日本赤十字社に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 日本赤十字社

「中途採用で、赤十字に転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日本赤十字社(赤十字)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、赤十字への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|赤十字の特徴と転職のポイント
  2. 赤十字の企業情報
  3. 赤十字の採用情報
  4. 赤十字の求人情報
  5. 赤十字に関する口コミまとめ
  6. 赤十字への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 赤十字転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが赤十字へ転職すべきか判断できるとともに、赤十字への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|赤十字の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「赤十字に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

赤十字の特徴

  • 戦争や災害などによる負傷者の救護活動を中心に展開している「国際赤十字」の日本組織
  • 国内外の救護活動や赤十字病院の運営など、責任感や専門性が求められるため、成長を実感している人も多い
  • 風通しが良くないという声も目立つ他、公務員のような保守的な風土で、真面目な人も多い印象
  • 平均年収は417万円(口コミベース)と平均年齢が若いこともありやや低めだが、全体としてNPO的な組織としては給与は高め
  • 平均残業時間は月20〜30時間だが、近年労基署から是正勧告を受けた病院もあるため、転職エージェントに相談しておくのがおすすめ
  • 全体として女性社員も多いこともあり、女性も働きやすく、産休育休も取りやすいという声が目立つ

赤十字への転職のポイント

  • 中途採用は随時行なっている
  • 現状、中途の募集は医師や看護師などの「医療職」のみ(本社勤務の総合職・一般職の募集は見当たらない)
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 赤十字の企業情報

  概要
 本社所在地 東京都港区芝大門一丁目1番3号
 代表者 社長 近衞忠煇
 設立 1877年5月(前身: 博愛社)
 予算 一般会計: 346億円
特別会計: 1兆2658億円(医療施設・血液事業・社会福祉施設の合計) (2018年度)
 従業員 67,659名(2017年4月)
 事業内容 日本赤十字社法に基づく病院施設等の運営、災害救援活動など

2-1. 事業内容

赤十字は、戦争や自然災害などによる負傷者の救護活動を中心に展開している「国際赤十字」の日本組織です。

※もともと日本では1877年の西南戦争の負傷者を救護するために設立された「博愛社」を前身とし、1886年に日本政府がジュネーブ条約に加盟したことに伴い、翌年、日本赤十字社に改名しました。

赤十字は「災害救助、国際活動、赤十字病院の運営」など、以下9つの事業を展開しています。

参考:国際赤十字の成り立ち

1859年イタリア統一戦争の激戦地において、スイス人の実業家アンリー・デュナン氏(第1回ノーベル平和賞受賞者)は悲惨な光景を目の当たりにし、戦場に放置されていた両軍の負傷者の救護活動にあたりました。

ジュネーブに戻り戦闘の様子を描いた本を出版すると、ヨーロッパ各国で大きな反響を巻き起こし、その後、1864年にジュネーブ条約が調印され「国際赤十字」が誕生しました。

2-2. トップメッセージと事業計画

赤十字企業HPより

赤十字は世界最大の人道支援ネットワークの一員であり、使命として『わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります』と掲げています。

また、トップメッセージでは、赤十字の活動は一人一人の「救いたい」という気持ちが原動力であり、「救いたい」という気持ちを実現するには、まずは身近なところから自分にできることを考え、そして共に行動して行きましょう、とメッセージしています。

また、事業計画において、以下の通り主要な3事業については、以下を軸に推進しています。

主な分野 主なポイント
国内災害救護 自然災害の多発・激化などを踏まえた災害救護体制の見直しなど
国際活動
  • 緊急性の高い災害や紛争への効果的な対応の追求
  • 国際活動要員の育成や派遣体制(安全確保など)の更なる整備
赤十字病院
  • 東北の復興支援など、地域社会のニーズに応じた医療の提供
  • 病院の耐震化など、災害に強い組織体制の強化

その他にも、「血液事業」では献血者の安定的な確保(若年層への呼びかけなど)を、「社会福祉」においてはコスト削減やサービス向上による安定的な運営などを目指してします。

2-3. グローバル展開

赤十字企業HPより

赤十字は、国際赤十字の一員として190の国・地域にネットワークをもち、世界各地で「緊急救援、復興支援」などの国際活動の実績があります。

近年ではイラン・イラク地震救援、バングラディシュ南部避難民支援など、世界各国での国際赤十字の活動に国際救援・開発協力要員も派遣しています。例えば、2017年度は医療要員(医師・看護師など)や事務・管理要員を9の国・地域に合計143人派遣しています。

このように災害時の緊急救援や復興支援など、職種によっては海外で活動する機会も多いため、海外の現場で活躍したい人も前向きに検討してもよいでしょう

※赤十字の「海外派遣要員」は責任の大きい仕事なので、人材育成を非常に重視しています。高い専門技術と赤十字についての正しい知識をきちんと身につけるための研修制度も充実しています。

赤十字企業HP:https://www.jrc.or.jp

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 赤十字の採用情報

戦争・災害などの被災者の人道支援組織なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、赤十字の採用情報についてお伝えします。

赤十字社

3-1. 赤十字の採用職種

現在、赤十字の採用HPでは日本各地の赤十字病院などで、以下の中途の募集があります。

採用区分 職種
医療職 医師、看護師、その他専門職(薬剤師など)

また、医療職の他にも以下の通り、赤十字には「総合職」「福祉職」もあるため、今後募集される可能性はあります。

総合職 人事、経理、事業方針の策定、企画立案、街頭での献血の呼びかけなど
医療職 医師、看護師、その他専門職(薬剤師など)
福祉職 介護福祉士、保育士

そのため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 400〜450万円

社員の平均年収 : 417万円(平均年齢28.9歳/※非公開のため、口コミによる参考値)

赤十字の平均年収は417万円(口コミベース)で、口コミの平均年齢がやや若いこともあり一見低めですが、NPO的な組織としては給与は高めの印象でした。

ただし、職種によって給与の差は大きく、口コミでは医師の平均年収は1000万円を超える一方で、看護師・事務職員などは30代半ばから500万円前後が目安のようでした。

ちなみに、少し古いデータになりますが、厚生労働省HPの資料によれば2010年度の日赤の平均年収は597万円(平均年収が約1300万円の「医師」を除くと、平均年収560万円)となっています。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:20〜30時間

赤十字の平均残業時間は【20~30時間程度】で、例えば独立行政法人国立病院機構と比べてもほぼ度程度と言えます。

ただし、2018年に日本赤十字社医療センター(渋谷区)において、医師の残業時間を月200時間まで認める労使協定を締結していることが明らかになり、労働基準監督署から是正勧告を受けています。(一般的に「過労死ライン」とされる月100時間の2倍相当)

このように勤務先や職種などによっては残業が多いこともあるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

日本赤十字社 中途採用メッセージ

赤十字の採用トップページでは『人間を救うのは、人間だ。』とメッセージしています。

また、赤十字への転職を検討するにあたっては、基本原則をまとめた「赤十字基本7原則」を知っておくことは重要です。

赤十字基本7原則

上のように国内唯一の赤十字として、高い志を持ち、人の命・健康・尊厳を守るために活動することが求められます。

そのため、中途採用においては、上記の基本原則に共感できることを前提として、志望動機はもちろん、国内外での救護活動や赤十字病院の運営など、前職までの経験を活かしてどんな分野で貢献できるかもしっかりアピールできると良いでしょう。

※赤十字の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 赤十字の求人情報

赤十字への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、赤十字の求人情報をご紹介します。大手転職サイト『doda』を使って調べると「赤十字病院での管理栄養士」の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

ちなみに、「医師、看護師、その他専門職」については、勤務先や職種によって業務内容や待遇が異なるため、希望する勤務先ごとに採用HPで個別に確認するようにお願いします。

(なお、現時点で総合職・一般職の本社勤務の募集は見当たりませんが、直近では一般事務職(嘱託社員)として「パートナーシップ推進部会員課」と「救護・福祉部地域包括ケア推進室」の求人がありました。)

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、赤十字の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

東京の葛飾赤十字病院で「管理栄養士」の中途の求人あり

doda』で検索すると、東京の葛飾赤十字産院で「管理栄養士」の中途の募集がありました。

主な業務は、妊婦さんそれぞれに合った栄養指導に加えて、献立・調乳が正しく作られているかの確認などです。妊婦さんや家族が安心してお産ができる環境をつくるやりがいのある仕事です。

年収は310〜360万円とやや低めの印象ですが、管理栄養士の資格を活かして活躍したい人は検討してもよいでしょう。

5. 赤十字に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、赤十字の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

赤十字に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与は年功序列で、満足している人が多い
  • ただし、中途の場合は新卒と同じ給与からのスタートという声もある点に留意
  • 福利厚生に満足している人も多い
仕事のやりがい・成長
  • 地域社会への貢献を実感している人が多数
  • 責任感や専門性が求められるため、成長を実感している人も多い
  • 頑張ってもほぼ給与は変わらないため、モチベーション維持が難しいという声も
人間関係・社員の雰囲気
  • 公務員のような保守的な風土がある
  • 古い体質で風通しも良くないという声が多い
  • 真面目な人や愛社精神の強い人が多い印象
その他
  • 女性社員も多いため、女性も働きやすいという声が目立つ
  • 全体としては、産休育休は取りやすい印象

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は公務員の一般職に準じているため、年功序列で安定していることもあり、給与に満足している人が多数でした。

例えば、「NPO的な組織としてはありえないくらい恵まれている」という声もありました。ただし、中途採用の場合は、前職までの経験に関わらず給与は新卒採用と同額という声もあるため留意しましょう。

また、福利厚生は一般の民間企業並みに完備されており、住宅手当や地域手当などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

地域社会への貢献を実感している人や、患者さんが元気になって退院した時にやりがいを感じている人が多数でした。

また、紛争・災害などの救護活動や病院勤務などは責任感や高い専門性が求められるため、成長を実感している人も多い印象でした。

ちなみに、頑張って結果を出しても出さなくても給与はほぼ変わらない制度なので、モチベーションを維持しづらいという声もありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、「公務員のような保守的な風土」「古い体質で風通しはよくない」という声が目立ちました。

また、社員については真面目な人や愛社精神の強い人も多い印象でした。赤十字関連の卒業生も多い他、新卒は入社時に赤十字基本7原則の暗唱が求められる風土もあるようでした。

ちなみに、全体として女性社員は多いため、女性も働きやすく、産休育休もとりやすいという声が多い印象でした。

※赤十字を志望する人におすすめな他の企業は?

赤十字が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 日本赤十字社医療センター
  • 独立行政法人国立病院機構
  • 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
  • 国立研究開発法人国立がん研究センター
  • 聖路加国際病院
  • 日本年金機構

6. 赤十字への転職を成功に導くたった1つのコツ

赤十字に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

赤十字への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、赤十字の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 赤十字転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

赤十字への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

赤十字志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 赤十字に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 赤十字以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント すべての方に◎ 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda すべての方に◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント 外資・技術系は◎ スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

赤十字へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

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7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

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7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

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7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

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8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

赤十字での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

赤十字への転職は年収・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは赤十字の社風や求める人物像を理解する赤十字転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

赤十字転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。