公務員の転職サイトおすすめ5選|数少ない求人を確実に探し出す全知識【2024年最新】

公務員 転職サイト

「公務員になりたいけど、どの転職サイトを使えば良いかな」
「求人情報をどこで探せば良いのだろう」

と考えていませんか?

公務員の求人というと自治体の公式ホームページに掲載されていることが多いですが、実は地方公務員や準公務員(みなし公務員)の求人は、民間の転職サイトにも掲載されており、一般的な企業探しと同じように求人を検索できます。

ただどんなサイトにも掲載されているというわけではないので、サイト選びは非常に大切です。

このページでは、大手転職サイトに掲載されている公務員求人を調査し、その内容を踏まえて掲載求人数が多いものを厳選して紹介します。

  1. 公務員転職サイトおすすめ5選
  2. 転職サイト以外の仕事(採用試験情報)探しの手段
  3. 公務員求人を探す時に注意するべき4つのこと

最後まで読めば、公務員への転職活動を他の人よりも有利に進めることができるでしょう。

1. 公務員転職サイトおすすめ5選

この章では、公務員の転職に最もおすすめの転職サイトをご紹介します。

転職サイトを評価する際は、以下の2点を考慮しました。

転職サイトを評価する基準

  • 求人の質・量:公務員求人の量や質は十分か
  • サイトの機能性:細かい希望条件に絞って検索できるか

それでは、ランキング形式で5つご紹介します。

 公務員求人数
公務in4,300件
公務員専門の求人・試験情報を掲載
ニフティ転職190件
大手求人サイトの募集を一括検索可能
マイナビ転職160件
団体・学校法人職員の求人が豊富
リクナビNEXT100件
公務員未経験の方にもおすすめ
doda160件
公務員から民間への転職も可能

※求人数:2023年10月更新

1-1. 公務in|公務員専門の求人・試験情報を掲載

公務in

「公務in」とは新卒採用・中途採用での公務員求人・試験情報サイトです。

自身の保有資格や、希望する職種・職場といった細かい条件から公務員の求人を検索できます。

医療・福祉系求人が多いため、看護師や薬剤師の資格を持っている方は求人を見つけやすいでしょう。

コロナ禍における地方・国家公務員試験の最新情報についても、こちらのサイトから閲覧可能なため、今後試験を受ける方は確認しておくことをおすすめします。

公務員に関する掲載情報
公務員の取扱い職種一般事務職、一般行政職(総合職)、医療職、福祉・保育職、栄養管理職、土木職、建築職、機械職、消防職、情報職、化学職、農業職
公務員の種類
地方公務員、準公務員・みなし公務、国家公務員
対象地域全国
公務inの運営会社株式会社peko
公式サイト:https://koumu-in.jp/

1-2. ニフティ転職|大手求人サイトの募集を一括検索可能

ニフティ転職

「ニフティ転職」は、大手求人サイト・派遣会社からまとめて求人を検索できるサービスです。

公務員で検索すると、市役所だけでなく非営利団体・国立研究開発機構の求人も見ることができます。

中には「年間休日120日以上」「未経験/第二新卒歓迎」といった条件を満たす公務員求人もあるため、プライベートを重視したい方にもおすすめです。

公務員に関する掲載情報
公務員の取扱い職種公務員、警察官、自衛隊、団体職員、NPO、消防、学校法人、図書館、事務職、美術館、公共施設、公共サービス
対象地域全国
ニフティ転職の運営会社ニフティライフスタイル株式会社

公式サイト: https://tenshoku.nifty.com/

1-3. マイナビ転職|団体・学校法人職員の求人が豊富

マイナビ転職

「マイナビ転職」は株式会社マイナビが運営する転職サイトであり、特に35歳以下の方の転職に適しています。

公共サービス職の求人が毎週火曜日・金曜日に更新されており、情報鮮度が高いところが魅力です。

団体・学校法人職員の求人が多いため、これらの仕事に就きたい方にも利用をおすすめします。

公務員に関する掲載情報
公務員の取扱い種類公務員(事務系)、公務員(技術系)、団体・学校法人職員、団体職員、学校法人職員、公共施設職員(図書館・美術館等)、自衛隊
対象地域全国
マイナビ転職の運営会社株式会社マイナビ

1-4. リクナビNEXT|公務員未経験の方にもおすすめ

リクナビNEXT

リクナビNEXT』は、約600万人の会員数を誇る総合転職サイトです。

約8割の公務員求人が「未経験者歓迎」となっているため、公務員としての就業経験がない・少ない方も安心して利用できます。

様々なこだわり条件から選択することができ、例えば「語学を活かせる仕事」と検索すると、自衛官候補生や警察官などの求人も閲覧することが可能です。

公務員に関する掲載情報
公務員の取扱い職種一般財団法人職員、大学職員、警察、自衛隊
対象地域全国、海外
リクナビNEXTの運営会社株式会社リクルート

公式サイト:https://next.rikunabi.com

1-5. doda|公務員から民間への転職も可能

dodaエージェント

doda』は「転職サイト」と「転職エージェント」の2つのサービスを提供しています。

doda転職サイトで公務員と検索すると、防衛省(自衛隊協力本部)の求人を閲覧可能です。

また、国・省庁などの公務員経験者を歓迎する民間求人も存在します。

手軽に一人で転職活動を行いたいのであれば、doda転職サイトがおすすめですが、より手厚いサポートを受けたい方は『doda転職エージェント』を利用するのも良いでしょう。

公務員に関する掲載情報
公務員の取扱い職種国家公務員・地方公務員、教員(日本語教師)、学校・大学事務、農林水産関連職
対象地域全国
dodaの運営会社パーソルキャリア株式会社
公式サイト:https://doda.jp

2. 転職サイト以外の仕事(採用試験情報)探しの手段

「転職サイト以外でも採用情報を探せないかな」とお考えの方もいるでしょう。

実際に以下の媒体を用いることで、良い公務員求人が見つかる可能性が高まります。

では、1つずつ解説していきます。

2-1. 近くにある市役所の職員募集ページ

住んでいる地域の市役所の公式ページから、求人・採用試験情報を探すという方法があります。

例えば以下通り、看護師・保育士といった専門職の採用情報も市役所のサイトから閲覧可能です。

市役所HP

出典:大和市

中には正規職員だけでなく、上記のような臨時職員の採用を行なっている市役所もあります。

「近場で働きたい」「臨時で働くのも良いな」という方は、市役所公式ページに情報がないか確認してみると良いでしょう。

2-2. ハローワーク

ハローワークを活用するというのも、1つの手段です。

以下の画像にある「ハローワーク求人情報」では、公式サイトよりも検索しやすいように求人が掲載されています。

ハローワーク 求人情報

出典:ハローワーク求人情報

希望の勤務地・職種を登録すると、条件に合った新着求人がメールで届くため、あまり転職に時間が取れない方にもおすすめです。

2-3. 市報

毎月発行される市報から、地域の公務員求人を見つけることも可能です。

例えば「市報こだいら」では、2ヶ月ごとに市職員、4月には介護保険認定調査員(看護師・介護士などの資格と経験が必要)を募集しています。

出典:市報こだいら

そのため、市報に目を通すことがあるという方は、採用情報の欄も確認しておくと良いでしょう。

2-4. 病院、施設の公式サイトから応募

病院・施設の公式サイトから直接応募するという手段もあります。

以下の画像の通り、公務inにも掲載されている「公立昭和病院」の公式サイトを確認すると、看護師・薬剤師といった専門職員採用選考案内や試験の申込書をダウンロード可能です。

出典:国立昭和病院

書類の郵送先まで詳しく記載されているため、転職サイト経由に比べて採用までの道のりが速くなるでしょう。

したがって、行きたい病院・施設が明確な人には、公式サイトからの直接応募をおすすめします。

次章からは、公務員求人を探す際の注意点をご紹介します。

3. 公務員求人を探す時に注意するべき4つのこと

公務員の求人を効率的に探す方法について知りたいとお考えではありませんか。

実際に公務員求人を探す時、下記4点は必ず覚えておきましょう。

では、1つずつ解説していきます。

3-1. ネット上に公開されている件数がそもそも少ない

ネット上に公開されている公務員求人は、数少ないという点に注意しましょう。

というのも、非公開求人の時点で採用が終了していることが多いからです。

公務員の中途採用は、欠員による緊急の募集の場合が多いため、求人が公開されてからすぐ決まってしまいます。

対策としては、転職サイトから非公開求人のスカウトが届いたらすぐに動けるように、自分の中で条件を明確にしておくことを推奨します。

3-2. 緊急募集が多いため、掲載時期が短い

ネット上に公開されている件数が少ない上に、掲載期間が短いです。

これは、公務員の求人が非常に人気であるからです。

案件により異なりますが、求人をオープンしたその日に200〜300人は応募がある場合があります。

チャンスを逃さないよう、少しでも良いと思ったら「まずは応募」しましょう。

3-3. 一見公務員だが公務員ではない求人が紛れている

転職サイトで「公務員」と検索しても、独立行政法人・大学職員の求人が多く出てきます。

独立行政法人や大学で働く職員は公務員そのものではないため、国家公務員法・人事院規則などに準じていません。

したがって応募する際は、公務員かどうか確認してから受けましょう。

3-4. 資格学校から回ってくる求人だけを参考にしない

資格学校から回ってくる求人は、良いものだけとは限りません。

高い斡旋料金をもらっていますから、不人気の求人から決めにかかってくる悪質なスタッフも存在します。

中途転職の場合、少しでも良い求人があると飛びつきがちですが、長年勤めることができるのが公務員の魅力ですから、最初の選択は冷静に判断し最適な職場を選びましょう。

4. まとめ

公務員の中途向け求人は、人気が高い割には求人数が少なく、とにかく情報収集が勝利の鍵です。

以下の転職サイトに2~3社登録して公務員求人を網羅し、特別気になる求人は『ウェブチェッカー』を使い常時見守りましょう。

 公務員求人数|総合満足度
公務in4,200件
公務員専門の求人・試験情報を掲載
ニフティ転職190件
大手求人サイトの募集を一括検索可能
マイナビ転職160件
団体・学校法人職員の求人が豊富
リクナビNEXT100件
公務員未経験の方にもおすすめ
doda160件
公務員から民間への転職も可能

※求人数:2023年10月更新

一度勤め始めたら長く勤めることができるのが公務員の魅力ですが、最初の選択に失敗したら台無しになってしまいます。

ぜひ、上記を参考に、あなたに最適な職場を見つけてください。