「中途採用で、マイナビに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、マイナビへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、マイナビへの転職についてご紹介します。
- まとめ|マイナビの特徴と転職のポイント
- マイナビの企業情報
- マイナビの採用情報
- マイナビの求人情報
- マイナビに関する口コミまとめ
- マイナビへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- マイナビ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがマイナビへ転職すべきか判断できるとともに、マイナビへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|マイナビの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「マイナビに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
マイナビの特徴
- 国内大手人材広告関連企業で、最大手リクルートを競合とする
- 進学や就職関連だけでなく、不動産や結婚情報と事業分野を拡大している
- 平均年収は20代で400万円台、基本給は低く賞与や残業代で上乗せされる
- 平均残業時間40~50時間と人材関連企業としては平均的
- 営業色が強く、ガツガツ働きたい20代にはおすすめ
マイナビへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. マイナビの企業情報
社名 | 株式会社マイナビ |
本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
代表者 | 代表取締役社長 中川信行 |
設立 | 昭和48年(1973年)8月15日 |
資本金 | 21億210万円 |
売上 | 1212億円(2017年9月期) |
従業員 | 約9,400名(マイナビグループ全体) |
事業内容 | 出版事業、就職・人材関連事業、ブライダル情報事業、不動産情報事業など |
2-1. 事業内容
1973年に設立されたマイナビは、国内大手の人材広告関連企業です。
元は毎日新聞社の関連会社として設立された企業ですが、現在は資本的つながりは薄くなっています。
事業内容は様々な分野での人材情報ポータルサイトの運営が中心となっており、進学・就転職から不動産、結婚情報などサービスの分野を拡大し続けています。業界最大手リクルートの対抗勢力と言える存在です。
引用:マイナビ企業HP
2-2. トップメッセージと事業計画
引用:マイナビ企業HP
マイナビは、2011年に企業名を刷新し、現在使用されている同社のロゴマークには、「『わたし』の成長のきっかけ。『わたし』の成功のきっかけ。マイナビは、働く、学ぶ、さまざまな『わたし』の人生をサポートします。」というメッセージが込められています。
キャリア関連事業だけでなく、様々な立場の人の成長や人生をサポートする事業を今後も幅広く展開し、「日常生活に当たり前の存在」になることを目標に掲げています。
2-3. グローバル展開
引用:マイナビ企業HP
マイナビは、国内向け事業が中心となりますが、アメリカや韓国などにグループ企業を設立し、グローバル人材のマッチング支援なども進めています。
また、訪日外国人旅行者向け情報事業も立ち上げており、「暢遊日本」というブランド名で無料フリーペーパー、WEB、アプリの3媒体で展開するなど、国内外のグローバル化に対応した事業をいち早く展開しています。
マイナビ企業HP:https://www.mynavi.jp/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. マイナビの採用情報
業界大手の広告関連企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、マイナビの採用情報についてお伝えします。
3-1. マイナビの採用職種
マイナビでは、事務系職種では営業、企画、管理部門など複数の職種で、また技術系職種としてもシステム関連職で中途採用の募集を行っています。中途採用を積極的に行っている企業で、社員の半数以上が中途入社の社員になります。
各職種の詳細については採用HPより確認することが出来ます。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約400万~500万円(グループ会社求人)
社員の平均年収 : 482万円(平均年齢28.2歳)
(※非上場企業のため、口コミ等による参考値)
マイナビの給与は、エン・ジャパンなど、人材広告関連企業の中では平均的な水準の給与ですが、最大の競合であるリクルートと比較すると給与水準はやや劣ります。
基本給はあまり高くなく、残業代・インセンティブ・賞与などで給与が大きく変動する仕組みとなっています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:40〜50時間
マイナビの平均残業時間は【40〜50時間程度】です。競合のリクルートやエン・ジャパンなどと比較して平均的な労働時間となっています。
人材広告関連業界全体が労働時間が長い傾向にありますが、近年はログによる勤怠管理など残業時間削減に向けた取り組みも厳しくなり、労働時間は短縮傾向にあります。しかし、社員の平均年齢が若く就業意欲が高いことや、基本給の低さを残業代でカバーしたいという社員の本音もあるようです。
3-4. 社員メッセージ
マイナビキャリア採用HPでは、現在募集している職種に実際に転職した社員のインタビューを掲載しています。
約10名の社員について、前職内容、志望動機、現職の内容、タイムスケジュールややりがいなどが掲載されています。もちろん採用HPということでポジティブな内容が多いという点は考慮しなければなりませんが、実際の転職面接等において、自身の志望動機などをより具体化・明確化する手助けにもなります。
転職を検討しているが、知り合いに社員や同業者がおらずイメージが掴めないという人にも参考になるでしょう。
※マイナビの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:マイナビ・募集職種・マイナビの中途入社社員メッセージ
4. マイナビの求人情報
マイナビへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、マイナビの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントであるdoda・リクルートエージェント・JACリクルートメントを使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1. おすすめ転職サイト公開求人ではグループ会社求人のみ
おすすめ転職サイトでマイナビの求人を検索すると、dodaでグループ会社「マイナビパートナーズ」の求人が見つかりました。
同社は、マイナビグループの障がい者雇用支援を行っている創立2年の企業で、今回求人が出ているのは、採用業務と、オフィスセンター管理業務です。創立2年の企業なため、裁量が大きく、自由度の高い働き方が出来るとあります。
想定年収は400~500万円となっており、マイナビ本体の給与と比較しても遜色のない水準となっています。
4-2.企業採用HPでは複数の職種で中途採用求人あり
3章でもお伝えしましたが、マイナビ採用HPでは、複数の職種で中途採用を募集しています。一例として営業職の求人をご紹介していますが、人材業界ということで顧客は多種多様な業界ということもあり、業界経験は不問という求人も複数みられます。
ただし、職種や求人によっては、20代後半までの年齢制限がある求人もあり、人材業界、マイナビへの転職を検討している方は、そういった面も含め検討そのものは早期にスタートさせると良いでしょう。
5. マイナビに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、マイナビの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
マイナビに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、企業全体、人材業界どちらと比較しても平均的な評価ですが、業界最大手のリクルートと比較すると若干低評価となっています。
給与水準については、基本給はあまり高くなく、残業代や賞与、またインセンティブでカバーしているという口コミが多く見られました。評価と報酬は実力主義で個人差も大きいため、若いうちからバリバリと働きたい、稼ぎたいという人にはおすすめの環境でしょう。残業代も貴重な収入であるため、残業時間削減が推進されているものの、業務量や給与を考えると難しいといった意見もあります。
福利厚生については、保険組合が親会社の毎日新聞社と同様ということもあり、非常に充実しているという意見が複数ありました。月約5万円支給される住宅手当や、保養所、スポーツジムの優待利用など、可処分所得の増加につながる制度も多くあり大企業の恩恵を受けられているようです。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については非常に高評価ですが、人材業界全体の水準が高いなかでは平均よりやや低いといった所です。
やりがいについて、待遇面でもあったように、業績優秀者への社内表彰制度があり、それをモチベーションにしているという意見が多く見られました。ただし、営業職については明確な数字の達成率があるため表彰される機会も多いようですが、その他職種については評価が曖昧になってしまう部分もあり、不満にもなっているようです。
成長環境としては、若手が多い企業ということもあり、入社時より大手クライエントを担当、また業務量も多いため自己管理能力や対応力は他社と比較しても身に付くスピードが早く成長に繋がっているという意見が多くあります。一方で、仕事の質よりも量を求められる点や、数年経過するとルーティンとなってしまい、専門性には欠けると感じている社員も多いようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気についてもまずまずの高評価ですが、他大手人材関連企業と比較するとやや評価が低くなります。
企業風土としては、営業中心の企業ということもあり、数字第一優先で、とにかくガツガツと働き、アピール力のある人が評価される面が強いようです。また、近年新卒採用を増やしていることもあり、若い社員が多く学生の延長という意見も複数見られました。
そういった体育会系の風土に合っている人には働きやすい企業のようですが、どうしても個人のマンパワーに頼り、組織として若手を長期に育成していく仕組みは整っていないという意見が、特に中途入社社員の口コミで多く見られました。
※マイナビを志望する人におすすめな他の企業は?
マイナビが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社リクルートホールディングス
- エン・ジャパン株式会社
- パーソルキャリア株式会社
- 株式会社リクルート
6. マイナビへの転職を成功に導くたった1つのコツ
マイナビに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
マイナビへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、マイナビの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. マイナビ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
マイナビへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
マイナビ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- マイナビに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- マイナビ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
マイナビへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
マイナビでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
マイナビへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・マイナビ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
マイナビ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。