどの人材となれば、自信をもった状態で仕事に復帰できます。
ひいては働きやすい環境で仕事をすることにも繋がるでしょう。
このように、ご自身がどうすれば会社に貢献できるのかという観点で転職活動を行うことで、結果として欲しい未来が手に入りやすくなります。
会社に貢献する方法やそのアピール内容に迷う場合は、ぜひ転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し力を借りてみてください。
4.【図解】第二新卒女性が転職エージェントを利用する流れ
ここまで、転職を効果的に進めやすい転職エージェントと、その活用ポイントをお伝えしてきました。
転職エージェントに登録したら、まずは担当のアドバイザーからの連絡を待てば問題ありません。
ただ、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくりご紹介します。
Step 1:まずは公式ページから登録する
転職エージェントを利用したいと思ったら、まず各転職エージェントの公式ページから登録を行います。
第二新卒女性におすすめの転職エージェントは以下の通りです。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
1位:マイナビジョブ20’s 公式サイト |
約4,000件|4.4 第二新卒・既卒特化型の転職エージェント。 若手の就職支援実績と、手厚いフォローで20代からの圧倒的高評価を得ている。 |
2位:キャリアスタート |
非公開|4.3 第二新卒・既卒特化の転職エージェント。 一人一人に寄り添う手厚いフォローに定評あり。未経験からIT業界への転職支援サービスにも強みをもつ。 |
|
約4.5万件|4.3 女性の転職支援に特化した転職エージェント。 女性の支援経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート。 |
|
約34.7万件|4.1 圧倒的な求人数が強み。 転職支援実績豊富で、第二新卒や女性向けも幅広くサポート。 |
|
約18.6万件|4.0 豊富な求人数と、サポート・提案力に定評あり。 |
|
約6.5万件|3.9 未経験から営業職やIT業界への転職支援実績が豊富。 |
|
約3,000件|3.8 第二新卒、特に既卒やフリーターから正社員を目指す人向けの転職支援サービス。 |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月14日時点
上記の転職エージェントの中から2〜3社に登録するのがおすすめです。
どの転職エージェントに登録するか迷ったら、第二新卒女性におすすめの上位3社である『マイナビジョブ20’s』『キャリアスタート』『マイナビエージェント 女性の転職』にぜひ登録してみてください。
また、手厚いサポートが欲しい方や、多くの求人を見たい方は以下のエージェントにも登録すると良いでしょう。
Step 2:担当のキャリアアドバイザーから連絡が来る
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーから数日以内に電話連絡が入ります。
電話では主に以下のような内容をヒアリングされます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどで上記内容をヒアリングされた後、初回キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
なお転職エージェントや担当キャリアアドバイザーによっては、最初からアポイント調整に入る場合もあります。
担当キャリアアドバイザーからの電話連絡に際して特段の事前準備は不要です。
ただ一つ記憶に留めておいていただきたいのが、転職希望時期に関しては少し先の予定で考えていたとしても、「良い求人があればすぐにでも」と答えておくことがおすすめです。
なぜなら転職エージェントのキャリアアドバイザーは、すぐに転職をしたい求職者から優先的に求人紹介などの対応をするからです。
優先的に求人を紹介してもらえれば、どのような求人があるのか・自分が興味のある求人がありそうかを把握しやすく、転職活動のイメージも湧きやすくなるでしょう。
また、転職活動に必要なキャリアの棚卸し(あなたの業務経験をどのように活かすかを考える作業)や、履歴書・職務経歴書などの書類作成のサポートなども早めに対応してもらえる可能性があります。
Step 3:初回のキャリアカウンセリングを受ける
担当アドバイザーと調整を行った日時で、初回のキャリアカウンセリングを受けます。
カウンセリングの方法は、あなたが転職エージェントのオフィスに訪問するか、Webでのオンライン面談のいずれかになる可能性が高いです。
また転職エージェントによっては、電話で面談を行う場合もあります。
いずれにしろカウンセリングの手段は日程調整時にキャリアアドバイザーから指定がありますので、心配は要りません。
なお、初回のキャリアカウンセリングにおいて取り上げられる主な話題は、下記のような内容です。
- あなたの業務経験の棚卸
- アピールポイントの整理
- 今すぐ転職すべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職における希望の詳細
初回のキャリアカウンセリングでアドバイザーと会話をすることで、ご自身の強みや新たな可能性に気づく方は多くいらっしゃいます。
またこのキャリアカウンセリングは、転職活動のみに留まらずキャリア全般の相談を行う絶好の機会です。
第二新卒からのステップアップや女性としてのキャリアプラン・ライフプランに悩んでいる人は、転職理由や希望条件の話題に絡めて意見やアドバイスを求めてみると良いでしょう。
もっと言えば、そうしたキャリア相談を持ち掛けるにあたっては、1社の転職エージェントだけでなく他のエージェントにも相談し、セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めるのがベターです。
2〜3社の転職エージェントに登録しておき、各転職エージェントのアドバイザーと会話を重ねれば、あなたの希望や転職活動の方向性がより明確にまとまっていくでしょう。
Step 4:求人紹介を受ける
初回のキャリアカウンセリングでのヒアリング内容をもとに、転職エージェントのキャリアアドバイザーから求人を紹介してもらえます。
あなたの希望に沿った求人はもちろん、希望と異なっていても今のあなたに最適だと考えられた求人、自分では見つけにくい魅力的な中小企業など、多くの求人を紹介してもらえるでしょう。
また転職エージェントに登録すると、登録者のみ紹介が受けられる非公開求人も紹介してもらえます。
非公開求人とは
表立って募集はできないものの、秘密裏に採用を行いたい企業が転職エージェントに依頼する求人のことです。
人気企業や職種の場合、求人を公開して募集すると応募が殺到する可能性があります。
そこで転職エージェントに依頼を行い、企業に最適な求職者を紹介してもらうのです。
第二新卒向けに最適な未経験歓迎の非公開求人を保有する転職エージェントもありますので、相談してみると良いでしょう。
各転職エージェントでしか取り扱っていない求人もありますので、登録した転職エージェントからはまず求人紹介を受けてみることを推奨します。
非公開求人もチェックすることで、ご自身の希望に合う職場を見つけられる可能性が高まるでしょう。
Step 5:履歴書・職務経歴書の添削
求人紹介を受けて応募したい企業が見つかったら、履歴書・職務経歴書といった企業に提出する選考書類を添削してもらいます。
転職エージェントによってはこのためだけに面談を設定してくれる場合もあるでしょう。
第二新卒で転職する場合、ご自身の魅力や強みを洗い出しまず書類で伝えることが何よりも重要です。
企業に提出する書類であなたの魅力が伝わらなければ、せっかく企業の採用要件を満たしていても選考から漏れてしまうでしょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、企業が求人を出すに至った背景や採用したい人物像を把握しています。
それらの情報をもとに、あなたの魅力が最大限に伝わりかつ採用担当者が魅力的に感じる書類となるよう一緒に考えてもらえますので、臆することなく相談しましょう。
最高の履歴書・職務経歴書をキャリアアドバイザーと一緒に作り上げるよう、ぜひチャレンジしてみてください。
Step 6:紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当のキャリアアドバイザー経由で企業に応募します。
応募の際は、キャリアアドバイザーから採用担当者宛に推薦状と呼ばれる書類が添えられるケースが多いです。
推薦状とは、履歴書・職務経歴書からは伝わりにくいあなたのアピールポイントや魅力・人柄が記された書類で、書類選考はもちろん面接でもたびたび重視されます。
このため、可能なら推薦状の内容を事前に確認させてもらうのがおすすめです。
事前に確認しておくことで、あなたをどうアピールしてくれたのかを把握できるため、面接での一貫性を持った受け答えに繋がり、選考通過に近づくでしょう。
ただし推薦状の確認は、全てのキャリアアドバイザーが応じてくれるわけではありません。
無理に依頼をするとアドバイザーとの関係性が悪くなり、その後の転職活動に影響を及ぼす可能性があります。
確認を依頼して断られてしまった場合はすぐに引き下がり、ご自身がやるべきことに集中しましょう。
Step 7:面接対策を受ける
求人に応募し書類選考に通過したら、キャリアアドバイザーに依頼して面接対策を受けましょう。
転職エージェントによる面接対策は、第二新卒で初めて転職する方や面接に苦手意識がある方におすすめです。
面接では書類に記載した内容をもとに具体的な経験やエピソードを伝えながら、あなたが入社後に活躍するイメージができるように伝えることが鍵となります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、採用担当者から求人を出すに至った背景や採用したい人物像を把握しています。
加えて過去に応募企業での面接における質問内容がデータ化されている場合も多く、これらの情報をもとに面接で聞かれるであろう質問に対する最適な対策が可能となるのです。
もちろん面接官に好印象を与えるような声のトーンや話すスピード・身振り手振り・目線の動きなど、面接における基本的なアドバイスも受けられます。
このように面接対策を受けると応募企業への内定に大きく近づきますので、転職エージェントのキャリアアドバイザーにぜひ依頼してみてください。
Step 8:企業との面接を行う
面接対策を行ったら、いよいよ面接本番です。
面接の日程調整は転職エージェントのキャリアアドバイザーが全て行ってくれます。
面接対策で学んだことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合でも、担当キャリアアドバイザーが採用担当者から良かった点や改善点のフィードバックを受けているケースが多いです。
フィードバックされた内容をキャリアアドバイザー経由で知り、改善点は次の面接に生かすことで回数を重ねるたびに面接での受け答えがブラッシュアップされていくでしょう。
なお、複数の転職エージェントを同時に利用している場合、それぞれのエージェントで設定された面接日程はご自身で管理する必要があります。
スケジュール管理不足により面接日程が被ってしまうことのないよう気をつけましょう。
Step 9:内定と退職サポート
晴れて内定を獲得した後は、担当キャリアアドバイザーが給料交渉や入社日の調整・入社に必要な書類のやり取りを進めてくれます。
内定を獲得した後も入社するまで(転職エージェントによっては入社後の一定期間まで)、継続してサポートを受けられるため安心してください。
入社に際して気になる点や不安な点があれば、キャリアアドバイザーに相談すると良いでしょう。
また内定獲得後に入社することを決めたら、現職の退職手続きが必要となります。
転職エージェントではスムーズに退職するための上司への報告の仕方などのノウハウを保有していますので、退職手続きに不安を感じる方はぜひ相談してみてください。
5. 第二新卒女性が転職を成功させるコツ5選
この章では、第二新卒の女性が転職を成功させるためのポイントをご紹介します。
第二新卒女性が転職を成功させるためには、以下の5ポイントを押さえましょう。
- Point 1:転職先選びで譲れない条件を明確にする
- Point 2:転職理由はポジティブな内容にする
- Point 3:長く働きたい仕事や職場を選ぶ
- Point 4:短期間の社会人経験を活かせる職場を探す
- Point 5:結婚や出産などのライフイベントも念頭に置く
順番にご紹介します。
Point 1:転職先選びで譲れない条件を明確にする
第二新卒女性が転職を成功させるためには「ここだけは譲れない条件」を明確にし、企業を選ぶ際に優先順位をつけることが重要です。
転職するにあたって、企業側に求める条件が多数ある方もいらっしゃるでしょう。
給与面や勤務条件・仕事内容など、転職するからには自分の希望を満たした職場を見つけたいと思うのは当然のことです。
人によっては、産前産後休業・育児休業など女性ならではのこだわった条件もあるかもしれません。
しかし全ての条件を満たす転職先を求めることは、転職活動が長期化する一因となります。
また、せっかく良い求人と出会っても、満たされていない条件があるという理由で対象から外してしまっては、せっかくのチャンスを逃してしまうでしょう。
譲れない条件の例
- 自宅からの通勤時間が1時間以内
- 転勤なしの職場
- 土日休み、月平均の残業が20時間以内
- 年収350万以上
このように複数の希望条件があるなかから、譲れない条件と妥協できる条件を持ち合わせて就職活動を行うことが大切です。
これにより、転職エージェントがあなたの希望と一部異なる求人を提案してきた際に検討の余地が生まれ、ご自身では考えていなかった業界や職種を選べる可能性が出てきます。
結果としてあなたの今後のキャリアの可能性もグッと広がるのです。
第二新卒としての転職を成功させるためには、間口を広く持つことが欠かせません。
譲れない条件と妥協できる条件の両方を持ち、転職のチャンスを逃さないようにしましょう。
Point 2:転職理由はポジティブな内容にする
転職理由はポジティブな内容にすることが大切です。
企業の採用担当者からすると、第二新卒を採用する際にはどうしても早期離職を懸念してしまいます。
採用する際に「この人なら入社後に活躍できそうだ」「うちの会社で長く働いてくれそうだ」と思われるような、ポジティブで明確な転職理由や志望動機を準備することが転職成功のコツです。
たとえ前職を辞める理由がネガティブな理由であったとしても、それをポジティブに変換して伝えましょう。
例えば「人間関係が上手くいかずに退職を考えている」という転職理由の場合は「より達成を共に分かち合いながら対等に仕事ができる環境で成長したい」といったように、ポジティブな内容に変換します。
採用担当者が「この人には期待できそうだ」と思われるような、ポジティブで前向きな志望動機を準備しましょう。
Point 3:長く働きたい仕事や職場を選ぶ
企業を選ぶ際は自分が活躍できそうな職場か、長く働きたいと感じられる仕事や職場かをしっかりと見定めることが重要です。
焦ってやみくもに転職先を決めてしまうと、入社後に「こんなはずではなかった……」と後悔してしまう可能性があります。
企業が第二新卒を募集する際には、原則として長く働ける人材を探しています。
このため長く働ける職場を見つけることは、あなたはもちろん企業側にもメリットがあるのです。
ただ第二新卒で転職する方のなかには、長く働ける職場を見つけるうえで欠かせない「自分の強み」が何かを把握できていない方も多いでしょう。
その場合は転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、第三者目線で自分の強みをチェックしてもらうことがおすすめです。
自分で考えるだけでなく第三者の目線や意見を取り入れることで、自分では発見できなかった新たな一面を生かした転職活動が可能になります。
これによって長く自分が長く働けそうな業界や職種を選びやすくなり、より転職成功に近づけるでしょう。
Point 4:短期間の社会人経験を活かせる職場を探す
第二新卒であることにより社会人としての経験が少ないとはいえ、初めての就職以降どのような経験をしてきたのかをしっかりと整理をして選考時にアピールしましょう。
企業が新卒ではなく第二新卒を採用するのには、以下のようなメリットがあるからです。
- 新卒の人材不足を補える
- 入社後の育成費用を新卒採用よりもローコストで抑えられる
- 仕事のやり方に対するこだわりが少ないなど、自社方針に合わせた教育がしやすい
第二新卒には明確な定義はないものの、一般的には大学卒業後に新卒で入社して3年目までの求職者を指します。
近年の社会情勢によって、新卒採用に苦戦する企業は多いです。
これらの企業にとって第二新卒は、新卒と年齢が近い点や入社直後に多くの企業で実施されるビジネスマナー研修などを終えていることで、新卒採用よりも研修費用がかからない点においてメリットがあります。
またキャリアを積んだ人材よりも社会人経験が浅い第二新卒の方が仕事のやり方に対するこだわりが少ない場合が多く、自社方針での教育や社風が浸透しやすいのも利点の一つです。
上記の観点を含め、企業側は「採用後どのくらいの育成期間が必要か」「どのような業務を任せられそうか」なども選考ポイントに加味して採用活動を行っています。
そのため、短期間の実務経験を次の職場でどのように活かせるかについてキャリアアドバイザーと相談しながら整理するのがおすすめです。
整理した内容をあなたの強みとして採用担当者に伝えましょう。
第二新卒の場合、短期離職をしてしまったりこれまでの職場で分かりやすい成果がなかったりと、最初はご自身の経験に自信がない方がほとんどです。
転職エージェントに相談すれば活かせるポイントが必ず見えて来るはずですので、ぜひ胸を張って転職活動ができるよう準備してみてください。
Point 5:結婚や出産などのライフイベントも念頭に置く
女性として念頭に置きたいのが、結婚や出産を経ても仕事を継続していきたいかということです。
共働きが当たり前になってきた昨今では、結婚や出産・育児をしながら仕事と両立したいと考える女性の方も多いのではないでしょうか。
厚生労働省の発表によると、日本の共働き夫婦においては子どもが生まれる前後で育児休業を取得するのは女性の方が圧倒的に多いことが分かります。
企業から男性社員にも育児休業取得の有無を聞くように義務付けられるという動きもありましたが、男性の育児休業取得率(2021年度)は、それでもなお13.97%と約8人に1人に留まっています。
一方、女性はその大半が育児休業を取得しているものの、表からは約15%の方が取得していないことが見てとれます。
■育児休業取得率の推移
〔出典〕厚生労働省:育児・介護休業法の改正について――男性の育児休業取得促進等,2023年10月18日更新版.
こうしたことからも結婚や出産というライフイベントを目前にして「ちゃんと会社の制度を確認しておくべきだった」とならないよう、転職先の産休・育休制度などの詳細を事前に確認しておきましょう。
また産休・育休制度があるだけでなく女性の働き方に理解ある職場か、ということも確認しておくと良いでしょう。
具体的には、以下の点を確認しておくことがおすすめです。
ライフイベントと両立しやすい・女性の働き方に理解のある職場の特徴
- 社内の人間関係が良い
- 残業が少なめでプライベートの時間を取りやすい
- 産前産後休暇・育児休暇を含む福利厚生を利用しやすい
- 有給休暇を取得しやすい
- 給料や昇進制度など、待遇に納得できる
- 仕事内容や業務量が自分に合っている
- 風通しがよく意見を発言しやすい
結婚や出産をした後もご自身のキャリアや経験・知識を継続して活かせるのかなど、ご自身が望む働き方に合う職場を選ぶことが大切です。
結果として、転職先で長く働けることにも繋がるでしょう。
上掲のような女性のライフイベントに理解のある職場と出会うためにも、転職エージェントの利用は欠かせません。
求人票に載らない情報や企業の雰囲気・風土を肌で感じてみた認識など、これらの情報提供を転職アドバイザーから受けられるからです。
企業への営業担当者がかなり詳細に経営事情をヒアリングしていたり、ところによってはアドバイザー本人が実際に職場を訪問していたりすることもあります。
このように、企業の採用担当者と直接つながっている転職エージェントだけが知っている多くの情報を持ち合わせているのです。
女性ならではの転職事情に精通しているキャリアアドバイザーに相談しながら、最適の転職先と出会えるよう、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。
6.【QA】第二新卒女性の転職エージェント利用に関するよくある質問
最後に、第二新卒女性の転職に関してよくある質問を紹介します。
- Q1. 第二新卒女性におすすめの転職エージェントはどこですか
- Q2. 第二新卒では今の職場を辞めてから転職活動してもいいですか
- Q3. 第二新卒とは?既卒との違いは?
- Q4. 高卒の第二新卒女性の転職は難しいですか
- Q5. 第二新卒の転職活動にはどれくらいの期間がかかりますか
- Q6. 第二新卒女性におすすめの職種はありますか
気になる質問があればチェックしてみてください。
Q1. 第二新卒女性におすすめの転職エージェントはどこですか
Career Theory編集部では『転職エージェント利用者500人へのアンケート』を通して取得した口コミ評判をもとに、数ある転職エージェントを比較しました。
その結果、第二新卒女性におすすめの転職エージェントは以下の通りとなりました。
第二新卒女性におすすめの転職エージェント
- 1位:マイナビジョブ20’s
- 2位:キャリアスタート
- 3位:マイナビエージェント 女性の転職
- 4位:リクルートエージェント
- 5位:dodaエージェント
- 6位:ワークポート
- 7位:ハタラクティブ
なかでも1位の『マイナビジョブ20’s』は、第二新卒女性の抱えるキャリア・転職の悩みにぴったりのサポートを提供してくれると高い評判を得ています。
結婚・出産しても長く働きたいという女性の希望を叶えるために必要なキャリアの築き方や、女性が働きやすい環境の見つけ方など、経験豊富な20代の女性キャリアアドバイザーから具体的なアドバイスを得られるのが特徴です。
2位の『キャリアスタート』は、面接トレーニングの徹底ぶりが特徴の転職エージェントです。
応募先企業や利用者の特徴に合わせた面接トレーニングをすることで、高い内定率につなげている転職エージェントですので、面接に苦手意識がある方はぜひ利用してみてください。
おすすめの転職エージェントランキングの詳しい紹介は、本記事の1章をぜひチェックしてみてくださいね。
Q2. 第二新卒では今の職場を辞めてから転職活動してもいいですか
結論から述べると、職場を辞めてから転職活動を行うことはあまりおすすめできません。
おすすめできない理由は、以下の2つです。
理由①:退職後に転職活動をすると経済的な負担が大きい
第二新卒で転職する場合、退職後に転職活動を始めると経済的な負担が大きくなりやすいというデメリットがあります。
特に自己都合退職の場合、退職直後は一時的に無収入となってしまうため注意が必要です。
自己都合退職における失業手当の給付開始は約2ヶ月後からですし、第二新卒の方はそもそも失業手当の受給要件(自己都合退職の場合、離職日以前2年間に被保険者期間が通算12カ月以上あること)を満たさない方もいらっしゃるでしょう。
また退職の約2ヶ月後から給付開始予定だとしても、社会に出たタイミングで親元を離れた方や何かしらの理由で毎月一定のお金が必要な方にとっては、無収入では厳しいと感じるかもしれません。
このように経済的に困窮してしまう不安から目先だけを見て焦って転職先を決めてしまう危険性があるため、退職後に転職活動を開始することはおすすめしません。
理由②:自身の職歴に空白ができてしまう
第二新卒という貴重な時期に、職歴に空白期間ができてしまうのは非常にリスキーです。
第二新卒を含む20代前半はキャリアを積み始める大切な時期なので、就業していない期間があると、ビジネスパーソンとして成長する機会を逃していると見なされることもあります。
上記2点の理由から、今の職場を退職する前から転職活動を進めておくのが望ましいです。
しかし日々の業務をこなしながら転職活動をするのは、スケジュール調整と心理的負担の両面で難しさを感じる方もいるでしょう。
そこで転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、二人三脚で転職活動を進めていくのがおすすめです。
転職エージェントは企業側との日程調整を含むスケジュール調整・選考対策・転職活動における不安や疑問点解消などを全て請け負ってくれます。
理想の職場への転職を実現させるために、転職エージェントをぜひ活用してみてください。
Q3. 第二新卒とは?既卒との違いは?
「第二新卒」と言う言葉に明確な定義があるわけではありませんが、一般的には大学卒業後、新卒で入社してから3年目までを第二新卒と定義することが多いです。
なお「既卒」は高校や大学などの学校を卒業後、就職した経験がない人をさします。
第二新卒、既卒それぞれを得意とする転職エージェントがありますので、ご自身の状況に最適な転職エージェントに登録・活用するのがおすすめです。
自分にはどんな転職エージェントが合うかを知りたい方は、本記事の第1章をご覧ください。
Q4. 高卒の第二新卒女性の転職は難しいですか
高卒から社会人として2〜3年働いた方を第二新卒として扱う企業も多数あります。
なお第二新卒には統一された定義がないこともあり、企業によって求める人材は異なります。
転職活動において大事なポイントは、以下を明確にすることです。
- これまでにどのような社会人経験を積んできたか
- 自分の強みは何か
加えて転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めれば、高卒からの転職は決して難しいことではありません。
選考時に必ず聞かれる転職理由や志望動機なども、キャリアアドバイザーに相談することで内定を得られる内容に仕上げやすくなります。
なお学歴に自信がない方やご自身の経験に自信がないという方は、以下転職エージェントの利用がおすすめです。
転職活動を成功させるために、ぜひ第二新卒女性に強い転職エージェントを活用してみてください。
Q5. 第二新卒の転職活動にはどれくらいの期間がかかりますか
転職期間は3〜6ヶ月ほどを見ておくと良いでしょう。
在職しながらの転職活動の場合、企業側とのスケジュール調整などで長期化することもあり、平均的に5〜6ヶ月かかることもあります(doda調べ)。
ダラダラと転職活動を続けるのは得策ではありません。
しかし焦って次を決めてしまうのは、思わしくない結果を招き兼ねません。
転職エージェントにしっかりと相談しながら、スケジュール調整を行い転職活動を行うことが成功の鍵です。
Q6. 第二新卒女性におすすめの職種はありますか
第二新卒の女性におすすめの職種は以下の通りです。ぜひ転職活動時の参考にしてみてください。
【おすすめ①】 エンジニア職・Webデザイナー職
IT・Web業界は成長産業であり、エンジニアやWebデザイナーなどの技術職分野の人材は不足しているというのが現状です。
未経験の場合は、入社後数年は技術習得に努力が必要ではありますが、技術職はその技術がキャリアに直結するため、努力して損はありません。
また昨今では、IT業界などを中心に在宅ワークなども増えているため、女性のライフイベントにも対応しやすい業界と言えます。
以下のような未経験からIT業界へのチャレンジに強みをもつ転職エージェントなどを合わせて利用することで、より転職を成功に導くことができるでしょう。
【おすすめ②】営業職
営業職はどの企業にも必要な職種で、業界の幅が広く営業のスタイルも企業によってさまざまです。
そのため求人が多く、かつどのような勤務条件で働きたいかなどを柔軟に選びやすい職種と言えます。
また仕事をする業界によっても異なりますが、自身の努力が数字と結びつきやすく、コミュニケーションも多くなる職種です。
コミュニケーションスキルは全ての業界職種で求められるスキルであるため、磨いておくと将来のキャリアにも役立つでしょう。
このように長く働きたい・キャリアアップしたいと考えている女性の方に、営業職はおすすめです。
どのような企業の営業職がマッチするかは、転職エージェントと相談しながら転職活動を行うと良いでしょう。
【営業職を希望する第二新卒女性におすすめの転職エージェント】
7. まとめ
第二新卒女性におすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介し、転職エージェント利用時の注意点・転職成功のコツと併せてお伝えしました。
第二新卒での転職は、あなたのキャリアの礎となる重要なタイミングです。
転職するかを迷っている場合でもまずは転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに相談しながら今後のキャリアと併せて検討することをおすすめします。
最後にもう一度、第二新卒女性におすすめの転職エージェントをまとめておきます。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
1位:マイナビジョブ20’s 公式サイト |
約4,000件|4.4 第二新卒・既卒特化型の転職エージェント。 若手の就職支援実績と、手厚いフォローで20代からの圧倒的高評価を得ている。 |
2位:キャリアスタート |
非公開|4.3 第二新卒・既卒特化の転職エージェント。 一人一人に寄り添う手厚いフォローに定評あり。未経験からIT業界への転職支援サービスにも強みをもつ。 |
|
約4.5万件|4.3 女性の転職支援に特化した転職エージェント。 女性の支援経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート。 |
|
約34.7万件|4.1 圧倒的な求人数が強み。 転職支援実績豊富で、第二新卒や女性向けも幅広くサポート。 |
|
約18.6万件|4.0 豊富な求人数と、サポート・提案力に定評あり。 |
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約6.5万件|3.9 未経験から営業職やIT業界への転職支援実績が豊富。 |
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約3,000件|3.8 第二新卒、特に既卒やフリーターから正社員を目指す人向けの転職支援サービス。 |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月14日時点
上記の転職エージェントの中から2〜3社に登録し、効率的に転職活動を進めていくのがおすすめです。
なかでも1位の『マイナビジョブ20’s』は、第二新卒女性の抱えるキャリア・転職の悩みにぴったりのサポートを提供してくれると高い評判を得ています。
結婚・出産しても長く働きたいという女性の希望を叶えるために必要なキャリアの築き方や、女性が働きやすい環境の見つけ方など具体的なアドバイスを得られるのが特徴です。
経験豊富な20代の女性キャリアアドバイザーの力を借りながら転職活動を進めたい第二新卒女性は、まず登録しておきましょう。
また、手厚いサポートが欲しい方や、多くの求人を見たい方は以下のエージェントにも登録することをおすすめします。
あなたの将来が明るく最高のものになるよう、陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。