シャープに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、シャープに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、シャープへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、シャープへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|シャープの特徴と転職のポイント
  2. シャープの企業情報
  3. シャープの採用情報
  4. シャープの求人情報
  5. シャープに関する口コミまとめ
  6. シャープへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. シャープ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがシャープへ転職すべきか判断できるとともに、シャープへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|シャープの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「シャープに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

シャープの特徴

  • 業界大手の総合電機メーカーで、2016年から台湾の鴻海精密工業(鴻海/ホンハイ)の傘下で経営再建中
  • 業績は回復基調で、今後はASEANを重点地域として海外事業を強化していく方針
  • 従来の年功序列から成果主義に変わり、給与や昇進にも差がつき、若手の管理職も増えている
  • 平均年収は753万円と同業の中では低く、給与への満足度も比較的低め
  • 平均残業時間は20〜30時間で、同業の中ではやや少なめで、残業削減にも取り組んでいる
  • 女性も働きやすいという声は多く、産休育休への周囲の理解もあり、復職して続ける女性も多い

シャープへの転職のポイント

  • 中途採用は随時行なっている
  • 「技術系」「事務系」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. シャープの企業情報

  概要
 本社所在地 大阪府堺市堺区匠町1
 代表者 戴正呉(代表取締役社長兼社長執行役員)
 設立 1935年5月(創業1912年9月)
 資本金 50億円
 売上 連結:2兆506億3900万円、単体:1兆5773億100万円(2017年3月期)
 従業員 連結41,898人、単体13,363人(2017年3月末)
 事業内容 エレクトロニクス、電子部品

2-1. 事業内容

シャープは1912年に創業した大手の総合電機メーカーで、テレビ・液晶パネル・白物家電などを展開しています。

2012年頃にテレビやスマートフォン向け液晶事業の不振などから経営機器に陥り、大規模なリストラも実施。2016年からは台湾の鴻海の傘下として経営再建中で、足元の業績は回復基調にあります。

※鴻海は1974年に設立された電子機器受託生産(EMS)の世界最大手で、米Apple社のスマートフォンの受託生産などを中心として、グループ合計売上は15兆円以上の巨大企業です。

シャープは以下7つの事業領域から成ります。

事業領域 主な内容
健康・環境システム 白物家電の製造販売など
ビジネスソリューション POSシステム聴き、デジタル複合機の製造販売など
IoT(モノのインターネット)通信 携帯電話、タブレット端末の製造など
カメラモジュール カメラ関連部品の製造機器の製造販売など
電子デバイス センサー関連、半導体レーザーの開発、製造など
エネルギーソリューション 太陽電池、蓄電池の製造販売など
ディスプレイデバイス 液晶カラーテレビ、ブルーレイディスクの製造販売など

※経営再建は着実に進捗しており、東芝のパソコン事業を買収して再参入することを2018年に公表しました。

ちなみに、直近の業績をみると、営業利益に占める割合は「健康・環境システム」が3割強、「ビジネスソリューション」が3割弱、「IoT通信」が約2割となっています。

2-2. トップメッセージと事業計画

シャープのトップメッセージでは、シャープの事業方針である「8KとAIoTで世界を変える」と「正々堂々の経営」を掲げています

液晶テレビAQUOSの超高画質「8K」は一般向けとしては世界初で、より鮮明な画像を利用できるため、内視鏡などの「医療分野」から、監視カメラなどの「セキュリティ分野」でも新しい価値を創造していくとしています。

また、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を組み合わせた”AIoT”という新しい概念のもと、単にモノがインターネット経由でデータをやりとりするだけでなく、人工知能によって学習し、成長するシステムにより、より快適なスマートライフを実現していく方針です。

以上のように最先端の技術を活かして、新しい付加価値を創造し業界をリードしていきたいとしています。

2-3. グローバル展開

シャープは、27の国・地域に計60の生産・販売拠点などを構えるグローバル企業です。

少子高齢化により日本市場の需要が伸び悩む中で、商品ラインナップを拡充することで、今後さらに海外比率を現在の約7割から8割(2020年11月期の目標)に高める計画です

海外事業の重点地域はASEANで、今後の市場成長が見込まれるフィリピンでも8K、4K液晶テレビやエアコンの新商品を販売開始しました。また、2017年には欧州市場のテレビ事業にも再参入しています。

以上のように海外事業に力を入れており、海外派遣のチャンスも多いため、海外志向の人にもおすすめします

シャープ企業HP:https://www.sharp.co.jp

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. シャープの採用情報

業界大手の総合電機メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、シャープの採用情報についてお伝えします。

3-1. シャープの採用職種

シャープの採用HPでは現在、「技術系」「事務系」ともに中途採用の求人が多数あります。

分野 職種
ディスプレイデバイス ディスプレイデバイスの企画、営業、開発、生産など
通信/IoT スマートフォンなどの企画、開発、管理など
ITシステム 社内インフラ・情報セキュリティの企画など
コンシューマーエレクトロニクス 白物家電などの開発、営業など
ビジネスソリューション システムエンジニア、技術開発、営業など
電子デバイス 電子部品の開発、営業など
テレビシステム 液晶テレビの開発など
研究開発 次世代移動通信の研究など
スタッフ部門 法務、経理、財務など

上記のように、「技術系」「事務系」ともに多数の求人がありますが、今後もその他の職種でも募集される可能性は十分にあります

そのため、もし転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 550〜650万円

社員の平均年収 : 753万円(平均年齢44.6歳)

会社四季報より

シャープの平均年収は753万円で、競合他社と比べると低めと言えます。

従来は年功序列でしたが、2016年に鴻海に買収されてからは成果主義に変更されました。例えば、若手でも実力が認められて早期に管理職に昇進するケースも増えています。

参考:大手メーカーの平均年収ランキング

他の大手メーカーも検討している人のために、大手メーカーの平均年収をランキング形式でまとめると以下の通りでした。

社名 平均年収 平均年齢
ソニー 1013万円 42.3歳
日立製作所 871万円 41.7歳
東芝 816万円 43.5歳
三菱電機 792万円 40.2歳
富士通 790万円 43.3歳
日本電気(NEC) 789万円 43.4歳
パナソニック 768万円 45.6歳
シャープ 753万円 44.6歳

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:20〜30時間

シャープの平均残業時間は【20~30時間程度】です。競合の中ではほぼ標準的と言えます。

ただし、メーカーは職種によって勤務時間も大きく異なります。もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

シャープの中途採用HPでは、中途採用向けのメッセージは見当たりませんでしたが、新卒向けでは「求める人物像」として下記3つを掲げているので参考までに紹介します

  • 「高い専門性」を持ち、「独創性」のある人
  • 「起業家精神」と相互に信頼関係を築ける「人間力」を備えた人
  • 「圧倒的な当事者意識」を持ち、「有言実現」できる人

近年シャープは成果主義に変わり、人事評価でも特に結果を出すことが求められていることから、中途においては特に高い専門性を持った即戦力が求められています

そのため、シャープの理念や求める人材像にかなう人物であることを、前職までの経験などから説得力を持ってアピールできることが重要となります。

※シャープの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. シャープの求人情報

シャープへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人はグループ会社のみでしたので、ここではシャープの採用HPの情報をご紹介します。

シャープの採用HPでは幅広い職種で中途の募集が多数ありましたので、この後すぐご紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、シャープの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. 技術系は、幅広い事業領域で多数の求人あり

シャープの中途採用ページで検索すると、以上のように、技術系の職種では「TVシステム、通信/IoT、ITシステム、研究開発」など幅広い職種で募集がありました。

上記以外にも「ディスプレイデバイス、コンシューマーエレクトロニクス、ビジネスソリューション・電子デバイス」などの分野でも様々な求人があります。

基本的にいずれの職種においても、必要条件として各分野での経験やスキルが求められています。

また、年収などの待遇については書かれていませんが、今後選考を通じて経験やスキルを考慮して決定されます。

4-2. 事務系は「法務」「経理・財務」の求人あり

シャープの中途採用ページで検索すると、以上の通り、事務系では「法務」と「経理・財務」の職種で募集がありました。

「法務」は、法務全般(契約案件、訴訟案件、コンプライアンスなど)を担当し、英語(TOEIC700点程度)や中国語(日常会話・読み書き)の語学力のある人は特に歓迎されます。

また「経理・財務」は、以下の3つのポジションで募集があり、それぞれ同業務の経験やスキルが求められ、会計士・税務士の有資格者は特に歓迎されます。

職種 主な担当業務
経理スタッフ 管理会計・税務など
資金管理スタッフ 資金管理・為替管理など
証券法務スタッフ
  • 会社法などに基づく株主総会運営など
  • コーポレートガバナンス(インサイダー取引規制対応など)

いずれの事務系職種も年収などは書かれていないため、今後選考を通じて経験やスキルを踏まえて決定されます。

5. シャープに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、シャープの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

シャープに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与は同業の中では低めだが、満足度はそこまで低くない
  • 給与は従来の年功序列から、成果主義に変更された
  • 福利厚生は一部削減されたとはいえ、一般の大企業並みに完備
仕事のやりがい・成長
  • 社内評価は成果主義で、特に結果を出すことが求められる
  • 社内の研修制度はしっかり整備されていないという声が目立つ
  • ただし、自分から手を上げれば比較的自由にやらせてもらえる風土がある
人間関係・社員の雰囲気
  • 近年は「Be Original」をスローガンとして、新規事業開発に注力している
  • 実際には「声の大きい人が通りやすい」という声が目立つため、しっかりアピールし続けることが重要
  • 意思決定のスピードアップも重視しているが、社員にはまだ十分浸透していない
その他
  • 一昔前とは違って、男性社員の意識変化などもあり、女性も働きやすくなっている
  • 産休育休は取りやすく、復職して続ける女性も多い

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は同業の中では低めですが、全体としては給与への満足度はそこまで低くない印象でした。

従来の年功序列から成果主義に変わり、昇進や給与に差がつくようになったという声が目立ちました。例えばボーナスは、(実際は良くても5ヶ月程度ですが)、制度上は1ヶ月〜最大8ヶ月まで差がつく制度となっています。

一方で、成果を出していない人には給与ダウンの可能性もあります。また、事業部の成績によっても給与が左右されるため、縮小している市場や競争の激しい市場では年収が伸びにくい点に留意しましょう

また、福利厚生は経営再建の中で削減されているとはいえ、社宅や社食など一般の大企業並みに完備されている他、社内診療所や各種保険制度もあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがいや個人的な成長について、比較的満足度は高いと言えます。

人事評価は、従来はやる気やプロセスなども考慮されましたが、近年は特に結果が重視され、能力のある人ほど評価されるという声が多数ありました

一方で、管理職が無難な査定をつける傾向があるため、実際の評価に大きな差はつきにくいという声も目立ちました。

また、研修制度はそれほど力を入れておらず、上司による丁寧な教育は期待できないという声が目立つ反面、自分から飛び込めば色々任せてもらえて成長に繋がるという声が多くありました

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

人間関係については、穏やかな人や人間関係を大事にする人が多く、雰囲気は良いという声が多数でした。

近年は「Be Original」をスローガンとして、新しいことにもチャレンジしやすくなっているという声が目立ちました。一方で、「実際には声が大きい人の意見が通りやすい」という声が目立つため、しっかりアピールし続けることが重要と言えます。

その他には、買収後は特に意思決定のスピードアップが課題とされていますが、社員の間ではまだ十分には浸透していないという声もありました。

※シャープを志望する人におすすめな他の企業は?

シャープが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社東芝
  • パナソニック株式会社
  • ソニー株式会社
  • 富士通株式会社
  • 株式会社日立製作所
  • 三菱電機株式会社

6. シャープへの転職を成功に導くたった1つのコツ

シャープに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

シャープへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、シャープの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. シャープ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

シャープへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

シャープ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • シャープに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • シャープ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント すべての方に◎ 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda すべての方に◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント 外資・技術系は◎ スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

シャープへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

スクリーンショット 2015-10-11 20.58.42

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

シャープでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

シャープへの転職はやりがい・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントはシャープの社風や求める人物像を理解するシャープ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

シャープ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。