「なんとなく新卒入社した会社の業務が合っていない気がする」
「転職もしたいけど、これといってやりたいことがない」
と悩む若いビジネスマンも多いのではないでしょうか。
実際に「株式会社ビズヒッツ」が2020年に行った調査では、47%の社会人が「やりたくない仕事をしている」と回答しています。
出典:株式会社ビズヒッツ「仕事が楽しいと思う瞬間ランキング!男女500人アンケート調査」
やりたくない仕事をずっとしていると成果も出にくいですし、日曜の夜や月曜の朝に気分が落ち込み、生きた心地がしないのではないでしょうか。
社会人生活は長いため、どうせならやりたい仕事を見つけて、楽しく生活していきたいものです。
そこで本記事では、新卒時代にミスマッチに苦しんだものの、やりたいことを見つけて転職した筆者が、「やりたいことを見つけて転職するためのノウハウ」を紹介します。
- 「やりたいことがないけど転職!」の前に、もう一度現職に真剣に取り組む
- 「転職したいけどやりたいことがない!」と悩む人が行うべき5つのこと
- やりたいことを見つけて転職するなら20代がチャンス
- りたいこと見つかった人が転職活動を成功させる3つのコツ
記事を読んだ後は、やりたいことを見つける術がわかり、納得いくキャリアを送る準備ができるでしょう。
働くことに悩み「自分の価値ってなんなんだろう」「もう、自分でも自分のことがわからなくなってしまった」とすら思ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
長いキャリアを歩んでいくなかにおいて、自分自身を見失ってしまうことはとてもつらいことです。
そんな「働くこと自体」や「仕事との向き合い方」に悩む方々におすすめの、キャリアや仕事について相談できるおすすめのサービスを紹介します。。
左右にスクロールできます。
おすすめ相談サービス | 口コミ満足度 | 料金 | サービス | おすすめポイント |
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目次
1. 「やりたいことがないけど転職!」の前に、もう一度現職に真剣に取り組む
転職を検討される方は、現職に不満を抱えているケースが多いですが、まずは一度「今の仕事をどうやったら解決できるか」を考えて実行することをおすすめします。
理由は、転職するとしても面接で「課題に対して、自分自身でどう行動をしたか」を聞かれる、というのもありますが、そもそも行動してみたら意外と悩みが解決するケースが多いからです。
例えば今までの人生で、以下のように「経験値が足りなくて、やりがいを感じられないシーン」に直面したことはありませんか。
- 部活動 → 自分が下手すぎて楽しくない
- 勉強 → 成績が上がらず楽しくない
しかし部活や勉強でも鍛錬を重ね、以下のような結果を出したら、やりがいを改めて実感できるものです。
- 上の大会へ出場できた
- レギュラーに選ばれた
- 志望校に合格できた
仕事でも同じく経験値が足りないため、やりがいを感じられない場面もあるでしょう。
全力で取り組み、何かしらの結果を出したら、やりがいを感じられる場合もあります。
もちろんパワハラや過度なサービス残業など、周囲の環境があまりにも悪い場合は無理する必要はありません。
しかし適度なストレスのある環境で、与えられた仕事に全力で取り組むと、違う世界が見える可能性もあるでしょう。
もし今の仕事に全力で取り組んだうえで「やりたいことと違う気がするから、転職したい」と考えるのであれば、次の章で紹介するノウハウを参考にしてください
2. 「転職したいけどやりたいことがない!」と悩む人が行うべき5つのこと
「転職したいけど、やりたいことがない」と悩む人は、まず以下の5つを試してみましょう。
- 2-1. 「自分の強み」を把握する
- 2-2. まだ知らない業界、職種を探してみる
- 2-3. 「やりたくないこと」を逆に考えてみる
- 2-4. 理想の将来像を考える
- 2-5. 様々なことに興味を持って手を付けてみる
1つずつ紹介します。
2-1. 「自分の強み」を把握する
転職を考えるにあたり、自分の強みを改めて把握するのは大切です。
なぜなら自分の強みが少しでも活かせる仕事に就いたほうが、活躍できますし、モチベーションも上がるからです。
自分の強みが全く活かせないような職場だと、モチベーションも下がり、いい成果も出せるはずがありません。
自分の強みを知る方法
自分の強みを知る方法は以下の3パターンあります。
- 自己分析ツールを使う(例:Miidas)
- 上司や同僚、友人からの意見を聞く
- プロにカウンセリングをしてもらう(タイムチケット・転職エージェント)
そもそも自分自身を客観的に見るのは難しいというのもありますが、違った価値観を持つ方からの評価によって新しい強みに気づけることも多いので、なるべく複数の方に聞いてみることをおすすめします。
2-2. まだ知らない業界、職種を探してみる
自分自身が興味を持てる業界、職種を探してみましょう。
なぜなら日本には幅広い職業が存在するため、リサーチを通じて、興味ある職業を見つけられる可能性もあるからです。
実際に「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」が発行した『第4回改訂厚生労働省編職業分類』によると、日本には「17,209種類」の仕事があるとされています。
単純に職種への知識が足りないがゆえに、やりたい仕事が明確にならないケースも考えられるでしょう。
ただ、1万種類以上の職種を細かく調べるのは難しいです。
そこで転職エージェントなどのサービスを利用してみるのもおすすめです。
転職エージェントとは、転職に関する相談に乗ってくれて、利用者に合いそうな企業を無料で紹介してくれるサービスです。
世の中の仕事を熟知しているキャリアのプロに相談することで、視野が広がることもあります。
関連記事
転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識
2-3. 「やりたくないこと」を逆に考えてみる
やりたいことが見つからない場合、「やりたくないこと」を逆に考えてみるのも効果的でしょう。
やりたくない仕事を見つけると、ストレスなく働けそうな職種を見つけられるチャンスになるからです。
例えば「日々変化がないのは嫌だ」「人と話したくない」と考えているのであれば、日々新しい技術と向き合うことの多いエンジニア職として勤務する道も見えてくるものです。
やりたくない仕事を極限まで減らすと、少ないストレスで働けるメリットもあるため、日々の業務で「やりたくない」と感じることを一度振り返ってみましょう。
2-4. 理想の将来像を考える
理想の将来像から逆算して、やりたいことを探すのも効果的です。
以下のように、どのような将来像でも構いません。
- 地方に移住してスローライフを送りたい
- 仕事に役立つようなスマホアプリを開発したい
地方移住が夢であれば、地方公務員を志して地域の行政サービスに貢献するのも手ですし、リモートワークができる会社を選ぶのもいいでしょう。
またアプリ開発をしたいのであれば、プログラミングを独学してポートフォリオを作り、IT企業に入社する手段もあります。
夢から逆算すると、踏むべき手順がクリアになるため、興味のあることが見つかるかもしれません。
2-5. 様々なことに興味を持って手を付けてみる
新しい自分の価値観を見つけるには、新しいことに手を出してみることをおすすめしており、例えば以下のようことからしてみましょう。
- ニュースを片っ端から確認
- 資格の学習
- 旅行
- 読書
このように視野を広げていくことが見えてくるものがあります。
3. やりたいことを見つけて転職するなら20代がチャンス
「完全未経験だけど、やりたいことを見つけたから転職したい」という場合は、20代は絶好のチャンスです。
なぜなら20代の場合、30代以上と違って、即戦力になるかどうかではなく、柔軟性や吸収力といった「ポテンシャル」で採用に至るケースが多いからです。
もし、完全未経験から新しく仕事を始める場合は、20代のうちに行動しておきましょう。
4. やりたいこと見つかった人が転職活動を成功させる3つのコツ
やりたいことが見つかり、転職するとなったら、確実に成功させたいところです。
転職を成功させるコツは3つあります。
順番に解説します。
4-1. 身に付けたいスキルを明確にする
やりたいことを見つけて転職する場合、入社したい会社で「自分の欲しいスキルが確実に身に付くか」を確認しなければなりません。
なぜなら、せっかく入社したのに欲しいスキルが手に入らなかったら、ミスマッチを起こす可能性もあるからです。
例えば「SEO(検索エンジンでコンテンツを上位表示させるための施策)のスキルを身に付けたいから、Webマーケティング企業に入社したい」としましょう。
このような場合は、SEO対策に重きを置いている会社を探さなければなりません。しかし中にはSEOに重きを置かず、広告運用をメイン事業にしているWebマーケティング会社もあります。
つまり興味のある職種があったとしても、会社によって身に付くスキルが異なるケースも多いのです。
希望のスキルが身に付くかを確認するためには、転職サイトの要項を熟読したり、面接のときに質問したりするのがベストでしょう。
身に付くスキルを細かく確認し、ミスマッチを避ける工夫が大切です。
4-2. 譲れない条件を設定する
やりたい仕事があるのは幸せなことですが、転職先に求める最低限の条件も決めておきたいです。
いくらやりたい仕事とはいえ、自分に合わない環境下だと、モチベーションの維持が難しいからです。
例えば「年間休日120日以上」が望ましいのに、無理して「年間休日105日」の企業に入社したら、ギャップを感じ、退職を考える原因にもなるでしょう。
せっかくやりたいことを見つけて転職したのに、早期退職となっては意味がありません。
よって、
- 年収
- 勤務地
- 社員数
- 福利厚生
など、どんな理由でも構わないので、自分がいいパフォーマンスを発揮できる最低限の条件を設定しておきましょう。
4-3. 転職エージェントの力も借りて書類や面接の対策を行う
転職サイトを使い、自力で求人を探すのも大切ですが、転職エージェントを利用すると、転職活動がより効率的になります。
転職エージェントとは、利用者に合いそうな企業を無料で紹介してくれるサービスです。
特に以下の転職エージェントが有名で、聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
転職エージェントは求人紹介のほかに、以下のようなサポートも無料で行ってくれます。
- 面接対策
- 書類の添削
- 面接日の設定や条件交渉
転職エージェントを利用すると、プロのリクルーターから助言をもらえるため、より質の高い転職活動ができます。
転職エージェントは無料で使えるため、転職の選択肢を広げたい人は利用してみましょう。
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まとめ
今回は「転職したいけど、やりたいことがない」と悩む若いビジネスマンに向けて、やりたいことを見つけて転職を成功させる方法を紹介しました。
今の仕事にモヤモヤを感じているかもしれませんが、本記事で紹介した以下の方法を試せば、やりたいことがきっと見つかるでしょう。
- 「自分の強み」を把握する
- 様々な仕事を探してみる
- 「やりたくないこと」を逆に考えてみる
- 理想の将来像を考える
- 様々なことに興味を持って手を付けてみる
社会人生活は非常に長く、どうせなら自分のやりたいことをやって生きていきたいものです。
ぜひ本記事の内容を参考にやりたいことを見つけて、納得いくキャリアを送ってください。
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