【第二新卒×地方】転職エージェントおすすめランキング|大手から地方密着型まで徹底比較

第二新卒で、地方転職を検討していても、

そもそも良い求人がないんじゃないか
どの転職エージェントを使うべきだろう

など、第二新卒ならではの悩みがあるでしょう。

ただ前提として転職エージェントは、エージェントによって持っている特徴や強みが違うので、

キャリアや地域などに合わせて最適な転職エージェントを選ぶことが重要です。

このページでは、転職のプロとして地方転職をサポートしてきた私が、以下2点解説していきます。

この記事でわかること

  • 地方転職を目指す第二新卒の方が主に使うべき転職エージェント
  • 地方の第二新卒転職、エージェントの利用が欠かせない理由

【目次】

  1. 第二新卒×地方の転職エージェント選び方
  2. 転職エージェントを使うなら大手と地域特化型の併用がおすすめ
  3. エージェントに断られてしまった場合の手段
  4. そもそも第二新卒の地方転職に転職エージェントをおすすめする理由
  5. 第二新卒の地方転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
  6. 【図解】第二新卒転職エージェント利用の流れ
  7. 【FAQ】地方の第二新卒転職でよくある疑問と回答

それでは見ていきましょう。

1.第二新卒×地方の転職エージェント選び方

第二新卒の方が自分にあった地方の転職エージェントを見つけるためには、以下の2点を意識しましょう。

以下で詳しく説明していきます。

1-1. 「保有求人数」で選ぶ

転職サイト・エージェントを使う際には、「保有求人数」の量を意識して選んでください。

なぜならば、地方は都会と比較して「求人の数」が圧倒的に少ないという現状があるからです。

実際に、保有求人が多い転職エージェントを活用すると以下のようなメリットが得られるでしょう。

  • 希望条件に合った求人を、効率的に集められる
  • 好条件な『非公開求人』を集めることができる

結果として、「求人数」の少ない地方でもあなたの納得した転職ができる可能性が高くなるのです。

1-2. 「サポート力」で選ぶ

転職エージェントを選ぶ際には、「サポート力」にも注目する必要があります。

第二新卒の方は経験値がそう高くないため、履歴書や面接で自分をうまくアピールできないという事態に陥る方も少なくありません。

また初めて転職活動を行うという方は、そもそも新卒の就職活動と何が違うのか分からないという方も多いでしょう。

サポート力の強い転職エージェントを活用すれば、

  • 第二新卒ならではの自己PRの方法をアドバイスしてくれる
  • 転職に関わる面倒な書類業務・企業への連絡などを代わりに行ってくれる

など、第二新卒の転職活動にまつわるあらゆる後押しをしてくれるので、スムーズに進めていくことができるでしょう。

転職エージェントは複数利用がおすすめ

転職エージェントは複数のサービスを利用することをおすすめしています。

転職エージェントが保有している「公開求人」や「非公開求人」は、それぞれのエージェントごとに異なるため、複数利用するほど、自分にあった求人を見つけやすくなるというメリットがあります。

またいくつかのエージェントを利用することで、キャリアコンサルタントとの相性も見極めることができるでしょう。

補足: 転職エージェントとは

転職エージェントとは、完全無料で利用できる転職支援サービスです。一般的な転職求人サイトと異なり、転職のプロである担当者(キャリアコンサルタント)がつくことが最大の特徴です。転職相談から、企業の求人紹介、面接のセッティング、給与交渉など、転職活動を一貫してサポートをしてくれます。

ここまででエージェントの選び方を解説しました。

とはいっても「求人量」と「手厚いサポート」を持つエージェントを自分で探すのって大変ですよね。

そこで以下からは、当サイトが第二新卒の地方転職に強いおすすめの転職エージェントを選んでみましたので、是非目を通してみてください。

2. 転職エージェントを使うなら大手と地域特化型の併用がおすすめ

転職エージェントには、個人経営のものから全国展開する大手まで幅広くありますが、

地方での転職であれば「大手総合転職エージェント」と「地域特化転職エージェント」を組み合わせて使うことがおすすめです。

大手総合転職エージェント 地域特化転職エージェント
地方求人の量 多い

多い(エージェントによる)

地方求人の質 大手企業に強い 中小企業に強い

このように、それぞれ得意としている求人の種類が異なっているので、ただでさえ求人が少ない地方だからこそ、できる限り多くの転職エージェントを利用して選択肢を増やすことをお勧めします。

特に、都道府県によっては地域特化型転職エージェントがない可能性があるので、まずは大手総合転職エージェントに登録してみることをおすすめします。

では具体的に、地方での転職支援に強い転職エージェントをご紹介します。

2-1. 地方に強い大手総合転職エージェント4選

当サイトが、500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートをもとに、以下の観点で、4社に厳選しました。

  • 「地方求人の量・質」
    地方であっても魅力的な良い求人を多く紹介してもらえるか
  • 「第二新卒へのサポート体制」
    第二新卒向けの良い求人を多く紹介してもらえるか。また職務経歴書・面接対策、推薦状、メールの返信などのサポートができているか
地方求人の量・質 第二新卒へのサポート体制
リクルートエージェント(総合1位)
3.7
doda(総合2位)
3.8
マイナビエージェント(総合3位)
4.2
ヒューレックス(総合4位)
※U・Iターン転職特化型

3.8

どのエージェントも登録自体は3分程度で、しかも無料で利用できます。

特に、地方での転職だと、各エージェントによって持っている求人案件がバラバラなので、一旦すべてに登録して話を聞いてみるとよいでしょう。

1位 リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

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2位 dodaエージェント

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

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3位 マイナビエージェント

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

※マイナビのプロモーションを含みます。

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4位.ヒューレックス

ヒューレックス

ヒューレックス』は、地元へのU・Iターン転職に強い転職エージェントです。

一番の強みは、地方優良企業の非公開・独占求人(ヒューレックスにしかない求人)を多く扱っていることです。同社は地元の金融機関と深いコネクションがあり、大手サイトには掲載されないような企業の求人を独占的に紹介してもらっている、という特徴があります。

また、遠方の転職活動をスムーズに進められるように、平日の夜や土日の電話・WEB面談を行っています。きめ細やかな対応に定評があり、サービス満足度は95.9%と高い評価を受けています。

「地方への転職を考えている方」「なかなか転職活動に時間が取れない方に」おすすめです。

公式サイト
https://www.hurex.jp/

2-2. 都道府県別のおすすめ地域特化型転職エージェント

地方へ転職したい場合に使うべき転職エージェントは、地域によって変わってきます。

各地域ごとに求人数・評判をもとに下記のように整理したので、参考にしてみてください。

エリア 都道府県 おすすめ転職エージェント
北海道・東北
北海道
リージョナルキャリア北海道
ジョブキタ
青森県 リクルートエージェント
秋田県
岩手県
山形県
宮城県 ヒューレックス
福島県 リクルートエージェント
中部・東海
新潟県
リージョナルキャリア新潟
にいがた就職応援団キャリア
長野県
E-CURE
リージョナルキャリア長野
JACリクルートメント
富山県
ほくりくFIT転職
リージョナルキャリア富山
石川県
福井県
静岡県 リージョナルキャリア静岡
岐阜県 リクルートエージェント
愛知県 パーソネル
山梨県 リクルートエージェント
三重県 リージョナルキャリア三重
関西
滋賀県 リクルートエージェント
兵庫県
京都府 コトコト
奈良県 リクルートエージェント
大阪府
和歌山県
中国・四国
鳥取県 リクルートエージェント
徳島県
島根県
香川県
キャプラ転職エージェント
リージョナルキャリア香川
岡山県
キャプラ転職エージェント
リージョナルキャリア岡山
愛媛県 リクルートエージェント
広島県
キャプラ転職エージェント
リージョナルキャリア広島
高知県 リクルートエージェント
山口県
九州・沖縄
福岡県 アソウ・ヒューマニーセンター
大分県 リクルートエージェント
佐賀県
宮崎県
長崎県
鹿児島県
熊本県 リージョナルキャリア熊本
沖縄県 リクルートエージェント

3.エージェントに断られてしまった場合の手段

転職エージェントに断られてしまったり、良い求人がどうしても見つからなかった場合は以下の手段を検討しましょう。

以上の2点についてについても述べておきたいと思います。

3-1 転職サイトから応募

エージェント型の転職サービスではなく、まずは「転職求人サイト」に登録し、自力で求人を探してみるという方法もあります。

その場合どこを使うべきかというと、業界最大手の『リクナビNEXT』か『doda』だけ使えば問題ありません。

他にも転職サイトは複数ありますが、ほとんどすべての案件を『リクナビNEXT』か『doda』でカバーすることができるため、転職エージェントとは違って併用する必要はないので安心してください。

サイトについても以下に載せておきます。

①リクナビNEXT | 転職決定数No.1!業界最大手の転職求人サイト

リクナビネクスト

リクナビNEXT』は、転職業界最大手のリクルートが運営する求人型サイトです。

求人件数も首位で(具体的な数値は非公開)、会員数については約1,200万人、2番手が800万前後と言われていますから、国内での優位性は圧倒的No.1です。

年収600万円を超えるようなハイクラス人材であれば、『リクルートダイレクトスカウト』がおすすめですが、年収600万円に満たない方であれば、すべての人におすすめできる転職サイトです。

公式サイトから登録する:
https://next.rikunabi.com/

②doda | 転職者満足度No.1の転職求人サイト

doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。

担当者のサポートをもとに転職活動を行うのではなく、自分のペースでゆっくりと応募先企業を探していくことができます。

「転職サービスを使いたいけれども、担当者とのやり取りが面倒」という方は、ぜひdodaの転職求人サイト版を利用してみてください。

公式サイトから登録する
https://doda.jp

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3-2 公的支援サービスから応募(ハローワーク)

『ハローワーク』は厚生労働省が運営する、就職支援・雇用促進のためのサイトです。

いまやハローワークを使っても就職難、と言われますが、第二新卒なら確実に応募できる案件があることでしょう。

しかし、転職エージェント経由をする場合に比べて求人の質は落ちてしまうというデメリットは存在します。

エージェントとは違い、求人を載せることに審査がないことから、悪質な求人が紛れ込んでいる可能性が大いにあるからです。

このような求人に引っかからないようにくれぐれも注意して使っていきましょう。

4.そもそも第二新卒の地方転職に転職エージェントをおすすめする理由

第二新卒の地方転職に転職エージェントをおすすめする理由は「第二新卒の地方転職の現状はかなり厳しいから」です。

地方で転職をする際には、以下のような現状を理解しておかなければなりません。

それでは見てみましょう。

4-1.求人の選択肢が圧倒的に少ない

都心に比べて求人数が少ない地方は、自分の希望に沿った転職先を探しだすことが大変難しく、優良求人を見つけるまでに時間がかかる可能性が非常に高いです。

以下のdodaで、都心と地方で第二新卒歓迎の求人数を比較したグラフを見てみると、都心だと平均6,100件募集があったのに対して、地方では平均230件と、約1/25程度しか求人がありませんでした。(2021年12月現在)

求人数が少な過ぎて、転職先を見つけるまで3か月もかかってしまった

口コミ・評判

KK さん(24歳 東京→静岡 不動産)
評価:★★★☆☆3
想像していた以上に求人数が少なく、転職先を決めるまでに3か月かかってしまいました。元々は金融関連の仕事をしていたので、最初は同じ職種で探していたのですが、静岡だと求人が多くなく、2か月ほど探しても転職先を決めることができませんでした。そのため、転職エージェントさんと相談した結果、金融の仕事は断念し、不動産の営業として再スタートすることになりました。

KKさんは以上からわかるように希望していた職種での募集が少なく、転職先を見つけるまでになんと3か月もかかってしまったようです。

このように地方での転職だと、希望する職種や条件での仕事が見つけられず、長期化しやすいケースがあることを覚悟しておきましょう。

求人の選択肢を増やしたいという方は、積極的に転職エージェントを活用しましょう。

上記でも述べたように転職エージェントは『非公開求人』を所有しているため、転職サイトやホームページで自ら探すよりも、転職エージェントを活用した方が数多くの優良求人と出会える可能性が圧倒的に高くなるからです。

また転職エージェントは、求人を探すところから内定まで一気完結で請け負ってくれます。

ですので、忙しい方でも限られた時間内で自分に合う企業と数多く出会うことができ、納得した転職ができる可能性が高まります。

4-2 転職に失敗すると大幅に給与が低くなる可能性がある

地方転職では、平均給与がどうしても下がってしまうのが現状です。

元々地方の求人は都心に比べると、給料水準は高くはありません。

同じ仕事をしているのに、給料が月3万円も下がった。。

口コミ・評判

KMさん(22歳 東京→栃木 事務)
評価:★★☆☆☆2
都会に嫌気が差して、生まれ育った故郷へ戻って転職をしましたが、同じ事務職をしているのにもかかわらず、月給で3万円も下がりました。
私の場合は、実家で暮らせるので生活費はかからないので楽にはなりましたが、給料が大きく減ってしまったことには少しショックを感じました。

KMさんは、都会疲れで地元に帰って転職をしたものの、同じ仕事をしているのにも関わらず、月収で3万円ほど下がってしまったようです。

このように、地方での転職だと年収が下がるケースはよくある話です。

ただ、第二新卒の方は転職が初めてで、年収交渉を自分自身で行った経験がない方がほとんどかと思うので、転職エージェントに頼ることが得策と言えるでしょう。

実際、転職エージェントは求職者側の希望年収を事前に聞いて、相手の企業と年収額を交渉など、なかなか求職者側だと言いにくいことも調整してくれます。

そのため、慣れない転職をすることになる、第二新卒であれば、転職エージェントは必ず利用するようにしましょう。

では次の章から、そんな転職エージェントをより効率的に使う方法を紹介していきます。

5第二新卒の地方転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、第二新卒の地方転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

第二新卒の地方転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

6【図解】第二新卒の地方転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

第二新卒の地方転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが第二新卒の地方転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると第二新卒の地方転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど第二新卒の地方転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

7.【FAQ】地方の第二新卒転職でよくある疑問と回答

この章では、第二新卒で地方転職を視野に入れている方が気になる点を解説していきます。

それでは見ていきましょう。

Q1.ハローワークで探すか転職エージェントに頼るか迷っています

ハローワークを利用するのはやめたほうが無難です。

なぜなら、掲載料がかからないことから、質の低い求人(ブラック企業含む)が大量にあるためです。

例えば、好条件で魅力的な募集をチラつかせ、実際面接に行ってみると他の募集を案内される「おとり求人」などがあります。

そのため、ただでさえ馴染みのない地域での転職では、ハローワークは使わないほうが無難でしょう。

Q2.スキルが浅いまま第二新卒で地方転職をすることは可能ですか

結論から述べると、転職することは可能です。

しかし、第二新卒でスキルがないからこそ、自分のポテンシャルをいかに面接でアピールできるかが重要になります。

転職エージェントと、面接対策を充分に行い、選考に臨まれることをおすすめします。

Q3.地方転職に向いている人はどんな人ですか

地方転職に向いている方は、以下のような方です。

  • 年収よりも生活環境を優先して働きたい人
  • 地方で明確にやりたい仕事がある人
  • 車での移動が苦にならない人

この条件に当てはまっていても、本当に自分が地方転職に向いているのかの確信を持てる方は少ないと思います。

ですので一度転職エージェントと相談してみて決めるのが一番納得した決定を下せるのではないかと思います。

Q4. 第二新卒から地方公務員に転職はできますか

はい、問題なく可能です。

ただし、事前に公務員試験に合格する必要があるので、もし真剣に検討されているのであれば、民間に勤務しながら試験勉強ができるのかについてもよく考えるようにしましょう!

おわりに

今回は第二新卒の地方転職に強いエージェントについてご紹介しました。

第二新卒で地方転職を少しでも視野に入れている方は、今回ご紹介した中から最低1社は登録してみてください。

一社のみならず複数の転職エージェントに登録し情報をかき集めることも、納得した転職活動をするためにはおすすめですよ。

このページを読んでくださった第二新卒の方の新しいキャリアが納得した形になりますよう願っております。

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