転職活動の進め方がわからない
事前に何を準備しておけば良いのだろう
と考えていませんか?
転職を成功させるためには、転職活動の流れを理解し、入念に準備を行うこと が何より大切です。
そこでこの記事では、転職のプロとして数多くのキャリアチェンジをサポートしてきた私が、
転職活動の準備と進め方
転職成功率を上げるためにやっておくべきこと
について詳しく解説していきます。
この記事を読むとわかること
転職活動の準備と進め方
転職成功率を上げる方法
転職準備の重要性について
すべて読めば、転職活動の進め方をはっきりとイメージでき、キャリアチェンジの第一歩を踏み出すことができるでしょう。
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1. 転職活動の準備と進め方【5つのステップ】
転職活動は、主に以下の5つのステップに沿って進めます。
キャリアと転職活動について、大まかな方向性考える
志望業界・求人の見極め
応募書類の作成
面接・選考
内定受諾・退職準備
この章では、それぞれのステップで具体的にやるべきことを、詳しく解説していきます。
ステップ1. キャリアと転職活動について、大まかな方向性考える(目安:2週間~1ヶ月)
転職の理由や目的を明確にし、転職活動の方向性を定める段階です。
これまでの経歴を振り返り、明確なビジョンを描くことで、転職の軸を見いだすことができます。
この軸をしっかり持っておくことこそが、転職活動を成功させる鍵 となります。
キャリアの棚卸、自己分析
転職の目的を具体的な言葉にする
転職活動のスケジュールを大まかに立てる
(1). キャリアの棚卸、自己分析
自身のこれまでの経歴を洗い出し、
強みとなるアピールポイントや性格的な長所は何か
これまで自分が何を重視して働いてきたのか
経歴から、自分の市場価値はどのくらいあるのか
を見極めていきます。
これらは自己PRのもととなりますので、じっくり時間をかけて、一つでも多くの事柄を見つけ出しましょう。
まずは自己分析を入念に行うべき理由
これまでどんな仕事をしてきたのか、自分にはどんな仕事が合っているのかを知ることで、より自分自身にマッチした転職先を探すことができます。
また企業に自分の強みをうまくアピールし、弱みをうまくカバーするためにも必要な作業です。
転職先に対して夢ばかりが膨らんでしまうと、いざ就職した時に思ったほどうまくいかなかったり、「実際に就職してみたら、自分には合っていなかった…」と後悔してしまうことがあります。
自己分析やキャリアの振り返りは、こうした転職の失敗を防ぐために、今自分が持っているキャリアや特性に、正直に向き合うために欠かせない作業です。
今の自分の持っているものや過去の経験を書き出すことで、本当に自分にマッチした転職先がどこなのかが見えるようになるでしょう。
当サイトでは「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」コラム内で、自己分析の方法をシート付きでご紹介していますので、ぜひ活用してみてください。
(2). 転職の目的を具体的な言葉にする
「転職の目的」は、転職活動の方向性を示す指針となるものです。
できるだけ深掘りして、具体的な言葉にすることで、転職の目的を見失うことなく転職活動を進めていくことができます。
転職の目的を明確にする際は、現在の不満だけに目を向けるのでなく、やってみたい仕事や実現したいキャリアなど「未来の理想」を思い描くことがポイント です。
転職の目的を具体化するヒント
転職の目的が曖昧であるという方は、以下の質問に回答してみてください。
なぜ転職したいと考えるようになったのですか?
転職によって実現したことは何ですか?(年収や待遇、働き方など)
5年後はどのような仕事をしていたいと思っていますか?
※複数挙げられる場合は、優先順位をつけておきましょう。
全ての条件を満たす転職先というのは、なかなか見つからないものです。
内定がもらえたとしても、いくつかの希望がかなわないこともあります。
そんな時、最も重要な条件は何か、妥協してもよい条件は何か を整理しておけば、内定を受けるかどうかの判断を下しやすくなります 。
(3). 転職活動のスケジュールを大まかに立てる
転職活動のスケジュールを大まかに立てましょう。
転職活動開始から入社までは、トータルでおよそ3ヶ月 が目安と言われています。
期間が長引くほど、モチベーション維持が難しくなりますので、長くても半年までに決めたいところです。
また、スケジュールは後々変更できるよう、余裕を持って立てておきましょう。
特に面接の日程や退職日は、自分の意思だけで予定を決められないので、柔軟に対応できるようにしておく必要があります。
面接の日程や退職日は柔軟な対応が必要
面接の日程 :企業側のスケジュールで決められることが一般的です。また面接は1社につき2~3回行われ、その都度調整しなければなりません。
退職日 :企業の就業規則や引継ぎの量によって、左右されることがあります。また繁忙期の場合、退職日が先延ばしにされる可能性もあるので、なるべく閑散期の退職を推奨します。
ステップ2. 志望業界・求人の見極め(目安:2週間~1ヶ月)
ある程度転職活動の方向性が定まったならば、情報を集め、志望業界や職種を見極めていきましょう。
実際にサイトに登録して、求人情報なども収集していきます。
ここで重要なのが、検索条件をむやみに絞ってしまわないこと です。
自分にぴったりの求人を見逃してしまわないよう、広い視野を保ってあらゆる情報を仕入れるようにしましょう。
(1). 求人情報を集める
自分の希望にぴったりの求人を見つけるためには、なるべく多くの情報を集める ことが重要です。
条件を狭めてしまうと、見るべき情報を見逃してしまう恐れがあります。
したがって、はじめのうちは、気になる求人を徹底的にピックアップすることを意識してください。
そしてある程度候補が見つかった段階で、「転職の目的」や「理想のキャリアプラン」と照らし合わせながら、絞り込んでいきましょう。
(2). 業界の情報を集める
転職活動は、ひたすら求人を探すだけではなく、よりマクロな視点で情報収集を行う必要があります。
特に志望業界の動向を見極めておくことは重要です。
業界そのものが成長過程にある場合は、企業の採用意欲も高い傾向にあります。
一方業界全体が縮小している場合、企業は採用を控えることが多く、転職の難易度は高まる でしょう。
仮に転職できたとしても、業界そのものが衰退しているのであれば、年収が伸び悩んだり、最悪の場合倒産してしまったりする可能性も否定できません。
業界の市場規模や将来性を見極めたうえで、志望企業を決めていきましょう。
(3). 転職市場の動きをチェックする
転職市場の動きも見極めることが重要です。
というのも、近頃はコロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの企業で採用を控える動きが目立つようになってきている からです。
募集を取りやめたり、選考を中断したりする企業も後を絶ちません。
加えて、有効求人倍率は2019年12月以降、連続して下降しており、転職のハードルは非常に高くなっているという現状です。
したがって、転職活動を実際に行う前にまずは、
そもそも今本当に転職する必要があるのか
競争率が高くなるなかで、アピールできるスキルや強みはあるか
を事前にじっくりと検討しておくことをおすすめします。
ポイント:実際に行動に移すまでの期間(ステップ1、ステップ2)は最長でも2ヶ月を目安に
転職活動全般にかける時間は、平均3ヶ月、長くとも半年程度と言われています。
実際に応募企業を決めて書類を書き始めるといった行動に移すまでの準備期間は、最長でも2ヶ月を目安にしておきましょう。
半年以上費やしてしまうと、転職活動にメリハリがなくなり、転職活動が中だるみしてしまう可能性があります。
またあまりに転職期間が長すぎると、採用企業側から「何か問題があるのでは」と疑われてしまうことも考えられます。
転職活動の長期化を防ぐためには、準備期間を1ヶ月から2ヶ月程度と定め、限られた時間で進められるよう計画することが大切です。
ステップ3. 応募書類の作成(目安:2週間)
応募書類の作成は、意外にも時間のかかる作業ですので、情報収集と平行しながら、効率的に進めておきましょう。
(1). 自己PRを整理する
まずは事前にピックアップした「これまでのキャリア・経歴」「強み」「アピールポイント」を整理します。
そして応募先企業の業務内容に合わせて、適切な文言でまとめていきましょう。
自己PRを考えるポイントは以下の通りです。
まずは応募企業で求められる人物像を想像し、自らの経験・実績と照らし合わせる
経験・実績を「能力・スキル」に言い換える
重要なのは、自らの経験を根拠した内容にする ということです。
これにより説得力のある自己PRを作り出すことができます。
自己PRの作り方(具体例)
「WEBサイト・SNS運用を3年間担当し、サイトアクセス200%増を達成した」という具体的な経歴・実績があるならば、
「SNSマーケティングに強い」
「積極的にPDCAを回し行動できる」
「データ分析能力に強みがある」
といった言葉で、自らの強み・アピールポイントを表現できるでしょう。
※参考記事:『例文に頼ると逆効果!職務経歴書の自己PRの正しい書き方』
(2). 志望動機を考える
志望動機は、選考の通過率を大きく左右します。
徹底的に企業調査 を行い、企業の求める人材や事業内容に合った志望動機を作成することが欠かせません。
また志望動機を作成する際は、ネット上の例文をそのまま使うのではなく、自分の言葉で表現することが何より大切です。
※参考記事:『例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方』
(3). 履歴書と職務経歴書は必須
転職では、履歴書だけでなく職務経歴書も必須となります。
職務経歴書は応募先の企業に合わせて、伝えたいことを的確にまとめる必要があります。
しかしながら決まったフォーマットがないため、はじめて転職をするという方は、戸惑うかもしれません。
職務経歴書をどのように書けば分からないという方は、『【完全版】プロが教える抜群に好印象な職務経歴書の書き方』 で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
自己PR・志望動機がうまく書けない人は、プロに相談するのが近道
「自己PRをうまく文章にまとめるのが難しい」「職務経歴書の書き方が分からない」という方は、転職エージェントに相談してみるのも、一つの方法でしょう。
転職エージェントは、キャリアチェンジをサポートしてくれる、いわば転職のプロフェッショナルです。
経験豊富なエージェントに、作成した職務経歴書をプロの目線で添削してもらえば、より魅力的な職務経歴書を作成することができます。
選考通過率を高めて、転職を成功させたいならば、事前の準備に力を入れておくことが大切です。
転職エージェントについて知りたい方は、この記事の『転職準備をうまく進めたいなら、転職エージェントの利用がおすすめ』 の章をご覧ください。
ステップ4. 面接・選考(目安:1ヶ月)
面接をうまく乗り切る鍵も、徹底した事前準備にあります。
確実に聞かれるであろう「頻出の質問」に対する回答を、あらかじめ考えておく だけで、スムーズな応答が可能になり、的確に自分をアピールすることができるでしょう。
面接で頻出の質問
「あなたの強みは何ですか?」
「なぜ転職しようと思ったのですか?」
「弊社を志望した動機を教えてください」
「弊社に活かせるスキルや経験を教えてください」
また、面接特有の空気感に緊張してしまい、本番で思うように受け答えができないという方も少なくありません。
このような事態を防ぐためにも、面接の練習を行っておく ことが大切です。
知人に面接官役をしてもらい、受け答えのシミュレーションをしてみるのも良いでしょう。
相手にどのような印象を与えているのか、客観的なフィードバックを得ることもできます。
転職エージェントを利用する場合は、転職のプロからのアドバイスも貰えるため、心強い助けとなるでしょう。
面接は、採用の可否を左右するもっとも重要な場面ですので、 入念な準備を経て、本番へ臨みましょう。
ステップ5. 内定受諾・退職準備(目安:1ヶ月)
転職活動の末、内定が決まったら、次は退職の準備を行います。
円満に退職するためには、なるべく早いタイミングで辞意を伝え、余裕を持って引継ぎを行うことが大切です。
(1). 適切な時期に退職を切り出す
法律では2週間前に退職を申し出れば辞められると定められています。
しかし、円満退職を目指すのであれば、退職の1か月半前までには切り出すことをおすすめします。
なぜなら、会社が納得するまで退職交渉を行い、きちんと引き継ぎを行う場合、1か月以上かかることが多いためです。
有給を取得したい場合はさらに猶予を持って切り出しましょう 。
ポイント1. まずははっきりと辞意を伝える
「お話があります」と上司を呼び出し、辞めたい旨といつ辞めるかをはっきりと伝えましょう。
そして、声のトーンをいつもより数段階真剣なものにし、退職が苦渋の決断である事を伝わるようにする事が大切です。
ポイント2. 理由は個人的なものに
切り出した時、なぜ辞めるのか・辞めた後どうするのかは必ず聞かれます。
それに対して、法的にも、常識的にも「一身上の都合」でかまわないのですが、それでは円満退職から遠のいてしまう恐れがあります。
会社もあなたの退職を全力で阻止したいため追求してくるでしょう。
したがって、円満な退職を目指すのであれば、理由は「個人的なもの」にしましょう。
なぜ個人的な理由を伝えるのか?
会社への不満であればそこを改善すれば(部署を変える・給与を上げるなど)、引き止められると考えられてしまうため
会社への不満を露わにすることで、会社に残る人の心象を悪くし円満退職から遠のくため
あくまでも「個人的」かつ「前向き」な理由にしましょう。
前向きかつ、今の会社では実現が厳しい事を理由にする事で受け入れてもらいやすくなります
また、退職の理由を考えるポイントは後ほどご説明します。
さらに、『退職の切り出し方で失敗しないための全ポイント 』を読んでいただくことで、退職の切り出しに関するより深い知識をつけていただけます。
切り出す際に注意すべき4つのポイントもご紹介しているため、円満退職を目指す際は是非参考にしてみてください。
(2). 退職交渉を行う
退職を切り出した後は、上司や人事担当者と退職日の取り決めなどの交渉を行います。
退職交渉はあなたが、希望通りかつ円満に辞められるかが左右される重要なステップです。
円満退職をするために、真摯な対応を心がけましょう。
(3). 退職願・退職届を提出する
退職交渉を終えたら、退職願・退職届を提出します。
退職願・退職届のどちらを提出すべきかは基本的に上司に相談しましょう。
上司が指示をしてくれない場合は、退職願を提出します。
退職願は退職届と比較して柔らかい印象を与えるためです。
(4). 引き継ぎと挨拶を行う
退職の準備が一通り終われば、あとは退職後の業務に差支えのないように、入念な引継ぎを行いましょう。
後任の担当者は、普段の業務を抱えながら引継ぎを行うことになるため、できるだけ負担がかからないよう、最大限の配慮が欠かせません。
引継ぎ内容を何度も説明しなくても良いように、資料にまとめる
余裕を持った引継ぎスケジュールを作成する
などの工夫があれば、より円満退職に近づくでしょう。
転職準備でやるべきことまとめ
ここまで紹介してきた「転職準備でやるべきこと」をまとめておきます。
やるべきことリスト
キャリアの棚卸、自己分析
転職の目的を具体的な言葉にする
転職活動のスケジュールを大まかに立てる
求人情報を集める
業界の情報を集める
転職市場の動きをチェックする
志望動機や自己PRを整理する
志望動機を考える
履歴書と職務経歴書を作成する
上記をしっかりと準備できれば、実際にエントリーしたり、面接を受けたりすることができるようになります。
2. 転職成功率を上げるためにやっておくべきこと
転職成功率を上げるためにやっておくべきことを、以下2つの観点から解説していきます。
意識的にやっておくことで、転職活動がスムーズになり、書類・面接通過率も高めることができるでしょう。
在職中からやっておくべきこと
在職中からやっておくべきことは以下の通りです。
1日のスケジュールに、リサーチ時間を組み込む
在職中も、転職に活かせそうな仕事は率先して引き受ける
スキルを磨く
人脈づくり
資金を貯める
(1). 1日のスケジュールに、リサーチ時間を組み込む
転職活動の準備は、キャリアチェンジを検討し始めた段階からコツコツやっておくのが、成功への近道です。
特に求人検索などの情報は、日々少しずつ集めておくと良いでしょう。
1日数分程度で構いませんので、時間を決めて、リサーチを行うことをおすすめします。
自動的に情報が集まる仕組みづくり
リサーチを習慣化することが難しいという方は、自動的に情報が集まる仕組みづくりを行いましょう。
例えば多くの求人サイトでは、希望条件に合致した新着求人をメールで配信する機能 を搭載していますので、活用してみると良いでしょう。
また求人サイトのアプリをスマートフォンに入れておくのもおすすめです。
通勤時間に最新情報をチェックできる、プッシュ通知で新着求人を見逃さないなどのメリットがあります。
その他にも、求人の情報源となりそうなサイトをRSS登録(わざわざサイトへアクセスしなくても、更新情報や新着情報をチェックすることができる仕組み)しておくのもよいでしょう。
(2). 在職中も、転職に活かせそうな仕事は率先して引き受ける
転職することを決めた際、現職の仕事をないがしろにしてしまうのは望ましくありません。
むしろ在職中は「転職に活かせそうな仕事は率先して引き受ける」という姿勢でいることが重要です。
例えば、
実績として示せそうなプロジェクトに参加する
研修プログラムを受けスキルアップを図る
など、転職成功率を高めるために、今の職場で働きながらでもできることは多々あります。
自分のキャリアにつながりそうと判断したことは、積極的に手を挙げるように心がけましょう。
(3). スキルを磨く
在職中から、意識的にスキルアップを行い、どんな会社からも欲しいと思われる人材になるよう努めることは大切です。
すでに業界や職種が決まっている場合は、資格を取るのもおすすめです。
転職は、これまでどんな経験を積んできたか、どんなスキルを磨き、成績を上げてきたかによって、その結果が左右されます。
ただ漫然と過ごしているだけでは、スキルや経験は上がりません。
転職を思い立ったタイミングから何かを始めるのではなく、なるべく早いうちから、コツコツと経験を積み上げておくことが大切です。
常に意識的に経験やスキルを磨くことを意識しておけば、キャリアアップを目指した転職や、希望に沿った転職がしやすくなるでしょう。
現在の自分が、市場でどう評価されるのか気になる人は、自分の市場価値をチェックしてくれるアプリ「MIIDAS 」を利用するのもおすすめです。
ミイダスは、質問に答えるだけで今の自分の市場価値を判定することができます。
市場における自分の価値をチェックするとともに、希望の転職先に就くために、何が不足しているのかを確認し、転職に備えましょう。
(4). 人脈づくり
転職の際に、意外と役立つのが社外の人脈です。
取引先だけでなく、プライベートな活動などを通して出会った相手が、転職活動に有益な情報を提供してくれたり、転職に関する有益なアドバイスを与えてくれたりすることもあります。
また近年はリファラル採用という採用形態も普及しつつあります。
これは企業が広告媒体を使わず、自社社員の紹介を通して人材を採用するという手法です。
リファラル採用は双方のミスマッチをなくし、企業文化にぴったりの人材を獲得できる手法として、近年注目を集めており、主にベンチャー企業や外資系企業などで採用されています。
このように、時には人脈があなたのキャリアの可能性を大きく広げることもある のです。
人脈を広げる場所は多数あります。社会人サークルなどのリアルな場だけではなく、Linkedin やWANTEDLY などのSNSを使うのもおすすめです。
(5). 資金を貯める
転職活動は何かと資金がかかるものです。交通費はもちろん、資格を取得する場合はその費用を捻出せねばなりません。
また、退職後に転職活動を行う場合は、生活費を捻出するための資金も必要です。
リクナビNEXTの調査 によると、1,000人の転職経験者のうち、転職のために資金を貯めていたのは70%以上にのぼります。
一方、実際の支出額は在職中に転職活動を行った人よりも、退職後に転職活動を行った人のほうが多い傾向にあるようです。
在職中に転職活動を行う人はもちろん、退職後に転職を考えている場合はなおのこと、転職資金を貯めておいたほうが、余裕を持って転職活動ができそうです。
余裕のない転職活動は、気が焦るため、失敗につながるもととなります。
転職準備で特に力を入れるべきこと
転職準備で特に力を入れるべきことは、以下の通りです。
第三者の客観的な意見を聞く
情報収集のチャネル(媒体)は複数持っておく
(1). 第三者の客観的な意見を聞く
「自分に合った転職先はどこだろう」「強みや長所が思い浮かばない」など考えだすと煮詰まってしまう、という方は、第三者の客観的な意見を取り入れてみる ことをおすすめします。
一人で考えるばかりだと、視野が狭くなってしまい、自らの可能性を狭めてしまいかねません。
あなたのことを良く知る身近な友人や知人からの意見を聞いて、様々な角度からキャリアプランについて考えていきましょう。
特に実際に転職を経験した人の意見は参考になります。
具体的な転職活動の進め方だけでなく、転職を考えるに至った理由や、かかった期間、転職を終えた感想なども聞いておくと良いでしょう。
気軽に意見を聞ける人が身近にいないという場合は、キャリアのプロである転職エージェントを利用してみるのもおすすめです。
(2). 情報収集のチャネル(媒体)は複数持っておく
情報収集のチャネル(媒体)は、複数持っておくことをおすすめします。
極端な例ですが、「ある一つのサイトからしか情報を取り入れない」といった場合、得られる情報が限られる上に、情報の質も偏ってしまいます。
より選択肢を広げるためには、多様な方法で多くの情報を入手することが大切です。
(1)転職エージェントを利用する
転職全般の情報収集なら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントは、いわば転職のプロともいうべき存在です。
企業と直接やり取りをしている経験だけでなく、これまで多くの案件を扱ってきた経験から、皆様の状況に応じた、より内容の濃い、的確な情報を提供してくれます。
また、直接話しができる点や、無料で有益な情報を提供してくれる点も、転職エージェントをおすすめする理由の一つです。
転職に関する情報収集を行うなら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
※転職エージェントを利用する際の注意点
転職エージェントは完全無料で使えますが、あなたが内定・転職すると企業側から多額の報酬(提示年収の30%前後)を受け取っていますので、言葉巧みに転職に誘導してきます。
彼らの営業トークにのせられて焦って転職先を決めてしまうことだけは避けてください。
『リクルートエージェント 』のような大手エージェントは本気で転職を検討していればおすすめですが、担当のノルマも厳しいため注意しないと営業トークにのせられます。
会社を辞めるか悩んでいる状況であれば、商売っ気が少なく親身に相談にのってくれる『doda 』や『ワークポート 』のような中堅エージェントがおすすめです。
辞めたい!辞めたけど次が決まってない…といった状況は特にとなりの芝は青く見えるものですから、注意しながら次の可能性を探して下さいね。
(2)転職サイト・転職フェアを利用する
業界全般を知りたいのであれば、転職サイトや転職フェアの活用がおすすめです。
各業界・職種に関する情報を幅広く提供しているので、転職したい企業や業界が決まっていない人は、転職サイトやフェアをチェックしてみましょう。
転職サイト(求人掲載サイト)については選び方は特になく、とりあえずどんな求人があるかみたい方は業界最大手の『リクナビNEXT 』だけ使えば十分です。
また転職フェアには、新たな人材を求めるたくさんの企業が出展しています。
中には人事だけでなく、営業やマーケティングで活躍している、中途入社の社員と話をすることも可能です。
漠然と転職したいという思いを持っているなら、ここで意思の方向性が決められるかもしれません。
転職フェアの特徴や大手4社の比較については、「転職フェアを有意義にする3つのポイントと大手4社徹底比較」でご紹介しています。
こちらを参考に、皆様の要望にあった転職フェアを探してみてください。
(3)口コミサイトを利用する
すでに転職したい企業がある程度決まっている場合は、「OpenWork 」(5月23日よりVorkersから社名変更)などの口コミサイトを利用するのもおすすめです。
「OpenWork」は実際にその会社で働いている(または働いていた)社員による口コミサイト。「組織体制・企業文化」「年収・給与制度」など、さまざまな観点からの口コミと評価が寄せられています。
入社後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、企業まで決まっているならぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
3. 転職準備をうまく進めたいなら、転職エージェントの利用がおすすめ
転職準備をうまく進めたいならば、転職エージェントの利用をおすすめします。
特に就業中に転職活動を行う場合、仕事をしながら求人情報を探したり、複数企業との日程調整を行ったりする必要があります。
転職活動を初めて行う方であれば、要領を掴めず、非効率な進め方になってしまうこともあるでしょう。
そこで、転職エージェントを利用すれば、キャリアについての相談から、面接の日程調整まで、転職活動にまつわるあらゆる工程を一貫してサポートしてくれます。
転職エージェントのサポート例
履歴書・職務経歴書の作成(添削)
求人探し
求人の応募手続き
面接の日程調整
配属先の交渉
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雇用契約書の確認
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登録から利用まですべて無料で行えますので、転職活動の準備に不安のある方は、ぜひ一度利用を検討してみてください。
転職準備をスムーズに進めるなら!おすすめの転職エージェント4選
数ある転職エージェントの中から、以下を基準に、おすすめのものをピックアップしました。
転職サイトを評価する3つの基準
求人の質・量:保有している求人の量や質は十分かどうか
提案力:求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
その結果、特にはじめての転職におすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。
順にご説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
リクルートエージェント | 求人数豊富。地方にも強い
『リクルートエージェント 』は、求人数No.1の総合転職エージェントです 。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています (2023年4月7日時点) 。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績) 、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント 』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア 』や『マイナビ転職 AGENT 』を併用すると良いでしょう。
doda | 求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント 』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェント だと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので 、『全ての人におすすめできる転職エージェント 』と言えます。
パソナキャリア | サポート充実で満足度No.1
『パソナキャリア 』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです 。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップ が実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査 では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
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4. 転職成功は事前準備が鍵!【入念な準備の重要性】
転職準備を重要視すべき理由は、大きく2点あります。
転職活動の指針を明確化して、スムーズに転職するため
転職先に妥協しないため
転職活動は選択と迷いの連続です。
どの企業を受けるか、どの条件を優先するか、どのタイミングで退職するかなど、一つ一つの選択が転職の成功を左右します。
あらかじめ指針を明確化しておけば、転職活動中に迷うことがあっても、転職活動を長期化させたり、転職先に妥協したりという可能性を減らすことができるでしょう。
もし転職活動の指針を明確にしないまま、なんとなく転職活動をはじめてしまうと、以下のような問題が起こる可能性があります。
自分の強みや弱みをしっかり把握できないため、面接でうまく答えられない
最も優先すべき転職の条件がわからなくなり、迷った末に、希望に沿わない転職先に決めてしまう
指針の明確化とは、いわば転職活動をどう進めていくかという地図を作成すること です。
地図が明確であればあるほど、目的地に最短距離でたどり着くことができます。
妥協しないためにも、そして早く転職活動を終えるためにも、転職活動前には指針を明確にしておきましょう。
5. 【FAQ】転職準備に関するよくある質問
転職準備に関する質問をまとめました。
気になることがあれば、ここで解消しておきましょう。
Q1.スケジュール管理が苦手です。何かコツはありますか?
転職活動を進めていくと、業務と面接日の調整が難しいなど、スケジュール管理が課題となることもあります。
普段の仕事と並行してうまくスケジュールを組む際は、「なるべくまとめて日程を組む」 ことを意識してみてください。
例えば複数企業(A社、B社)の面接があるならば、それぞれ先方との交渉の上、1日にまとめてしまうのです。(午前にA社面接、午後にB社面接)
そうすれば、有給などを活用して、複数企業の面接に無理なく臨むことができます。
応募先企業が「夜間でも面接に対応する」という場合は、普段の業務スケジュール管理に力を入れて、残業をなくし、終業後に面接を受けるとよいでしょう。
Q2.転職活動は、いつ行えば良いのですか?
転職活動は、できる限り在職中に行うようにしてください。
早まって先に仕事を辞めてしまうと、収入が途絶えてしまい、金銭面での負担が大きくなります。
なかなか次の仕事が決まらず、精神的に追い詰められていまう可能性もあるでしょう。
焦って判断を誤ってしまう恐れもあります。
特に理由がない場合は、在職中から少しずつ転職の準備を始めましょう。
Q3.転職活動が会社にバレるのではないかと不安です。
転職活動が周囲にバレないようにするには、なるべく不自然さを見せないことが何より大切です。
オフィスカジュアルの職場に面接用スーツで出社する
出社・退社時間が不自然に変わる
会社のメールアドレスで転職活動をする
のような変化がある場合、周囲に悟られる可能性があります。
転職活動をしていることを良しとしない会社もありますので、現職に残る可能性がゼロではない場合は、細心の注意を払っておきましょう。
Q4.未経験の職種への転職は難しいですか?
職場にもよりますが、入念な準備を行っておけば、未経験職種への転職は十分可能です。
未経験転職の際は、以下の点を事前に準備しておくことが、成功への第一歩となります。
ポテンシャルを示す実績を作る(クリエイティブ系の職種であれば、技能・スキルを示すポートフォリオを作成するなど)
前職の経験をどのように活かせるか、うまくアピールする
Q5.40代以降の転職活動は難航すると聞いたのですが本当ですか?
転職市場はどうしても若手人材が有利になりがち。そのため40代以降の転職は「求人が思ったより少ない」「なかなか書類選考に通らない」など苦戦を強いられる状況に陥りやすいです。
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Q6.年収をアップさせるにはどのような準備をすれば良いですか?
年収の高い求人に応募する際には、自らの経験やスキルがその年収に見合うこと を示す必要があります。
そのため、客観的な指標として実績をアピールすること が必要不可欠です。
もし強みとなる経験がないという方は、まずは現職で実績を積むことを最優先に考えましょう。
6. まとめ
転職準備のステップと、転職成功率を高める方法について解説しました。
準備を事前にしっかりと実行できるかどうかが、転職成功の鍵を握ります。
漠然と転職したいと思っている人はもちろん、転職活動に向けて準備しているという人も、ぜひこのページでご紹介したポイントを踏まえて準備を行い、転職を成功させて下さい。
志望動機や自己PRがうまく書けない、面接に不安があるという方は、この記事で紹介した転職エージェントの利用を検討してみてください。
転職のプロからのアドバイスを受ければ、より入念に転職の準備を整えることができるでしょう。
あなたの人生がより明るいものになることを心から祈っています。