LINEに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 LINE

「中途採用で、LINEに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、LINEへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、LINEへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|LINEの特徴と転職のポイント
  2. LINEの企業情報
  3. LINEの採用情報
  4. LINEの求人情報
  5. LINEに関する口コミまとめ
  6. LINEへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. LINE転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがLINEへ転職すべきか判断できるとともに、LINEへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|LINEの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「LINEに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

LINE レーダーチャート

LINEの特徴

  • 韓国ネイバー社を親会社とする日本のIT企業で、メッセンジャーアプリ『LINE』を中核事業とする
  • 海外展開を進めており、台湾、タイ、インドネシアでは高いシェアを獲得している
  • 平均給与は700万円台と同業他社と比較し平均的だが、昇給スピードは遅い
  • 平均残業時間は40~50時間とIT業界にしては少ない
  • 親会社のトップダウンで指示が変わることも多く、変化のスピードについていく能力が必要

LINEへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. LINEの企業情報

 社名 LINE株式会社
 本社所在地東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー15F~23F
 代表者代表取締役社長 出澤剛
設立2000年9月4日
 資本金125億9,619万円(2015年12月期)
 売上連結:1,206億69百万円
 従業員1,438人(2017年4月1日現在)
 事業内容インターネット関連事業・ウェブサービス事業

2-1. 事業内容

2000年に東京都で設立されたLINE株式会社は、韓国最大のインターネットサービス会社ネイバーの100%子会社で、インターネット、ウェブ関連事業を手掛けています。

LINE 本社

『LINE』『livedoor blog』『NAVER まとめ』など、インターネット、ウェブサービス関連の幅広い事業を手掛けています。うち、広告による売上高が全体の約4割を占めています。

2-2. トップメッセージと事業計画

LINE トップメッセージ

引用:LINE企業HP

LINEでは、「世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めること」をミッションとしています。

現在、日本、アジアで広く利用されているメッセンジャーアプリを主要事業としていますが、今後はLINEサービスをスマートポータルとしてより進化させていくとしています。

また、親会社である韓国NAVERと共同開発したクラウドAIプラットフォーム「Clova」など、新たな事業を国内外で積極的に展開していく方針です。

2-3. グローバル展開

LINE グローバル展開

引用:LINE企業HP(IR情報)

LINEは、海外進出を積極的に進めており、アジアを中心に現在は11カ国でサービス展開しています。特に台湾、タイ、インドネシアでは多くのユーザーを獲得しており、今後も海外事業拡大を目標とする上で、働く環境としてもグローバル展開に携わる機会が多くある企業といえるでしょう。

LINE企業HP:https://linecorp.com/ja/

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. LINEの採用情報

業界大手のIT企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、LINEの採用情報についてお伝えします。

3-1. LINEの採用職種

職種JOB UNIT
技術職エンジニア(ソフトウェア・フロントエンド・インフラ・セキュリティ)、品質管理、ITサポート
デザイン職UIデザイン、ブランドデザイン、イラストレーション、ゲームアーティスト
サービス企画職サービス企画、運営企画、ゲームプランナー、エディター
ビジネス企画職事業開発、ゲーム事業開発、マーケティングコミュニケーション、企画営業、法人商品企画
ビジネスサポート職法務、情報セキュリティ、財務経理、購買、翻訳通訳、HR、コーポレートコミュニケーション、内部監査、知財、業務管理

LINEでは、職種を5つの職種、さらに29のJOB UNITに分類し採用することで、各自が専門性の高い業務に集中して取り組む環境を作り出しています。

上記の多くの職種で中途採用募集が実施されているので、詳細を知りたい場合には採用HPを参考にしてください。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 :非公開(おすすめ大手転職サイトでの公開求人なし)

社員の平均年収 : 743万円(平均年齢34.2歳)

会社四季報より

LINEの給与は、同業他社のサイバー・エージェントやディー・エヌ・エーと比較して、平均的な給与といえるでしょう。

ただし、口コミ評価で待遇面への評価は低く、昇給スピードが遅いという意見もあるため、転職をする際にははじめにしっかりと給与交渉することが重要でしょう。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:40〜50時間

LINEの平均残業時間は【40〜50時間程度】です。同業界のサイバー・エージェントやディー・エヌ・エー等と比較しても少ない残業時間といえます。一般的にIT業界は労働時間が長い傾向にありますが、ワークライフバランスをある程度保ちたい人にもおすすめの企業です。

ただし、当然職種によって労働時間は大きく異なる可能性もあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

3-4. 中途採用メッセージ

LINE 中途採用メッセージ

LINEでは、「LINEが抱えている課題に一緒に立ち向かい、真摯に邁進してくれる人材を採用したい」とメッセージしています。日本国内では圧倒的なシェアと認知度を誇る同社ですが、当然サービスは発展途上であり、国外への展開も進めている最中です。

よって、与えられた業務をこなすだけでなく、自らが新たなサービスや事業を生み出すために、積極的に行動できる人材が必要とされています。

※LINEの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. LINEの求人情報

LINEへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、LINEの求人情報をご紹介します。現状、おすすめしたい大手転職エージェント各社では、LINEの公開求人は見つかりませんでした。参考情報として、企業採用HPの情報を紹介します。

4-1. 事務系職種は企画職等第二新卒向けの求人も複数あり

LINE 中途採用情報

LINE 中途採用情報

LINE採用HPで検索すると、事務系職種では事業企画職から管理部門まで、多くの職種で中途採用の求人が見つかりました。

なかでも、同業務経験1年以上や、第二新卒と明記されている求人が複数あり、社会人経験が浅い場合でも応募できる職種が多くありました。

また、特に企画職や広報、財務等の管理部門においては、ビジネスレベルの英語力を必須とする求人も多くあり、IT業界で語学力を生かして働きたい人にもおすすめの求人でしょう。

4-2.技術職では、プランナー職、エンジニア職等多数の求人あり

LINE 中途採用情報

LINE 中途採用情報

LINE採用HPで検索すると、技術系職種では、企画職や開発ディレクション業務、エンジニア職等多数の求人が見つかりました。

新規ビジネスを次々と生み出している企業なので、サービス立ち上げの初期段階から携わることの出来る、非常にやりがいのある業務が多く見られます。また、海外展開も視野にいれた業務が多く、語学力や対海外事業の経験も歓迎されています。

ここでは紹介していませんが、デザイナー職でも多くの求人が出ているため、ぜひ一度確認してみることをおすすめします。

5. LINEに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、LINEの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

LINEに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

LINE レーダーチャート

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 年俸制、みなし残業代48時間分込みの給与体系
  • はじめの職位から変わらなければ昇給せず、給与がなかなか上がらない
  • 決して高年収ではないため、年収アップ目的の転職には向かない
仕事のやりがい・成長
  • 1人に任される業務量が非常に多く、成長に繋がっている
  • 自走することを求められるので、若手の育成環境としては不十分
  • 多事業でトップシェア、海外ビジネスも多いのでやりがいにつながる
  • 研修は充実しており、積極的に活用出来ればスキルアップを望める
人間関係・社員の雰囲気
  • 韓国企業が親会社なので、日本人の次に韓国人が多い
  • 親会社のトップダウン指示が多く、変化スピードがとにかく早い
  • 丁寧な人よりも、仕事の早い人が評価される
  • 社員同士は和気あいあいとしていて、雰囲気は良い
その他
  • 現在は急激に組織が拡大しており、ベンチャー風土は薄れつつある

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、企業全体、業界内どちらで見ても低い評価となっています。

給与は年俸制で、残業代は48時間を超えた分は支給されますが、都度上長への承認等必要なため、サービス残業をしている社員もいるという意見がありました。給与水準は業務内容に対して低いと感じている社員が多く、さらに昇給スピードが遅い点が不満につながっているようです。

福利厚生はベンチャー企業らしく朝食無料支給などユニークなものもありますが、住宅手当等はなく、大企業から転職する場合にはギャップを感じる点も多いでしょう。総じて、年収アップを目指しての転職にはおすすめできないようです。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については他業界と比較すると高評価ですが、IT業界内では平均的な評価です。

1人あたりの業務量が多く、能力以上の業務をこなさなければならないので、結果として自己成長に繋がっているという意見が多く見られました。そのため、ある程度のスキルを持って転職した場合にはさらなるスキルアップにつながるようですが、若手を丁寧に育成する環境ではないため、20代での転職はよく検討する必要があるという意見も見られました。

研修制度については、同業他社と比較しても社内研修が充実しており、自ら積極的に活用出来ればスキルアップにつながるという意見が多くありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については平均的な評価ですが、IT企業としては低めの評価です。

親会社からのトップダウンで指示内容が変わることが多く、とにかくそのスピード感についていけなければ仕事を続けることは厳しいという意見が多く見られました。日系企業のように年功序列で風通しが悪いということはないようですが、トップダウンの指示に都度対応し、それらが失敗に終わっても次から次へと指示が下りてくる環境に違和感を感じている社員もいるようです。

そういった状況のため、丁寧に仕事をする人よりも仕事の早い社員が評価されるようですが、社員同士で殺伐とした雰囲気はあまりなく、社員同士の関係はフラットで良好のようです。

※LINEを志望する人におすすめな他の企業は?

LINEが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社サイバーエージェント
  • ヤフー株式会社
  • 楽天株式会社
  • 株式会社ディー・エヌ・エー

 

6. LINEへの転職を成功に導くたった1つのコツ

LINEに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

LINEへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、LINEの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. LINE転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

LINEへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

LINE志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • LINEに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • LINE以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

LINEへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

LINEでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

LINEへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るLINE転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

LINE転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。