「中途採用で、三菱重工に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、三菱重工への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、三菱重工への転職についてご紹介します。
- まとめ|三菱重工の特徴と転職のポイント
- 三菱重工の企業情報
- 三菱重工の採用情報
- 三菱重工の求人情報
- 三菱重工に関する口コミまとめ
- 三菱重工への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 三菱重工転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが三菱重工へ転職すべきか判断できるとともに、三菱重工への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|三菱重工の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「三菱重工に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
三菱重工の特徴
- 国内最大の機械メーカーで、エネルギー関連事業が主力事業
- 売上高の約半数は海外によるもので、北米・アジアへの展開が進んでいる
- 平均給与は800万円代と、重電メーカーの中では高水準
- 平均残業時間は30~40時間。部署等により大きく異なる
- 日系大企業らしい保守的な風土だが、近年改革も進めている
三菱重工への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 三菱重工の企業情報
社名 | 三菱重工業株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区港南2丁目16番5号 |
代表者 | 代表取締役社長 宮永俊一 |
設立 | 1950年1月11日 |
資本金 | 2656億0878万1千円 |
売上 | 連結:3兆9,921億円(2015年3月期) |
従業員 | 連結:3兆9,921億円 |
事業内容 | 機械、建設機械、船舶、航空機、防衛機器の製造・販売 |
2-1. 事業内容
1950年に設立された三菱重工は、国内最大の機会メーカーで、三菱グループ御三家の一角を担う企業です。
製造製品数は700を超え、非常に多岐に渡る製品を製造していますが、主力事業は、船舶・エネルギー関連機器、産業機械、航空機、ロケットなどになります。
また、日本トップの軍需企業という側面もあり、兵器製造の分野では現防衛省への納入実績は国内トップで、戦闘機・ヘリコプター・護衛艦・潜水艦・戦車・ミサイル等の製造も行っています。
2-2. トップメッセージと事業計画
三菱重工では、さらなる会社の発展と社会貢献を達成するために、「事業規模5兆円の高収益企業」を目指すとメッセージしています。
具体的には、多岐に渡る同社の製品を「エネルギー・環境」「交通・輸送」「防衛・宇宙」「機械・設備システム」の4つのドメインへ再編制し、それぞれの事業において最適な戦略に基づいた事業展開を行えるよう進める方針です。
また同時に、同社の強みである技術力の高さと向上心を是とする風土を守りながらも、外部の良いものを柔軟に取り込み、世界基準の思考や手法に転換していく方針です。
2-3. グローバル展開
三菱重工は、海外に約200拠点を設立し、2016年度には売上高の海外比率が半数を超える、グローバル企業です。
中でも北米・アジア地域への事業展開が進んでおり、北米ではエネルギー・石油・ガス事業を主力事業として進めています。アジア地域ではシンガポールにグローバル事業拡大の中核となる関連会社を設立し、化学プラント、環境プラント、機械・鉄鋼事業などの幅広いグローバル事業を拡大していく方針です。
三菱重工企業HP:https://www.mhi.co.jp/index.html
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 三菱重工の採用情報
業界大手の機械メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、三菱重工の採用情報についてお伝えします。
3-1. 三菱重工の採用職種
職種 | 採用部門 |
技術系 | ソフトウェア、開発設計、生産技術、品質管理、品質保証、研究開発、SE、建設、生産管理 |
事務系 | 営業、購買、経理、法務、企画、総務、人事、物流、広報 |
技能系 | 品質保証、全般 |
三菱重工では、技術系職種を中心に、多くの職種で中途採用を募集しています。現在募集中の求人の詳細については、採用HPで検索することが出来ます。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約400万~1000万円(求人により大きく異なる)
社員の平均年収 : 842万円(平均年齢39.2歳)
三菱重工の給与は、競合の川崎重工、IHI等と比較すると、高い給与水準といえます。口コミ評価での待遇面への満足度も、上記2社と比較して高評価です。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜40時間
三菱重工の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界の川崎重工、IHI等と比較しても平均的な残業時間といえます。基本的に残業代も全て支給される、ホワイト企業です。
ただし部署によって大きく残業時間等は異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
三菱重工では、グローバル化されたマーケットで激化する競争を勝ち抜いていくための「即戦力となりうる経験者」を採用したいとメッセージしています。
製品特性上長期スパンで開発製造する製品が多いため、これまでは新卒採用者を長期に人材育成していく方針をとっていた同社ですが、海外での事業展開や、新製品・新技術の開発加速が必要となってきた現在では、開発設計要員や海外対応要員として優れた経験者が必要になっています。
企業研究と、経験・スキルの棚卸を含めた自己分析をしっかりと行った上で、どの分野で即戦力として活躍出来るのかということを明確にアピール出来るよう準備をしておきましょう。
※三菱重工の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:三菱重工・募集職種・三菱重工の中途採用メッセージ
4. 三菱重工の求人情報
三菱重工への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、三菱重工の求人情報をご紹介します。大手転職エージェント『doda』を使って調べると、以下の特徴があることが分かりました。
4-1. 事務系職種では海外営業での求人あり
dodaで検索すると、国内トップシェアを獲得している輸送用冷凍機の欧州向け海外営業職の求人が見つかりました。
同製品の海外展開拡大に伴う海外営業等経験者の募集をしており、海外代理店の管理、販売計画策定、また代理店新規開拓も期待されています。海外赴任ではなく、年数回の出張ベースとなっており、TOEIC700点以上の中級レベルの英語力も必要になります。
想定年収は600万~1000万円と高年収求人で、転職を機に給与アップを目指したい方にも十分おすすめ出来る求人です。
4-2.技術系職種ではソフトウェアエンジニア、設計者等複数の求人あり
dodaで検索すると、技術系職種では同社主力事業である環境プラント事業やインフラシステムのエンジニアなど、複数の求人が見つかりました。
中でも、原子力プラント設計やETCシステムのサーバ構築、システム開発など、国家レベルのプロジェクトに携われる求人が特徴的なものとして挙げられます。国内トップシェア分野も多く、その技術力の高さから海外でのプロジェクトに携わる機会も多くあります。
想定年収は約400万~700万円となっていますが、中途採用では年収アップ交渉も十分に可能なので、積極的に交渉することをおすすめします。
5. 三菱重工に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、三菱重工の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
三菱重工に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、企業全体、業界内どちらでみても高評価です。
給与水準については、重電メーカーとしては高水準と感じている人が多いようです。ただし商社や金融、ITなど、他業界と比較すると中堅以降からは特に差がついてくるという意見も複数ありました。日系大企業らしい年功序列、横並びの昇給制度で、安定性はあるものの、特に20代のうちは残業代で稼ぐという社員も多いようです。
福利厚生についてはかなり高評価で、特に寮や社宅が充実しているという意見が多くありました。その他も大企業らしく一通りそろえられており、福利厚生について不満があるという社員は少ないようです。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については平均的な評価ですが、競合他社と比較するとやや低評価です。
やりがいについては、同社の事業内容に対しては、大規模かつトップシェアの分野も多いため、社会に与える影響力の大きさがモチベーションとなっている社員が多いようです。ただし、個人の成果があまりにも評価に影響しないため、その点はモチベーションダウンになるという意見も同じく多数ありました。
成長環境については、関わるプロジェクトは若手の頃から大きいようですが、大企業ゆえに仕事があまりにも細分化されていて、個人のスキルの幅を広げるチャンスが少ないという意見が多くありました。転職等を考えず、長期間働くには良い環境ですが、スキル、キャリアアップを積極的にしたいという人にはお勧めできない環境のようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気についてはかなり評価が低くなっています。
世間一般のイメージ通り、年功序列で、保守的、社員の和を重んじるという風土のようです。上から与えられた仕事を着実にこなし、成果を上手くアピールすることが昇進のコツという意見が多く、自分のやり方で仕事を進めたい、変化させたいという人にはまず向かない企業でしょう。
社員の雰囲気については、高学歴で優秀な社員が多いという意見が多くありますが、それゆえに、1つ決めるにあたっても評論家さながらに多方向から逐一意見が入ってくるため、とにかく意思決定が遅くなっているという声が多くありました。近年では事業部や関連会社への権限移譲も進められているようですが、他企業と比較するとまだまだという口コミも複数ありました。
※三菱重工を志望する人におすすめな他の企業は?
三菱重工が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 川崎重工株式会社
- 株式会社IHI
- 三菱電気株式会社
- 本田技研工業株式会社
6. 三菱重工への転職を成功に導くたった1つのコツ
三菱重工に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
三菱重工への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、三菱重工の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 三菱重工転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
三菱重工への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
三菱重工志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 三菱重工に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 三菱重工以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
三菱重工へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
三菱重工での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
三菱重工への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・三菱重工転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
三菱重工転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。