薬剤師転職を考えている方の中には、
- 「転職サイトは使うべきなのだろうか?」
- 「どの転職サイトに登録すれば良いのか分からない」
という方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと薬剤師転職では、転職サイトは使うべきです。
ただし「使うべき転職サイト」と「使わない方が良い転職サイト」があるため、正しく見極めないと、非効率な転職活動を行うことになってしまうでしょう。
そこでこの記事では、「薬剤師が使わない方が良い転職サイト」、反対に「薬剤師が使うべき転職サイト」について詳しく解説します。
(目次)
- 結論、薬剤師転職で「大手総合転職サイト」は使わない方が良い
- 薬剤師転職は、「業界特化型の専門転職サイト」を使うべき
- サポート力に定評のあるおすすめの薬剤師転職サイト
- 転職サイトと他の転職方法の比較
- 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】転職サイト利用の流れ
すべて読めば、登録すべきでない転職サイトがわかり、キャリアチェンジへの第一歩を踏み出すことができるでしょう。
編集部が実施した薬剤師500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての薬剤師におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 求人数 | おすすめポイント |
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約6.0万件 |
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約5.1万件 |
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約4.6万件 |
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〔求人数〕2024年5月7日時点
目次
1. 結論、薬剤師転職で「大手総合転職サイト」は使わない方が良い
結論からいうと、薬剤師転職において、「大手総合転職サイト」は使うべきではありません。
具体的には、以下のようなサイトです。
大手総合転職サイトの例
- doda
- リクルートエージェント
大手総合転職サイトが、薬剤師転職に向いていない理由は、以下の通りです。
- 求人の選択肢が限られる
- 担当者が業界に詳しくないケースがある
1-1. 求人の選択肢が限られる
大手総合転職サイトは、あらゆる分野・業界の求人をバランスよく扱っているため、薬剤師の求人が多いというわけではありません。
転職を成功させるためには、数多くの情報を集め、選択肢を広げることが重要となります。
「大手だから安心」といって薬剤師転職に向いていないサイトに登録してしまうと、「自分に合った求人が思うように見つからない」という事態になりかねません。
1-2. 担当者が業界に詳しくないケースがある
また大手総合転職サイトでは、担当者が薬剤師の業界に詳しくないというケースも想定されます。
薬剤業界については知識がない担当者からでは、適切なアドバイスは期待できないでしょう。
的外れなアドバイスに従って、条件にそぐわない仕事を紹介されてしまうかもしれません。
スムーズに転職活動を進めるどころか、逆に非効率になってしまいます。
したがって、薬剤師転職をする際は「大手総合転職サイトは使わない」と覚えておきましょう
ポイント:ハローワークも使わない方が良い
薬剤師転職を行う際は、ハローワークも使わない方が良いでしょう。
ハローワークは病院や施設が無料で求人を出すことができる仕組みです。
したがって、人件費をできるだけかけたくないと考える薬局・ドラッグストアの求人が多く掲載されることになります。
給与が低かったり、手当が十分でなかったりと、なかばブラックな条件で働くことになってしまうかもしれません。
一方、転職サイトは薬局・ドラッグストアが広告費を出して求人を掲載しているため、良質な求人が多く、採用意欲が高い傾向にあります。
そのためハローワークはできるだけ使わず、転職サイトを利用するように心掛けましょう。
では、具体的にどのような転職サイトを使うべきなのでしょうか。
端的にいうと、あらかじめ就職する業界や職種が決まっているのならば、分野に特化した転職サイトを利用することをおすすめします。
2. 薬剤師転職では、「業界特化型の専門転職サイト」を使うべき
薬剤師に転職するのならば、薬剤師領域の転職に特化したサイトを利用しましょう。
専門転職サイトであれば、業界に特化した豊富な求人の中から、希望条件にぴったりの案件を見つけ出すことができます。
担当のアドバイザーが、薬剤師転職に関する深い知識を持っているというのも大きな魅力です。
薬剤師ならではの悩みやニーズを汲み取って、プロの視点から最適であると判断した求人を紹介してもらうことができます。
ポイント:薬剤師転職サイトを選ぶポイントは「サポート実績が豊富かどうか」
薬剤師転職サイトを選ぶ際ポイントは、サポート実績が豊富かどうかです。
サポート実績に定評のある転職サイトでは、豊富な経験を持つアドバイザーからの助言を受けることができます。
多少、経歴に自信がなくても、
- 好印象を与える志望動機の書き方
- 魅力的にアピールするポイント
などのアドバイスを受けることで、転職成功率を高めることが可能です。
また、転職成功実績の豊富な転職サイトは、薬局・ドラッグストアからの信頼も厚く、多くの求人が掲載される傾向にあります。
とはいえ、サポート実績のある転職サイトを選ぶのは難しいでしょう。
そこで次の章では、薬剤師へのアンケート調査をもとに、もっともサポート力に定評のある転職サイトを厳選して紹介していきます。
3. サポート力に定評のあるおすすめの薬剤師転職サイト
数ある転職サイトの中から、以下の3点を基準に、「利用者からの満足度の高い薬剤師転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定3つの基準
- 求人の質・量:薬剤師求人の量や質は十分かどうか
- 提案力:求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
- サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
さらに、当サイトが薬剤師500人を対象に行った独自アンケートの調査結果を加味し、利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、薬剤師におすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。
転職サイト | 求人の質・量 | 提案力 | サポート力 |
1位.薬キャリエージェント | ○ 約6万件 |
◎ 4.3 |
◎ 4.1 |
2位.マイナビ薬剤師 | ◎ 約4.6万件 |
◎ 4.2 |
○ 3.7 |
3位.ファルマスタッフ | ◎ 約5.1万件 |
○ 3.8 |
◎ 4.1 |
4位.ファーマキャリア | ○ 約3.6万件 |
△ 3.4 |
◎ 4.1 |
5位.リクナビ薬剤師 | ◎ 約2.3万件 |
○ 3.9 |
△ 3.4 |
※求人数:2021年8月更新
それぞれ詳しく紹介します。
1位.薬キャリエージェント | 実績豊富で満足度95%(※エムスリーキャリア調べ)
『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)
運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。
また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。
業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。
公式サイト:
https://agent.m3career.com/
2位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価
『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。
マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています。
また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。
親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。
全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。
公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/
3位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富
『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。
特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。
20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。
薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。
公式サイト:
https://www.38-8931.com/
4位.ファーマキャリア | 好条件求人をオーダーメイドで提案
『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。
求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。
また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。
一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。
公式サイト:
→https://pharmacareer.jp
5位.リクナビ薬剤師 | 優秀なアドバイザーが全面サポート
『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。
サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。
ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。
また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。
4. 転職サイトと他の転職方法の比較
転職サイトは他の転職方法と比較すると、得られる求人の質や量、手続きの手間を省けるなどの観点から、最もおすすめの方法です。
得られる求人の量 | 得られる求人の質 | 内定のためのサポート | 選考や手続きの手間 | 内定後の満足度 | |
転職サイト | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
知人の紹介 | × | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
求人情報サイト | ◯ | △ | △ | △ | △ |
ハローワーク | △ | × | △ | △ | × |
実際、Career Theory編集部にて200人にアンケートを取った結果、転職サイトを使った理由は、主に以下の5つが挙げられました。
- 手に入る求人が多い
- 手に入る求人の質が高い
- サポート体制が整っている
- 余計な手続きしなくていいから楽
- 内定後もサポートしてくれる
以下、転職方法ごとの比較を詳しく解説します。
転職サイト(おすすめ度★★★★★)
転職を考えている方は、まずは転職サイトに登録するようにしましょう。
転職サイトに登録すると、豊富な求人数を見ることができるのに加え、以下のようなサポートを受けることができます。
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接のセッティング
- 給与交渉
転職活動で面倒なことは全て自分の代わりにやってくれて、本番面接以外で就業先と直接やりとりすることはほぼありません。
反対に、個人で転職活動を進める場合は上記をすべて自身でこなさなければなりませんので、転職する場合はできる限り活用するのが得策です。
知人の紹介(おすすめ度★★★★☆)
薬剤師の知人から、その方が勤める就業先を紹介してもらえるという方もいるかもしれません。
知人の紹介の場合、悪い職場に当たりにくくなるという利点があります。
また、下記のようなメリットもあるでしょう。
- 入社前に内情を詳しく聞けるので、入ってからギャップが少ない
- 職員の紹介なら安心できるので、採用率も高まる
ただし、紹介されて就職後する退職するなどの場合、紹介してくれた薬剤師の方の心証が悪くなる恐れもありますので、紹介を受ける場合は慎重になる必要があります。
紹介を受けられそうでも転職サイトに登録し、紹介される求人と比べることがおすすめです。
求人情報サイト(おすすめ度★★★☆☆)
求人情報サイトというサービスも存在します。転職サイトとの一番の違いが以下のように担当者がつかないことです。イメージとしてはアルバイトの「タウンワーク」のように求人が並んでいて自分で応募できるサイトのことです。
公開された求人の中からあなたに合うものを探して、自分で応募し、受ける必要があるので手間がかかります。
また良い求人にはライバルが殺到してしまいます。
そのため、経歴に自信がない方や転職活動に少しでも不安を抱えている方は、転職サイトを活用することをおすすめします。
ただし、どうしても転職サイトは避けたいという方のために、以下に求人数が豊富、もしくは大手の信頼できる求人情報サイトを紹介するので、興味があれば見てみましょう。
上記は担当者がつかず、直接応募ができるので、気軽に使ってみましょう。
5転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
5【図解】転職サイト利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
7.さいごに
いかがだったでしょうか。
薬剤師の方で転職を考えている方は、基本的に転職サイトを利用するべきと言えます。
その際には、以下の3つの転職サイトから気になった1~2社ほどに登録し、転職活動をするようにしましょう。
ランキング | 転職サイト | 特徴 |
1位 | 薬キャリエージェント |
|
2位 | マイナビ薬剤師 |
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3位 | ファーマキャリア |
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この記事があなたのキャリアの役に立つことを心より願っています。
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現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。