薬剤師2年目の転職は失敗しやすい?転職を成功に導く全知識

薬剤師 転職 3年目

「2年目なのにまだ怒られて仕事が辛い..」「1年頑張ったけど人間関係は変わらない」など2年目になると、転職について考える薬剤師さんが増えてきます。

一般的には3年は続けろと言われていますが、薬剤師さんには資格という武器がありますので、2年目でも転職先は見つかります。このページでじっくり考えていきましょう。

私自身、薬剤師として2年目でも転職を経験しましたが、その時に知っておきたかったことを以下の流れで解説させて頂きます。

  1. 2年目はたくさんの薬剤師さんが転職を考える
  2. 2年目の薬剤師さんでも転職できるの?
  3. 2年目で転職するとき注意したい6つのポイント
  4. 転職サイトの選び方とおすすめ5選
  5. 薬剤師転職サイトがしてくれる4つのこと
  6. 2年目の薬剤師のよくある疑問とその答え8選

このページを読めば、そもそも2年目で転職しても大丈夫かというところから、転職で失敗しないためのポイントまで、転職を成功させるための方法を全てご理解いただけます。

薬剤師500名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した薬剤師500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての薬剤師におすすめの相談先です。

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おすすめ転職サイト口コミ満足度公開求人数おすすめポイント
薬キャリエージェント
1位:薬キャリエージェント

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約6.0万件
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ファルマスタッフ2位:ファルマスタッフ

4.1点

約4.5万件
  • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
  • 20-30代薬剤師のキャリアアップ転職におすすめ
  • 正社員だけでなくパート・派遣求人も豊富
マイナビ薬剤師3位:マイナビ薬剤師

4.0点

約4.5万件
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1. 2年目はたくさんの薬剤師さんが転職を考える

2年目になって周りと差がつけられている気がする」「1年耐えたけど状況は変わりそうにない」など2年目は1年目と違った悩みも多くなってくるタイミングです。

また、2年目になると「興味のある分野が出てきた」「交際している人と結婚するために..」など、いい意味での転職を考える方も出てきます。

実際、厚生労働省による調査を見ると、新卒の薬剤師の3年以内の離職率は、32.3%です。

2年目の薬剤師だけのデータではありませんが、薬剤師2年目で転職している人も多いのは言うまでもありません。

実際、少しネットを見るだけでも以下のように2年目の方でも「転職したい」と考えている方は非常にたくさんいることがわかりました。

口コミ・評判  

K・K さん(調剤薬局 勤務)

2年目の薬剤師です。1年目から職場に合わないと考えており、毎日とてもつらいです….勤務時間がブラックで、休憩がなかったこともありますし、残業代も出ず、休日出勤代休なしのこともありました。

どこもこんな状況なのでしょうか?今後の進路のことで今とても悩んでいます。どなたかアドバイスお願いします。

口コミ・評判

 H・Sさん(病院 勤務)

2年目薬剤師です。今年度で退職を考えています。

私は仕事の要領が悪く、先輩に迷惑をかけていました。

久しぶりに新卒と関わった先輩はイライラしたようで、後輩が入ってきた今も嫌味や叱責の的となっています。

なので、一から新しい所でもう一度働きたいと思うようになりました。アドバイスお願いします。

口コミ・評判

 R・Wさん(ドラッグストア 勤務)

薬剤師2年目です。職場が遠くて転職を考えています。

通勤に1時間30分程度かかり、不満を感じています。

1年間通い続けましたが、限界です。

しかし、通勤時間が長い人は多くいるので、自分が甘いだけなのかなとも思って、迷ってしまいます。

上記のように、少し探すだけでもたくさんの方が転職を考えています。

実際、下記のような理由で転職を考える2年目の方が多いです。

みんなこんな理由で転職を考えている

  • 後輩が入ってきたことによるプレッシャー
  • 1年薬剤師として働いたことで、他に興味があることが出てきた
  • 上司・同僚との人間関係がきつい
  • 職場が遠くて通勤するのに限界を感じてきた
  • 給料が上がらず、これからも上がる見込みが少ない など

以上は一例ですが、2年目の方だからこそ抱える悩みが原因で転職を考える方が多いです。

実際、世の中的には3年は働くのが良しとされていますが、2年目だからと無理して我慢しなくても、転職は十分可能です。

このページを読みながら、きちんと転職について考えていきましょう。

2. 2年目の薬剤師さんでも転職できるの?

2年目の方で、職場を変えたいと考えた時に一番不安なのは、「2年目は転職してもいいタイミングなのか?」ということかと思います。

結論から言うと、結論から言うと十分可能なので、前向きに検討しましょう。

順に説明していきます。

2-1. 薬剤師なら2年目でも転職先は見つかる!

一般的な社会人は「とりあえず3年は我慢しよう」と一般的に言われています。しかし、薬剤師であれば2年目でも転職先に困ることはないです。

実際、下記のように2年目でも転職に大成功したという方はたくさんいます。

口コミ・評判

N・Nさん(ドラッグストア勤務)

最初、転職に新卒で入った職場は上司や先輩との相性が悪く、悪口を言われていましたが、仲のいい同期くらいにしか相談できずにいました。給料も安く、なんでこんなことをしているんだと毎日悩みながら働いてきました。

そんな中で1年我慢して、2年目に入っても状況は変わらず、夏頃に限界を感じました。

同期などに相談し、退職を決意。転職先は大丈夫かなと不安でしたが、あっさり内定をいただけました。びっくりしたのが、お給料も少し上がったということ。人間関係に関しても、前よりはましで楽しく働けています。

上記のように、経験が少なくても、サクッと転職が可能なのはシンプルに資格があるからです。

薬剤師は多くの職場も不足しがちで、たとえ経験が少ない薬剤師さんでも,採用されるケースが非常に多いです。

ちなみに、2年目の方には下記のような強みがありますので、2年目だから..と弱気になりすぎないようにしましょう。

  • 1年目の人と比較すると経験がある
  • 3年目以上の人と比べるとまだまだ吸収できることが多い

2-2. ただし難易度は少し上がる

上記のように転職先に困ることはないですが、選択肢は減り、総じて難易度が上がる可能性が高いです。

実際、3年目以降の転職と比べると、受けられる求人も、内定の出やすさも変わってきます。

なぜなら、そもそも2年目で辞めたことを気にされるからです。

2年目で転職をするとやはり印象自体は良くありません。面接ではほぼ必ず理由を聞かれますし、「うちで採用してもまたすぐに辞めそう」などと考えられてしまうケースが多いです。

やはり「とりあえず3年」と考える方も多く、2年目で辞めることはマイナスの評価を与えやすいです。

2-3. 将来へのマイナスもある

やはり一般的な考えとしては「とりあえず3年」は継続すべきということ。

今回いまの職場から転職して、次の職場で長期的に働ければいいのですが、問題は次の職場もすぐに辞めたくなった場合です。

なぜなら、短期間で職を変えていると、「この人は続かない人だ」と評価されやすくなるからです。

薬剤師さんは転職回数が多くても働き口には困りませんが、本当に行きたい職場ができた時に転職回数の多さを気にされてダメになる..ということがあるということだけ覚えておきましょう。

2-4. 1年耐えて3年目以降に転職するという選択肢

薬剤師2年目には、1年目で転職するのを避けて、あと数ケ月働き、3年目以降に転職するという選択肢があります。

なぜなら、2年目の転職より3年目以降の転職の方が採用担当者の印象が良いからです。

やはり、「とりあえず3年」は継続すべきというのが一般的な考えです。

1年目で転職をする時よりも、状況はましにはなるとはいえ、やはり3年我慢した人と比べると不利になるでしょう。

逆に、3年続けた後であれば「スキル」「忍耐力」を評価してもらえるので、倍率の高い人気な職場に転職することも可能です。

たとえ、1年間仕事がつらくても、耐えられるのであれば、3年目以降に転職することをおすすめします。

2-5. 辞める前によく考えよう!

やはり、2年目での転職は安易には、おすすめできません。

それは、ここまで述べてきたように、転職先は見つかるものの、難易度が高く、将来へのマイナスになるかもしれないからです。

そのため、仕事が辛いからといってすぐに辞めるのではなく、あなたの悩みを解決できる転職先はあるのか、そして、そこに行くことはあなたにとって、プラスになるのかをきちんと確かめた上で転職しましょう。

特に、2年目だからこそ考えて欲しいのが「将来、薬剤師としてどうありたいか」です。

薬剤師として1年以上経験を積んできたからこそ見えてきた将来像があるかと思います。

目先の辛さから逃げるだけではなく、将来どんな薬剤師になりたいのかをきちんと意識できるといいでしょう。

それでも転職したいという方は、まず、薬剤師の資格を活かして転職することを考えましょう。

人間関係は職場が変われば変わりますし、プレッシャーや忙しさも施設などによってガラリと変わります。

その際のポイントを次章で説明していきます。

3. 2年目の転職で注意したい6つのポイント

2年目でも薬剤師さんは十分転職先を見つけることは可能ですが、2年目だからこそ注意したいポイントもあるので、ここで確認しておきましょう。

重要なことばかりなので、しっかり見ていきましょう。

3-1. 退職理由をしっかりと用意する

転職する際には、かならず退職理由を用意しましょう。

なぜなら、採用担当者は、2年目で転職してくる方に対して「採用してもまたすぐに辞めないか」と心配しているからです。

たとえ、2年目で辞めたい理由が仕事のきつさや人間関係であっても、それを出してしまうと、一気に採用されにくくなります。

そのため、下記のように前向きな退職理由を用意しておきましょう。

退職理由の例
半年間仕事をして、〇〇の分野に興味を持ちました。〇〇に強い職場で経験を積みたいと思い転職を決意しました。

上記のように前向きな退職理由が好ましいです。

転職サイトの担当者に相談すれば、上記のような退職理由を、一緒に考えてくれますので、気軽に頼りましょう。

3-2. 退職した理由や転職先に求めるものをはっきりさせておくこと

2年目になると、薬剤師自体の仕事がどういうものかわかってきたのではないでしょうか?

新卒の職場選びをした時とは、また違った価値観が生まれていると思いますので、それをはっきりさせておきましょう。

ここで、いまの職場から逃げるために「なんとなく」転職先を決めてしまうと、同じような悩みを抱えてしまうケースが多いです。

そのため、下記ポイントは必ず振り返り、転職先選びに活かしましょう。

  • 今の職場から転職したくなったのはなぜか
  • 上記以外に働く中で嫌だと思っていたことは何か
  • どのくらいなら我慢して働けるか
  • どんなクリニックなら長く働けそうか

上記のようなポイントをしっかりと棚卸しすることが、2年目の転職では必須です。

3-3. 薬剤師として先のことも考えておくこと

余裕がある方は、将来、薬剤師としてどうなりたいのかを、しっかりと考えるようにしましょう。

1年以上薬剤師を経験してきて、興味のあることやなりたい将来像がはっきりしてきた方もいるかと思います。

そこに行き着くために、2年目の今どんな職場で経験を積むのがベストなのかを考えてみましょう。

また、結婚や出産などプライベートなことを考えた時に、どんな職場がいいのかも考えておくと失敗しにくいです。

こういったことは自分で考えることが難しいかと思いますので、転職サイトの担当者などに率直な思いをぶつけ、アドバイスをもらいましょう。

3-4. 転職先が決まるまで絶対にやめないこと

たまにいらっしゃるのが、退職を決め周りに伝えた後や、退職した後に転職活動をスタートするという方です。

2年目は貯金ができている方も少なく、その中で退職をしてしまうと金銭的に苦労し、妥協した転職になってしまうケースがあります。

特に寮に住んでいる方は、退職すると出ていかないといけないため、そこでも金銭的に大変です。

そのため、必ず転職先を見つけてから退職をするようにしましょう。

3-5. 身近な相談相手を作ることから始める

以上のように、2年目でも転職は十分可能ですが、できれば3年続けた方が選考に有利で、将来的にもプラスだという話をしてきました。

そんな中で、結局転職をしていいのか決めることができない方も多いかと思います。

そんな時は、 詳しく頼りになる相談相手を作りましょう。

薬剤師2年目の方は、「一人で転職していいのか」、また「転職するにしても、どこに転職すれば悩みを解消できるか」わからないかと思います。

そのため、薬剤師の仕事や転職について詳しい人に相談することをおすすめします。

注意点:職場の人への転職の相談はNG!!

職場の同僚や上司などへの転職の相談は絶対にしないように注意しましょう。理由は下記のようにたくさんあります。

  • 転職をやめたとしても、一度転職をチラつかせたことで職場で腫れ物扱いされる
  • 引き止められてしまい、正しい判断ができなくなる
  • 仲のいい同期であっても、他の人に漏らしてしまう可能性がある

そのため、転職・退職を決めるその日までは仲の良い同期にもバレないようにしましょう。

とはいえ、職場の人以外そんなこと相談できる人がいない..と言う方がほとんどかと思います。そんな時は「転職サイト」というサービスを活用しましょう。

1. 薬剤師向け転職サイトというサービス

薬剤師さん向けに転職サイトというサービスがあり、それに登録すると、担当者がつき、転職して良いのか、どこに転職すれば良いのかの相談に乗ってくれます。

いまの悩みをきちんと聞いてくれ、アドバイスをくれることから多くの薬剤師さんが転職を検討する時に使っています。

そして、あなたが転職を決めた場合は、あなたの悩みを解消するような転職先を教えてくれ、全力でサポートしてくれます。

転職に悩んだ時の相談相手としては最もおすすめです。

2. 相談相手以上の価値がある

私自身、転職サイトは相談相手としてだけの価値ではなく、相談相手以上の価値があると考えています。

それは、転職を決めた後のタイミングで下記のような、他を探してもないようなサポートをしてくれるからです。

  • 各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる
  • 求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

各職場の雰囲気や労働環境など、「求人票には出ない情報」を教えてくれます。

なぜなら、転職サイトは過去に転職を決めた方や、職場の担当者など、各職場に強いパイプを持っているからです。

今の職場がうまくいかなかったのも、こういった情報が事前になかったことが大きいかと思います。事前に情報を教えてくれる転職サイトを使わない手はありません。

各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる

転職は面接を受けて、採用されて終わり…というわけではありません。

それぞれお給料も違うので最終的な条件の交渉や、転職時に提出する書類の準備などもあります。

そういった、初めての転職では少し大変なことも転職サイトは代理で実施してくれます。

以上のように、転職サイトに登録すると、相談相手という以上に転職全般をサポートしてくれる存在になります。完全無料なので、気軽に使ってみましょう。

4.転職サイトの選び方とおすすめ5選

転職サイトもいろいろありますが、どの転職サイトがいいのでしょうか?

ネット上には多くの薬剤師さん向けの転職サイトがありますが、ここでは転職サイトを徹底的に比較して、下記5つをおすすめしたいと思います。

これらは、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職サイトおすすめランキング』で、幅広い年齢・業種・年収帯の薬剤師さん約200人に「求人の質・量」「提案力」「サポート体制」を軸に評価してもらい作成したランキングで上位だったものです。

 求人数・質提案力サポート力
薬キャリ
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

これらがおすすめな理由を実際に使った方の口コミを交えながら紹介していきたいと思います。

全ての年代からバランスよく評価が高かったものです。2年目の方も満足している5つなので安心して活用しましょう。

転職サイトを上手に使いこなすための最も大切なポイント

転職サイトをうまく使いこなすためには「複数の転職サイトに同時に登録し比べる」ことを意識しましょう。

以下のように複数使うことに関してはいいことがたくさんあります。

  • 優秀であなたにあった担当者を選び、頼ることができる
  • 各社が持つ求人の中からあなたの条件に合った求人を見つけやすい

仮に「話を聞いて利用をやめた」となっても問題ないので、少なくとも3社の転職サイトに登録して比べながら使っていきましょう。

1位. 薬キャリエージェント(エムスリーキャリア)

薬キャリ

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

こちらをタップ ▼

薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは

2位. マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

※マイナビのプロモーションを含みます。

3位. ファーマキャリア

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

4位. ファルマスタッフ

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

5位. リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

5.転職サイトがしてくれる4つのこと

転職サイトって登録するとどうなるの?何をしてくれるの?と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思うので、この章では転職サイトがしてくれることについて紹介をしていきます。

転職サイトは選考前から、入職後までとにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。具体的に、大きく分けて以下のようなサポートをしてくれます。

反対に転職サイトを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。

STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)

転職サイトに登録をすると、転職サイトの担当者が連絡をしてくれます。そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行います。

「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。

また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。

  • 希望の給料やボーナスの水準
  • 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
  • 希望の勤務場所(立地や交通の便)
  • 「調剤薬局がいい」などの転職先の希望

STEP2. 求人の紹介

面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。

要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職サイトが応募手続きを代行して行ってくれます。

この時、転職サイトだから知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。

また、転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。

非公開求人は何がいいの?

転職サイトを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。

実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。

STEP3. 選考のサポート

履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職サイトは必死に行ってくれます。

転職サイトはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。

また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。

STEP4. 内定後のサポート

内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。

  • 職場側との条件などの調整
  • 入職手続きの代行
  • 現職の退職交渉のアドバイス

以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。

また、転職サイトの中には入職後も困ったことがあれば気軽に連絡できるような仕組みを整えているところも存在します。

6. 2年目の薬剤師のよくある疑問とその答え8選

ここで2年目の転職したい薬剤師さんからよくある質問へ回答していきたいと思います。

  1. 自分がやめたら職場に迷惑がかかるんじゃ…?
  2. 転職サイトのデメリットはありませんか?
  3. ハローワークは使えますか?
  4. 第二新卒ってなんですか?
  5. 円満退職がうまくできるか心配です
  6. 転職時期はいつが一番おすすめですか?
  7. 派遣としての薬剤師転職って、正直どうなんですか?
  8. CROへの転職ってどうなの?

Q1. 自分がやめたら職場に迷惑がかかるんじゃ…?

2年目になると、ある程度の仕事を任されたり、人間関係もできてくることから「やめたら迷惑をかけるんじゃ..」と不安な方も多いかと思います。

実際、迷惑はかかりますが、なんとかなります

2年目の薬剤師さん1人が抜けただけで回らなくなるようなら、それはあなたのせいじゃなく、そんな体制にしてきた職場側のミスです。

そのため、やめた後のことよりも、自分のことを1番に考えましょう。

職場のためを思うなら、転職が決まったら、少しでも早めに伝えるようにしましょう。

Q2. 転職サイトのデメリットはありませんか?

薬剤師サイトには、先ほどのようなメリットはたくさんありますが、デメリットはほとんどありません。

ただ、強いて言うなら「営業トークにのせられて、誤った決断をしてしまう可能性がある」ということです。

なぜなら、紹介会社が無料で手厚いサポートをしてくれるのは、あなたが転職/就職をすることで、紹介先の職場から紹介料をもらうからです。

そのため、紹介会社は一生懸命あなたをサポートしますが、中にはノルマに追われてどうにか入職させようとしてくる担当者もいます。

先ほど紹介した5社に関してはそういった声がほとんどありませんでしたが、もしも営業っぽさを感じたら利用をやめ、別のところをメインで使いましょう。

Q3. ハローワークは使えますか?

仕事を探す有名な方法であるハローワークは実は薬剤師さんも使えます。

地方の求人には強いという噂もありますが、ハローワークはよほど求人に困ったとき以外は使わない方がいいでしょう。理由はシンプルで、求人の質が良くないと言われているからです。

実際に下記のように、年々減少しているものの1年間で6千件の苦情が殺到しています。

ハローワーク 求人内容との相違

出典:厚生労働省

そのほかに、利用者からは下記のような声も出ており、登録に行く時間すらも私はもったいないと考えています。

  • いい条件の求人があまり見当たらない
  • 入職してみたら待遇が全然違かった
  • 入職してみたらブラックな職場だった

どうしても求人が気になるという方のみ、「こちらの検索ページ」からハローワークの薬剤師求人を検索できるのでのぞいてみましょう。

Q4. 第二新卒ってなんですか?

厳密な定義はありませんが、学校を卒業してから3年目までの薬剤師のことを指すことが多いです。

新卒よりも最低限の経験はあり、まだまだ若く新卒のように色々吸収してくれる存在と考えられることが多いです。

Q5. 円満退職がうまくできるか心配です

転職サイト経由で転職をしていた場合、退職の切り出しから交渉まであなたにあったアドバイスをくれるので安心です。

しかし、使わないという方は下記のポイントを守れば失敗しにくいです。

  • 転職を決める時まで周囲には一切言わない
  • 最初は師長などあなたの上司にあたる人に2人きりになったタイミングで伝える
  • 引き留めにあっても絶対に意思を曲げない

特に3つ目のポイントが大切で、人によっては引き留められて心変わりしてしまうケースもあります。

しかし、一度辞めたいと言った以上、そのあと腫れ物扱いされたり、今後本当に転職したいときに切り出しにくくなります。

絶対に転職すると決めた時以外は退職を口にしてはいけません。

Q6. 転職時期はいつが一番おすすめですか?

迷った場合やいつでもいい場合は、1月もしくは7月をおすすめします。

理由はボーナスの後だからです。あなたがボーナスをもらって転職できるだけでなく、多くの方がそう考えて辞めてしまうので、1月・7月入職を歓迎する職場が多いです。

ただし、「心と体が持たない」という方が多いと思います。そういった方は無理せずすぐにでも転職先を探し、いい求人があればボーナスに関係なく応募していきましょう。

Q7.派遣としての薬剤師転職って、正直どうなんですか?

「派遣としての薬剤師転職って、正直どうなんだろう?」と悩んでいる方は多いです。

結論から言うと、派遣薬剤師は条件がいいですが、待遇は様々です。

確かに、派遣薬剤師には、勤務条件を選ぶことができる、正社員以上の高収入が得られる、サービス残業がないなど、メリットが多いです。

しかし、働き続けたいと思っても職場が変わることがある、雇用契約が守られないこともあるなど、デメリットもあります。

あまりに酷い時は、派遣会社に相談しましょう。この時に大事な点は「派遣会社が、派遣先にしっかりと要望できるだけの力を持っているか」。

力を持つには、ある程度大手の派遣会社がおすすめです。

薬剤師派遣は「とても高時給」な求人も多いのですが、デメリットもありますので、安易に飛びつかない事をおすすめします。

Q8.CROへの転職はどうなの?

CROとは、製薬会社から新薬開発を委託され、治験のサポートを行う機関で,国際的な医薬品競争の激化によって、急速に発展しています。

年収は、未経験の1年目でも、450万円をもらうことも可能です。

CROのお仕事は、新薬開発という社会的意義の高いお仕事であり、年収も高いので、「やりがいのある仕事がしたい」「年収を上げたい」という方におすすめです。

8.まとめ

2年目の薬剤師さんは転職していいの?というポイントについて解説してきましたがいかがでしたか?

薬剤師さんは資格という大きな武器があるので、2年目でも転職は十分に可能です。

ただし、転職先の候補が減ってしまったり、面接でもいい印象を与えないなどのデメリットもあるので、まずは気軽に転職のプロに相談してみましょう。

約200人の評価を元に、私がおすすめしたいのは下記の転職サイトです。

 求人数・質提案力サポート力
薬キャリ
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

以上を参考に長い薬剤師生活、後悔しない決断をしていただければと思います。