「中途採用で、ナイキに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ナイキジャパン(ナイキ)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ナイキへの転職についてご紹介します。
- まとめ|ナイキの特徴と転職のポイント
- ナイキの企業情報
- ナイキの採用情報
- ナイキの求人情報
- ナイキに関する口コミまとめ
- ナイキへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- ナイキ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがナイキへ転職すべきか判断できるとともに、ナイキへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|ナイキの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ナイキに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
ナイキの特徴
- 世界No.1スポーツブランド(売上ベース)である米ナイキの日本の卸売販売会社
- 革新を求める企業文化/やりがいや自己成長を実感している人が多数
- 自己主張の強い人も多く、主体性やリーダーシップが強く求められる風土
- 平均年収は759万円(口コミベース)で、同業の中でもトップクラス
- フレックス制なども活用しやすく、ワークライフバランスは調整しやすい
- 男女関係なく活躍できる環境で、女性も働き続けやすいと好評
ナイキへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 中途採用の応募要件(応募職種の経験年数やスキル、英語力など)は、競合と比べてもかなり厳しめ
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. ナイキの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー |
代表者 | VP兼ゼネラルマネージャー 小林哲二 |
設立 | 1981年10月1日 |
資本金 | 3億円 |
売上 | グループ合計: 364億ドル(2018年5月期) |
従業員 | 約570名 |
事業内容 | スポーツ用品卸売販売 |
2-1. 事業内容
ナイキは1981年に設立された、世界売上No.1のスポーツメーカーである米ナイキの日本における卸売販売会社です。
ナイキブランドの他にも、スニーカーや衣料品の世界的ブランド「コンバース」、サーフブランド「Hurley(ハーレー)」なども展開しています。
2-2. ミッションと事業計画
ナイキは、企業のミッションとして『Bring inspiration and innovation to every athlete in the world』(世界中のすべてのアスリートにイノベーションとインスピレーションを)と掲げています。
例えばNBAプレーヤーのマイケル・ジョーダンとのコラボ「エア・ジョーダン」に始まり、ソールにエアを搭載した革新的な「エアマックス」などは爆発的なヒットを記録しました。
近年も新カテゴリーや高級品市場などに挑戦し続けており、プレミアムスポーツブランド「Nike Sportswear」やプレミアム&ストリートウェアブランド「Nike Lab」も展開しています。
2-3. グローバル展開
ナイキは170以上の国・地域で展開しており、その中でも日本市場の重要性は高まっており、グローバル戦略の重点エリアの1つとされています。
もちろんグローバルでの情報共有や、サプライチェーンの効率化は進められていて、働く社員にとっても世界中の知見を共有するチャンスは十分あります。
日本支社の社員も様々な国の人々が活躍しています。米国本社やアジア地域への出張も時々あるようですが、日本支社から海外赴任の例はそう多くはないようです。
グローバルに活躍したい人は・・
外資系企業の場合、キャリアステップによっては海外の他支社で働くチャンスもあります。
しかし、結局日本支社は支社のひとつに過ぎないので、日本国内のビジネスに関わることが中心となります。
もし海外赴任等グローバルに活躍することを望むなら、積極的に海外進出している日系企業への転職をおすすめします。
ナイキ企業HP:https://www.nike.com
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. ナイキの採用情報
米ナイキの輸入販売会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、ナイキの採用情報についてお伝えします。
3-1. ナイキの採用職種
現在、採用HPでは以下のような様々な職種で中途の募集があります。(※なお、現時点で店舗の求人はアルバイトのみでした)
区分 | 職種 (ブランド名など) |
マーケティング |
|
セールス |
|
デジタル |
|
(※「NIKE job alerts」にメールアドレスを登録しておけば、希望の職種・勤務地の求人が出るたびに連絡をもらえるため便利です。)
その他にも随時募集される可能性はあるため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント(非公開求人)からも情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、ナイキの主な職種をまとめると以下の通りです。
本社 | 店舗など |
|
|
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 700〜800万円
社員の平均年収 : 759万円(平均年齢41.3歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
ナイキの平均年収は759万円(口コミベース)で、スポーツブランドの中ではトップクラスという声も目立ちます。
給与は実力主義で、残業代はしっかり支給される他、福利厚生も日系の大企業並みに完備されています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:15〜30時間
ナイキの平均残業時間は【15~30時間程度】です。競合のアディダス・ジャパンなどと比べると残業は少なめです。
ライフスタイルに合わせて働き方を調整しやすいという声も目立ちます。社員の自主性に委ねられている部分も比較的大きいようで、例えば有給やフレックス制度も利用しやすいと実感されています。
ただし、部署や職種などによっても残業時間が大きく異なるため、もし転職を検討中の人は大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
ナイキグループの採用HPで新卒・中途向けに、『私たちは導き、発明し、届ける ~世界を動かすためにスポーツの力を使う~』とメッセージしています。
ナイキは世界No.1スポーツメーカーとして社内でも各分野のプロフェッショナルを求めているため、中途採用の必須要件(応募職種の経験年数・スキル、英語力など)は、競合と比べてもかなり厳しめです。
そのため、中途採用では応募職種の経験や高い専門性を有していることが必須と言えます。
その上で、ナイキの経営理念への共感や、ナイキで新しい価値を生み出したいという熱い想いもしっかりアピールして他候補者と差別化することも意識するのも良さそうです。
※ナイキの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. ナイキの求人情報
ナイキへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人には募集は見当たらないため、ここではナイキの採用HPの情報をご紹介します。
(※なお、現時点でいずれの職種も年収の目安は見当たりませんでしたが、競合と比べても決して見劣りしない水準の給与は十分期待できます。)
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、ナイキの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. マーケティング職は「統合型小売マーケティング・マネージャー」の中途の求人あり
採用HPページでは、マーケティング職では「統合型小売マーケティング・マネージャー」などの中途の募集があります。
主な業務は、同社製品の販売面よりも、いかにナイキがベストであるのかオンライン・オフラインの両方を通じて消費者に伝えていくことがメインです。セールスやマーチャンダイズなどのチームとも連携して行うやりがいのある仕事です。
必須要件は「小売業界でのプロフェッショナルな経験5年以上」「マネジメント経験2年以上」「流暢な日本語/英語 (TOEIC800点以上)」など必須条件は厳しめですが、その分実力を発揮して活躍できる環境が整っています。
4-2. セールス職は「アカウント・エグゼクティブ (Hurley)」の職種で中途の募集あり
採用HPページでは、セールス職では「アカウント・エグゼクティブ (Hurley)」の中途の募集があります。
シニアセールスレップとして、チームメンバーをリードしながら小売業界No.1を目指すと共に、売上の予算策定などにも携わります。セールス以外にも、商品開発、マーチャンダイジング、店頭のディスプレイ(Visual Merchandising)なども担当するやりがいのある仕事です。
必須要件は「ファッション/スポーツブランドの営業経験3年以上」「ストアマネジメント・ホールセールの経験」「ビジネスレベルの日本語/英語」などで厳しめなので、経験などに自信のある人におすすめします。
4-3. デジタル職は「デジタルパートナーシップ」の職種で中途の求人あり
採用HPページでは、デジタル職では「デジタルパートナーシップ」などの職種で中途の募集があります。
ディレクターとして、日本におけるデジタルパートナーシップ全般(戦略の企画・運用から改善まで)を担当します。2017年までの2年間でオンライン売上が倍増(特にアプリベースの販売が急上昇)している中で、デジタル面から加速させるやりがいのある仕事です。
必須要件は「応募職種の経験8年以上」「同業務に必要なスキル」「ビジネスレベルの日本語/英語 (TOEIC800点以上)」などで、条件は非常に厳しいですが、前職までの経験などを活かして十分に活躍できる環境が用意されています。
5. ナイキに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ナイキの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
ナイキに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
|
仕事のやりがい・成長 |
|
人間関係・社員の雰囲気 |
|
その他 |
|
5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は実力主義で、「スポーツブランド・アパレルブランドとしてはトップクラス」という声も目立つなど、満足している人が多数です。
例えば年収は担当者で約450万円、シニアクラスで約700万円、マネージャーで約1000万円が目安です。賞与は業績連動ですが年収に占める割合は低いため、年収は比較的安定しているようです。
また、福利厚生については日系の大企業並に完備されており、寮・社宅に加えて、社内販売、社内トレーニング施設などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
外資系らしく実力主義の風土で、仕事の進め方はトップダウンが基本です。実力が認められれば昇進のチャンスも十分あるため、やりがいを実感している人が多数です。(役職が上がるほどより高い英語力が求められます)
また、イノベーションし続けることを非常に重視しているため、非常にオープンな雰囲気でリスクをとってでも新しいことに挑戦することが求められます。そのため、自己成長を実感している人も多いです。
ただし、本社に対して日本の事情や慣習を踏まえた提案をしても、基本的にグローバル方針が優先されることが多いようです。そのため、一定の制約もあることも知っておきましょう。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
スポーツ経験者も多く全体的にアクティブな雰囲気もありますが、中途採用者が多く離職率も高めということもあり、良くも悪くもドライという声もあります。
自分の意見を強く主張する人が多い他、リーダーシップを発揮することが評価される風土もあるため、人によって社風に合う合わないが分かれやすいようです。
また、女性が働く環境としては非常に良いという声が目立ちます。男女関係なく活躍でき、キャリアを目指すこともできる他、産休育休から復帰して続ける女性も多いようです。
※ナイキを志望する人におすすめな他の企業は?
ナイキが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社アシックス
- アディダスジャパン株式会社
- プーマ ジャパン株式会社
- ミズノ株式会社
- 株式会社ニューバランスジャパン
6. ナイキへの転職を成功に導くたった1つのコツ
ナイキに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
ナイキへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、ナイキの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. ナイキ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
ナイキへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
ナイキ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- ナイキに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- ナイキ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
DODA | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『DODA』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
ナイキへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. DODA|求人数No.2・転職サポートが評判
『DODA』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
DODA公式サイト:https://doda.jp/
※DODAは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『DODA』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・DODAと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
ナイキでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ナイキへの転職は年収・やりがい・自己成長・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはナイキの社風や求める人物像を理解する・ナイキ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
ナイキ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。