看護師はもう疲れた!疲れを解消するためのたった1つの方法

看護師 疲れた

「仕事も多いし、責任重いし、もう看護師の仕事疲れました」「これ以上辛い看護師の仕事を続けられそうにない」5年から10年も看護師のお仕事をしていると、ルーティーンの仕事には慣れても、もっと量が増えたり新人教育をしていたりすると、溜まっていた疲れがどっときた、と感じる方も多いかと思います。

私自身が今まで転職エージェントとしてご相談にのった方の中でも「今、看護師をやめても大丈夫なのか」「こんな看護師しかやったことのない私が他に転職出来るのか」と悩みを打ち明ける方が非常に多いと感じます。

このページでは、疲れを感じる看護師の方に向け、それでも看護師を続けたい場合の疲れを解消する方法と、看護師をもう辞めたいと考える場合には、看護師以外のおすすめ異業種転職先候補を以下の流れでご紹介します。

  1. 何故看護師をやっていると疲れを感じるのか
  2. 看護師の疲れを解消するたった1つの方法
  3. 看護師の異業種転職

この記事を読めば、看護師として疲れを感じている皆さんが、具体的にどういうアクションを取れば良いのかを明らかにすることができるでしょう。

<2019年5月:最新情報>

5月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。なぜなら、4月入職者の予定変更や短期退職に伴って、普段は出回らない貴重なポジションが好条件で募集される時期だからです。

一方で、そのような貴重な求人は短期間で定員に達してしまう場合があります。良い求人を確実に手に入れるために、可能な限り早いタイミングで転職活動を開始すべきです。

そのため、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『看護roo!』『ナースではたらこ』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。


1. なぜ看護師をやっていると疲れを感じるのか

そもそも看護師という仕事がどうしてこんなに疲れを感じるものなのか。

私自身いろんな看護師の方のお話を聞いていてもとても大変な仕事だな、と感じます。

過去に面談をした方の中で次のような事例がありました。

1-1. 若手看護師の疲れ

とある若手看護師の方で、次のように話す方がいました。

口コミ・評判

大手病院勤務のA さん( 3年目 )

看護師3年目です。都内の〇〇大学付属病院で働いています

先輩看護師との人間関係にうまくいっていない、というのが正直なところです。

自分のミスも人に押し付けて来て、私も何度も被害に合いました。

それでも先輩の言うことは絶対なので、私もいつも謝ってばかりいる、そんな状況です。

毎日朝起きて仕事に行くのが辛くて、ストレスで押し潰されそうです。

もともと朝は強くて、忙しい時に5時に起きることももそんなに苦ではなかったのですが、最近は6時に起きるのも辛くて、ギリギリに出勤している毎日です。

最近は、ストレスのせいか、帰りもただでさえ遅いのにコンビニによってお酒とおつまみを買ってきて飲んでしまったり、友達との飲みの時にもいっぱい飲んでいっぱい食べてしまいます。

それもあって、入職時と比べて15キロも太ってしまいました

たまの合コンなんかでも、男性に誘われる頻度も劇的に減ってしまいました。こんなことをエージェントさんにお話するのも変なのですが・・・。

とにかくストレスのせいで自分自身の心と体にこんなに影響が出るなんて耐えられなくて、まずは環境を変えたいと思ってご相談に来ました。

Aさんの疲れの原因 – 人間関係

この方は仕事の疲れがストレスとなり、実際に自身の心身に影響を与える結果となりました。

その原因は、院内の理不尽な人間関係によるものであったといえます。

看護師にとって人間関係は非常にシビアな問題で、OLから看護師になった方でも、看護師独特の人間関係には非常に苦労されているという声を耳にします。

1-2. 中堅看護師の疲れ

5年以上の経験を積まれた方でも、仕事に疲れを感じる方も非常に多くいらっしゃいます。

最近私のところに相談にいらした方の中にも次のように話す方がいました。

口コミ・評判

地方病院に務めるB さん( 8年目 )
 
看護師8年目ですが、いい加減今の仕事には疲れました。
私がいる病院は明らかに人手も足りていないので、一人あたりの業務量が圧倒的に多いですし、そのストレスもあってか、職場の雰囲気も非常にピリピリしています。
一応7年も務め上げてきたので、業務量は多いといってももう慣れてはきましたが、新しく入った若手の教育もしなければなりませんし、入ってきた若手も結構辞めていってしまうので、どんどん中堅の私達の仕事量が多くなります。
もちろん、私は責任を持って今の仕事をこなさなくちゃいけないと考えていますが、今になってどっと疲れを感じ始めました。
そこで思い切って別の業種への転職も含めて考えてみたいので、今回相談に来ました。

Bさんの疲れの原因 – 若手教育、人で不足による業務量

端的に言うと、Bさんは圧倒的に多い仕事量が直接的な原因でどっと疲れを感じているという状況でした。

仕事量が多くなってしまっている理由としては、人手不足による業務量、そして中堅看護師に必ず訪れる新人・若手看護師の教育というプラスの責任によるものです。

こうしてみると看護師という仕事は、年次を経ていく毎に疲れの原因となる業務量が増えていく傾向にあるようです。

1-3. ベテラン看護師の疲れ

10年以上も看護師に務めた方ほど、「もう疲れた・・・。」とおっしゃる方が多いです。

Bさんのところでも書きましたが、看護師には仕事に慣れても、その量自体がどんどん増えていくため、精神的には耐えれても、身体的な負担が増えていく傾向にあります。

一般企業の事務職に転職された方は、私に相談にいらっしゃった時には次のようにおっしゃっていました。

口コミ・評判

都内大手病院勤務のC さん( 12年目 )
 
私はもう看護師をやって12年になります。
こんな私でも働き口があるのかどうか教えてください。
私は5年前に結婚して子供も生まれましたが、3年後に離婚してしまいました。いわゆるシングルマザーになってしまいました。
そのため私も仕事自体を辞めるわけにはいかず、ただただ盲目的に今の仕事を続けていますが、その分後輩も多くなり、仕事も多くなる一方なので、子供を見てあげる時間がほとんど取れません。
せめて自分の仕事の量を減らす方向に進みたいと考えているので、今と同じくらいのお給料で、負担を減らせるお仕事はありますでしょうか。

Cさんの疲れの原因 – 子育て

Cさんの場合には、仕事量に加えて、家庭での子育ての負担が加わり疲れが出てしまったものと言えるでしょう。

看護師の方の多くが、いずれは結婚して子供がほしいと考えるかたが多いと思いますが、その時の仕事との両立という意味では非常に困難な状況に直面します。

また、Cさんの場合大変なのは、シングルマザーなので全て自分がやらなくてはならないということです。

そこで、仕事量が一定的に、またできるだけルーティーンにこなせる一般企業の事務職をご紹介しました。

看護師の疲れの原因 – まとめ

  • 看護師独特の人間関係
  • 人手不足による膨大な業務量
  • 新人・若手向けの教育
  • 子育て

2. 看護師の疲れを解消するたった1つの方法

端的に申し上げると、看護師の疲れを解消するたった1つの方法は、今の職を辞めることです。

そこで、今の職を辞める、ということには2つあり、1つは看護師として転職すること、もう1つは看護師自体をやめて異業種への転職を行うことです。

2-1. 看護師として転職

人間関係に悩まれている方は、看護師として転職することをおすすめします。

そこで看護師として転職するには、看護師専門の転職エージェントに登録することからはじめましょう。

転職エージェントを選ぶ上では自分にあった求人を持っているかどうか、またはエージェントの対応が親切・丁寧な対応をしてくれるかどうか、という点で選ぶ方が良いでしょう。

具体的におすすめの転職エージェントについては、「転職のプロが教える看護師が本当に登録すべき転職サイト8選」にまとめておりますのでご参考ください。

2-2. 看護師から異業種への転職

実は看護師資格を持ちながら異業種で就職をしている方は全国で約70万人もいらっしゃいます。

私自身、多くの看護師の方の転職相談をしてきた中でも異業種へ転職された方は数多くいらっしゃいました。

そこで、看護師の経験や知識を活かしながらにして、異業種への転職は、看護師という仕事自体に「疲れた」という方には唯一の選択だと考えております。

次の章では実際の事例を交えて、異業種で転職する先の業種をまとめましたのでご一読ください。

3. 看護師の異業種転職

どうしても「看護師を疲れたから辞めたい」と考えた方に向けたい業種の転職先候補をご紹介したいと思います。

3-1. 今看護師をやめて大丈夫なのか

(1) 看護師資格しかない自分が転職出来るのか

悩みの理由の1つとして、「自分は看護師の経験と資格しか無いから他の仕事での価値が無いのではないか」という不安があるからだと思われます。

ですが、一般の職種においても異業種転職はよく起こりますし、また看護師の仕事で培った気遣いや他の方への配慮というのは、人の信用を形成するのに役立ちます。

この気遣い・配慮は、特に一般企業の事務職においては大変重宝される要因で、周りの社員の方々をサポートするのに大変役に立つと考えられています。

実際に私の担当した看護師の方々でも一般企業の事務職に転職された方はいらっしゃいます。

(2) 年次を重ねてきた自分が転職出来るのか

次に、既に年を重ねてしまった自分が転職を出来るのか、という不安です。一般的には若い方が転職をするイメージがあるからです。

しかし、先に述べた様な、気遣いや配慮と言うのは経験によって培われていくものですので、必ずしも年齢が高いからと言って転職に不利であるとは限りません。

3-2. 看護師の異業種候補先3選

それでは、転職エージェントとしておすすめする看護師との異業種の転職候補先を次の3つをご紹介します。

(1) MR

私が過去に担当した方の中にMRから看護師へ転職された方がいらっしゃいました。

その方の次のお話は、看護師が何故MRが向いているのかということの大変参考になると思います。

口コミ・評判

仮名:木村 さん(29歳)
 

MRの3年目です。

その前は2年間程看護師をしていました。

今回私は看護師に復職したいと思ってお話に伺いました。

私が看護師をしていた時は、上司ともウマが合わず、看護師の数が足りていなかったため、一人あたりの業務量が多かったです。

仕事が終わった後に涙を流す毎日でした。

私は業務量よりも人間関係の方が辛いと感じていたので、転職することにしました。

そこで医療関係の知識も活かせ、なおかつ収入も実力次第で上げられるMRになろうと考えました。

私は看護師の上司との気は合わなかったのですが、医師の先生とは仲良くさせていただいていました。

よく飲みに行ったり、若い先生とはカラオケ行ったりしていましたね。

ある先生からは「〇〇さんがMRだったら怖いなぁ。ホントうっかり買っちゃいそうだもんなぁ」と言われたことも有ります。

本当は私自身は、先生たちと飲みに行くことを鬱憤のはけ口にしていたのですけどね(笑)

そこで決意を固くし、転職することにしました。

結果、ある製薬会社のMRとして働くことになり、それなりに成功したと思っています。

毎日毎日お客様としての先生達と会っては、飲み歩いたりゴルフに行ったりしていました。

ノルマは確かに厳しくて、パワハラに困っている同僚もいましたけど、私はその辺運が良かったのか、比較的自由にやらせてもらえました。「要は売ればいいんでしょ」と割りきって考えてもいましたし。

正直楽しくやらせてもらっているのですが、それに大事なのは「人」なのだと気づいた時に、私はもう一度看護師として復帰したいと考えました。

私自身看護に興味を持って看護学部に入りましたし、今の会社で異動しろと言われた時に、正直今の上司以外の人とやっていける自信がありません。

定常的に働ける個人のクリニックなんかが良いです。どこか紹介してもらえますでしょうか?

MR転職のメリット

  • 医療現場の事情、医師の意図がわかること
  • 高収入であること
  • 看護師としての気遣い・配慮が活きること

MR転職のデメリット

  • 売上が上がらないと肩身が狭くなること(実力主義)
  • 業務量が多いこと
  • 年次の若い人が採用されやすい

ここでデメリットにある業務量が多い、という点について、MRの場合は上司や先輩に相談が出来るという点が看護師と比べて良いとも言えます。

看護師の場合は陰湿な理由で相談されても対応しない方もいるのですが、部下を育成することも仕事と考えている方も多いので、きちんと相談に乗ってくれる方が多いです。

(2) 治験コーディネーター(CRC)

薬品の使用試験を行い治験を指揮する治験コーディネーターも看護師からの転職先として有利な業種だと考えられます。

看護師からの転職先として有利な理由は、看護師資格が重宝されるためです。

MR以上に専門的な知識が重要視されるため、医療関係以外の職種からの転職が困難であることから競争相手が少ないという利点があるといえます。

私のところに相談にいらした方で次のように話す方がいましたが、この方はCRCに向いていると判断して転職をおすすめしました。

口コミ・評判

仮名:伊藤 さん(30歳)
 
私は看護師7年目です。
私は外科での看護をずっと担当してまいりました。
いつも非常に緊張感も強く、専門的な知識も常に問われるので、毎日家に帰っても勉強の毎日です。
周りの先輩や、お医者さんの先生達も、正直パワハラに近いような扱いをしてきますし、少しでもミスをするとめちゃくちゃ怒られます。
これまででも何度もやめようかと悩んできました。
外科では常にチームワークが求められますので、私は常にみんなが気持よく働けるように、情報共有はくまなくやりましたし、オペがスムーズに進められるように、オペ当日までの患者さんの症状を正確に伝えられるよう心がけておりました。
ですが、もうさすがに6年目にもなると、業務量も増えてとてもまわりません。
今の経験が活かせて、業務量をもう少し抑えられる職種はありませんでしょうか。

私がこの方のCRCに向いていると考えた要素は、チームワークを意識して仕事をされていたことと、専門的な知識を豊富に持っていた点です。

また、CRCには限りませんが、外科医での仕事を通じたストレス耐性も強く感じました。

CRC転職のメリット

  • 医療の専門的な知識を活かせる
  • 看護師としての気遣い・配慮が活かせる
  • 看護師資格が有利に働く

CRC転職のデメリット

  • 看護師の時より給与が下がる可能性がある
  • 地方勤務になる可能性が高い

デメリットにある「地方勤務になる可能性が高い」と言うのは、CRCを採用している企業の多くが地方本社だからです。

一方で、非常にやりがいのある仕事であることと、それまでの専門性が活かせるという点でおすすめする職種です。

(3) 一般企業の事務職

一般企業の事務職への就職は、中途で行う場合には派遣会社を経由していくことが一般的です。

ですが、派遣先の会社に気に入られれば、派遣先の会社に正社員若しくは直接契約社員として採用される可能性も有りますので、気が合えば非常に安定的な職種であると言えます。

また、一般企業では気遣い・配慮を仕事で必要としながら新卒採用者ではそこが足りないと感じる企業の方も居るようです。そのため、看護師の気遣い・配慮が最も重宝される先であるとも言えます。

口コミ・評判

仮名:山田 さん(30歳)
 
私は看護師7年目です。
大手病院でずっと内科で看護師をしてまいりましたが、看護師独特の人間関係で悩んでいます。
やはり周りは女性ばかりですので、先輩や上司、同僚についていくのでも本当に手一杯で、そっちが気になってしまって仕事になりません。
これまでなんとか6年も続けてまいりましたが、常に気遣いだけで自分は生きてこれたような気がします。
自分が出来ることは全てやってきたつもりですが、いつも怒られてきてて、正直自分に自信が持てません。
こんな私でも転職出来るのでしょうか。

先の文章からもこの方は自信がなさそうでしたが、実際に詳しくお話を伺ってみると、その気遣い、配慮から実はチーム役立っていたことがわかりました。

チーム全体を俯瞰して気遣いをするというのは、一般企業に於いてはとても重要です。

事務職転職のメリット

  • 看護師としての気遣い・配慮が活かせる
  • 新しい領域に入る事ができる

事務職転職のデメリット

  • 派遣会社から入るため、気に入られない場合は点々とする可能性あり
  • 看護師としての経験は活きない

おわりに

いかがでしたでしょうか。

看護師に疲れたといった時に、お休みをして心を整える、若しくは心機一転して転職で新しい領域に挑戦するか、という内容でお伝えしてまいりました。

皆様の今後の人生が心身ともに豊かなものになることを祈っております。