「中途採用で、あずさ監査法人に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、あずさ監査法人への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、あずさ監査法人への転職についてご紹介します。
- まとめ|あずさ監査法人の特徴と転職のポイント
- あずさ監査法人の企業情報
- あずさ監査法人の採用情報
- あずさ監査法人の求人情報
- あずさ監査法人に関する口コミまとめ
- あずさ監査法人への転職を成功に導くたった1つのコツ
- あずさ監査法人転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがあずさ監査法人へ転職すべきか判断できるとともに、あずさ監査法人への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|あずさ監査法人の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「あずさ監査法人に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
あずさ監査法人の特徴
- 日本の大手監査法人で、4大国際監査法人の1つであるKPMGグループの一員
- 外資系のイメージもあるが、実際は日本的な横並びの風土という声もある
- 平均年収は772万円(口コミベース)と同業大手と比べると同程度で、満足している人も多数
- 近年は残業削減も推進中で、年収が下がったという声も目立つなど、職場の士気は低め
- 残業は月平均35~45時間だが、近年は減少傾向にある他、労働環境は部署によっても大きく異なる
- 男女関係なく活躍できる環境で、産休育休・時短勤務はとりやすく復職して長く続ける女性も多い
あずさ監査法人への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「監査、アドバイザリー業務」など、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. あずさ監査法人の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都新宿区津久戸町1丁目2 あずさセンタービル |
代表者 | 理事長 酒井弘行 |
設立 | 2003年2月 |
資本金 | 30億円 |
売上 | 959億5200万円(2017年6月期) |
従業員 | 6,182名(2018年6月) |
事業内容 | 会計監査、コンサルティングなど |
2-1. 事業内容
あずさ監査法人は日本を代表する監査法人の1つで、4大国際監査法人とも称されるKPMGインターナショナルのメンバーファームです。
(※KPMGは監査・税務・アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナル集団で、個々のメンバーファームを通じてサービスを提供しています。)
監査や保証業務はもちろん、各種アドバイザリー業務(IFRS、会計、IT関連、企業成長支援など)も提供しています。
ちなみに、日本においてはKPMGジャパングループとして、あずさ監査法人を含む以下のグループ会社を通じて監査・税務・アドバイザリー業務を展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
あずさ監査法人は、『監査や会計サービスを通じて情報の信頼性を確立するとともに、持続的成長に向けた企業や社会の変革を支援していきたい』とメッセージしています。
また、KPMGがグローバルベースで共有している経営理念は “Inspire Confidence, Empower Change”(社会に信頼を、変革に力を)で、以下の通り、顧客が自ら行動し変革する力を支援すると共に、自らも変革を続け「選ばれる組織」であり続けることを目指しています。
また、常に選ばれ続ける存在であるために、KPMGグループとして以下3つを基本戦略として事業を推進しています。
基本戦略 | 主なポイント |
確固たる品質の確保 (Quality) |
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総合力の発揮 (Cube) |
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プロフェッショナルの育成 (Career) |
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2-3. グローバル展開
あずさ監査法人が所属するKPMGグループは、スイスを拠点として154の国・地域にメンバーファームを擁し、従業員は約20万人にものぼり、業界トップクラスのグローバルネットワークを持っています。
あずさ監査法人も海外のグローバルファームとの連携はもちろん、顧客の中には日系・外資系のグローバル企業も多数含まれるため、多くのポジションでビジネスレベルの英語も必要とされています。
また、グローバル人材の育成に注力している他、KPMGのネットワークも活かした海外研修プログラム・研修機関への派遣制度もあります。
そのため、海外志向の人も、他社と比較しながら前向きに検討しても良いでしょう。
あずさ監査法人企業HP:https://home.kpmg.com/azsa.html
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. あずさ監査法人の採用情報
業界大手の監査法人なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、あずさ監査法人の採用情報についてお伝えします。
3-1. あずさ監査法人の採用職種
現在、あずさ監査法人の中途採用ページでは、以下の通り様々な職種で募集があります。
事務所 | 募集中の職種 |
東京 |
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名古屋 |
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大阪 |
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その他 |
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(なお、採用HPではコーポレート職の中途の募集は見当たりませんでした。)
上のように、様々な求人がありますが、その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあります。
そのため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 650~800万円
社員の平均年収 : 772万円(平均年齢33.8歳)/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
あずさ監査法人の平均年収は772万円(口コミベース)で、大手監査法人と比べてほぼ同程度と言えます。
また、残業代はしっかり支給されますが、近年残業は事前申告制になったため、長時間残業はしづらくなったという声もあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:35~45時間
あずさ監査法人の平均残業時間は【35~45時間程度】で、同業の監査法人トーマツなどと比べて残業は少なめと言えます。
近年は、働き方改革によって残業は削減傾向にあり、例えば通常期は残業が月65時間を超えないようにチェックされている他、土日祝日は社内システムにアクセスできないようになっているようです。
一方で、業務量自体はほとんど変わらないため負担は大きくなっているという声もあります。
部署によっても労働環境は大きくことなるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けに、『多様な経験を有する皆さまの参画こそが、我々の存在意義 “社会に信頼を、変革に力を” を実現する核となることを確信しております』とメッセージしています。
また、あずさ監査法人の社風を理解するにあたっては、以下の通り、KPMGグループが大切にしている価値観も参考になるでしょう。
中途採用においては、企業ミッションに共感できることを前提に、社会や企業に信頼されるために欠かせない高い専門性と、誠実で高いマインドを兼ね備えた人材であることを、前職までの経験なども交えてしっかりアピールすることも意識するのも良いでしょう。
※あずさ監査法人の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. あずさ監査法人の求人情報
あずさ監査法人への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、あずさ監査法人の求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職サイト『doda』を使って調べると、東京、大阪、名古屋など各拠点で様々な中途の募集がありました。
また、中途採用ページでは募集が見当たらなかったコーポレート職もいくつかありましたので、併せてこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、あずさ監査法人の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 東京では「会計監査、アドバイザリー業務(内部監査、リスク計測手法など)」などの中途の求人あり
『doda』では、東京勤務では上記はほんの一例ですが、「会計監査、アドバイザリー業務(内部監査、リスク計測手法など)」など様々な職種で中途の募集がありました。
いずれの職種も日系・外資系の一流企業を担当する可能性もあるやりがいのあるポジションで、職種によっては英語(上級・中級レベル)が必須条件のこともあります。
アドバイザリー業務に関しては、内部監査やリスク計測手法の他にも、「データ分析・組織文化・FinTech活用」など様々な分野で募集があるため、前職を活かして活躍したい人は一度検討してみることをおすすめします。
ちなみに、年収は500万円以上で、例えば会計監査のように5名以上募集している求人もあります。
4-2. 名古屋では「IT監査、ビジネス/ITアドバイザリー」などの中途の求人あり
『doda』では、名古屋勤務では「IT監査、ビジネス/ITアドバイザリー」の中途の募集がありました。
「IT監査」は業績拡大に伴う募集で、会計監査の一環としてIT監査を担当します。必須要件は「基幹業務システムの設計・構築経験」で、IT監査が未経験でも応募できるため、異業種からチャレンジしたい人にもおすすめします。入社後はeラーニングやOJTなど研修も充実しているため安心です。(年収400~550万円)
また、「ビジネス/ITアドバイザリー」は会計領域において、生産性向上、サプライチェーンの適正化、IT資産の有効活用などを通じてビジネス価値向上を担う重要なポジションです。必須要件は「経理・財務の実務経験など」で、年収は880~1,040万円と同社の平均年収と比べても好条件なので、条件に合う人は検討してみても良いでしょう。
4-3. 大阪では「会計監査、システム監査、経営管理コンサルタント」などの中途の求人あり
『doda』では、大阪勤務は上記はほんの一例ですが、「会計監査、システム監査、経営管理コンサルタント」など様々な中途の募集がありました。
会計やシステムなどの監査業務に関しては、大阪を拠点とする一流企業を担当する可能性もあるやりがいのある募集です。会計士の資格や前職までの経験を活かして活躍したい人におすすめします。(年収は400~700万円程度)
コンサルタント職も経営、IT、人材など様々な分野で求人がありますが、経営管理コンサルタントのように未経験者歓迎のものもあるため、異業種からの転職を検討している人も一度チェックしてみることをおすすめします。(年収は400~600万円程度)
4-4. その他の拠点でも「会計監査」などの中途の求人あり
『doda』では、横浜、新潟、広島など各地の拠点でも会計監査業務を中心に中途の募集がありました。
いずれも前職も活かして活躍できるポジションなので、UターンやIターンなど地方で働きたい人にもおすすめします。
必須要件は「公認会計士資格(試験合格者含む)」ですが、シニアスタッフクラスの募集の場合は「大手・中堅監査法人での監査経験3年~5年」も必要です。
年収は450~600万円で、条件に合う人はぜひ一度検討してみることをおすすめします。
4-5. コーポレート職では「グローバル財務マネジメント、社内システムエンジニア、人事スタッフ」などの中途の募集もあり
『doda』では、コーポレート職でも「グローバル財務マネジメント、社内システムエンジニア、人事スタッフ」など様々な中途の募集があります。
グローバル財務マネジメントなど、KPMGグループの一員としてグローバルな環境を実感して働けるポジションもあります。
基本的に「応募職種の経験」が必須要件で、年収はポジションによって様々で、スタッフ職(人事など)で450万円前後、マネージャークラスで800万円以上です。
ちなみに、その他にもデータサイエンティストなど様々な求人があるため、コーポレート職に興味がある人は一度検討してみると良いでしょう。
5. あずさ監査法人に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、あずさ監査法人の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
あずさ監査法人に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列的で、役職によって給与が決まり、年収に満足している人も多いです。
年収はスタッフ600万円、シニアスタッフ800万円、マネージャー1000万円、パートナー1800万円が目安です。近年は人事制度の変更などにより、マネージャーに上がるのが難しくなったという声もあります。
残業時間によって年収は大きく左右されますが、残業は事前申告制になったこともあり、以前のように自由に残業するのは難しくなったという声も目立ちます。(年収が下がったという声も目立ちます)
また、福利厚生は住宅手当などはありませんが、一般の大企業並に完備されており、財形貯蓄、カフェテリアプラン(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
自身の関わったプロジェクトを完遂した時にはやりがいや達成感を実感するという声も目立ちます。
また、優秀な社員も多いという声も目立つ他、いずれの職種も高い専門性が求められるため、自己成長を実感している人も多数です。
ちなみに、例えば以前より残業代が減ったことや、近年の規制強化により過度な文書化傾向などにより、近年は職場の士気が低めという声もあります。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
もともと国内の会計事務所が合併を繰り返して大きくなった会社ということもあり、「日本的な横並びの文化」「全体として温厚な人も多い」という声もあります。
部署によって雰囲気は大きく異なるという声もあり、銀行系は「上下関係に厳しい体育会系」、証券系は「フラットで若手のうちから発言を求められる雰囲気」、保険系は「おとなしい人が目立ち、残業時間も他と比べて少なめ」という声もあります。
その他には、役職のヒエラルキーは絶対的で、上のポジションの人に意見したり拒むのは非常に難しいという声もあります。
ちなみに、公認会計士試験に合格するタイミングで入社する場合は、社会人経験があっても新卒扱いなので、年下の先輩に敬語を使い従っていく必要があります。
※あずさ監査法人を志望する人におすすめな他の企業は?
あずさ監査法人が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 有限責任監査法人トーマツ
- PwCあらた有限責任監査法人
- EY新日本有限責任監査法人
- KPMGコンサルティング合同会社
- KPMG税理士法人
6. あずさ監査法人への転職を成功に導くたった1つのコツ
あずさ監査法人に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
あずさ監査法人への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、あずさ監査法人の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. あずさ監査法人転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
あずさ監査法人への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
あずさ監査法人志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- あずさ監査法人に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- あずさ監査法人以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
あずさ監査法人へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
あずさ監査法人での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
あずさ監査法人への転職は年収・自己成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはあずさ監査法人の社風や求める人物像を理解する・あずさ監査法人転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
あずさ監査法人転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。