図書印刷に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、図書印刷に転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、図書印刷への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、図書印刷への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|図書印刷の特徴と転職のポイント
  2. 図書印刷の企業情報
  3. 図書印刷の採用情報
  4. 図書印刷の求人情報
  5. 図書印刷に関する口コミまとめ
  6. 図書印刷への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 図書印刷転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが図書印刷へ転職すべきか判断できるとともに、図書印刷への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|図書印刷の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「図書印刷に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

図書印刷の特徴

  • 印刷業をメインとする中堅企業(東証一部上場/凸版印刷グループ)
  • 近年は印刷業界の枠を越えて、各種プロモーションの企画運営など新領域に積極的に挑戦中
  • 100年以上の歴史があり保守的な風土/上下関係は比較的フラット
  • 平均年収は614万円で、印刷業界の中堅クラスとしては平均的
  • 全体的に仕事量は多く、平日は仕事中心になりやすい(残業は月平均60時間)
  • まだまだ女性は少なめだが、近年は女性の登用も推進中

図書印刷への転職のポイント

  • 中途採用は随時行なっている
  • 採用HPでは「正社員、契約社員」それぞれ様々な職種で求人あり
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 図書印刷の企業情報

  概要
本社所在地 東京都北区東十条3-10-36
代表者 代表取締役社長 川田 和照
設立 1943年(創業1911年)
資本金 139億円
売上 連結537億円(2018年3月期)
従業員 単体1,617名(2018年3月)
事業内容 書籍・雑誌の出版印刷など

2-1. 事業内容

図書印刷は、創業108年以上の歴史をもつ凸版傘下の中堅印刷会社です。(東証一部上場)

図書印刷グループは書籍・雑誌などの出版印刷をメインとし、「情報デザイン事業(出版印刷分野、マーケティング分野)」が全社売上の約9割を占める他、「教育ソリューション事業」も展開しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

図書印刷企業HPより

ペーパーレス化の流れなど印刷業界が激変する中で、図書印刷は自社を「情報をデザインする企業」と位置付けて、「新たな時代の情報産業を担う、情報をデザインする企業へ」とメッセージしています。

図書印刷は印刷業界の枠を越えて、SNSや人気キャラクターなどを活用した各種プロモーションの企画・運営や、全国チェーン店の販促活動のトータルサポートなども展開しています。例えば下記の分野で事業を推進中です。

2-3. グローバル展開

私が調べた限りでは、図書印刷の海外事業に関する情報は特に見当たりませんでした。

海外志向の人は、海外事業を積極的に展開している他社を検討することをおすすめします

ちなみに、現在、生産工場は国内2ヶ所(沼津工場、川越工場)で、図書印刷グループ会社も国内企業のみす。

図書印刷企業HP:https://www.tosho.co.jp

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 図書印刷の採用情報

印刷業を軸に新たな領域に挑戦している会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、図書印刷の採用情報についてお伝えします。

3-1. 図書印刷の採用職種

現在、図書印刷の採用HPでは以下の通り、様々な職種で中途の募集があります

雇用形態 募集中の職種
正社員
  • CRM(顧客関係管理)/ECサイト プロデューサー
  • 事業企画職
  • インフラエンジニア
  • 印刷オペレーター
契約社員
  • 組版オペレーター
  • DTP(デスクトップ・パブリッシング)オペレーター
  • DTPオペレーター(コミック編集)
  • 検版

その他の職種でも今後募集される可能性はあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。

ちなみに、主な職種は以下の通りです。

事務 営業、企画、マーケティング、管理スタッフ系(経理、財務、法務、人事など)
技術 研究開発、生産技術、品質管理、情報システムなど

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 450~500万円

社員の平均年収 : 614万円(平均年齢42.4歳)

会社四季報より

図書印刷の平均年収は614万円で、例えば印刷業界の中堅クラスと比べると平均的です

社名 平均年収 平均年齢
凸版印刷 691万円 42.0歳
図書印刷 614万円 42.4歳
共同印刷 598万円 42.8歳

上のように親会社である凸版印刷の平均年収との差は、約80万円程度にとどまっていることから、世間一般と比べても決して悪くないと言えるでしょう。

給与は年功序列で、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:60時間

図書印刷の平均残業時間は【月60時間程度】で、例えば共同印刷(平均残業時間約36時間)などと比べるとかなり多めです。

例えば営業職は担当顧客によるものの基本的に残業が多い他、土日にも業務連絡がくるなど働き方はハードなようです。一方で、管理スタッフ系の職種では自身の裁量で比較的調整しやすいという声もあります。

このように残業時間などの労働環境は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには業界全体が大きく変化している中で、『変化を欲張ろう』とメッセージしています。

同社採用メッセージによれば、今後同社が新領域での挑戦を加速するためには、「新たな挑戦を楽しめるしなやかなマインド」を持っている人材が求められています。

中途採用では、同社の新領域で活躍できる経験/スキルを持つことはもちろん、この機会に新たにチャレンジしたいという熱い想いもしっかりアピールするのも良さそうです。

※図書印刷の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 図書印刷の求人情報

図書印刷への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

現状、おすすめ大手転職サイトでは中途採用の募集は見当たらないため、図書印刷の企業HPの求人をこの後すぐ紹介します。

ちなみに、図書印刷グループ会社で中途の募集がありましたので、この後すぐ参考までに紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、図書印刷の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. 中途採用HPの求人情報

先ほど少し触れた通り、現在、図書印刷の採用HPでは、以下の募集があります。

雇用形態 募集中の職種
正社員
  • CRM(顧客関係管理)/ECサイト プロデューサー
  • 事業企画職
  • インフラエンジニア
  • 印刷オペレーター
契約社員
  • 組版オペレーター
  • DTP(デスクトップパブリッシング)オペレーター
  • 検版

正社員・契約社員ともに必須要件は「応募職種の経験」で、基本的に経験年数は不問です。転職を検討中の人はぜひ一度チェックしてみることをおすすめします。

なお、選考方法は「書類選考→面接→筆記試験」で、提出書類は「履歴書、職務経歴書」です。

4-2. おすすめ大手転職サイト:グループ会社で「新聞印刷オペレーター」の求人あり【未経験も歓迎】

dodaでは図書印刷のグループ会社で読売新聞の印刷を担う「関西図書印刷(株)」で、「新聞印刷オペレーター」の中途の募集があります。【未経験者も歓迎】

読売新聞の朝刊/夕刊/情報誌などの印刷機器の操作・メンテナンスなどを担当します。操作はタッチパネル式で簡単に操作でき、入社時に丁寧な研修があるため安心してスタートできます。

必須要件は「40歳以下であること(学歴や職務経験は不問)」で、月給18~26万円で条件に合う人は一度検討してみるのも良いでしょう。

5. 図書印刷に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、図書印刷の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

図書印刷に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

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給与・福利厚生(待遇)
  •  給与は年功序列/基本給は低めで残業代で稼ぐ風潮
  • 福利厚生は一般の大企業並みに完備
仕事のやりがい・成長
  • マルチタスク・仕事のスピードも求められるため自己成長も実感されている
  • 頑張って結果を出しても、同年代では昇格・賞与はほとんど横並び
人間関係・社員の雰囲気
  • 一般社員と役員クラスも気軽に話せる雰囲気
  • 社員は穏やかな人が多数で、人間関係は良好という声が多数
その他
  • 女性はまだまだ少なめだが、近年は女性の登用も推進中
  • ただし全体的に残業が多いため、女性が長く働き続けにくいという声も目立つ

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は年功序列で、「世間一般と比べても年収は決して悪くない」「基本給が低めで残業代で稼ぐ風潮」という声が目立ちます。

昇級カーブが緩やかという声もあり、例えば年収は20代で450万円前後、30代(主任クラス)で600万円前後が目安です。賞与(年2回)は業績連動で、近年業績が伸び悩む中で低い水準にとどまっているようでした。

また、福利厚生は一般の大企業並みに完備されており、住宅補助に加えて、家族手当、育児/介護休業、トッパングループ福祉会(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

全体として1人あたりの仕事量が多い他、マルチタスク・仕事のスピードも求められるため、自己成長を実感している人が目立ちます

例えば営業職では1人あたりの業務範囲も広い(基本的に1つの得意先を1人で担当し、提案から印刷・配送手配まで一貫して対応するなど)ことから、マネジメント能力・トラブル対処能力の向上が特に実感されています。

ただし、昇格も年功序列で、頑張って結果を出しても一定の年次までは昇格・賞与にほとんど差はつかないため、優秀な人ほどモチベーションを維持しづらいようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

100年以上の歴史があるため保守的な風土もありますが、上下関係はあまり厳しくないようで、「一般社員と役員クラスも気軽に話しかけられる雰囲気」「人間関係は良好」という声が多数です。

ただしチームワークが良いかと言うと別のようで、すでに一人一人の仕事量が多いため、いかに余計な仕事を避けるかというような風潮もあるようです。

また、社員については穏やかな人が多く、バリバリ働いて出世を目指すタイプの人は少ないようです。激務から人の入れ替わりの多めで、「中途採用者が活躍している」という声もあります。

※図書印刷を志望する人におすすめな他の企業は?

図書印刷が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 共同印刷株式会社
  • 水上印刷株式会社
  • 株式会社図書館流通センター
  • 株式会社トスマック
  • 株式会社イムラ封筒

6. 図書印刷への転職を成功に導くたった1つのコツ

図書印刷に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

図書印刷への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、図書印刷の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 図書印刷転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

図書印刷への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

図書印刷志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 図書印刷に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 図書印刷以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント すべての方に◎ 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda すべての方に◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント 外資・技術系は◎ スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

図書印刷へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

図書印刷での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

図書印刷への転職は自己成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは図書印刷の社風や求める人物像を理解する図書印刷転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

図書印刷転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。