UCC上島珈琲に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 UCC上島珈琲

「中途採用で、上島珈琲に転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、UCC上島珈琲(上島珈琲)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、上島珈琲への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|上島珈琲の特徴と転職のポイント
  2. 上島珈琲の企業情報
  3. 上島珈琲の採用情報
  4. 上島珈琲の求人情報
  5. 上島珈琲に関する口コミまとめ
  6. 上島珈琲への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 上島珈琲転職で必ず登録すべき転職サイト3選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが上島珈琲へ転職すべきか判断できるとともに、上島珈琲への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|上島珈琲の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「上島珈琲に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

UCC上島珈琲レーダーチャート

上島珈琲の特徴

  • コーヒー製造販売の大手で、都内一等地を中心にコーヒーショップ事業も展開(全国約110店舗)
  • コーヒー豆の生産から販売まで自社一貫で行なっており、コーヒーに対するこだわりは社員にも浸透
  • 典型的な同族企業でトップダウンという声が多い他、若手の裁量も比較的大きいため成長に繋がるという声も目立つ
  • 口コミベースの平均年収(395万円)は平均年齢が若いことを考慮すると、実際の年収は同業他社とほぼ同程度と言える
  • 平均残業時間は25〜35時間で残業削減にも取り組んでいるが、部署によっては慢性的に残業が多いことも
  • 基本的に女性も働きやすく、産休育休を取る人も多いが、営業は残業も多くハードなので復職して長く続けるのは難しい

上島珈琲への転職のポイント

  • 中途採用者が活躍しているという声はまずます多いが、現状、採用HPで中途の募集は見当たらない
  • おすすめ大手転職エージェントの公開求人でも、中途の求人は見当たらない
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 上島珈琲の企業情報

  概要
 本社所在地 神戸市中央区港島中町7丁目7番7
本店所在地 神戸市中央区多聞通5丁目1番6号
 代表者 代表取締役社長 上島豪太
 設立 1951年5月(創業1933年)
 資本金 49億6,000万円
 売上 1,221億円(2017年12月期)
 従業員 863名(2017年12月末)
 事業内容 コーヒー・紅茶・ココアの輸入・加工・販売。缶コーヒーなどの製造・販売。各種食材の仕入・販売。

2-1. 事業内容

上島珈琲は1933年創業のコーヒー製造販売の大手で、コーヒーショップ事業も展開しています。

他のコーヒーチェーンと比べると、都内の一等地や有名施設内に展開していることや、「オレンジミルクコーヒー」「コーヒートニック」など一風変わった期間限定メニューも特徴です。

上島珈琲は、直営農園でのコーヒー豆栽培から研究開発、原料調達、製造、販売まで自社一貫体制で行うなど、コーヒーに対して強いこだわりを持つ会社です。

そして、主力の国内コーヒー事業の他にも、個人用から業務用まで下記事業も展開しています。

UCC上島珈琲事業領域

2-2. トップメッセージと事業計画

UCC上島珈琲トップメッセージ

上島珈琲企業HPより

上島珈琲のトップメッセージでは、『わたしたちはお客様の笑顔のためにUCCグループにできることのすべてに挑戦し続けます』と掲げています。

1933年の創業以来、「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という精神のもと、日本初の真空包装レギュラーコーヒー、世界初の缶コーヒーなど革新的な商品を生み出してきました。

近年はより多様化する消費者ニーズに応えるために、「UCCイノベーションセンター」を新設して研究開発を強化しています。

その他にも、商品名(”For bitter chocolate”など)を見るだけで食べ物に合わせてコーヒーを選べる「CAFE@HOME」シリーズを発売するなど、新しいコーヒースタイルも提案しています。

2-3. グローバル展開

UCC上島珈琲グローバル展開

上島珈琲企業HPより

上島珈琲は、欧州・アジアを中心に20以上の国・地域に事業会社や珈琲工場を持つグローバル企業です。

海外では家庭用・業務用にコーヒー豆や関連商品などを販売している他、アジアではコーヒーショップ事業も展開しています。

このように海外に力を入れており、ビジネスの経験やスキルが認められれば海外駐在の可能性は十分あると言えるため、海外志向の人にもおすすめします

上島珈琲企業HP:https://www.ucc.co.jp

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 上島珈琲の採用情報

業界大手のコーヒー製造販売者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、上島珈琲の採用情報についてお伝えします。

UCC上島珈琲採用情報

3-1. 上島珈琲の採用職種

上島珈琲の採用HPでは現在、中途採用の募集は行なっていないため、新卒採用ページでの採用職種を参考までに紹介します。

  • 総合職:営業
  • 技術職:生産技術・研究開発

今後、中途の求人が出る可能性はあるため、もし転職を検討している場合は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 350〜400万円

社員の平均年収 : 395万円(平均年齢31.2歳/非上場企業のため、口コミによる参考値)

口コミによると、上島珈琲の平均年収は395万円ですが、平均年齢が若いことを考慮すると、実際の平均年収は同業の中ではほぼ標準的と言えます

また、残業代はしっかり支給され、独身のうちは住宅手当が会社負担8割なのが好評です。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:25〜35時間

上島珈琲の平均残業時間は【25~35時間程度】で、同業の中では標準的と言えます。

会社として残業削減に取り組んでいますが、部署によっては慢性的に残業が多いという声もありました。

職種などによって残業時間などは大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

UCC上島珈琲中途採用メッセージ

採用HPでは中途の募集は見当たりませんでしたが、新卒向けには以下のようにメッセージしており、「自分に妥協しない人」を求めています。

上島珈琲はトップダウンで物事が決まるという声が多い他、現場から上げる斬新なアイディアはほぼ通らないという声も目立ちました。

そのため、中途採用においては、上島珈琲にとっての新規ビジネスなどを提案するよりも、既存ビジネスの成長にいかに貢献できるかを、前職までの経験を交えてしっかりアピールした方が無難と言えます。

※上島珈琲の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 上島珈琲の求人情報

上島珈琲への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

現在、おすすめ大手転職エージェントや採用HPで調べても、上島珈琲の中途の求人は見当たりませんでした

ちなみに、上島珈琲グループ会社でも中途の募集も見当たりませんでした。

数少ない求人を得るためには・・

上島珈琲は中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ない上島珈琲の求人を得られる可能性が増えます。

さらに、上島珈琲の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

5. 上島珈琲に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、上島珈琲の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

上島珈琲に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

UCC上島珈琲レーダーチャート

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 特に若手を中心に、給与への不満の声が目立つ
  • ただし、独身のうちは家賃補助が「会社負担8割」なのは好評
仕事のやりがい・成長
  • 若手のうちから一定の裁量を与えて任せる風土で、成長に繋がる
  • 現場の斬新なアイディアほぼ通らないという声が目立つ
  • 研修は充実しており、コーヒー好きにはたまらない環境
人間関係・社員の雰囲気
  • 典型的なトップダウンの会社で、トップの意向によって大きく左右される
  • お客さんよりも、上層部の方をみて仕事をする人も見かけるという声も
  • 若手の離職率が高いという声や、中間管理職が足りていないという声もある
その他
  • 全体としてまだ男社会ではあるが、女性も増えてきている
  • 男女関係なく、コーヒー好きの人にとっては働きやすいという声も
  • 産休育休をとる人も多いが、営業では育児との両立は難しいという声が目立つ

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は同業と比べて決して見劣りしませんが、全体的に給与に満足している人は少なめでした。

若手のうちは特に給与が低く、給与もあまり伸びないという声が目立ち、20代で300〜450万円、その後昇進してけば係長(30代半ば)で約600万円、課長(40代)で約750万円が目安です。

また、福利厚生は、独身者への家賃補助は会社負担8割なのは好評で、社宅、財形貯蓄、通信教育補助制度などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがいについては、若手のうちから一定の裁量を与えて任せる風土があるため、成長を実感している人が多数でした。

一方で、同族企業でトップダウンの意思決定なので、現場からの斬新なアイディアが通ることはほぼなく、新しいことに挑戦したい人ほど早く辞めるという声もありました

また、研修は他社と比べてのレベルが高いという声が目立ち、目的別・階層別に充実しているので、本当にコーヒー好きな人には向いています。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、典型的な同族企業で、仕事の進め方はトップダウンという声が多数でした。

給与の低さもあって若手の離職率が高いという声や、中間管理職は人手不足で一人当たりの業務量が多いという声もありました。

なお、上層部から中間管理職クラスに対して厳しい叱責もあるという声や、お客さんよりも上層部の方を向いて仕事をする人も見かけるという声もありました。

※上島珈琲を志望する人におすすめな他の企業は?

上島珈琲が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • スターバックス コーヒー ジャパン株式会社
  • 株式会社ドトールコーヒー
  • タリーズコーヒージャパン株式会社
  • カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
  • 株式会社良品計画
  • 株式会社ユニクロ

6. 上島珈琲への転職を成功に導くたった1つのコツ

上島珈琲に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

上島珈琲への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、上島珈琲の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 上島珈琲転職で必ず登録すべき転職エージェント3選

上島珈琲への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

上島珈琲志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 上島珈琲に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 上島珈琲以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント すべての方に◎ 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda すべての方に◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

上島珈琲へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

上島珈琲での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

上島珈琲への転職は仕事を通じた成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは上島珈琲の社風や求める人物像を理解する上島珈琲転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

上島珈琲転職に強く、必ず登録すべき転職サイト3選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。