「中途採用で、山田コンサルティンググループ(“YCG”)に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、山田コンサルティンググループ(“YCG”)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、YCGへの転職についてご紹介します。
- まとめ|YCGの特徴と転職のポイント
- YCGの企業情報
- YCGの採用情報
- YCGの求人情報
- YCGに関する口コミまとめ
- YCGへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- YCG転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがYCGへ転職すべきか判断できるとともに、YCGへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|YCGの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「YCGに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
YCGの特徴
- 日系の中堅経営コンサルティングファーム
- 特にコンサルタント職は若手も大きな裁量あり/自己成長なども実感されている
- 良くも悪くも”古き良き日系企業”/人によって社風に合う合わないが分かれやすい
- 年収(実力主義)は昇格するとグッ伸びるという声もあり(平均年収636万円)
- 基本的に仕事は多め/近年は働き方改革も積極的に推進中(残業は月平均40時間)
- 男女関係なく活躍できる環境/産休育休などの制度も完備
YCGへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「事務職」「技術職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. YCGの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-1(丸の内トラストタワーN館10F) |
代表者 | 代表取締役社長 増田 慶作 |
設立 | 1989年 |
資本金 | 約16億円 |
売上 | 連結134億円(2019年3月期) |
従業員 | 連結876名(平均年齢32歳/2019年9月) (コンサルティング事業部は全体で371名) |
事業内容 | 経営・不動産などの各種コンサルティング事業 |
2-1. 事業内容
YCGはされた日系の中堅経営コンサル(1989年設立)で、特に経営コンサルティング事業再生・事業承継が強みです。(東証一部上場企業)
YCGは以下の通り「事業再生・M&A・事業承継」をはじめ、「IT・組織・人事・海外事業」など様々な分野でコンサルティングサービスを提供しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
YCG企業HPより(一部抜粋)
YCGは、「私たちは、高付加価値情報を創造・提供し、顧客と社会の発展に貢献します」とメッセージしています。近年はM&A案件を強化中で、アジアを中心に海外コンサルにも注力しています。
足元の中期経営計画の重点施策は「M&A等資本コンサルティング」「組織戦略」「海外」など7項目で、それぞれ基本方針は以下の通りです。
2-3. グローバル展開
YCGは米国やアジア(上海、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア)に海外グループ会社を有している他、現地の提携先も通じて海外ネットワークを構築しています。
先ほどの中期経営計画でも少し触れた通り、海外戦略に対する提言を切り口に、上場・大規模企業との関係を強化し、日本企業への戦略提案を行なっていく計画です。
社内には海外専門部署もあり、職種などによっては海外駐在や海外出張のチャンスも十分にあるため、海外志向の人もぜひ一度検討してみることをおすすめします。
YCG企業HP:https://www.yamada-cg.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. YCGの採用情報
日系の中堅コンサルティングファームなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、YCGの採用情報についてお伝えします。
3-1. YCGの採用職種
現在、同社の採用HPでは、中堅・中小企業の経営全般に携わる「経営コンサルタント職」で中途の募集があります。
その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。(なお組織図も参考にすると主な職種は以下の通りです)
事務職 |
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3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 400~500万円
社員の平均年収 : 636万円(平均年齢35.5歳)
YCGの平均年収は636万円で、日系大手コンサル企業(ドリームインキュベータ、ベイカレントコンサルティングなど/年収900~1,000万円前後)と比べると正直低めです。
給与(実力主義)は労働裁量制も採用しており、給与はみなし残業代込み(月残業約20時間分)です。昇給のチャンスは年1回(4月)、賞与は年2回(年間約3ヵ月分/その他に業績次第で決算賞与もあり)支給されます。
また、福利厚生は一般企業並みに充実しており、住宅手当(月数万円/一定の条件あり)の他に、家族手当、持株会、厚生年金保険、保養所(軽井沢等)などもあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:40時間
YCGの平均残業時間は【月40時間程度】で、コンサル業界としては残業は平均的あるいはやや少なめです。近年は働き方改革も積極的に推進中(例. 原則21時以降の残業を禁止)で、中には”残業は悪”という雰囲気を感じている中途の声もありました。
会社として個人のパフォーマンスを最大化するため、例えば個人の業務スペースにパーテーションを設置し、1日の業務時間の50%を「誰にも話しかけない、誰からも話しかけられない」コアタイムを設定するなど、独自の取り組みも行なっています。
このように転職前後のギャップを極力減らすため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
『自ら究める、プロフェッショナルの道』
●日本や地域経済の未来を見据え、経営課題を解決する
●成長戦略、M&A、事業承継、経営課題を解決できるまで「やり切る」
●日本の企業を深く理解するYCGだからこそできるグローバル支援
●プロフェッショナルとして挑戦を続け、自らを変え続ける
YCG採用HPより(一部抜粋)
採用HPでは新卒・中途向け採用メッセージの主なポイントは上記の通りである他、YCGの求める人物像には以下の通りです。
YCGでは特に、「知的探究心」「達成思考」「貢献意欲」の3つを重視しています。
クライアントやコンサルティングのテーマが多様化していく中で難易度の高い課題を解決し続けるためには、現場理解はもちろん、世の中の変化にアンテナを張り、新しい手法や技術を学び続ける知的探究心が欠かせません。
また、戦略を中心とした提案型のコンサルティングとは異なり、事業再生や事業承継、M&Aなど、実現・実行そのものがゴールとなる案件が多いからこそ、「やり切る、やり抜く」ことができる達成思考が不可欠なのです。
YCG採用HPより(一部抜粋)
中途採用でも、これらのキーワード(知的探究心・達成志向・貢献意欲)なども意識して自己PRを組み立てるのも良さそうです。
※YCGの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. YCGの求人情報
YCGへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「経営コンサルタント職」「M&A, 事業承継コンサルタント職」などで中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
ちなみに、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、熊本など全国各地でコンサルタント職を中心に中途の求人があるため、Uターン/Iターンを検討中の人もぜひ一度チェックすることをおすすめします。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、YCGの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. “経営コンサルタント職”で中途の求人あり【未経験者も歓迎】
dodaでは、「経営コンサルタント職」で中途の募集があります。
「経験者」の場合は経験や適性に応じて、戦略策定から現場改善まで経営全般に携わるチャンスもあるやりがいのある仕事です。【経験者の場合. 想定年収400~1,200万円】
また、「未経験者」の場合は先輩社員について客先訪問やアシスタント業務(リサーチ、報告書作成等)からはじめ徐々に担当領域を広げていくため、異業種からも安心して挑戦できます。【未経験者の場合. 年収400~700万円】
ちなみに、必須要件は次のいずれかの経験〔①税理士有資格者、②公認会計士、③金融機関での法人営業経験、④事業会社での財務、経営企画などの経験、⑤メーカーでの経験〕です。
4-2. “M&A, 事業承継コンサルタント職”で求人あり
dodaでは、「M&A・事業承継コンサルタント職」でも求人があります。
例えば業務で必要となる財務/会計など、高い専門性を身に付けられる体制も整備されているため、M&Aや事業承継の分野で実力を試したい人はぜひ一度チェックすることをおすすめします。
ちなみに、必須要件は「メガバンク、地方銀行での就業経験」「証券会社での就業経験」で、年収は400~700万円です。
5. YCGに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、YCGの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
YCGに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与(実力主義)は大手コンサル企業と比べると低めですが、一定の役職以上(マネージャークラス以上)に昇格すると年収もグッと伸びるようです。例えば年収はマネージャークラスで800万円前後が目安です。
ただし、決算賞与は”マネージャークラスに昇格すると手厚くなる”という声もあるなど、決算賞与によっても年収は大きく左右されます。
5-2. 仕事のやりがい・成長
顧客は中堅クラスがメインのため、企業全体への影響も大きい他、特にコンサルタント職は若手の裁量も大きいため、やりがいや自己成長を実感している人も多数です。
各種研修制度も目的別/役職別に充実していると好評で、例えば税務や財務などについて高い専門性を身に付けたと実感している人も多数です。
また競合並みに「中途採用者が活躍している」という声も多数あります。(ちなみに人事評価の基準はあいまい、上司との人間関係によって大きく左右されるという声も目立ちました。)
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
社員については若手(20代30代)メインで、現場と経営陣の距離感も近いため、風通しも良いと好評です。
良くも悪くも”古き良き日系企業”という声も目立ちます(例. 朝礼での経営理念の唱和、社員旅行、社内運動会等)。人間関係は比較的ウェットなので、人によって合う合わないが分かれやすいと言えます。
ちなみに男女関係なく活躍できる環境ですが、例えばコンサルタント職などは仕事が多めで結婚や出産を機に退職する女性も目立つようです。
※YCGを志望する人におすすめな他の企業は?
YCGが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社日本土地建物
- 株式会社ビィーティーガレージ
- 株式会社セレコーポレーション
- 株式会社ジェー・シー・スタッフ
- システム・アルファ株式会社
6. YCGへの転職を成功に導くたった1つのコツ
YCGに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
YCGへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、YCGの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. YCG転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
YCGへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
YCG志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- YCGに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- YCG以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
YCGへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
YCGでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
YCGへの転職は自己成長・やりがい・風通しの良さなどの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはYCGの社風や求める人物像を理解する・YCG転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
YCG転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。