治験コーディネーターに強い転職サイト・エージェント7選|プロが厳選

治験コーディネーター 転職エージェント

治験コーディネーターへの転職を検討していて、

  • 求人をどうやって見つければいいのだろう
  • どの転職サイト・エージェントを利用すべき?

と悩んでいる人もいるでしょう。

結論、治験コーディネーター(CRC)の求人を探すには、求人数が豊富な「CRC特化型の転職サイト・エージェント」を利用すべきです。

ただ、「CRC特化型の転職サイト・エージェントを利用すべきだ」と言われても、どのサービスが自分に一番適しているのか見極めるのは難しいでしょう。

そこでこの記事では、プロとして転職を長年支援し続けてきた私が「治験コーディネーターにおすすめの転職・サイトエージェント」を、各エージェントの特徴とともに厳選して紹介します。

  1. 治験コーディネーターおすすめの転職エージェント7選
  2. 治験コーディネーターとは?仕事内容・年収
  3. 治験コーディネーターになるために知っておきたいポイント
  4. 治験コーディネーターに転職したい方が、転職エージェントを利用するべき理由
  5. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
  6. 【図解】転職エージェント利用の流れ
  7. 治験コーディネーター転職でよくあるQ&A

この記事を読めば、治験コーディネーター転職に必要な転職サイト・エージェントがわかり、転職成功に一歩近づきます。

1.治験コーディネーターおすすめの転職エージェント7選

治験コーディネーターの求人を所有するエージェントを以下3点を基準に厳選しました。

選考基準

  • 求人数
    治験コーディネーターの求人がどれくらいあるか
  • サポート力
    求職者一人ひとりのニーズに合った面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる
  • 提案力
    キャリアの築き方や仕事選びの方法など、求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか

上記基準から選定した治験コーディネータにおすすめの転職エージェントは、以下の7社です。

転職エージェント求人数利用満足度
1位
CRC転職ナビ
約3,220件

3.8

【ナビ/エージェント型】
担当が欲しければ依頼可能
公式サイト
2位
CRCばんく
約1,100件

3.7

【ナビ/エージェント型】
担当が欲しければ依頼可能
公式サイト
3位
CRCJOB
約610件

3.5

【ナビ/エージェント型】
担当が欲しければ依頼可能
公式サイト
4位
マイナビ薬剤師
(薬剤師向け)
約160件

4.2

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト
5位
パソナキャリア
約70件

3.9

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト
6位
doda
約130件

3.7

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト
7位
MCナースネット
(看護師向け)
約50件

3.9

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト

※2021年8月更新

治験コーディネーター転職を目指すなら、求人数が一番多い特化型転職サイト『CRC転職ナビ』への登録は必須です。

ただ、まだどの職種にするか迷っている段階なのであれば、上記と併せて、薬剤師領域に特化した『マイナビ薬剤師』、総合型エージェント『パソナキャリア』を併せて利用してみても良いでしょう。

1位. CRC転職ナビ

CRC転職ナビ

CRC転職ナビ』は、株式会社アスタミューゼとJAC Recruitmentの協力のもと運営されている転職サイトです。

求人の紹介だけでなく、書類作成、面接対策などのアドバイスから、企業との条件交渉まで、専門のキャリアコンサルタントがすべて無料でサポートをしてくれます。

また、CRC転職ナビは非公開求人が多く、治験コーディネーターの求人3750件ある中の3257件が非公開求人です。

そのため普通では知ることができない、CRC転職ナビが独自に交渉して創出した求人案件を、CRC転職ナビに登録することで知ることができます。

運営会社株式会社アスタミューゼ、JAC Recruitment
オフィス両社とも東京都千代田区本社
公開求人数約440件(非公開求人:約3,220件)
公式ページhttps://tennavi-job.com/

2位. CRCばんく

CRCばんく

CRC ばんく』は、株式会社EP綜合が運営する治験コーディネーター(CRC)に特化した求人サイトです。

「求人のご紹介」「履歴書・職務経歴書作成のアドバイス」「選考スケジュールの調整」「面接対策」「年収交渉」「退職指導」などのサポートを専任のコンサルタントから、すべて無料で受けることが可能です。

さらにCRCばんくでは、「履歴書PDFの自動作成ツール」を提供しており、CRC専用の履歴書を作成する手助けをしてくれるので、簡単に履歴書を作成することができます。

スマホ一台あれば、履歴書を作成することができるため、時間短縮にもなります。

運営会社株式会社EP統合
オフィス東京都新宿区本社
公開求人数約1,100件
公式ページhttps://crc-bank.com/

3位. CRCJOB

CRCJOB

CRC JOB』は、株式会社SEプラスが運営する治験コーディネーター専門の求人サイトです。

履歴書・職務経歴書などの書類作成アドバイスや、面接対策や転職先決定までのサポートをすべて無料で、専任のコンサルタントから受けることができます。

また、CRC JOBのホームページでは治験業界に関する情報を多く公開していますので、そちらも参考になります。

運営会社株式会社SEプラス
オフィス東京千代田区に本社
公開求人数約610件
公式ページhttps://crcjob.jp/

4位. マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かした転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、治験コーディネーターになるべきか迷っている薬剤師におすすめのサービスと言えます。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の方にもおすすめです。

運営会社株式会社マイナビ
オフィス東京、埼玉など全国に17拠点
公開求人数約160件
公式ページhttps://pharma.mynavi.jp/

5位. パソナキャリア

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

6位. doda

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

dodaに申し込むと、全国各地にあるオフィスで面談を受けることができ、その面談の内容を踏まえ、電話やメール、会員専用ページで求人が紹介されます。

その後も書類添削、面接のトレーニングや、内定が決まった後も担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

治験コーディネーターに転職すべきなのかまだ迷っている段階の方は、転職のプロであるdodaに相談してみてから決めると良いでしょう。

運営会社株式会社パーソルキャリア
オフィス東京都千代田区本社
公開求人数約130件
公式ページhttps://doda.jp

7位. MCナースネット

MCナースネット

MCナースネット』は、株式会社 メディカル・コンシェルジュが運営している看護師・保健師向けの転職エージェントです。

MCナースネットでは、担当者がお仕事の希望条件などのヒアリングを行い、それに合わせて1日単発、短・長期派遣、常勤転職など、ワークライフに合った求人を紹介してくれます。

治験コーディネーター求人特集」などの掲載しているので、転職すべきか迷っている看護師さんは是非一度サイトを覗いてみましょう。

運営会社株式会社メディカル・コンシェルジュ
オフィス東京都渋谷区の他全国に拠点多数
公開求人数約50件
公式ページhttps://mc-nurse.net/

ここまでは、治験コーディネーターにおすすめの転職エージェントについてご紹介していきました。

とはいっても、そもそも治験コーディネーターがどのようなものなのかはっきりしていない読者の方もいらっしゃるでしょう。

そこで以下からは、そもそも治験コーディネーターとは何かについて順に解説していきます。

転職すべきか決める参考にしてみてください。

2.治験コーディネーターとは?仕事内容・年収

治験コーディネーターになるべきか迷っている方は、仕事内容・他職業との年収比較を踏まえて、本当に転職すべきか判断することをおすすめします。

そこでこの章では、治験コーディネーター転職を検討する上で、知っておきたい基本情報をまとめました。

以下から詳しく解説していきます。

2-1.平均年収

未経験者は年収300万から400万、経験者は年収400万から500万が平均です。

また、他の医療系職業の平均年収と比較すると、治験コーディネーターの年収がちょうど平均ぐらいであることがわかります。

職種

平均年収

治験コーディネーター

約400万円~500万円
看護師約450~500万円
臨床検査技師約470万円
薬剤師約530万円

ただ、看護師資格、臨床検査技師資格や「日本SMO協会公認CRC制度」「日本臨床薬理学会認定CRC制度」などの認定資格を持っていると、給与が上がる可能性もあります。

2-2.基本的な仕事内容

基本的な仕事内容としては、製薬会社が新薬を開発するにあたって、その最終段階で薬の安全性や有効性を検査するために行う臨床試験の調整役を行うことです。

具体的には、 医療機関において治験を実施する医師の指示のもとに、治験に係わる事務的業務、業務を行うチーム内の調整等、被験者となる患者さんのサポートなど、医学的判断を伴わない業務を行ないます。

また、治験コーディネーターは以下の2パターンがありますが、仕事内容に関してはどちらも同じです。

治験コーディネーター2パターン

  • ①医療機関の治験事務局で直接雇用
  • ②民間企業であるSMO(治験施設支援機関)に所属し、医療機関に派遣

2-3.平均的な勤務体制

勤務時間は、一般の企業と変わらず9時から18時が多いです。

ただ、患者さんや担当する医師のスケジュールに合わせて行動しなければならないこともあるため、必ずしも毎回同じ勤務時間とは限りません。

勤務日に関しては、基本的に平日の月曜日から金曜日ですが、土曜日に治験が実施される場合は出勤しなければなりません。

しかし、イレギュラーな出勤があった場合は、平日に代休を取得できるので、病院勤務の他職種とさほど変わりがない勤務体制だと言えます。

3.治験コーディネーターになるために知っておきたいポイント

この章では、治験コーディネーター転職をする前に、知っておきたいポイントについてまとめました。

治験コーディネーターへ転職しようと決めた方は、以下ポイントを事前に押さえた上で、転職活動を行うようにしましょう。

それでは順に解説していきます。

3-1.治験コーディネーターになるのに資格は必要ない

治験コーディネーターになるには、資格は必要ありません。

ただ、治験に携わるにあたって、医学・薬学、利用システムに関する知識は不可欠であり、看護師や臨床検査士の資格など、医療系の国家資格があると転職において非常に有利になります。

また、「日本SMO協会公認CRC制度」「日本臨床薬理学会認定CRC制度」などの、認定資格を持っていると給与が上がる可能性があるので、資格は必要ないですが、持っていて損はないでしょう。

3-2.臨床検査技師・看護師からの転身が多い

治験コーディネーターになるのに資格は必要ありませんが、実際、臨床検査技師・看護師からの転身が非常に多いのも事実です。

日本SMO協会の調査によると、対象となるSMO(治験施設支援機関)24社の従業員2,709人の70%以上が医療福祉系の国家資格を持っており、臨床検査技師の資格割合29.4%、ついで看護師資格割合28.6%と高い割合を占めていることがわかります。

CRC資格別割合

事実、実務の中で専門性が問われる場面も多いため、看護師、臨床検査技師、薬剤師などの医療系資格を有する方が多いのでしょう。

このことから、無資格でも治験コーディネーターにはなれるものの、医療知識を持っていて損はないことがわかります。

3-3.治験コーディネーターになるために必要な能力3つ

治験コーディネーターになるために必要な能力3つは、以下の通りです。

CRCになるのに必要な能力

  • 1.コミュニケーション能力
  • 2.膨大な量の資料を管理できる
  • 3.助ジール通りに仕事を遂行できる能力

治験をスムーズに進行するには、医学的知識は大前提として、被験者、医療機関のスタッフ、治験依頼者と円滑にコミュニケーションがとれるかどうかが重要となってきます。

それに加えて、発生する膨大な量の書類を管理し、それらに目を通したうえで、スケジュール通りに治験を進めることも重要です。

上記の能力がなければ、治験コーディネーターになれない訳ではありませんが、自分に本当に適性があるのかしっかり考えてから転職活動を行うことをおすすめします。

4.治験コーディネーターに転職したい方が、転職エージェントを利用するべき理由

治験コーディネーターに転職をする上で、転職エージェントを利用するべき理由を紹介します。

では、順に説明していきます。

4-1.非公開求人に応募することができる

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

また、非公開求人に限らず、治験コーディネーターのようなメジャーではない職業の求人はあまり多くないので、転職エージェントからの求人が貴重になります。

4-2.転職のプロからサポートを貰える

転職エージェントは、選考前から入職後まで、手厚いサポートを無料で行ってくれます。

反対に転職エージェントを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。

STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)

転職サイトに登録をすると、担当者が連絡をしてくれます。

そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行い、「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。

また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。

  • 希望の給料やボーナスの水準
  • 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
  • 希望の勤務場所(立地や交通の便)
  • 「介護施設がいい」などの転職先の希望

STEP2. 求人の紹介

面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。

要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職サイトが応募手続きを代行して行ってくれます。

この時、転職サイトだから知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。

また、転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。

非公開求人は何がいいの?

転職サイトを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。

実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。

STEP3. 選考のサポート

履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職サイトは必死に行ってくれます。

転職サイトはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。

そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。

また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。

4-3.内定後も様々なサポートを受けられる

内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。

  • 職場側との条件などの調整
  • 入職手続きの代行
  • 現職の退職交渉のアドバイス

以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。

5転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

6【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

7.治験コーディネーター転職でよくあるQ&A

Q1.男性はどのくらいの割合で働いていますか?

女性が圧倒的に多く、男性は大体2~3割程度です。

婦人科領域の疾患の治験は、男性が担当できなかったり、稀に医療機関から女性の担当を希望される場合もありますが、基本的には男性でも全く問題なく働くことが出来ます。

Q2.同時にいくつの治験を担当しますか?

主に、2つの施設を担当し、補助としてもう1つの施設を担当することが多いです。

また、担当している施設で複数の治験が行なわれている場合は、それら複数の治験を担当することになります。

そのため、大体2~4の治験を一度に担当することが多いです。

Q3.離職率はどのくらいですか?

離職率は、おおよそ10~30%と言われており、女性が多いため結婚、出産などに伴って離職する場合が一番多いです。

反対に、結婚や出産が一段落して復職する方も多いですが、中には治験業界の他職種や医療機器メーカーへ転職する方もいます。

Q4.転職回数が多いのですが、転職は可能でしょうか?

過去に転職した理由が、人間関係の悪化や通勤時間の変化など、マイナスな印象を与えてしまうようなものであれば難しいかもしれません。

会社の倒産や出産など、やむを得ない理由であれば、それを面接時にきちんと説明できれば問題ないでしょう。

まとめ

この記事では治験コーディネーターについて紹介してきました

転職エージェント求人数利用満足度
1位
CRC転職ナビ
約3,220件

3.8

【ナビ/エージェント型】
担当が欲しければ依頼可能
公式サイト
2位
CRCばんく
約1,100件

3.7

【ナビ/エージェント型】
担当が欲しければ依頼可能
公式サイト
3位
CRCJOB
約610件

3.5

【ナビ/エージェント型】
担当が欲しければ依頼可能
公式サイト
4位
マイナビ薬剤師
約160件

4.2

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト
5位
パソナキャリア
約70件

3.9

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト
6位
doda
約130件

3.7

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト
7位
MCナースネット
約50件

3.9

【エージェント型】
自動で担当が付く
公式サイト

※求人数:2021年8月更新

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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