「履歴書を書くのが難しいんだけど、転職エージェントに見てもらった方がいいのだろうか?」と悩んでいませんか?
私は転職エージェントとして10年近く転職したい方の支援をさせていただいておりますが、結論としては「転職のプロである転職エージェントに相談した方がいい」と考えています。
なぜなら、私が履歴書を添削していく中でも、「しっかりと自己分析をして書いたつもりでも、内容が主観的で響かない」「間違ったサイトを参考にしているため、内容がありきたりかつ的外れ」という転職志願者を嫌というほど見てきたからです。それらは質の高い転職エージェントの1回の添削で解決できるものなのでやらない理由がありません。
このページでは私の転職業界の知見を活かして、以下のことをご紹介します。
全て読めば、あなたの履歴書を劇的にブラッシュアップしてくれる転職エージェントを見つけて、活用することができるでしょう。
1. 履歴書の添削に強い転職エージェントの選び方
残念ですが、結論から言うと「この転職エージェントに登録すれば、確実に質の高い履歴書の添削を受けることができる」という転職エージェントは存在しません。
どういうことかというと、履歴書に対する質の高い添削を受けれるかどうかは担当次第なのです。
例えば、どこの企業でも同じですが、超優秀な担当者もいれば、成績の悪い担当者もいるのが事実です。
結局、その成績の悪い担当者に当たってしまったら質の高い添削は受けることができないわけです。
ただし、以下のような側面から転職エージェントを評価することで、手厚いサポートが受けれる可能性が高い会社を見極めることができます。
手厚いサポートを受けられる転職エージェントの2つの特徴
手厚いサポートを受けられる可能性を上げるためには、下記の2つの特徴を見て判断することができます。
これらが多く当てはまるほど、質の高い履歴書の添削が受けれる可能性が高いでしょう。
特徴1. 在籍するコンサルタントの数に対して、求人数・登録者数の比率が低い
当然ですが、転職エージェントのコンサルタントがどんな凄腕でも、担当する求人数が多ければ、転職志願者へのサポートはどうしても手薄になります。
なので、当然その会社が保有する求人数は会社選びの際には重要ですが、履歴書添削などのサポートを受けるという点では、求人数の多さが絶対条件ではないと言えるのです。
例えば、最大手の『リクルートエージェント』は求人探しを含めたトータルサポートでは抜群におすすめですが、コンサルタント1人あたりの担当案件数は非常に多く、手厚くサポートは他社と比べて難しいと聞きます。
そのような点から、大手だけでなく中小も含めて転職エージェントを検討することをおすすめします。
特徴2. 案件の単価(求人の年収)が高い
転職エージェントの収益源は、転職者の年収に応じた成果報酬です。
なので、案件の単価が高いほど成果報酬も大きいため、担当コンサルタントもより一層サポートに力を入れる傾向にあります。
年収500万以上など自分のキャリアに自信のある人は、手厚いサポートが受けられる可能性は高まるでしょう。
2. 履歴書の添削に強い大手転職エージェント2選
先ほどの条件を満たしており、さらに業界での評判・口コミを加味して大手の転職エージェントを2社ピックアップしました。
どちらか1社に登録しつつ、3章でご紹介する中小規模の転職エージェントをもう1社登録しておけば、履歴書対策は万全でしょう。
2-1. 総合的におすすめなのは『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』は、業界内でも指折りの求人数(2023年10月7日時点)と手厚いサポート・フォローへの高い口コミ評価を誇る転職エージェントで、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
主だった業種・職種や広い年代・キャリアの転職希望者をカバーしていて、転職エージェント選びに迷ったら第一に試すべきサービスと言えるでしょう。
『リクルートエージェント』は履歴書や職務経歴書の添削も丁寧に行ってくれるので、まずはこの転職エージェントに相談してみるのが良いでしょう。
2-2. 自分のキャリアに自信のある人は『JACリクルートメント』
『JACリクルートメント』は、発祥がイギリスの外資発の日系転職エージェントで、グローバルのハイキャリア案件に強いという背景があり、基本的にキャリアに自信のある人向けのサービスです。
案件としては、外資系の高年収・ハイキャリア案件が多いので、自分のさらなるレベルアップを目指そうという人にも最適です。
前述の通り、単価が高く転職エージェントの成功報酬も大きいため、コンサルタントも1人1人に対して履歴書の添削など手厚くサポートをしてくれます。
外資に強いので、英語の履歴書などの対策も万全です。
3. 中小規模を含んだ特化型の転職エージェントを探すのもおすすめ
特にITやアパレル、外資コンサルなど専門性が高い業界、女性・第二新卒など独特の悩みがある転職に関しては、業界やニーズに特化している中小規模の転職エージェントを選ぶといいでしょう。
そのような特化型の中小規模の転職エージェントもおすすめする理由としては2点あります。
- 業界に特化しているだけ、転職志願者の専門的なニーズにも応えることができる
- 中小規模だとは転職志願者も大手ほどこないため、1人にかける労力が大きい
なので、以下に、求人数・サポートの口コミを加味したおすすめの業界特化型エージェントをご紹介します。
おすすめの業界・ニーズ特化型エージェント
中小規模の転職エージェントは数多く存在し、どこのエージェントが履歴書に対して手厚いサポートを受けることができるか自信を持っておすすめすることは難しいです。
ただし、その中でも私が知っている範囲ですが、業界でも評判のいい特化型エージェントのおすすめは以下のとおりです。
自分の業界・ニーズに合うところに登録すれば、いいサポートを受けれる可能性は高いでしょう。
4-3. 初回面談時に転職エージェントのモチベーションをしっかり上げる
「職務履歴書の添削だけ受けたいと言わない」などの当たり前のところから、「すぐに転職しようとする意思をアピールする」など、担当の転職エージェントに対してのモチベーションを上げる必要があります。
コンサルタントも人間ですので、好き嫌いもあれば、やる気に差が出てくることもあります。
そのため、手厚いサポートを受けるには、コンサルタントをやる気にさせることが重要なのです。
詳しいテクニックは「転職エージェントを本気にさせる!面談成功のための全知識」に具体的にご紹介してますのでご参考ください
5. さいごに
質のいいサポートを受けれるかどうかは、転職エージェントの会社というよりも担当するコンサルタントによるところが多いです。
ですが、その確率を上げることは出来ます。この記事を参考に少しでも質の高い履歴書を作るためのサポートを受ける手助けになれば幸いです。
繰り返しになりますが、結論として履歴書に強い転職エージェントは以下の通りです。
<大手で履歴書に強い転職エージェント>
『パソナキャリア』・・・総合的におすすめ
『JACリクルートメント』・・・キャリアに自身のある人におすすめ
<中小規模を含んだ特化型のおすすめ転職エージェント>
<自分で探す際に参考にしたいエージェントサーチ型サイト>
- 『マイナビエージェントサーチ』
- 『enミドルの転職』(30代以上の人におすすめ)
- 『ビズリーチ』(ハイキャリアの人におすすめ)
ぜひ参考にしていただき、納得のいく転職活動をしてください。
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
始めの面談時に持参した職務経歴書・履歴書について修正指導をしてくれた点や、こちらの希望をじっくり聞いてくれた上でキャリア指導をしてくれたので、サポート体制はしっかりしていました。
また、実際に面接が決まると、その会社の面接の傾向を事前に教えてくれ、その対応方法などもアドバイスしてくれたので、一人で転職活動をするより転職エージェントを利用していてよかったと心の底から思えました。