「中途採用で、三井住友建設に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、三井住友建設への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、三井住友建設への転職についてご紹介します。
- まとめ|三井住友建設の特徴と転職のポイント
- 三井住友建設の企業情報
- 三井住友建設の採用情報
- 三井住友建設の求人情報
- 三井住友建設に関する口コミまとめ
- 三井住友建設への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 三井住友建設転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが三井住友建設へ転職すべきか判断できるとともに、三井住友建設への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|三井住友建設の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「三井住友建設に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
三井住友建設の特徴
- 三井グループ・住友グループ唯一の総合建設会社
- やる気と実力次第で、若手も責任ある仕事も任せてもらえる風土
- やりがいや自己成長を実感している人も多数
- 平均年収は810万円で、準大手ゼネコンとしてはやや低め
- 働き方は部署によっても大きく異なる(残業は月平均60時間)
- 業種的にもまだまだ女性は少なめ/結婚・出産を機に退職する女性も目立つ
三井住友建設への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「技術職」「事務職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 三井住友建設の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都中央区佃2-1-6 |
代表者 | 代表取締役社長 新井英雄 |
設立 | 1941年 (2003年に三井建設と住友建設が合併して誕生) |
資本金 | 120億円 |
売上 | 連結4,173億円(2018年3月期) |
従業員 | 連結4,572名、単体2,755名(46.4歳/2018年12月) |
事業内容 | 建設事業(土木・建築・設計・施工など)、開発事業(不動産の売買、賃貸・管理など) |
2-1. 事業内容
三井住友建設は、三井グループ・住友グループ唯一の総合建設会社(準大手ゼネコン)です。両グループからの安定的な受注も見込めるため、経営基盤は安定しています。
同社の主な事業は「土木工事、建設工事、海外事業」の3つで、土木分野ではプレストレストコンクリート(PC)やシールド技術、建築分野では超高層集合住宅や免制震技術などが強みです。
2-2. トップメッセージと事業計画
三井住友建設は、「安全で快適な社会を実現するために、『くらしをささえるものづくり』を続ける総合建設会社です」とメッセージしています。
また、2030年の目指す姿を「新しい価値で『ひと』と『まち』をささえてつなぐグローバル建設企業」と掲げて、中期経営計画では以下4つを軸に事業を推進しています。
2-3. グローバル展開
三井住友建設はアジア各国・米国に計7つの海外事務所を有している他、PC橋、高速道路、リゾートホテル、発電所などの海外施工実績もあります。
競合と比べても海外事業を積極的に推進中です。海外売上比率は約15%(2018/3期)にまで伸びており、引き続き建設・サービス提供を拡大することで、同比率30%(2030/3期)を目指しています。
競合と比べても海外事業を積極的に推進しているため、海外志向の人も前向きに検討することをおすすめします。
三井住友建設企業HP:https://www.smcon.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 三井住友建設の採用情報
三井グループ・住友グループ唯一の総合建設会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、三井住友建設の採用情報についてお伝えします。
3-1. 三井住友建設の採用職種
現在、三井住友建設の採用HPでは以下の通り、「技術職」「事務職」ともに様々な職種で中途の募集があります。
技術職 |
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事務職 |
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その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPや大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、主な職種は以下の通りです。
技術職 |
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事務職 | 営業、作業所事務、企画管理業務(経理、法務、総務、人事など) |
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 500~600万円
社員の平均年収 : 810万円(平均年齢46.4歳)
三井住友建設の平均年収は810万円で一般企業と比べれば十分高給ですが、準大手ゼネコンの中ではやや低めです。
社名 | 平均年収 | 平均年齢 |
長谷工コーポレーション | 904万円 | 41.2歳 |
前田建設 | 881万円 | 43.7歳 |
三井住友建設 | 810万円 | 46.4歳 |
西松建設 | 803万円 | 44.0歳 |
給与は年功序列で、残業代もしっかり支給されると好評です。(なお、転職時の平均年収は若手も多いため、社員平均と比べて低くなっています。)
なお、中途の募集要項に書かれているモデル年収(全国型)は、以下の通りです。
- 技術職(内勤の場合):30歳 39万円 / 35歳 42万円 / 40歳 46万円 / 45歳 49万円
- 事務職(内勤の場合):30歳 36万円 / 35歳 40万円 / 40歳 44万円
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:60時間
三井住友建設の平均残業時間は【60時間程度】で、競合の長谷工コーポレーション・前田建設工業などと比べても同程度です。
(業界全体に言えることですが、)例えば現場の職種では早朝勤務・残業も多い他、土曜に勤務することも珍しくありません。一方が、内勤の場合はほとんど残業がないこともあり、業務も調整しやすいようです。
ワークライフバランスは部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けにはコーポレートメッセージである「はしも、まちも、ひとも」に加えて、「私たちのしごとは、ひとびとの夢をカタチにします」と伝えています。
中途採用でも、同社のビジョンや企業理念などへの共感はもちろんのこと、先程少し触れた中期経営計画の重点項目(下記参照)も踏まえて、しっかり自己アピールするのも良さそうです。
※三井住友建設の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 三井住友建設の求人情報
三井住友建設への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、土木系・建築系ともに「施工監理職」の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、三井住友建設の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
土木系・建築系ともに「施工監理職」の求人あり
dodaでは、土木系・建築系ともに「施工監理職」で中途の募集があり、具体的な仕事は以下の通りです。
①現場監督(作業員への指示、打合せ、工程の管理)
②社内業務(事務所内で各種工事の施工要領書、工事計画、工程表、ISO関連や公的書類等の作成)
PC橋や超高層マンションなどを強みとする他、グループ企業からの受注も多いため安定性を求める人にもおすすめします。必須要件は「建築工事の現場経験(経験年数は不問)」です。
年収は400~800万円と同社の平均年収から見ても好条件なので、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。
5. 三井住友建設に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、三井住友建設の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
三井住友建設に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、「競合と比べると同程度 あるいは やや低め」「年収に占める残業代の割合が大きい」という声も目立ち、給与水準についてはある程度満足されているようです。
例えば年収は30代(主任クラス)で550万円前後、課長クラスで700万円が目安です。賞与(年2回)はあまり期待できないという声もありますが、近年は業績で増加傾向もあるようです。
また、福利厚生は一般の大企業並みに完備されており、社宅・独身寮に加えて、住宅手当、職務手当、別居手当、資格取得支援などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
大きなプロジェクトに携わる機会も多い他、やる気と実力が認められれば責任ある仕事も任せてもらえる風土もあるため、やりがいや自己成長を実感している人も多数です。
例えば現場の職種では、建設期間中は休みも少なく肉体的・精神的にもハードですが、その分竣工した時の達成感/やりがいは格別なようです。施工管理職などの教育制度も充実していると好評です。
人事制度の基準は曖昧という声もあり、直属の上司の評価によっても大きく左右される他、頑張って結果を出しても、昇格には直接影響はしないようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
もともと社風の異なる三井(“人の三井”)と住友(“石橋を叩いて壊す”)グループということもあって、合併(2003年)から15年以上経過しましたが、それぞれが共存した雰囲気という声が目立ちます。
社員については財閥系企業ということもあり、ガツガツした人は少なく、穏やかな人・スマートな人も目立つようです。一方で、中途採用者からみると危機意識が乏しいと感じる可能性もあります。
その他に「土木は三井系、建築は住友系が強い」という声もある他、年配の人を中心にの派閥(三井派・住友派など)も一部あるようです。そのため、中途入社直後は特に人間関係には気を遣うのが良さそうです。
※三井住友建設を志望する人におすすめな他の企業は?
三井住友建設が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 東急建設株式会社
- 五洋建設株式会社
- 戸田建設株式会社
- 株式会社熊谷組
- 株式会社安藤・間
6. 三井住友建設への転職を成功に導くたった1つのコツ
三井住友建設に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
三井住友建設への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、三井住友建設の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 三井住友建設転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
三井住友建設への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
三井住友建設志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 三井住友建設に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 三井住友建設以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
三井住友建設へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
三井住友建設での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
三井住友建設への転職は安定性・自己成長・やりがいの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは三井住友建設の社風や求める人物像を理解する・三井住友建設転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
三井住友建設転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。