アパレル・ファッション業界の転職について
「転職サイトを使った方がいいのだろうか?」
「おすすめの転職サービスはどれだろう?」
といった疑問を抱いていませんか?
結論から言いますと、転職サイトではなく自分に適したサポートを受けられる転職エージェントを活用すべきです。
とはいえ、アパレル業界に特化した転職サービスは50社以上あり、自分に適したサービスを選んで活用することは至難の技と言えます。
そこで、プロのキャリアアドバイザーとしてアパレル業界の転職支援をしてきた私が、おすすめの転職サービス・転職エージェント活用のポイントなどを以下の流れで丁寧に解説していきます。
- 転職サイトと転職エージェントの7つの違い
- アパレル・ファッション業界に転職したい方は、転職エージェントを活用すべし
- 【職種別】おすすめな転職サイト14選
- 転職サイトをより効果的に利用するための5ポイント
- アパレル・ファッション業界おすすめ転職エージェント11選
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】転職エージェント利用の流れ
- アパレル・ファッション業界転職後に後悔する3つのケース
- アパレル・ファッション業界によくあるQ&A4選
全て読めば、自分が今使うべき転職サービスがわかり、自信を持って転職活動を始められるようになるでしょう。
目次
1. 転職サイトと転職エージェントの7つの違い
まず初めに、転職サイトと転職エージェントの違いについて解説します。
大きな違いは、転職エージェントには担当者がつく一方、転職サイトには担当者がつかないことです。
転職エージェントであれば、面談をした上で応募作業、面接日程調整、最終交渉などをすべてしてくれますが、転職サイトの場合は、応募企業の選定から最終交渉まで全て自分で行う必要があります。
以下に、担当者の有無による転職エージェントと転職サイトの違いをまとめました。
転職エージェント | 転職サイト | |||
気軽さ | ◯ | 専任のアドバイザーと打ち合わせをしながら進めていく。 | ◎ | 自分の判断で、マイペースに進めることができる。 |
選択肢 | ◎ | 転職サイトにはない非公開求人にも応募可能で、非公開のものを併せると求人数は10万件を超える。 | ◯ | 多いところでは5万件以上の案件が常時掲載されており、選択肢は多い。 |
企業との調整 | ◎ | 専任アドバイザーが面接日程、給与交渉、入社時期まで調整してくれる。 | △ | 応募から面接日程、入社条件の交渉などは全て自分で行う。 |
転職成功率 | ◎ | 面接指導や、企業へ強く推薦してくれる場合もあり、成功率は高い。 | ◯ | 選考対策を全て一人で行う必要があり、内定に中々繋がりにくい。 |
転職アドバイス | ◎ | 自身の正確な市場価値や、理想のキャリア実現に向けたアドバイスを受けることができる。 | △ | サイト内のツールは使用できるが、機械的なアドバイスしか受けることができない。 |
面接対策 | ◎ | 豊富な転職支援実績を元にした模擬面接で、それぞれの企業の対策ができる。 | △ | 一人で練習することになり、客観的なアドバイスをもらえない。 |
情報収集 | ◯ | 転職アドバイザーを通して、企業の独自情報を容易に入手できる。 | △ | 企業の情報を収集するにあたって、複数のサイトや口コミを当たる必要があり、時間がかかる。 |
まとめると、転職サイトよりも転職エージェントの方が企業の内部情報・選考対策情報にも詳しく、サポートもきめ細かい、といった特徴があります。
そのため、転職を考える全ての方に転職エージェントの利用をおすすめしています。
転職エージェントが自分に合わなかった、エージェントに求人の紹介を断られたといった場合の最終手段として、転職サイトを使うだけで十分でしょう。
次章では上でご紹介した違いを踏まえて、アパレル・ファッション業界の転職において、転職エージェントを活用すべき理由を丁寧に解説します。
2. アパレル・ファッション業界に転職したい方は、転職エージェントを活用すべし
前章では転職エージェントと転職サイトの違いを述べましたが、まずは転職エージェントを活用することをおすすめします。
その理由は以下3つです。
順にご説明します。
理由1. 最適なキャリア提案をしてくれる
全ての職種には踏むべきステップがありますが、転職エージェントは求職者一人ひとりの要望に合わせたキャリア提案を行ってくれます。
自身の希望条件と、会社の要望を踏まえて「転職のプロ」の視点でアドバイスが無料でもらえるのですから、活用しない手はありません。
この点だけでも、転職エージェントを活用する価値は大いにあると言えるでしょう。
理由2. 独自の非公開求人をもらえる
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていないアパレル・ファッション業界の「非公開求人」を大量に保有しており、登録者に紹介しています。
なお、非公開求人は登録者にしか出回りません。
登録しないことで自身の可能性を狭めないためにも、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
理由3. 目指す業界・職種に特化した対策が可能
多くの転職エージェントでは「業界別」「職種別」の対策に力を入れており、その対策によって内定を獲得できた方も数多くいます。
このような対策が行える理由は、転職エージェントが企業選考を熟知して突破するノウハウを多く保有していることにあります。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを保有しており、選考前に教えてくれるのです。
これらのメリットがあるので、転職を考えるすべての方にとって転職エージェントをおすすめしています。
そこまで言うなら転職サイトはとばして、転職エージェントをまず知りたいという方は『5.アパレル・ファッション業界おすすめ転職エージェント11選』までスキップいただくことを推奨します。
3. 【職種別】おすすめな転職サイト14選
基本的に転職サイトではなく転職エージェントを活用することを推奨します。
万が一、「転職エージェントがどうしても自分に合わない」「アドバイザーに求人の紹介を断られてしまった」といったことがあれば、最終手段として転職サイトを活用するといいでしょう。
案件数に加えて、実際の利用者への口コミ調査と業界内での噂を総合評価し、アパレル・ファッション業界のそれぞれの職種ごとに利用すべき転職サイトをご紹介していきます。
職種分類 | 転職サイト |
店舗・販売スタッフ | |
デザイナー・パタンナー | |
マーケ・法人営業 | |
バイヤー・MD・VMD | |
事務・その他 |
志望する職種がとくに決まってない場合や迷う場合には、アパレル業界に特化した転職エージェントの『クリーデンス』に登録すれば、ほぼ全職種の案件をカバーできますのでおすすめします。
転職のプロがおすすめする転職エージェントを先に知りたいという方はこちらを選択ください。
『5.アパレル・ファッション業界おすすめ転職エージェント11選』
3-1. 店舗・販売スタッフを志望する方が使うべき転職サイト
店舗・販売スタッフの求人が多い転職サイトを3社ご紹介します。
順に見ていきましょう。
『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。
求人の量・質に関しては、大手企業を中心に膨大な量の取り扱いがあり、この量で満足できない人はいないといっても過言ではありません。
その他、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
公式サイトを見る:
https://next.rikunabi.com
『doda』
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。
案件の数ではリクナビNEXTに劣りますが、求人の幅広さや、面接対策・職務経歴書の実践的なアドバイスの評判は非常に高く、20代から非常に高い評価を受けています。
転職になかなか踏み切れず迷っている方にとっても、ペースを合わせて親身に対応してくれたという声も多く、転職を無理強いすることはないので安心してください。
登録後に連絡が来るので、『転職するかどうか迷っているので、アドバイスを頂けないでしょうか』と伝えて、気軽に一歩を踏み出してみましょう。
公式サイトを見る:
https://doda.jp
『IDA』
アパレル・ファッション・ラグジュアリー業界専門の転職サイトです。
『ラグジュアリーブランドを中心に、全国で求人が豊富』『サポートが手厚い』といった特徴があります。
後者のサポート内容で例をあげると、専任のコーディネーター・プロのトレーナーが無料で充実した研修を実施しているなど、ファッション業界が未経験の方でも転職できるような体制が整っています。
総じて、ラグジュアリーブランドへ転職したい方であれば、全ての方におすすめできます。
IDA公式ページ:
https://www.ida-mode.com
3-2. デザイナー・パタンナーを志望する方が使うべき転職サイト
デザイナー・パタンナーの求人は非常に少ないため、求人数を多く扱っている転職サイトをおすすめします。
下記の3つの転職サイトを紹介します。
順に見ていきましょう。
『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。
求人の量・質に関しては、大手企業を中心に膨大な量の取り扱いがあり、この量で満足できない人はいないといっても過言ではありません。
その他、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
公式サイトを見る:
https://next.rikunabi.com
『doda』
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。
案件の数ではリクナビNEXTに劣りますが、求人の幅広さや、面接対策・職務経歴書の実践的なアドバイスの評判は非常に高く、20代から非常に高い評価を受けています。
転職になかなか踏み切れず迷っている方にとっても、ペースを合わせて親身に対応してくれたという声も多く、転職を無理強いすることはないので安心してください。
登録後に連絡が来るので、『転職するかどうか迷っているので、アドバイスを頂けないでしょうか』と伝えて、気軽に一歩を踏み出してみましょう。
公式サイトを見る:
https://doda.jp
『エラン』
『エラン』は老舗のアパレル業界専門の転職エージェントです。
アパレル業界出身のキャリアコンサルタントが相談に乗ってくれ、サポートの質は大変優れています。
店舗・販売の求人数はもちろんですが、デザイナーやパタンナーの求人も多く扱っているので、専門職を志望の方には特におすすめです。
職種別の職務経歴書フォーマットを提供・添削してくれたり、面接をするときは事前のアドバイスをしてくれるのはもちろん、場合によっては面接本番に同席してくれます。
エラン公式ページ:
“https://www.elan-jp.com
3-3. マーケ・法人営業を志望する方が使うべき転職サイト
アパレル・ファッション業界でマーケ・法人営業を志望される方は、特化型転職サイトではなく大手総合転職サイトを利用しましょう。
理由としては、マーケティング職や法人営業職はアパレル・ファッション業界特有の職種ではないため、大手総合転職エージェントに依頼が集まる傾向にあり、実際に案件数が多いからです。
下記の3社ご紹介します。
順に見ていきましょう。
『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。
求人の量・質に関しては、大手企業を中心に膨大な量の取り扱いがあり、この量で満足できない人はいないといっても過言ではありません。
その他、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
公式サイトを見る:
https://next.rikunabi.com
『doda』
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。
案件の数ではリクナビNEXTに劣りますが、求人の幅広さや、面接対策・職務経歴書の実践的なアドバイスの評判は非常に高く、20代から非常に高い評価を受けています。
転職になかなか踏み切れず迷っている方にとっても、ペースを合わせて親身に対応してくれたという声も多く、転職を無理強いすることはないので安心してください。
登録後に連絡が来るので、『転職するかどうか迷っているので、アドバイスを頂けないでしょうか』と伝えて、気軽に一歩を踏み出してみましょう。
公式サイトを見る:
https://doda.jp
「アパレル転職なび」
『アパレル転職なび』はシーエーセールススタッフが運営するアパレル業界に特化した転職エージェントです。
きめ細かい模擬面接は業界でも有名で、任意でビデオ撮影をしてくれ、具体的なアドバイスをもらうことができます。
案件数や対応地域は特筆すべきポイントはありませんが、面接対策に不安がある方に特におすすめです。
アパレル転職なび公式ページ:
https://tenshoku.ca-ss.jp
3-4. バイヤー・MD・VMDを志望する方が使うべき転職サイト
バイヤーや、MD・VMDは求人件数が非常に限られる職種です。
下記3社のような求人数を多く扱っている転職サイトを登録することをおすすめします。
順に見ていきましょう。
『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。
求人の量・質に関しては、大手企業を中心に膨大な量の取り扱いがあり、この量で満足できない人はいないといっても過言ではありません。
その他、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
公式サイトを見る:
https://next.rikunabi.com
『doda』
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。
案件の数ではリクナビNEXTに劣りますが、求人の幅広さや、面接対策・職務経歴書の実践的なアドバイスの評判は非常に高く、20代から非常に高い評価を受けています。
転職になかなか踏み切れず迷っている方にとっても、ペースを合わせて親身に対応してくれたという声も多く、転職を無理強いすることはないので安心してください。
登録後に連絡が来るので、『転職するかどうか迷っているので、アドバイスを頂けないでしょうか』と伝えて、気軽に一歩を踏み出してみましょう。
公式サイトを見る:
https://doda.jp
「Fashion HR」
Fashion HRはアパレル・ファッション業界の幅広い案件を扱っている転職サイトです。
雇用形態はアルバイトから、派遣、正社員/契約社員、業務委託、繁忙期の短期アルバイト、すべての形態を網羅的に取り扱っています。
どの職種も求人数は100件以上で、特に他の転職サイトには少ない販売促進や法人営業、MDが多いのが特徴です。
雇用条件に関わらず多くの案件から転職先を探してみたい方はぜひおすすめです。
Fashion HR公式ページ:
https://fashion-hr.com/
3-5. 事務・その他を志望する方が使うべき転職サイト
アパレル・ファッション業界での事務職は、大手総合転職サイトに多く掲載される傾向にあります。
そのため、下記2社の転職サイトに登録することをおすすめします。
順に見ていきましょう。
『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。
求人の量・質に関しては、大手企業を中心に膨大な量の取り扱いがあり、この量で満足できない人はいないといっても過言ではありません。
その他、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
公式サイトを見る:
https://next.rikunabi.com
『doda』
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。
案件の数ではリクナビNEXTに劣りますが、求人の幅広さや、面接対策・職務経歴書の実践的なアドバイスの評判は非常に高く、20代から非常に高い評価を受けています。
転職になかなか踏み切れず迷っている方にとっても、ペースを合わせて親身に対応してくれたという声も多く、転職を無理強いすることはないので安心してください。
登録後に連絡が来るので、『転職するかどうか迷っているので、アドバイスを頂けないでしょうか』と伝えて、気軽に一歩を踏み出してみましょう。
公式サイトを見る:
https://doda.jp
4. 転職サイトをより効果的に利用するための5ポイント
この章では、転職サイトを効果的に利用するためのポイントを5つご紹介します。
以下にて詳細をご説明しますが、転職エージェントに登録するために説明不要な方は、8章:アパレル・ファッション業界で転職後に後悔する3つのケースへスキップしてください。
4-1. 基本情報は空白が無いように記載する
以下のような基本情報は応募に必須、もしくは優位に働くことがあるので、空白が無いように記載をするようにしましょう。
- 氏名
- 電話番号
- 現住所
- 最終学歴
- 語学
- 資格
- 現(前)年収
- 職務経歴書
4-2. 質の高い職務経歴書をアップする
選考通過率や企業スカウトの受信率を向上させるためにも、質の高い職務経歴書をアップするようにしましょう。
また、「いきなり質の高い職務経歴書をアップすると言われても…」という方もいらっしゃるかと思いますが、転職サイトには職務経歴書のテンプレートがあることが多いので、そのような心配は不要です。
実際、テンプレートを活用すれば、手軽に企業からの反応が良い職務経歴書を作成することができますので、転職サイトに登録した際は、ぜひ活用してみてください。
なお、職務経歴書の書き方を詳しく知りたい方は、以下の記事にて詳細を記載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
4-3. 希望条件は広めに設定する
希望条件を広く設定することで、企業からのスカウトが受け取りやすくなったり、選考に通りやすくなります。
希望条件については選考過程ですり合わせを行うこともできるので、選考当初においてはなるべく希望条件を狭めないようにしておきましょう。
4-4. スカウト機能の受信設定をする
多くの転職サイトでは、スカウト機能を設定することで企業からのスカウトを受け取ることができます。
実際に、スカウト機能から内定につながった方も多くいますので、ぜひスカウト機能の受信設定をしてみてください
4-5. 気になる求人があったら早めに応募する
転職サイトを利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、転職活動は就職活動と違い、募集ポジションの枠が埋まった時点で募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
5.アパレル・ファッション業界おすすめ転職エージェント11選
100社以上ある転職エージェントの中から、以下の3点を基準にアパレル・ファッション業界の転職におすすめのエージェントを厳選しました。
転職エージェントを選ぶポイント
- 「アパレル業界の求人の量・質」:アパレル業界の魅力的な求人を多く紹介してもらえるか
- 「提案力」:豊富な求人の中から自分にあった求人を紹介してくれるか
- 「サポート体制」:職務経歴書・面接対策、キャリア相談、推薦状などのサポートができているか
下記の3つに分けてご紹介していくので、気になるところから見ていきましょう。
- 5-1. アパレル・ファッション業界の転職を目指す全ての方におすすめ
- 5-2. 未経験からアパレル・ファッション業界を目指す方におすすめ
- 5-3. アパレル・ファッション業界へのハイクラス転職におすすめ
順に説明していきます。
5-1. アパレル・ファッション業界の転職を目指す全ての方におすすめ
アパレル・ファッション業界への転職を目指す全ての方におすすめできる転職エージェントを下記の4社ご紹介します。
順に見ていきましょう。
クリーデンス | アパレル・ファッション業界最大級の転職サービス
『クリーデンス』は、パーソルキャリア株式会社(旧・株式会社インテリジェンス)が運営するアパレル専門転職エージェントです。
アパレル・ファッション業界を志望するすべての方におすすめで、サポートの質や案件数はすべての職種に強く、特にパタンナー・デザイナーを志望している場合は他社と比べても案件数が豊富にあります。
これまでに228,000人以上の方が利用していて、累計取引企業3,400社以上と実績は申し分ない業界特化型転職エージェントです。
アパレル・ファッション業界への転職を考える方であればまず初めに登録したい転職エージェントと言えます。
クリーデンス公式ページ:
https://crede.co.jp
マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
ただ、コロナによって若年層向けの求人数が大きく減ってしまったことから、口コミ評判もネガティブな内容が増えてきています(2021年12月現在)
そのため、いま利用するならば、求人数が豊富な大手(例えば、リクルートエージェントやdodaエージェントなど)を優先したほうが賢い選択かもしれません。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/
doda | 求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
リクルートエージェント | 求人数豊富。地方にも強い
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
5-2. 未経験からアパレル・ファッション業界を目指す方におすすめ
次に未経験からアパレル・ファッション業界への転職を考える全ての方におすすめできる転職エージェントを下記の4社ご紹介します。
順に見ていきましょう。
マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
ただ、コロナによって若年層向けの求人数が大きく減ってしまったことから、口コミ評判もネガティブな内容が増えてきています(2021年12月現在)
そのため、いま利用するならば、求人数が豊富な大手(例えば、リクルートエージェントやdodaエージェントなど)を優先したほうが賢い選択かもしれません。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/
doda | 求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
リクルートエージェント | 求人数豊富。地方にも強い
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
spring転職エージェント | 面談率100%で気軽に相談
『Spring転職エージェント』は、スイスに本社を置くグローバル企業で、派遣事業などを含めて人材事業では世界1位の規模を持っています。
「サポートを断らない」ことを重視しているようで、他のエージェントに断られてもSpring転職エージェントだけはしっかりとサポートしてくれた、という口コミが多く見受けられます。
現時点でご自身の経歴に自信がない方や、他のエージェントで嫌な思いをした経験がある方にもおすすめできるエージェントです。
ただ求人数は『リクルートエージェント』ほど多くはないので、併せて利用することをおすすめします。
https://springjapan.com/
5-3. アパレル・ファッション業界へのハイクラス転職におすすめ
最後にアパレル・ファッション業界のハイクラス転職を目指す方におすすめの転職エージェントを下記の3社ご紹介します。
順に見ていきましょう。
リクルートダイレクトスカウト | リクルート運営のヘッドハンティング型サイト
『リクルートダイレクトスカウト(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできます。
また、全求人は約61,640件と、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp/
ランスタッド | 年収800万円以上の外資求人
『ランスタッド』は、オランダに本社を置き、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。
保有求人全体の約半数が「年収800万円以上」の求人で、中には年収2000万円以上のハイクラスな求人も見つけることができます。S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。
またランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も多く、特にグローバル企業や外資系企業のハイクラスポジションの仕事を見つけられます。
公式サイト:
https://randstad.co.jp
※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらを利用してみてください。
ビズリーチ | CMで話題のヘッドハンティング型サイト
『ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。
企業の求人掲載、求職者の登録の双方に事前審査が行われることにより、質の高いマッチングを実現しているのが特徴です。
基本的な検索サービスなどは無料で利用できますが、求人応募やプラチナスカウトの受信などの機能は有料会員への登録が必要となります。
- タレント会員
年収750万円未満の方対象 / 月額3,278円(税込) - ハイクラス会員
年収750万円以上の方対象 / 月額5,478円(税込)
月額課金制の転職サイトは業界でも珍しく、利用をためらってしまう人もいるかもしれませんが、その分質の高い求人が揃っているので、「本気で転職したい」と考える方に特におすすめです。
公式サイト:
https://bizreach.jp/
6転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
7【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
8. アパレル・ファッション業界転職後に後悔する3つのケース
アパレル業界に転職する方はたくさんいますが、どうしても店舗スタッフを経験することが多いアパレル業界では、転職後に後悔したと感じるケースも少なくありません。
後悔する理由は人それぞれですが、以下で代表的な3つのケースをご紹介します。
- 8-1. 年収が低い・年収が上がらない
- 8-2. 職場の雰囲気が良くない・合わない人との関係が続く
- 8-3. キャリアアップができない
では、それぞれ詳しく紹介していきます。
8-1.年収が低い・年収が上がらない
後悔するケースで最も多いのが、『年収が低い・年収が上がらない』というものです。
実際に、アパレル店員の給与水準が低いのは事実で、2019年の平均年収が440万円に対し、アパレル店員の平均年収は330万円と大きく下回っています。
3年以上店舗スタッフとしての経験がある方は、一度異動願いを出してみましょう。
また、どうしてもアパレル店員として年収を上げたいのであれば、ラグジュアリーブランドのような、高単価の商品を扱っている企業に転職することをおすすめします。
8-2.職場の雰囲気が良くない・合わない人との関係が続く
次に公開するケースで多いのが、職場の雰囲気が良くない・合わない人との関係が続くことです。
店舗スタッフではとくに、数名~数十名で業務を行うので、同じコミュニティでの仕事が続き、人間関係の悩みも少なくありません。
もちろん雰囲気の良い職場もありますが、店長と合わない、店舗のノルマのためお客様の取り合い、売り上げの順位によるスタッフのあたりのきつさなど、なかなか採用される前には雰囲気まではわからいものです。
採用後のトラブルを避けるためにも、事前にできる限り職場を見に行き実際の雰囲気を確かめることをおすすめします。
8-3.キャリアアップができない
最後のケースは『キャリアアップが難しい』ということです。
MDや・プレス・バイヤーなどに憧れて入社したものの、アパレル業界では、何年キャリアを積めば希望の専門職に就けるという保証はありません。
そのため、3章で紹介した転職エージェントをより効果的に活用していく必要があるので、次章にて、転職エージェントを使う際に注意すべきポイントを紹介していきます。
9. アパレル・ファッション業界によくあるQ&A4選
この章では、アパレル業界への転職時によくある質問をまとめましたので、参考にしてみてください。
では、それぞれを紹介していきます。
9-1.どんな資格があれば有利?
職種によって有利になる資格は違います。
以下が、職種別に持っていると有利になる資格です。
【店舗・販売スタッフ】
- 販売士(リテールマーケティング)検定
- ファッション販売能力検定
【デザイナー・パタンナー】
- 色彩検定
- パターンメイキング技術検定
- カラーコーディネーター
【バイヤー・MD・VMD】
- 繊維製品品質管理士(TES)
- ファッションビジネス能力検定
- 販売士(リテールマーケティング)検定
- ファッション色彩検定
【マーケ・法人営業】
- ファッションビジネス能力検定
- 商品装飾展示技能検定
【事務・その他】
- 繊維製品品質管理士(TES)
- CAD利用技術者試験
9-2.MDやプレスにはいつなれる?
MDやプレスに憧れてアパレル販売員になった方も多いと思いまが、結論としてMD・VMDやプレスの求人件数はとても少ないです。
加えて、MD・プレスになるにはある程度のアパレル業界での経験がないと難しいので、現在アパレル業界で働いている方は、異動願いを出す、またはMD・プレスの求人が多い転職エージェントに相談することをおすすめします。
9-3.未経験でもアパレル業界へ転職できる?
結論としては、可能です。
ほぼすべての人が、販売・接客からスタートしているので、店舗スタッフとして経験を積めばMD。VMD・バイヤーなどのキャリアアップも見こめます。
しかし、デザイナーやパタンナーを志望する場合は、製作の経験や専門的な知識が求められるため、専門学校などで実際に専門知識を学ぶことが必要となります。
9-4.年齢制限はある?
アパレル・ファッション業界に年齢制限はありません。
20代には20代向けのブランドや、30代には30代向けのブランドがあるように、自分の年齢に合うブランドに転職や異動することをおすすめします。
また、アパレル業界といってずっと店舗スタッフとして働くわけでもありあせん。
スキルを磨き、MD・プレスや企画・営業職として働くケースもあります。
自分のスキルと年齢に合った働き方を探しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以下が、アパレル・ファッション業界でおすすめな転職エージェントです。
※志望する職種がとくに決まってない場合や迷う場合には、アパレル業界に特化したエージェントでは最大手の『クリーデンス』に登録すればほぼ全職種の案件をカバーできますのでおすすめします。
全ての方におすすめ
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おすすめの転職サイト
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。