日清食品に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、日清食品に転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日清食品への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日清食品への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|日清食品の特徴と転職のポイント
  2. 日清食品の企業情報
  3. 日清食品の採用情報
  4. 日清食品の求人情報
  5. 日清食品に関する口コミまとめ
  6. 日清食品への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 日清食品転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが日清食品へ転職すべきか判断できるとともに、日清食品への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|日清食品の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日清食品に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

日清食品の特徴

  • 国内大手食品メーカーの一つで、即席めんで断トツのシェア
  • 主力商品の「カップヌードル」は世界80カ国以上で展開するグローバル企業
  • 平均年収は800万円台、平均残業時間は30~40時間と平均的な待遇
  • チャレンジ精神旺盛でスピード感重視の企業。体育会系の風土

日清食品への転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. 日清食品の企業情報

 社名  日清食品株式会社
 本社所在地 東京本社:東京都新宿区新宿6-28-1
 代表者 代表取締役社長 安藤 徳隆
 設立 2008年10月1日
 資本金 50億円
 売上 HD連結:4,315億75百万円(2015年3月期)
 従業員 HD連結:8,767名(2015年3月31日現在)
 事業内容 即席袋めん、スナックめんを主とするインスタント食品の製造および販売

2-1. 事業内容

2008年に設立された日清食品は、国内大手の食品メーカーです。

世界初の即席麺「チキンラーメン」を生み出した企業として大変有名ですが、その他国内外問わず多くのヒット製品を販売しており、明星食品の子会社化により即席麺の国内シェアは約50%と圧倒的です。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:日清食品企業HP

日清食品では、日本社会での健康志向の高まりを受け、これまで培ってきた世界トップレベルの技術革新力と商品開発力、マーケティング力を駆使し、新しい食文化を創造していきたいとメッセージしています。

“Beyond Instant Foods”=即席を超えた食品を提供する企業を目指すことで、これまでのターゲット層であった若者だけでなく、女性やアクティブシニア層など幅広い消費者にに支持されることを目指していくとしています。

2-3. グローバル展開

日清食品は、米州・中国・アジア・欧州を中心に広く海外展開しており、あのカップヌードルは世界80カ国以上で発売されています。

今後もグローバル化に注力する方針を出しており、2020年には海外売上比率30%目標が掲げられています。同時に、社内選抜研修など、グローバル人材の育成にも非常に力を入れているため、転職後ゆくゆくはグローバルに活躍したいと考える場合にもチャンスが広がっていくでしょう。

日清食品企業HP:https://www.nissin.com/jp/about/nissinfoods/

  見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 日清食品の採用情報

業界大手の食品メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、日清食品の採用情報についてお伝えします。

3-1. 日清食品の採用職種

日清食品採用HPでは、事務系職種では「営業・マーケティング」「管理部門」、技術系職種では「生産」「研究開発」「機械開発」において、それぞれ複数の中途採用を募集しています。

各部門で募集されている職種の詳細については、日清食品キャリア採用HPから確認することが出来るので、参照すると良いでしょう。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 約750万円(職種、ポジションにより大きく異なる)

社員の平均年収 : 816万円(平均年齢39.6歳)

会社四季報より

日清食品の給与は、食品大手の味の素や、明治と比較しても、やや給与水準は低いと言えます。

食品業界全体でみれば十分な給与水準ですが、大手メーカーとしては高待遇とは言えず、口コミ等による社員の待遇面への満足度も平均的となっています。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30〜40時間

日清食品の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。

同業界の味の素や明治と比較すると、やや残業時間は多いと言えるでしょう。

ただし、近年は働き方改革の流れもあり有休取得推進や休日出勤や残業時間の削減など、労働時間短縮の流れが出ているようです。

いずれにせよメーカーは部署等によって大きく労働環境も異なるため、実際に転職を検討する際にはコンサルタント等にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

日清食品では、キャリア採用で求める人材として、「専門性」と「志向性」の双方を持った人材を採用したいとメッセージしています。

スピードを求められる今の食品市場で、同社は「やりたいことを、いますぐやる」というハングリー精神を重視しており、中途採用者であっても、一時のニーズに対して短期的に活躍出来る人材ではなく、その先も長くキャリアアップしていくために、自身の志向を強く持つ人材が歓迎されています。

実際の転職面接等では入社後希望するキャリアパスなどについても、具体的かつ説得力を持たせて説明出来るよう、事前準備を入念に行っておきましょう。

※日清食品の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 日清食品の求人情報

日清食品への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、日清食品の求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職エージェント『doda』を使って調べると、以下のような特徴があることがわかりました。

4-1. 事務系職種は管理部門でのグローバルポジションあり

dodaで検索すると、事務系職種では情報システム部門や企画部門など、管理部門での求人が複数見つかりました

上記で紹介している職種以外にも、法務など多数の求人が出ていますが、今後海外事業拡大に注力する上で、いずれの職種もビジネスレベルの英語力が必要とされています。

想定年収は約500~700万円と、まずまずの好条件での転職が期待できます。

4-2.技術系職種では生産系、研究開発系ともに多くの求人あり

dodaで検索すると、技術系職種では生産系、研究開発系ともに複数の求人が見つかりました。

事務系同様、技術系各職種でも海外工場長候補や、国内での研究開発職でも海外向け製品の開発担当もあり、グローバルに活躍出来る環境が用意されています。

定年収は約650万~1200万円と非常に幅があり、かつ高年収も期待出来るため、ぜひ年収アップ交渉を入社時に行い、有利に転職を進めましょう。

5. 日清食品に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日清食品の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

日清食品に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

  コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 基本給は高くないが、福利厚生が良い
  • 住宅手当が充実
  • 業績次第で賞与アップや株の配当あり
仕事のやりがい・成長
  • 知名度が高い分個人スキルが伸び悩む
  • 人事考課は近年改善されているが、不透明
  • 若手の裁量は他メーカーより大きい
人間関係・社員の雰囲気
  • 先進性があり、チャレンジ精神を大切にする
  • オーナー企業ゆえ、トップダウンは強い
  • 体育会系気質で、パワーのある人が多い
その他
  • 女性に働きやすさは職種によって大きく変わる

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、企業全体では平均的ですが、大手食品メーカーとしては高評価とは言えません。

給与水準については、基本給はさほど高くないものの、賞与や福利厚生は十分なので、全体的には満足しているという意見が多くありました。

また、業績によっては賞与の大幅アップや株の配当もあり、モチベーションとなっているようです。

ただし、残業代はしっかりと支給されるものの、繁忙期などの残業時間は同業他社と比較しても長く、近年改善傾向にあるが、ワークライフバランスは厳しいという意見も複数見られました。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については、可もなく不可もなくというところで、食品メーカーとしてはやや低めの評価です。

やりがいについては、やはり世界的にも知名度の高い製品を扱っているため、流通業や消費者からの期待も高くやりがいにつながる一方、製品力が高いため、個々のスキルを伸ばすチャンスに欠けるという意見がありました。

また、若手の裁量の大きさは他社メーカーよりもあると感じている社員は多いようで、海外志向の人にもチャンスは多いという意見も複数見られます。

ただし、評価体制については近年大幅に改善されつつあるもののまだ不透明で、特に理系職種の社員は評価についてネガティブな意見が多く見られました

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、職場の志気は高いものの、風通しの良さについては良い評価とは言えません。

企業風土としては、先進性があり、とにかくチャレンジ精神とスピードを重んじる企業だという意見が多くありました。

また、創業家一族のオーナー経営のため、トップの意向は強く、意向にそってスピード感を持って仕事をすることを求められるようです。

中途入社の場合、スピード感に戸惑うという口コミも多くあります。

社員の雰囲気は、体育会系でガッツのある人が多く、飲み会などコミュニケーションも盛んなようです。

そういった雰囲気になじめない社員にとっては少々辛い環境のようですが、部署によっても大きく変わるので、事前のヒアリングが大切です。

※日清食品を志望する人におすすめな他の企業は?

日清食品が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 味の素株式会社
  • 株式会社明治
  • サントリーホールディングス株式会社
  • 株式会社ヤクルト本社

6. 日清食品への転職を成功に導くたった1つのコツ

日清食品に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

日清食品への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。

転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、日清食品の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。

なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 日清食品転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

日清食品への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

日清食品志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 日清食品に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 日清食品以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント 外資・技術系は◎ スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。
doda すべての方に◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
リクルートエージェント すべての方に◎ 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-2. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

7-3. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

日清食品へ転職したいのであれば、登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。

担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

日清食品での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

日清食品への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る日清食品転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

日清食品転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。