「中途採用で、前田建設に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、前田建設工業(前田建設)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、前田建設への転職についてご紹介します。
- まとめ|前田建設の特徴と転職のポイント
- 前田建設の企業情報
- 前田建設の採用情報
- 前田建設の求人情報
- 前田建設に関する口コミまとめ
- 前田建設への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 前田建設転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが前田建設へ転職すべきか判断できるとともに、前田建設への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|前田建設の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「前田建設に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
前田建設の特徴
- 100年以上の歴史ある準大手ゼネコン
- 近年は”脱請負”を目指して推進中/競合と比べてアットホームな雰囲気
- 若手にも責任ある仕事も任せる風土/やりがいや自己成長も実感されている
- 平均年収は881万円で、中堅ゼネコンとしては高め
- 働き方は部署によっても大きく異なる(残業は月平均62時間)
- 業界的にもまだまだ女性は少なめ/女性も働きやすいと好評
前田建設への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 採用HP・おすすめ大手転職サイトともに「技術系の専門職」で求人あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 前田建設の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区富士見2-10-2 |
代表者 | 代表取締役社長 前田操治 |
設立 | 1919年 |
資本金 | 285億円 |
売上 | 連結4,677億円(2018年3月期) |
従業員 | 連結4,133名、単体3,001名(2018年3月) |
事業内容 | 土木建築工事、建設の設計や工事の請負、不動産関連事業など |
2-1. 事業内容
前田建設は100年以上の歴史を持つ、もともとトンネルなど土木系を強みとする準大手ゼネコンです。
近年は”脱請負”を掲げて、自社が事業者となり企画〜運営まで手がけるコンセッション(公共施設等運営権)事業も他社に先駆けて挑戦中です。(※2019年時点で下記3件を推進中)
2-2. トップメッセージと事業計画
前田建設は、「重点施策である『利益率No.1』『脱請負No.1』『CSV経営No.1』に全社一丸となって取り組み、更なる社業の発展に努力を重ねる所存でございます」とメッセージしています。
CSV(Creating Shared Value/共通価値の創造)経営とは、企業の本業を通じて社会的な課題を解決することで「社会価値」と「企業価値」を両立させようとする考え方のことです。
その他にもオープンイノベーションをテーマに技術研究所も新設するなど、将来を見据えた独自の経営スタイルの確立も目指しています。
2-3. グローバル展開
前田建設はアジア・米国を中心に海外拠点13ヶ所を有しており、2007年以降は現地建設会社との積極的な業務提携も通じて、橋梁・鉄道・道路・エネルギー・街づくりなど多数の海外実績があります。
先程少し触れた中期経営計画でも「グローバル化の継続的な推進」「海外でのコンセッション事業にも挑戦」を基本方針としている他、語学研修・海外留学制度などもあります。
競合と比べても海外事業も積極的に推進しているため、海外志向の人も前向きに検討することをおすすめします。
前田建設企業HP:https://www.maeda.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 前田建設の採用情報
“脱請負”を目指している中堅ゼネコンなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、前田建設の採用情報についてお伝えします。
3-1. 前田建設の採用職種
現在、前田建設の中途採用ページでは、「土木、機電、建築、設備に関する施工管理/設計」の職種で募集があります。
その他の職種も今後募集される可能性はあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、主な職種をまとめると以下の通りです。
技術職 | 施工管理、設計、設備、機電、研究開発、情報システムなど |
事務職 | 総務、経理、現場事務、営業、人事、経営企画、広報など |
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 600~650万円
社員の平均年収 : 881万円(平均年齢43.7歳)
前田建設の平均年収は881万円で以下の通り、準大手ゼネコンではトップクラスです。
社名 | 平均年収 | 平均年齢 |
長谷工コーポレーション | 904万円 | 41.2歳 |
前田建設 | 881万円 | 43.7歳 |
戸田建設 | 843万円 | 44.4歳 |
五洋建設 | 836万円 | 43.1歳 |
給与は年功序列で、残業代もしっかり支給される他、福利厚生も一般企業と比べても手厚いと好評です。
(なお、転職時の平均年収は若手も多いため、社員平均と比べて低くなっています。)
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:62時間
前田建設の平均残業時間は【62時間程度】で、競合の長谷工コーポレーションなどと比べても同程度です。
競合同様に現場を中心に残業は多めですが、近年は現場/内勤ともに働き方改革に真剣に取り組んでいるという声が目立ちます。徐々に残業や土日勤務も減ってきているようです。
ただし、残業時間などの労働環境は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには上の通り「他のゼネコンとの違い」についてメッセージしています。
「誠実、意欲、技術」を社是とする同社は堅実な経営でも定評がある他、新卒向けには「求める人物像」として以下3つを挙げています。
求める人物像
- 「ものづくりの好きな人」・・ものづくりの最前線で働きたいという意欲が高いこと
- 「使命感のある人」・・ものづくりを通して社会に貢献しようとする志が高いこと
- 「逃げない人」・・高い目標に積極的に取り組む姿勢を持ち合わせていること
中途採用でも、これらの要素も踏まえて自己PRを組み立てるとともに、多数あるゼネコンの中から前田建設を選んだ理由もしっかり伝えるのも良さそうです。
※前田建設の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 前田建設の求人情報
前田建設への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「設計」「機械設備の設計監理」「電気設備の設計監理」の職種で求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、前田建設の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 設計職では「意匠設計、構造設計」の求人あり
dodaでは、設計職では「意匠設計職」「構造設計職」で中途の募集があります。
同社の強みでもある超高層SRC・RC造のマンションや集合住宅を担当するやりがいのある仕事です。いずれの職種も必須要件は「①応募職種の経験、②一級建築士など資格」です。
年収は400~600万円で業界全体から見れば決して条件は悪くないため、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。
4-2. 設計監理職では「機械設備、電気設備」の求人あり
dodaでは、機械設備・電気設備に関する「設計監理職」でも中途の募集があります。【どちらも本社勤務(東京)】
具体的には、オフィスビル・高層マンション・共同住宅などの機械設備(空調/衛生設備)や電気設備(電力配線等)に関して、過去の経験に応じて設計監理の担当業務※や補助業務を行います。
(※現地調査、基本計画・設計、行政等協議、実施設計、監理など)
様々な物件に担当する機会があるため経験の幅を広げたい人もおすすめで、必須要件は「ビル・共同住宅等での設備設計監理の経験(経験年数は不問)」です。(年収は350~700万円)
5. 前田建設に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、前田建設の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
前田建設に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、「世間一般と比べて高め」「基本給が低めで賞与が手厚い」という声もあり、給与に満足している人も目立ちます。
例えば年収は30代(主任・課長クラス)で700万円前後、40代で850万円前後が目安です。賞与(年2回)は業績連動で、業績好調時には決算賞与(約10万円)も出るようです。
また、福利厚生は一般企業と比べて手厚いと好評で、社宅・独身寮に加えて、住宅手当、住宅融資、財形貯蓄、社員持株会、保養所などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
「誠実、意欲、技術」を社是としている通り「堅実な経営」という声が目立つ他、コンセッション事業など”脱請負”への取り組みは社員にも肯定的に評価されています。
全体的に仕事量は多く、若手も徐々に責任ある仕事を任されていくため、やりがいや自己成長を実感している人も多数です。競合と比べても「中途採用者が活躍している」という声も多めです。
ただし、人事評価の基準は曖昧という声もある他、昇格も年功序列で頑張って結果を出しても一定の年次までは昇格/賞与にほとんど差はつかないようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
長い歴史もあるため良くも悪くも古い体質という声や、競合と比べると上下関係はそこまで厳しくなく、「アットホームな雰囲気」という声も目立ちます。
社員については真面目な人、粘り強く取り組むタイプの人も多いようで、人間関係は良いと好評です。例えば、「実際に入社してみて人の良さ/風通しの良さは評判通りだった」という声もありました。
また、近年は女性も働き続けやすい環境づくりを積極的に推進中です。例えば、事務系総合職や一般職の女性を中心に働きやすいという声も目立ちます。
※前田建設を志望する人におすすめな他の企業は?
前田建設が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社鴻池組
- 株式会社銭高組
- 株式会社奥村組
- 東急建設株式会社
- 五洋建設株式会社
6. 前田建設への転職を成功に導くたった1つのコツ
前田建設に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
前田建設への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、前田建設の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 前田建設転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
前田建設への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
前田建設志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 前田建設に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 前田建設以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
前田建設へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
前田建設での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
前田建設への転職は待遇・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは前田建設の社風や求める人物像を理解する・前田建設転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
前田建設転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。