クボタに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 クボタ

「中途採用で、クボタに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、クボタへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、クボタへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|クボタの特徴と転職のポイント
  2. クボタの企業情報
  3. クボタの採用情報
  4. クボタの求人情報
  5. クボタに関する口コミまとめ
  6. クボタへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. クボタ転職で必ず登録すべき転職サイト5選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがクボタへ転職すべきか判断できるとともに、クボタへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|クボタの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「クボタに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

クボタ レーダーチャート

クボタの特徴

  • 産業用・農業用機械などの大手メーカーで、農業機械では国内シェアNo.1
  • 「食料・水・環境」の分野で機械販売だけでなく、サービスと組合わせたソリューション事業も推進
  • 若手のうちから一定の裁量を持って任されるなど、仕事を通じた成長を実感している多数
  • 平均年収は792万円と同業の中ではトップクラスで、満足している人も多い
  • 平均残業時間は月35〜40時間で、残業の多い人ほど頑張ってると評価されやすいという声も
  • 男女関係なく働きやすい印象で、産休育休から復職して長く続ける女性も多い

クボタへの転職のポイント

  • 中途採用に積極的で、様々な職種で募集あり
  • 採用HPで「キャリア登録」しておけば、条件に合う求人が出ると都度連絡を受けれるため便利
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. クボタの企業情報

  概要
 本社所在地 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
 代表者 代表取締役社長 木股昌俊
 設立 1930年12月(株式会社久保田鉄工所 / 創業 1890年 大出鋳造所)
 資本金 841億円
 売上 連結1兆7,515億円、単独8,441億円(2017年12月期)
 従業員 連結39,410人 単独11,266人(2017年12月)
 事業内容 農業機械・エンジン・産業機械、パイプ・バルブ、素形材、環境施設・ポンプ、住宅機材、空調機器

事業内容

クボタは、産業用・農業用機械、建築材料、産業用ディーゼルエンジンなどの世界的な大手メーカーです。

もともと1890年に鋳物(溶かした金属を鋳型に流し込んで固めた製品)メーカーとしてスタートし、これまで水道管、工作用機械、農工用エンジンなどを生み出してきました。

クボタ 本社

現在は「食料・水・環境」を経営の軸として、建設機械を中心に農業や水環境のソリューション事業なども展開しています。

経営軸

トップメッセージと事業計画

クボタ トップメッセージ

クボタ企業HPより

クボタのトップメッセージでは、『食料、水、環境分野で最も社会貢献をなしうるグローバル企業へ』と掲げています。

創業当初は、当時流行していた伝染病から人々を守るために水道管の国産化に挑戦するなど、事業を通じて社会貢献することを重視する価値観が浸透しています。

また、中期計画では新興国や新事業領域などの「新規開拓」に加えて、高収益事業への資源集中や不採算事業からの撤退など「収益力の強化」を推進しています。

グローバル展開

クボタ 企業理念

クボタ企業HPより

クボタは、110の国・地域に生産・販売拠点を構え、企業理念においてもグローバルを掲げています。

近年は国内事業が伸び悩む中で、欧米などに研究拠点を新設するなど、現地に合わせた製品開発力を強化しています。例えば、2034年度までに海外生産比率を現在の3割から5割に引き上げる計画です。

また、部署によっては海外派遣のチャンスも多い他、国内勤務でも海外の拠点や顧客とのやりとりは多いです。そのため、海外志向の人も他社と比べながら前向きに検討することをおすすめします

クボタ企業HP:https://www.kubota.co.jp

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. クボタの採用情報

食料・水・環境分野における大手メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、クボタの採用情報についてお伝えします。

クボタ 採用情報

クボタの採用職種

現在、クボタの採用HPでは以下の通り、様々な職種で中途の募集があります。

主な職種 募集職種
開発・評価 機械設計、実験評価、電子制御開発、電気設計など
テクニカル職 自動車整備士、電気保全業など
サービスエンジニア 農業機械の技術指導など
研究 排ガス管理技術者など
製造・生産技術 建設機械の生産技術など
営業 トラクタ海外営業など
調達・原価 サービス部品の調達・納入管理・出荷調整など
品質保証 油圧機器の品質保証など
エンジニアリング・施工管理 研究開発設備・建屋のエンジニアリング 、建設技術職など
IT 社内システムエンジニア、海外向けITシステム導入推進など

上のように中途採用にも積極的なので、その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあります

そのため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

ちなみに、採用HPに希望の職種がない場合などは、「キャリア登録」しておけば条件に合う職種が出た時に連絡をもらうことができます。

平均年収

転職時の平均年収 : 550〜700万円

社員の平均年収 : 792万円(平均年齢40.5歳)

会社四季報より

クボタの平均年収は792万円と以下の通り、同業の中ではトップクラスと言えます。

社名 年収 平均年齢
豊田自動織機 795万円 39.9歳
クボタ 792万円 40.5歳
コマツ 739万円 39.3歳
日立建機 640万円 38.0歳

また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。

労働環境

平均残業時間 月:35〜40時間

クボタの平均残業時間は【35~40時間程度】で、同業のコマツなどと比較して同程度と言えます。

近年は有給消化100%を目指しているため有給は取りやすいですが、ワークライフバランスの取りやすさは部署や上司によっても大きく変わる印象でした。

残業時間は研究職、営業、管理部門(人事、経理等)など職種によっても大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

中途採用メッセージ

クボタ 中途採用 メッセージ

クボタの中途採用ページでは、『この地球の豊かさのために。世界を変える。未来を拓く。』とメッセージしています。

また、新卒向けには求める人物像として以下を挙げています。

  • 自らの成長を求めてチャレンジし続ける人材
  • 誠実さと粘り強さを兼ね備えた人材
  • 多様性を受け入れ、チームワークを尊重する人材

上のように「チャレンジ精神、粘り強さ、チームワーク」などが採用のキーワードとなっています。

そのため、中途採用においてもこれらのキーワードを踏まえて、前職までの経験からしっかりアピールすることが重要です。さらに、事業を通じて社会貢献するという「企業理念」への共感についても、あなた自身の言葉でしっかりアピールできるとなお良いでしょう。

※クボタの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. クボタの求人情報

クボタへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、クボタの求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職サイト『doda』『JACリクルートメント』『リクルートエージェント』『パソナキャリア』で検索すると、幅広い職種で求人が多数ありましたのでこの後すぐ紹介します。

ちなみに、おすすめの転職サイトによって募集職種が一部異なるため、もし転職を検討する際は一通り登録して情報収集することをおすすめします。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

より高いポジションであればあるほど、転職サイトの公開求人で募集されることは稀です。

さらに、クボタの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

「開発・評価」については様々な分野で中途の求人あり

クボタ 求人

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

doda』『JACリクルートメント』『リクルートエージェント』で検索すると、上記はほんの一例ですが、開発・評価では中途の募集が多数ありました。

産業用・農業用機械を幅広く扱っているため、例えば「農業機械の電子制御開発」「エンジン設計・実験評価」「小型建機の機械設計・実験評価」など様々な募集があります。

基本的に「応募職種の経験」が必要条件で、年収は450〜950万円までかなり幅があるため、経験やスキルに自信のある人は給与アップでの転職も十分可能と言えます。

「製造・生産技術」で多数の中途の求人あり

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

doda』『JACリクルートメント』で検索すると、「製造・生産技術」では様々な職種で中途の募集があります。

例えば「新工場での生産ラインの立ち上げ」「既存設備の追加投資の企画」「国内外の生産工場への技術支援」など、様々な職種があるため、経験やスキルに合った職種が見つかる可能性も十分あります

必要条件は応募職種の経験ですが、中にはビジネスで通用する中級程度の英語力も求めらえるケースもあります。(年収は500〜950万円程度)

4-3. 研究開発設備や技術指導など、「エンジニア・サービスエンジニア」でも多数の中途の求人あり

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

doda』『JACリクルートメント』で検索すると、上記はほんの一例ですが、「研究開発設備のエンジニア」や「技術指導を行うサービス・エンジニア」など様々なエンジニア職で中途の募集があります。

例えば「研究開発設備のエンジニア」は研究用の建屋・設備などの設置や保全が主な業務です。仕様や工程からゼネコンなどとの折衝まで全般を担当するやりがいのあるポジションです(年収450〜850万円)

また、サービスエンジニアは国内外の販売会社のサービススタッフ向けに農業機械などの技術指導を担当します。顧客サービス向上を担う重要な仕事で、必要条件は「エンジニア経験(業界不問)、英語力(中級程度)」です。(年収500〜850万円)

4-4. 新製品開発に関する「調達・原価」の中途の募集あり

クボタ 採用情報

JACリクルートメント』で検索すると、「新製品の原価企画」の職種で中途の募集があります。

新製品開発の責任者としての募集で、主に設計、調達、製造、営業などの関係部署の調整役として原価提言に向けてリードしていく役目を担います。新製品の売れ行きを左右する重要な仕事です。

年収は500〜900万円で、必要条件は「メーカーでの原価提言活動の経験、英語力(TOEIC500点以上)」なので、条件の合う人はぜひ検討してみても良いでしょう。

4-5.「品質保証」は国内はもちろんグローバルなポジションでも中途の求人あり

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

doda』『JACリクルートメント』で検索すると、品質保証は他の職種と比べて募集は少ないですが、「油圧機器の品質保証」「グローバル標準企画推進」の中途の募集があります。

「油圧機器の品質保証」は建機などの油圧機器に関して、クレーム対応や新製品の品質確保などを担当します。必要条件は「同職種での経験」、TOEIC600点」なので、これまでの経験やスキルを活かしたい人におすすめします。(給与450〜850万円)

また、「グローバル標準企画推進」は機械事業の品質保証に関して、グローバルベースでの統括」・調整などを担うやりがいのある募集です。700〜950万円と高給が期待でき、「企画推進の経験(経営企画、事業推進、商品企画など)」が必要条件です。

4-6.「営業、企画・管理」は国内はもちろん、海外メインの職種でも中途の募集あり

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

JACリクルートメント』『doda』で検索すると、「トラクターの海外営業」や「コールセンターの管理」などの中途の募集があります。

「トラクターの海外営業」は販売計画の策定、マーケティング、海外ディーラー網の整備など営業全般を担い、海外営業の経験や語学力を活かせるやりがいのあるポジションです。欧州や北米はもちろん、中南米担当の募集もあり、年収は500〜950万円と経験に自信のある人は給与アップも十分狙えると言えます。

また、「コールセンターの管理」は農機カスタマーサポートのリーダー候補として、顧客からの問合せ対応やコールセンターのサービス向上への管理業務も担当します。「コールセンターでのスーパーバイザー経験など」が必須で、前職までの経験を活かしたい人に向いていると言えます。(年収450〜850万円)

4-7.「IT」は国内外のビジネス向けに様々な職種で多数の求人あり

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

クボタ 採用情報

doda』『JACリクルートメント』『リクルートエージェント』で検索すると、上記はほんの一例ですが、IT関連の様々な職種で多数の募集があります。

例えば、IT戦略企画、海外向けIT導入推進、社内SE、故障診断ツール開発など様々な求人があり、応募条件は「応募職種での経験」の他に、海外向けなどの場合は「英語力(TOEIC500点程度)」です。

IT関連は求人件数も多く、年収は450〜850万円なので前職までの経験などを活かして高給での転職も狙えるため、まずは条件に合う求人の有無をチェックしてみることをおすすめします。

5. クボタに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、クボタの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

クボタに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

クボタ レーダーチャート

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与は年功序列で、年収に満足している人が多数
  • 年収は同業の中で高めという声も目立つ
  • 福利厚生は一般の大企業並みに完備
仕事のやりがい・成長
  • やりがいや仕事を通じた成長を実感している人も目立つ
  • 仕事の進め方などは担当者に一定の裁量があり、やりがいを実感しやすい
人間関係・社員の雰囲気
  • 年功序列の風土で、良くも悪くも古い体質という声も目立つ
  • 長時間残業している人ほど頑張っていると評価されやすいという声も
その他
  • 女性も海外赴任のチャンスはあり、男女関係なく活躍できる環境
  • 産休育休から復職して長く続ける女性も多い

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は年功序列で同業の中で高めという声も目立ち、年収に満足しているという人が多数でした。

年収は30歳で600万円前後が目安で、30代後半から管理職に昇進すると給与がグンっと伸びるという声も目立ち、メーカーでありながら年収1000万円に届く人も珍しくない印象です。

また、福利厚生は一般の大企業並に完備されており、住宅手当や家族手当に加えて、財形貯蓄や大手福利厚生会社の様々なプラン(宿泊費・レジャー費の割引など)もあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

食料・水・環境という注目度の高い分野で幅広い経験を積むことができたと、やりがいや仕事を通じた成長を実感している人も多数でした。

事業領域がかなり広いため、知識は浅く広くなりがちという声もありますが、仕事の進め方は担当者に一定の裁量が与えられておりやりがいは実感しやすいと言えます。

ちなみに、「中途採用者が活躍している」という声も多いため、新卒・中途関係なく上司や同僚からサポートも得られやすい印象でした。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

100年以上の歴史があり昇進は年功序列、上下関係に厳しい体育会系の傾向があるなど、良くも悪くも古い体質という声も目立ちました

「長時間残業するほど頑張っていると評価されやすい」という声も目立つ他、頑張って業務を早く終わらせるほど追加業務を振られやすいという声もあるため、社風に合う合わないが分かれやすい印象でした。

ちなみに、現場主義なので営業はもちろん研究職でも出張などは多い傾向があり、体力勝負という声もあります。

※クボタを志望する人におすすめな他の企業は?

クボタが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社小松製作所
  • 株式会社豊田自動織機
  • 株式会社島津製作所
  • ダイキン工業株式会社
  • オムロン株式会社

6. クボタへの転職を成功に導くたった1つのコツ

クボタに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

クボタへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、クボタの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. クボタ転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

クボタへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

クボタ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • クボタに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • クボタ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント 全員必須◎ 業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。
doda 全員必須◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
マイナビエージェント 20,30代なら◎ 業界最大手で親身なサポートから満足度が高い
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
リクルートダイレクトスカウト 外資・技術系は◎ ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

 

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

 

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

 

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

 

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

 

 

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

 

 

 

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7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

dodaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

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7-3. マイナビエージェント|都心で人気

 

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

 

※マイナビのプロモーションを含みます。

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7-4. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

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現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

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7-5. リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人No.1

リクルートダイレクトスカウト トップ画面

 

リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです

 

ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。

 

レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。

 

また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます

 

レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。

 

 

8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

9【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

さいごに

クボタでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

クボタへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るクボタ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

クボタ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。