転職エージェントを本気にさせる!面談成功のための全知識

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転職エージェントから面談の連絡が来て、「準備どうすればいいのだろう?」「当日は何を話すの?」「選考は始まっているようなものなの?」と不安に思っていませんか?

ご不安の通り、初回面談は転職活動において非常に重要で、実際に私が以前所属していた大手人材紹介会社では応募者を評価し、悪ければ後回しにしたり非公開優良案件は紹介しないなど徹底されていました。

初回面談は、優良案件(企業)を紹介してもらうためのいわば品定めであり、1次面接と同じくらい重要なのでしっかり対策をしておく必要があります。

このページでは、現役転職エージェントの経験から、転職エージェントとの面談を成功に導く下記3点について解説します。

  1. 事前準備・当日の流れ
  2. 絶対にしてはならない5つの注意事項
  3. 面談で使うと得する3つのテクニック

全て読めば、転職エージェントとの面談の全てを知ることができ、転職成功への一歩となるでしょう!

1. 事前準備・当日の流れ

事前準備〜当日の流れについて、知っておくべきことを全てあげていきます。

1-1. 事前準備

必ず用意するもの

  • 履歴書、職務経歴書(下書きレベルでもOK)だけ

初回面談ではいかに本気かどうかを転職エージェントに伝える事が重要で、手ぶらでもOKという記事はよく見かけますが余程スペックが高くない限り間違いなく優先度は下がります。

転職エージェントには毎月成約の目標数字がありますので、彼らにとって一番良い顧客は「すぐに転職しようとする意思がある応募者」で、かつ「すぐに次が決まる可能性がある応募者」です。

何も準備をしていない場合、転職が具体化していない・成約まで時間と手間がかかると思われます。

事前に頭の中で整理しておくと良いもの

  • スキルや経歴、PRポイント
  • 転職理由
  • 志望業界

整理する目的は、推薦文や企業にプッシュしてもらう時にしっかり伝えてもらうためです。

特に推薦文は重要で、その時にあなたのスキルや経歴・思考をうまく伝えないと良いものが書いてもらえません。良い推薦文とそうでないものを比較してみましょう。

良い推薦文例:

営業職に2年間従事、主に医療業界を担当。入社2年目にも関わらず半期ランキングで全231人中8位という高成績を納めており、営業力の高さは会えば一目でわかります。

まだ社会人2年目ですが、大学時代の体育会ラグビー部で培われたタフさと持ち前の前向きさで、業界知識のある医療系企業対象であれば半年以内に1人前の成果をあげると見受けられます。

また営業職に限らず、企画・経営管理の分野にも適正があり、幅広い活躍が見込まれます。

悪い推薦文例:

コミュニケーション能力が高く、明るい印象を受けました。

営業職に2年間従事しており、基礎営業力は第2新卒でありながら即戦力であると見受けられます。

転職理由は現職の労働環境が要因ですが、本人の仕事に対するモチベーションは高く、貴社では持ち前のタフさと達成意欲を武器にすぐに活躍人材になると考えております。

あなたの魅力を担当者が把握していないと、全体的に曖昧な推薦文となり効果がありません。

整理する内容については、転職に必要な項目の全てを自己分析で振り返る方法を紹介している『プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】』を見ながら整理してみてください。

1-2. 当日の持ち物・服装

持ち物

  • 履歴書、職務経歴書(下書きレベルでもOK)
  • 筆記用具

服装

スーツあるいは次に行きたい業界のスタンダードで行きましょう。

面談時の服装はあなたの人物評価の1つになります。転職エージェントは責任をもってあなたを企業に紹介するので、少しでもリスクがあると判断した場合、他の応募者を優先することとなります。

1-3. 初回面談の流れ

下記は大手人材会社に在籍していた時の社内マニュアルに基づいており一番多いパターンです。初回面談は60分〜90分はかかると思った方が良いでしょう。

STEP1. 挨拶・自己紹介

担当エージェントの自己紹介から入るか、あなたが登録時に記入した内容をもとに簡単な挨拶・自己紹介から始まります。

持参した履歴書を使い、簡単な自己紹介ができる準備はしておきましょう。

STEP2. 転職活動状況と転職理由のヒアリング

具体的には「選考状況」「他社選考状況」「他社転職エージェントの利用状況」で、質問を通じて転職エージェントは下記4項目を見極めています。

  • 提供すべきサポートを決めるため
  • 転職する意思が本気かどうか
  • すぐに次が決まる可能性があるか
  • 他社に流れてしまはないか

ここで重要なのは、彼らにとって一番良い顧客は「すぐに転職しようとする意思がある応募者」で、かつ「すぐに次が決まる可能性がある応募者」であることを前提にやりとりすることです。

また、一生懸命対応しても他社エージェントにとられては意味がないですから、他社状況についても必ず聞いてきます。油断させないために他社を少しチラつかせたほうが良い対応をしてもらえるでしょう。

後述しますが、上記ふまえベストアンサーは「すぐにでも転職したいため、複数エージェントに登録していますが、現職も忙しく時間が限られているため、実際に面談に来るのは御社が初めてです」です。

STEP3. 職務経歴・スキルなどプロフィールについてヒアリング

職務経歴書と履歴書を使いながら話していきます。

ここで重要なのは、あらかじめ下書きでも良いので用意しておくことです。口頭でざっくばらんに話すと、効率が悪くエージェントにあなたの魅力が伝わらないおそれがあります。

STEP4. 希望職種・企業・年収など諸条件についてヒアリング

求人情報の絞り込みを行うために、諸条件についてヒアリングを行います。

ここで重要なのは、あまり特定しすぎないことです。「自分ではこう思っていますが、私の志向に合う求人があれば是非ご紹介いただきたい」と伝えましょう。

STEP5. 提示可能な求人情報についての提案

求人情報を提示してきます。多くて50社以上、通常であれば10社ほど紹介があります

ここで重要なのは、その場で決めないことです。

ピンとこないものがないのであれば、無理に面接を受ける必要はありません。その場合は素直に、「ピンと来るものが無かったので、追加であればご連絡下さい」と言いましょう。

初回面談で提示される求人は、長い期間にわたり求人が続いているものが多く、「離職率が高い案件」「人気がない案件」である割合が高いのです。

STEP6. 今後の動き・進め方についての相談

感謝を十分に伝え、「大変恐縮ですが、私に合うご案件があった際は、ご連絡をお待ちしております」としめましょう。

転職エージェントは気持ちで動いているタイプの人間が多いですから、横柄な態度は控えましょう。

2. 面談で絶対にしてはならない5つの注意事項

下記の5項目を行うと、転職エージェントからの評価が下がり、良い案件を紹介してもらえませんので、ご注意ください。

2-1. 「とりあえず話だけ聞きに来ました」と言わない

これは一気に優先度が下がります。転職エージェントは初回面談後に、応募者がいつ頃転職しそうかの「売上時期ヨミ」を格付けし、それに基づき対応を決めます。

半年後や一年後の場合は、直近の売上につながらないため対応が後回しになりますし、無駄な紹介にならないよう、優良案件の紹介はひかえられてしまいます。

なので、「具体的に考えており、良い求人があればすぐにでも転職希望です」と答えておきましょう。

2-2. 経歴やスキルに余計な嘘をつかない

登録情報に限らず、面談・電話両方の一連のやりとりは原則として情報が残ります。社内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで内容が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます

口頭情報についても社内データベースにやり取りを想像以上にかなり細かく残してますので基本的に経歴やスキルには嘘はつかないようにしましょう。

2-3. ネガティブな情報を素直に話しすぎない

腹を割って話すことも必要ですが退職理由が「つまらないから」「職場の人間関係」といったネガティブなものであると、「すぐ辞める人材」として転職エージェントには以下2つのデメリットがあります。

  • エージェントは企業に罰金(紹介料の一部返金)しなければならない
  • 今後の取引に悪影響が出る

あくまで前向きな転職で、次の職は長く続けたい意欲をもっているような感じを出しましょう。

2-4. 自分の名刺を渡してはならない

絶対にしてはならないという程ではありませんが、初回挨拶で自分の名刺は渡さないでおきましょう。

そもそも名刺は会社から支給されているため、業務外で使うことは社会人としてのモラルが低いと判断されてしまいます。

細かいことかもしれませんが、意外と見られており転職エージェントの社内ではよく話題に上がる内容ですので、控えましょう。

2-5. 連絡なく面談を遅刻すること

いかに仕事が忙しくても、面談に遅刻する際は連絡するようにしましょう。

ここで重要なのは、転職エージェントは、面談に遅刻するということは本番の面接にも遅刻するのでは?と考え、重要な顧客企業には紹介したくなくなるということです。

転職エージェントだからと軽く考えず、真摯に対応しましょう。

3. 面談で使うと得する3つのテクニック

3-1. まずは転職エージェントで「練習」する

転職エージェントは、全業界合わせると100社以上が存在します。

そのため、時間に余裕がある方は「踏み台」となるような転職エージェントを1社挟むと良いでしょう。

そこでは上記で紹介してきた注意事項は一切無視して、下記6点についてとことん相談しましょう。

  • 履歴書・職務経歴書を作ってもらう・改善してもらう
  • 自分に向いている業界・仕事はどこか意見を貰い、狙いを定める
  • 推薦文を書いてもらう
  • 面接で話す自分のPRポイントを整理してもらう
  • 面接練習をする
  • 上記ふまえて、1回面接を受けに行ってみる

何度か同じ転職エージェントに足を運び、上記を全てをしてもらうと、本命エージェントで「この応募者はすぐに次が決まりそうだから頑張って対応しよう」と思ってもらえ、対応が良くなります。

3-2. 本命エージェントでは短期戦を心がける

多くの転職エージェントにおいて、フォローの優先順位の一因として「初回登録日」が存在します。

初回登録日(=エージェントに登録した日)から離れると、案件紹介の優先度が下がります。これは「初回登録日が新しい人ほど早期成約が高い」という過去データに基づく施策です。

なので、本命エージェントでは初回登録から早いうちに、相談を進めてしまいましょう。

3-3. 他のエージェントに登録していると伝える

「すぐにでも転職したいため、複数エージェントに登録していますが、現職も忙しく時間が限られているため、実際に面談に来るのは御社が初めてです」と言いましょう。

前述した通り、転職エージェントにとって一番良い応募者は「すぐに転職しようとする意思がある応募者」で、かつ「すぐに次が決まる可能性がある応募者」です。

また転職エージェントのリスクとしては、ずばり「他社にとられること」です。

なので「登録していて営業は受けているものの、忙しくて動けていませんが、あなたが良い案件をさっさと紹介してくれないと他いきますよ」という意味を込めて上記の一文を伝えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

改めてですが、転職エージェントのニーズは「すぐに成約を決めたい」で、一番良い応募者は「すぐに転職しようとする意思がある応募者」で、かつ「すぐに次が決まる可能性がある応募者」です。

上記を念頭に置き、ここで紹介した注意事項、テクニックを活用して転職エージェントをうまく使いましょう。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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